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2005年06月 アーカイブ

2005年06月10日

新メディア

新しいメディア地上波デジタルを始め、モバイル放送、デジタルラジオなど新しいメディアがスタートしてきた。すでにあるCS、BS、CATV、WEB、無線LAN・・・選択肢は多いがすべて生き残るわけではない。そこそこ高い端末を購入しても何年後かになくなる可能性も充分ある。今あるアナログテレビもあと6年ほどで使えなくなる。最近のテレビは10年くらいではへこたれないから最近買った人は悔やむことだろう。

かといって今電気屋に置いてあるテレビがすべてデジタルチューナー内蔵ではないのだ。CSデジタルが今のスカパーになる前、アナログCS時代から衛星放送を見ていた。周波数帯が変わったり衛星の向きが変わったり運営会社が変わったりとかなり変化していった。そのためチューナーも数台買わされた。

BSデジタルや地上デジタルもまだチューナーの性能自体は進化途中のようでいろいろ不具合を感じる。ま、アナログ放送に比べれば便利には違いないのだがこの価格でこの性能?と思わせるくらいのものに感じる。こういった進化を楽しんでいる私はいいのだが一般の人は振り回されていい迷惑だろう。ハイビジョンDVDはどうなるんだろう?

2005年06月21日

アフターイフェクト

After EffectCMの編集はこのアフターイフェクトでやっている。初期のバージョンに比べるとかなり使いやすくなっている。これだけ普及していて頻繁にバージョンアップしているにもかかわらず使いづらい部分もしつこく残っている。特に気になるのはカーブ編集と縁取り機能。画像を二次元的に動すのにベジェが使われているのだがこれはまあまあ使えなくない。

これに対する線速度、スケールアニメーションに対するカーブ編集が単純に数値カーブを直接ベジェでコントロールできればいいのになぜか加速度グラフをベースにコントロールされていてほとんど思ったようなコントロールをするのが難しい。

僕が知らないだけかも・・・ただ今までいろいろなアニメーションソフトを使ってきたがこれほど不自然なカーブ編集は見たことがない。それと文字に対する縁取り機能がないのが不便だ。プレミアなどスーパーを入れて編集するソフトという位置づけではないということかもしれないが、文字スーパー以外でも縁取りはよく使うのだ。いちいちフォトショップで縁取りしてから持ってくるのは不便だ。といってるうちにもすでに新しいバージョンは出ているわけで新しいものを入れれば解決しているかもしれない・・・

HDV編集

HDV編集コスト的には一昔前の非圧縮SD編集システム並みになってきた。むしろそれより安い。しかしHDVは1080で、圧縮率も高い。特殊効果を中心とする我々の業界でどれだけ通用するのか難しい。画素数も相当多いためCPU、ディスク容量、アクセス速度などもそれなりに高速のものが要求される。

結局実用レベルのシステムにしようとすれば数百万はかかってしまうようだ。ただ、CMの場合短い尺なので最低限のシステムでやれなくもないがCMに限定するとHDニーズはまだ5年以上先のことになりそうだ。つまり現状のシステムはそのとき陳腐化しているのである。それでは一方のSD非圧縮システムは一昔前より相当安くなっていると思いきや、HDVより高い有様。

つまりSD非圧縮は取り残されてしまったのだ。進化できず、ニーズもないまま。D-1VTRはどこへやら。デジタルベーカムも単独機能としては成り立たずマルチVTRの一機能と化してしまった。それほどに今は中途半端な時期である。であればやはりコストパフォーマンスのいいDVで凌ぐのが賢いやり方なのか?高画質追求とのジレンマである。

2005年06月22日

トランスコーダ

トランスコーダ映像信号にはコンポジットとコンポーネントががあるが現状の地上波アナログ放送がなくなるとコンポジット信号は消滅する可能性がある。デジタル放送はコンポーネントだからだ。ところでこのコンポーネントだが細かく分けるといろいろある。基本はRGBでベーカムなど色信号を減らした色差コンポーネント (Y/R-Y/B-Y)がケーブル3本で電送される。

デジタルの場合は1本済む。そして民生で使われるS(輝度と色成分の2本)、D3、D4などのハイビジョン対応コンポーネントがある。映像信号の周波数によっても細分化されけっこうややこしくなってくる。最近はデジタルVTRがほとんどなので業務用は SDIというデジタルコンポーネントでケーブル1本でやり取りできるので主流になっている。

