« トランスコーダ | メイン | 人間の目の順応性 »

消耗品としてのビデオテープ

消耗品としてのビデオテープCMの局納品されたビデオテープはどこへ行くのだろう。ローカル局ではアナログベーカムでの納品が出来るため、いまだベーカムでの納品なのだが、アナログテープというのはドロップアウトが画に出やすい。TBCなどである程度は補正されるのだが同じテープを複数回使うとすぐに目立ってくる。なのでCM用には NEWテープを使う。

つまり消費するだけでリサイクルは行われていないのだ。CMの場合素材自体が短いので5分テープで充分足りる。逆に言えば報道用などに使いまわしも出来ない中途半端な長さなのだ。磁性体はともかくケースも不要になってしまう。その点、デジタルテープはドロップアウトに対しての補正機能が充実しているためテープに大きな傷でも入らない限りエラーが出ることはめったにない。しかしデジタルフォーマットは乱立した上に規格寿命が短く値段もそれほど安くない。

一方、汎用的に使えるといえばハードディスクにムービーファイルで記録という方法がある。ハードディスクの場合本体がクラッシュするまで何万回でも使えるし安い。画像フォーマットも最高画質で記録できるし自由に設定できる。外付けのハードディスクなら編集したレンダリング結果を直接入れられるからコピーの手間がない。テープに比較すると画像のドロップアウトなど皆無に等しい。

これほどいいこと尽くめのハードディスク収録なのだ・・・これからのエコロジー文化を考えれば放送局はすぐにでも導入すべきだと考えるのだが。もっと先を考えるとネットを使って配信であれば流通メディアは必要なくなる。
ただ、これをやろうと思うともっと高速の光ファイバー網が充実してからになる。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.p100project.com/mt/mt-tb.cgi/35

コメントを投稿

About

2005年06月29日 14:04に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「トランスコーダ」です。

次の投稿は「人間の目の順応性」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34