パナソニックが展開するP2システムはメモリーレコーダーでありパソコンでは当たり前の映像ファイルとして記録するシステムである。記録部分がファイルになるとどんなメリットがあるか。D-1フォーマット、DVCPRO…こんな不自由なフォーマットに振り回されなくて済むのだ。しかしカメラに搭載するコーデック、メモリの記録速度などの制限でP2ではまだRawデータで記録することは出来ない。
海外の映画用デジタル記録システムではRawデータで記録できるHDDシステムがあるがとんでもなく高い。今後日本のメーカーに期待したいのはCCDのハイスピード化、Rawデータ記録、レンズ交換といったところだろうか。ファイルシステムになったことによってカメラの収録VTRで悩むことはなくな.る。レンズ交換式になればレンズも自由。あとはCCDのサイズ、解像度、スキャンスピードが選択の基準になっていくだろう。
CCDのサイズはレンズの種類、感度、被写界深度に影響する。
解像度は最終出力と加工内容によって選択。スキャンスピードは上映システムとハイスピード撮影やスローシャッターなどの特殊効果で選択といったところである。収録メディアはRawであれば高速メモリ、HDD、長時間収録の場合はコーデックを使ってテープに記録することも出来る。これは夢物語ではない、すでに進行中の技術だ。