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プログレッシブスキャン

ハイビジョンNTSCテレビは60フィールドインターレースである。これは電波を効率よく使うためと人間がちらつきを感じないフレーム数とのバランスで決定されたといわれる。今の高速大容量データ通信時代においても映像伝送というのは大量の電波を消費してしまうようだ。昔は撮影したビデオ信号は多少のカット編集などをして放送するといった程度だったのでVTRフォーマットは放送フォーマットと同じでよかった。

しかし今の時代、スケーリング、ストレッチ、回転、合成、カラーコレクション・・・など撮影素材はデジタル化されあらゆる加工をされてから放送フォーマットに仕上げられる。なのに未だに撮影VTRはNTSCが多いのは不思議である。
CMだけに注目すると35mmフィルムカメラで撮影するとといった方法がある。

しかし撮像フォーマットとしての有効性はあるがテレシネ時30P、NTSCフォーマットに変換されてしまうから後加工に関して有利とはいえない。HDにテレシネしたりHDカメラで撮影したりということも徐々に増えてきているがまだまだ少数らしい。しかしHDといえども1080/60iという放送フォーマットであって、HD放送と同等のフォーマットVTRである。ということはHD放送に対してのアドバンテージはないのである。

世の中はハードディスクレコーダー全盛なのに放送用収録メディアはまだまだテープが多い。メーカーとのからみでいきなりテープをなくすわけに行かないという事情もあるかもしれないが、HDDでの収録であれば後処理のレベルを考慮して記録フォーマットを選べるカメラ&レコーダーがそろそろ登場してもいいのではないかと思う。そもそもインターレースでVTRに記録するのは無加工を前提にしているとしか考えられない。
見るためのフォーマットと収録するフォーマットをそろそろ違うものにする時代が来たのではないですかメーカーさん。

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2005年07月20日 17:51に投稿されたエントリーのページです。

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