しかし特殊効果や映画の世界ではやはりハイエンドなRGB、しかも8ビットではなく10ビット12ビットなど色数も多く扱うシステムが少数ではあるが存在する。実際、クロマキーやカラーコレクション、合成をやっているとD-1非圧縮素材であってもあまり綺麗に処理できているとは言いがたいのである。

スターウォーズの初期では撮影フィルムを通常の倍以上の面積のカメラで行い、オプチカルプリンターで合成したといわれている。つまり現代のシステムで言えばハイビジョンの出来るだけ圧縮率の低いシステムで撮影して RGB14bitで合成編集してダウンコンバート。こういった贅沢な作り方でないとハイクォリテな映像は作れないのだ。

ま、上を見ればきりがないので現実に戻るが、今所有しているカメラがRGBとSとコンポジット出力しかなく、Y/R-Y/B-Yに切り替えることが出来ない。十数年前、RGB⇔Y/R- Y/B-Yというトランスコーダーが存在していた。しかし今ではほとんどY/R-Y/B-Yが主流なのでRGBの機器が現存しない。その当時、ビデオボードもRGB入力のものもあったのだ。

実はこの2種類の信号、けっこう親戚関係なので簡単なマトリクス回路で作られているらしい。しかし同じ3本のケーブルでも繋ぐとまともな色では表示されないのだ。PC側で戻せる機能があると便利なのだが。というわけで今、トランスコーダーを探している。DVであればSで繋いでもそれほどの差は出ないが非圧縮ボードとなればわずかでも高画質がいいと思うのだ。非圧縮ボード導入予定・・・

2005年06月29日

消耗品としてのビデオテープ

消耗品としてのビデオテープCMの局納品されたビデオテープはどこへ行くのだろう。ローカル局ではアナログベーカムでの納品が出来るため、いまだベーカムでの納品なのだが、アナログテープというのはドロップアウトが画に出やすい。TBCなどである程度は補正されるのだが同じテープを複数回使うとすぐに目立ってくる。なのでCM用には NEWテープを使う。

つまり消費するだけでリサイクルは行われていないのだ。CMの場合素材自体が短いので5分テープで充分足りる。逆に言えば報道用などに使いまわしも出来ない中途半端な長さなのだ。磁性体はともかくケースも不要になってしまう。その点、デジタルテープはドロップアウトに対しての補正機能が充実しているためテープに大きな傷でも入らない限りエラーが出ることはめったにない。しかしデジタルフォーマットは乱立した上に規格寿命が短く値段もそれほど安くない。

一方、汎用的に使えるといえばハードディスクにムービーファイルで記録という方法がある。ハードディスクの場合本体がクラッシュするまで何万回でも使えるし安い。画像フォーマットも最高画質で記録できるし自由に設定できる。外付けのハードディスクなら編集したレンダリング結果を直接入れられるからコピーの手間がない。テープに比較すると画像のドロップアウトなど皆無に等しい。

これほどいいこと尽くめのハードディスク収録なのだ・・・これからのエコロジー文化を考えれば放送局はすぐにでも導入すべきだと考えるのだが。もっと先を考えるとネットを使って配信であれば流通メディアは必要なくなる。
ただ、これをやろうと思うともっと高速の光ファイバー網が充実してからになる。

2005年06月30日

人間の目の順応性

ハイビジョンむかし家庭ではテレビはリビングで見ることが多かった。今では一人一台というより一部屋一台の時代になってきた。風呂場、トイレ、自動車までテレビが入ってきている。電球は40Wとか100Wとか場所によって明るさを決める基準がわかりやすいがテレビの明るさを考えている人がいるだろうか。

テレビ画面は長時間注視するものだから見やすくないと眼が疲れていき目が悪くなったり肩が凝ったりといろいろ弊害が出てくるのだ。一時期子供がアニメを見るのに部屋を暗くして見たためテレビに入り込み過ぎおかしくなったというのが問題になっていた。それほど視覚による意識へ影響は大きいということだ。そのためテレビを見るときの明るさ環境というのを意識して設定していかないと長い間に体を悪くしてしまう。

では、暗い部屋でテレビを見てはいけないのかというとそういうことではない。映画館でも暗いのだ。つまり周りの暗さに応じた画面の明るさ、コントラストを調整してやれば目に優しい画面となる。簡易的にセンサーを取り付けて自動調整しているテレビも見受けられるがあまり精度が高いとはいえない。

理想的には視野に入るものを適度に構成して明るさ配分をしていくのがいい。ただ、それほどまでテレビ視聴を大そうに考えていないというのが本音だろうが食生活で健康を気にするように視覚に関してももう少し意識してもいいのではないかと思う。

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