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2005年11月 アーカイブ

2005年11月02日

デジタル一眼レフ

デジタル一眼レフニコンからD200という新型デジカメが発売になる。フルサイズCCDでないのがチト残念だがなかなか熟成された機能になっているようだ。一体型のデジカメと一眼レフとどう棲み分けするのか難しいところだが一眼方式のデメリットがあるとすればやはりCCDにほこりが付着することだろうか。オリンパスは超音波振動でふるい落とすといったこともやっているようだが決定的な解決策は未だ出てきていない。付属の液晶モニターでは確認しずらいし確認できても簡単に取れない。ヘタをするとよけいに付着してしまうのだ。厄介な代物である。

もう一つ一眼に出来ないこととして液晶モニターによるリアルタイムモニターである。光学ファインダーをメインにしているため通常CCDは塞がれているのだ。これをなんとか切り替え式にして別モニターでも確認できるように作れないものだろうかと思っている。一体型カメラは逆に光学ファインダーがないから常に液晶モニターでしか確認が出来ない。

液晶モニターのリアルタイムビューが出来ると一眼レフはフリーアングルでの撮影が可能になるのだ。超ローアングルや真俯瞰、高所撮影など特殊アングルの撮影が一眼レフにはできないのである。あくまでも人間の目線の延長にしかレンズが来ない。どうしてこの方向に進化しないのか不思議でしょうがない。いくらカメラマンが無理なかっこうして地面を這いずり回っても出来ないアングルはいくらでもある。

スタジオで商品撮影のときなどいちいちファインダーを覗きに行くより手元にモニターを置いて商品のレイアウトや照明が出来る方がどんなに楽か。

2005年11月14日

携帯映像プレーヤー

携帯映像プレーヤーちょっと前までは持ち歩ける映像プレーヤーといえばノートパソコンか携帯型DVDプレーヤーくらいしかなかった。数年前シャープが2インチ程度の液晶とメモリープレーヤーを内蔵したコンパクトなものを出していたがあまり注目もされず。その後SONYのゲームマシンとかMP3プレーヤーの映像版などいろいろな物が出てきたが液晶サイズ、解像度、再生できるフォーマットが限定されるなど決定的な商品が出てこないので購入に至っていない。

実は昨年4インチの携帯 DVDプレーヤーを買ったのだがいちいちDVDに焼くのが面倒くさくて数回しか使っていないのだ。やはり仕事に使うのであれば4インチくらいは必要だ。
または3インチくらいにしてクライアント先でテレビに接続できればVHSより綺麗に見える。
ただwmv9の画質だとSVHSくらいの画質しかでない。やはり mpeg2で6Mbps以上は欲しいところである。しかもS端子で録画できる物がいい。それで3万くらいの物が出てくればすぐにでも買うのだが・・・

2005年11月15日

HDV or HDCAM

HDV or HDCAM1440*1080/60i 25Mこのフォーマットが今後どうなるのか慎重に検討中。HDVに対応した機器はHDCAM系に比べると桁違いにローコストである。カメラだとHDVは 10万円台からハイエンドでも100万、HDCAMでは200万から1000万と一桁開きがある。編集機もHDVなら100万以下でも揃うが非圧縮だと 400万以上になる。
SD系だとカメラは100万以上なら画質的に劇的な違いをあまり感じないしデジタルベーカムとDV圧縮では合成利用でなければあまり差を感じない。しかしHDVとHDCAMではまだ大分開きがあるようだ。しかも今後表示ディバイスはフルHD1920*1080になっていく。実に悩ましい。ただ、使用目的をはっきりさせればHDVも活きてくるのではないかと。

フィルムの滑らかなトーンを狙うのであればHDVのハイエンドカメラで画質調整をすればそこそこ狙い通りの画が撮れるのではないかと。(あくまでも雑誌やネットでの情報から想像しているだけなのだが・・・)しかしクロマキー素材をどうするかが問題である。
やはりローコスト制作CMとしては合成手段は外せない。背景を別撮りしたりスチール写真を加工したりCGにするといったことは多いのだ。そのためにはHDVではどうにもならない。
そこで考えのは価格の開きが少ない編集機を非圧縮系又は1/5程度の低圧縮編集機にし取り込みをHD- SDIにすれば例えばCanonのXL H1だとVTRはHDVだがカメラ出力をHD-SDIの非圧縮で取り出すことが出来る。

これを編集機のHD-SDIに直接取り込むのである。こうすれば VTRなしでクロマ情報の多い映像を取り込むことが出来る。もちろんスタジオ撮影だから出来る仕様である。ロケなどのライブ映像はこのカメラでHDV撮影すればいい。
では局納品はどうするか。HDCAMのポータブルを使うというのもあるが400万以上する。ポータブル買うくらいならHDCAM内臓カメラだと450万。しかしHD-SDIの出力はあるが入力が出来ない。編集した映像をテープに入れられないのだ。HDW-250¥4,725,000が生産完了にになっているからひょっとすると低価格版が出るのか?などといろいろ考えているのも楽しいものだ。
いずれにしても導入するとして2007年以降になりそうだ。

