大型家電販売店に行くとプラズマや液晶の大型フラットパネルディスプレイがずらっと並んでいる。
それらにはBSデジタルのハイビジョン放送が映し出され画質を競っている。
各社の画面を見ていてどうも気になることがある。白飛びである。
どのディスプレイも白飛びをしているのだ。
メーカーによってつぶれ方は微妙に違うがスタジオ映像はすべてつぶれている。
映画やドラマなどは100%を越える部分はほとんどないからつぶれることはないのだが。
何が原因かまだ良くはわからないが一つの原因としてビデオカメラ自体が明暗をリニアーに表現しようとするためハイライト部分を犠牲にしているという見方がある。
しかし最近のカメラはデジタル処理によってハイライトを圧縮してダイナミックレンジ600%以上とっているものがほとんどだ。
だとすると撮影時点では波形モニターとブラウン管モニターでチェックしているのが原因かもしれない。
ブラウン管モニターはどうも民生のデジタルフラットテレビよりダイナミックレンジが広いのではないかと想像する。
要するに制作時点で白飛びは起こしていないのではないかと考えられる。
オンエアーされるときにクリップされる可能性もある。
BSデジタル放送はmpeg2圧縮しているのでその際にクリップしているかもしれない。
CS放送では初期かなりの頻度で90%以上くらいの明るさがクリップされていたのだ。
あるいは民生用デジタルテレビかチューナー側が原因なのかもしれない。
このような状況がまだ改善されていないというのはデジタルテレビ製作者があまり自分たちの作った放送をエアーチェックしていないためではないたろうか。
案外業界人というのは自宅では安いテレビしか置いなかったりする。
早く気がついてもらわないとせっかくの高画質フォーマットがもったいない。
と思うのは私だけだろうか?