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2004年12月 アーカイブ

2004年12月07日

地上デジタル放送開始

ハイビジョンいよいよ鳥取でも地上デジタル放送が始まる動きが出てきた。
スケジュールは2006年10月だからまだまだだが、とりあえずスケジュールだけは決まった。
とはいっても100%カバーするわけでもないようだ。

山間部の多い土地柄だけにアンテナだけでカバーするのはかなり無理があるかもしれない。
しかもUHF 電波を使うため直進性も強い。
デジタルということで弱い電波でもけっこう受けられるしゴーストも皆無ということでかなり期待もできるのだがはたして我が家で見られるのはいつのことになるのか。
放送が始まるまでには現状の機材もかなり更新されていることになるかもしれない。

地方局でのHD製作は期待薄にしてもキー局制作のHD番組をちゃんとHDのまま放送してくれるのか?
しなけりゃデジタル化の意味はないはずだが・・・
CATVのデジタル化もまだはっきり発表がない。
専用チューナーや有料化だけは避けて頂きたいものだ。

2004年12月16日

VHS

ハイビジョンまったく時代遅れなものになってしまったのだろうか。
今持っているS-VHSのデッキはそこそこ高級機種だが古くなって巻き戻しをしてテープが頭まで来ると電源が切れてしまう。
それで再生画像もモニターでカタカタ揺れるのでそろそろ買い替えかと新しいD-VHSを購入した。

早速録画して見てみると同じようにカタカタ動いている。
なんと!どうもVHSそのものが同期が安定していないのでデジタルテレビに送り込むと安定した再生が出来ないようだ。
液晶テレビとプラズマテレビで見たが同じ現象だ。

そこで、一度DVデッキをスルーして見てみたら安定していた。
要するにVHSのデッキ自体では安定した画像を送り出していないようだ。
DVデッキを通すことでTBC効果が得られるため安定するようだ。
VHSがこんなにもいい加減なものだとはアナログテレビで使っていた時代には気が付かなかった。

アナログテレビは許容量が広いのだ。
うちのエリアでは地上波NHKの電波状態があまり良くないのだがデジタルテレビで見るとその悪い画像が強調されているようだ。

2004年12月18日

テレビCM

テレビCMと使われるテープCMの素材はテレビ局毎にテープで一本ずつ納品する。
テレビ局では昔は放送する本数だけコピーなりしていたようだが近年はCMバンクなどというサーバーに一回コピーをしておくだけで後はコンピュータの指示通り送出するようだ。
なので納品したテープはコピーされた後不要になる。

ビデオテープは実際何度も使えるのだが何度か録画再生を繰り返していると画質も劣化していく。

CMのように秒単価の高い素材にそのようなけちなことを言ってトラブルを起こすわけにはいかないのでそのたびに新テープを出すことになる。
わずか15秒の素材だが最短のテープで5分である。VHSなんかよりはるかに値段が高い。

しかし今の時代、15秒くらいならネットでやり取りしてもよさそうな気もする。
光ファイバーなら1分程度で送れるかも。
実際にはもっとかかるのだがデータの場合アナログテープのようなトラブルがほとんどないし低コストでエコロジーだ。

そんな時代ももうすぐ、そこに来ているに違いない。

2004年12月19日

HDカメラ

地上波デジタルにHDカメラ山陰の放送局も地上波デジタル放送に対応するためHDカメラを導入し始めている。
HDのオンエアーを考えると編集システム、CGや送出、CMバンクなどかなりの機材を更新しなければならない。

放送方式もキー局が先駆けて放送しているためトラブルは少ないだろうが、未だSD放送しかしていないのにレターボックスで放送するのはどうかと思う。

CMはフリップ制作だとHDカメラで撮影すれば出来るがムービーとなるとCMプロダクションがHDのテープデッキを導入するわけにもいかず、局側でDVDデータで入稿できるよう対応してもらいたいと希望する。

もっとも全国的に見てもHDのCM制作は少なく、ローカルCMが HD化されるのはまだまだ先のことになるだろう。
とはいえ、2011年にはSD放送は廃止されるわけだから4:3のテレビもほぼなくなりほとんどの家庭では16:9のワイド画面を見ることになるだろう。
どの段階でHDになるのか見極めが難しい。

2004年12月20日

ハイビジョン制作

地上波デジタルにHDカメラハイビジョンのCM制作をするとなると現在のシステムに対して何を追加しなくてはならないかと考えてみる。
ハイビジョンの解像度は1920×1080ピクセルだが現在一般的に売られているハイビジョンテレビは1280×720ピクセルのものだ。
だからCGというどもまじめに1920×1080で作る必要はない。
レンダリング時間やハードディスクの容量が6倍にも増えてしまうのだ。

その点、1280だと2.6倍で済んでしまう。
収録時にスケール変換すればオンエアーされた画像に違いはほぼ見られないはずだ。
しかも1280だとPCのSXGAモニターで表示できる解像度なのだ。
最近ではハイビジョン信号を出力できるビデオボードがかなり安く手に入るようになったのでプレビューもできる。
もちろんハイビジョン信号になればPDPもプロジェクターもHD対応になっているので問題ない。