2005年11月16日

カメラの画作り

カメラの画作りビデオカメラはCCDで受けた光をアナログ電流として捕らえ14bitなどの高分解能にデジタル化していろんなデジタル処理を施した状態で8bit 4:2:2などの低レートに落としてテープに記録している。そのため一度テープに記録された映像をコンピュータに取り込んでから加工するポストプロダクションでは加工幅に制限が出てくる。プリプロ段階で充分なパラメーター設定をしておかないと後処理でのダメージは大きい。

スタジオ撮影で予算が潤沢な場合はVEさんと波形モニター、大きなマスモニを持ち込むこともあるがたいていの場合ポータブルのモニターだけとかVEさんのいない場合はカメラマン任せの場合も多い。結局カメラのプリセット状態で撮影する場合が多いのだがプリセットが万能ということではない。

画質における調整項目はメーカーや機種により呼び名が異なり効き具合や効果も微妙に異なる。シャープネス、スキントーンディティール、ブラックストレッチ、シネマトーンガンマ・・・など大型のマスモニがないと効き具合が確認できない項目が多い。
こういったパラメーターを前もってパソコンでシミュレーションできるソフトがあると便利だと思う。撮影するカメラの機種がわかればそのカメラの持っているパラメーターをパソコン上でシミュレーションできて人物や風景、建物など静止画でいいから高解像度サンプル画像を用意し、どの程度調整するかを前もってデータ化しておくのである。

ロケ現場でその効果を確認するだけの設備を投入できない場合は有効だと思うのだがどうだろうか。

2005年11月17日

新フォーマット

ハイビジョン新フォーマットHDはどうなるんだろうか。sonyはブルーレイディスクにHD記録できる新フォーマットを発売する。メディア自体の互換性は他メーカーとはまったくない。記録フォーマットも新たなものだ。sonyにはローカルフォーマットが多くある。普及しなければ消していくというわけにも行かないだろうに。個人で使う分には問題は少ないかもしれない。業務用の場合組織内だけで完結している場合はいいが外注している場合メディアの互換性はかなり大きい。

ポストプロダクションなどは各フォーマットのデッキをズラッと並べることになるだろう。しかし取り込む場合に非圧縮ならともかく圧縮フォーマットが異なると画質劣化が生じる。1920*1080というフォーマットに対してまだ業界人の意識はオーバースペックと捕らえているのかもしれない。少々の画質劣化は想定範囲内だと考えているのか。しばらくはSDからのアップコンバートが多いとも聞くがそのうち目が肥えてくると「HDVは使い物にならん」などと言い出すのかもしれない・・・
まだまだ様子見しかない。

2005年11月22日

映像もデータファイル

ハイビジョン映像もデータファイルパナソニックが展開するP2システムはメモリーレコーダーでありパソコンでは当たり前の映像ファイルとして記録するシステムである。記録部分がファイルになるとどんなメリットがあるか。D-1フォーマット、DVCPRO…こんな不自由なフォーマットに振り回されなくて済むのだ。しかしカメラに搭載するコーデック、メモリの記録速度などの制限でP2ではまだRawデータで記録することは出来ない。

海外の映画用デジタル記録システムではRawデータで記録できるHDDシステムがあるがとんでもなく高い。今後日本のメーカーに期待したいのはCCDのハイスピード化、Rawデータ記録、レンズ交換といったところだろうか。ファイルシステムになったことによってカメラの収録VTRで悩むことはなくな.る。レンズ交換式になればレンズも自由。あとはCCDのサイズ、解像度、スキャンスピードが選択の基準になっていくだろう。
CCDのサイズはレンズの種類、感度、被写界深度に影響する。

解像度は最終出力と加工内容によって選択。スキャンスピードは上映システムとハイスピード撮影やスローシャッターなどの特殊効果で選択といったところである。収録メディアはRawであれば高速メモリ、HDD、長時間収録の場合はコーデックを使ってテープに記録することも出来る。これは夢物語ではない、すでに進行中の技術だ。

2005年11月29日

地デジフルパワー

地デジフルパワー12/1より東京タワーの地デジ送信がフルパワーになり関東エリア90%網羅するという。地方はまだまだだがメディアの中心は東京なのだから地デジ完了という感じだろうか。これでCMもハイビジョンで作られるのか?なぜハイビジョンCMが少ないのか不思議だ。とはいえSD制作よりは高くつくのだが全国放送クラスのCMであれば製作費も潤沢にあるはずだ。

ローカルではCMにおける製作費というのは電波料に含めて売り込むことが多く、安い電波料の何割といった製作費ではなかなかまともなものは作ることが出来ない。
そんな中で映像機器をHDに更新するのもかなり負担になる。今のところCMをHDでという流れはまだまだなのだがいずれにしても数年後には地デジ普及率は100%になり視聴HD率も相当な数になるものと思われる。
となればCMスポンサーもHDでと思うのは必至であり、いかにローカルでも無視することは出来ないのである。そんな超低価格製作CMにも使えるHD機器が出現するのだろうか。メーカーさんに期待するしかない。

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