コスト的には一昔前の非圧縮SD編集システム並みになってきた。むしろそれより安い。しかしHDVは1080で、圧縮率も高い。特殊効果を中心とする我々の業界でどれだけ通用するのか難しい。画素数も相当多いためCPU、ディスク容量、アクセス速度などもそれなりに高速のものが要求される。
結局実用レベルのシステムにしようとすれば数百万はかかってしまうようだ。ただ、CMの場合短い尺なので最低限のシステムでやれなくもないがCMに限定するとHDニーズはまだ5年以上先のことになりそうだ。つまり現状のシステムはそのとき陳腐化しているのである。それでは一方のSD非圧縮システムは一昔前より相当安くなっていると思いきや、HDVより高い有様。
つまりSD非圧縮は取り残されてしまったのだ。進化できず、ニーズもないまま。D-1VTRはどこへやら。デジタルベーカムも単独機能としては成り立たずマルチVTRの一機能と化してしまった。それほどに今は中途半端な時期である。であればやはりコストパフォーマンスのいいDVで凌ぐのが賢いやり方なのか?高画質追求とのジレンマである。