問題は局納品である。
現在のSD放送の場合基本的にテープ納品しか出来ないが地上デジタル放送のハイビジョンになった場合局でもHD ノンリニアを導入するだろうし、データでの納品が出来るのではないかと想像する。
非圧縮のHDデジタルデータとなると約4GBなもなる。SDは650MB だからCD-Rにぎりぎり入るがHDになるとやはりDVD-Rということになる。
DVD-Rは4.7GBだから音声データを入れてもなんとかおつりが来る。
というわけでもしDVD-R納品が出来るなら新たな設備投資なしで出来るというわけだ。
もしテープでないと受け付けないとなるとHD対応のポストプロダクションに出すことになるがけっこう高く付く。

もちろん自前で収録しようとすると軽く1000万は超えてしまう。
民生機のHDVに対応してくれると設備は一桁安くなるのだが。

2004年12月21日

バッテリー

地上波デジタルにHDカメラニッケル水素、リチウムイオンと進化はしているバッテリーだがあまり使っていないとやはりもちが悪い。 やっと最近sonyから放電機能を持ったニッケル水素向け充電器が出た。 ニッケル水素はちょびちょび使っているとメモリー効果で使用時間が短くなってくるのだが放電する方法がなかった。 もしビデオカメラを付けっぱなしにして放電してもその後にまた充電しなくてはならない。 リチウムはメモリー効果がないといわれているがやはり一年も使わず放って置くと充電してもほとんど使えなくなっている。 リチウムイオンバッテリーは1万以上する物もあるので馬鹿にならない。 最近話題になっている燃料電池。これが実用化されると非常に便利だ。充電しなくてもメタノールを小瓶で持ち歩くだけですむのだ。 とにかくコストが安い。 ビデオカメラや携帯映像機器、ノートパソコンにはぜひ早く実用化してもらいたいものだ。 そのうちおならのメタンガスで発電するようなシステムも出てくるかも? 燃料は焼き芋(笑)

2004年12月22日

トーンカーブ

トーンカーブ実写映像をプリントやモニターに出すとき素材のままで綺麗に出ればいいのだが、たいがいは調整してやることになる。
黒が真っ黒でなかったり白が真っ白でなかったり。
また、撮影時点でうまくバランスが取れなかったものを補正することもある。

このようなカラーバランスの調整はフォトショップのような画像処理ソフトではずいぶん昔からあった。
映像系ではアフターイフェクトなどにも備わっている。
ところがリアルタイム系のビデオ編集機には処理が重過ぎるのか開発陣にそのような意識がないのか最近までそのような機能は存在しなかった。
せいぜいRGBのレベル調整、高級機でハイ、ミッド、ローを別々に調整できるものがあった。
しかしそれでさえトーンカーブで調整できるような微妙な調整は不可能なのだ。

映像業界はこのあたりアバウトであったとしか思えない。
ここにきて、ハイビジョンカメラとフィルムカメラが性能的に近いということでビデオカメラの延長にあるHDカメラで撮影された映像をいかにフィルムのように見せるか、メーカーも本気で考えるようになってきた。

最初はガンマカーブの調整とプログレッシブ記録、フレームレートを24にすることでなんとか近づけようとしていた。
かなり近づいたのだが何かが違う。
やはりガンマカーブだけでは微妙なトーンを作り出すことは出来るわけもなくトーンカーブを自由にコントロールする方向にあるようだ。
さらにCCDの能力を最大限発揮できるようヘッド部分のアナログ信号を14bit処理しその時点で作り出すカーブで処理をするという方向になってきた。
これは現状のVTRが10bitでリニア記録になっているため後処理ではダイナミックレンジに限界があるためである。

そのほかにもビデオカメラでは解像度を擬似的に上げるためエンハンスをかけている。
NTSCではカメラでけっこうエンハンスを掛け、テレビ側で再度エンハンスを掛けないとしゃきっと見えないという原理的な理由があったのだが、HDになってもその癖が消えてなかった。

一方、フィルムというのはまったくエンハンスはかからないのてビデオに比べるとぼやっと見えるのだが微妙なレンズによるボケも表現されるので遠近感が自然に見える。
つまりエンハンスを掛けるとわずかにフォーカスの外れた部分までシャープにフォーカスが来ているように見えてしまうのだ。
しかもHDのCCDはフィルムより小さく、感度も高いため被写界深度がかなり深いため望遠にしない限りパンフォーカスのような絵が撮れてしまうという弊害もある。

映画のように被写体を浮き出すため背景をぼかそうとするとHDカメラでは望遠にしなくてはならないのだ。
こういった背景もあり最近ではハイビジョンカメラが積極的にフィルムトーンを再現できるような仕掛けをメーカーが開発し始めた。

2004年12月29日

高画質化計画

圧縮方法SD編集といえども非圧縮となると設備にそこそこ費用がかかる。
DVであれば民生機レベルで揃えられる。ところがじっさいに微妙なレベルで比較するとDV も画質が違うのだ。

一般的なPCで使われているマイクロソフトのコーデックはけっこう画質的に問題がある。
比較するものがなければこんなものかとすんでしまうがとりあえず非圧縮と比較すると圧縮比1/5では済まない劣化が目立ってしまう。
というわけでカノープスの独自コーデックを導入した。
やはりというかかなり画質に差があったのは簡単に判明できた。
とはいえ、非圧縮に対し1/5であり、4:1:1であるという物理的な条件は変えることは出来ない。
ただ、一般家庭のテレビで見る限りその差はプロでないと判別できないレベルではある。

それを考えるとRGBや4:2:2 10bitなどに高額な設備を投入するのはどうかと考えてしまう。
これから設備投資するならHDだろう。
ただ、HDにしても数億も掛けるようなものかと疑問も残るのだが・・・
先行者利益が出るようなフォーマットではなくなったような?

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