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2006年01月 アーカイブ

2006年01月01日

生放送のハプニング

生放送のハプニング紅白を見ながらレコード大賞を見ていた。ハイビジョンの大画面(170inch)で見ていたためいろいろ細かなハプニングが見えた。なかでも倖田來未はドキドキものだった(笑) NHKのクレーンワークはどうやっているんだろうと思うような動きをしていたがやはりマイクスタンドをぶっ飛ばすトラブルを起こしていた。気になったのはカメラごとによる画質の変化。スタジオ放送に比べると画質が悪いのはなぜなんだろう。フォーカスずれもハイビジョンならではの問題だ。

制作する方々も大変だろう。カメラマンもファインダーだけでは細かな部分のチェックもできないし副調のモニターでも生では全部のカメラをチェックするのは難しい。音もサラウンドはいいのだがホールの残響が強すぎて全体的にはモコモコした音質になっていた。今回はなぜか裏方の視点で見てしまった。

2006年01月04日

正月番組は眼が疲れる

正月番組は眼が疲れる長時間番組が多いし画面自体が派手な色が多いせいなのか。それと最近カメラワークがむちゃくちゃでゆらゆら揺れる画をフツーに放送している。制作側はせいぜい20インチ程度のマスモニでチェックしているから大丈夫なんだろうけど50インチクラスで見ると揺れは相当拡大される。普通のテレビ番組をプロジェクターで見る人もあまりいないだろうが170inchで見ると確実に酔ってしまう。SDならボケボケだから目もそれ相応な体制で見ているがHDだとけっこう凝視してしまうのだ。ゆったりとした旅行番組でも望遠レンズで狙ったものなどはそれなりに揺れている。

そんなわけで年末からずっとテレビを見ていたが正月 2日目くらいにはすでにテレビを凝視できないくらいになってしまった。目薬さしたりブルーベリーのサプリメント飲んだりしたがやはりテレビを見ないのが一番よさそうだ。とりあえずHDDレコーダーに撮り貯めているが完全に正月気分が醒めてから見てもなんだかなぁ。

2006年01月05日

HD DVDかBlu-rayか

HD DVDかBlu-rayかハイビジョン映画タイトルの発表が出てきた。レンタルが始まるにはまだ時間がかかりそうだが値段がそこそこなら買ってもいいかなと思う。1本\5000以上だとちょっと考えてしまう。それとハイブリッドプレーヤーが発売されないと2台も購入することになる。配給会社も両方のフォーマットで出すとは限らない。プレーヤーが安くなってもAVアンプのHDMIの入力数を考えると何台も揃えるのは無駄が多い。今後著作権の関係でアナログ接続が出来なくなるような話もあるのでHDMIでの接続は必須だ。

地上デジタル放送が始まれば地デジ対応のHDDレコーダーが欲しくなる。現在出ているAVアンプはHDMI入力が2つ程度だから理想は地デジ/BS/CS/HD DVD/Blu-rayが一体化したレコーダーだろう。地デジもダブルチューナーが出てきたがwowowの録画も考えるとBS2ch、地デジ3chくらいは同時録画してくれるとほぼダブルことがないのだが欲張りすぎか。

アナログ放送のレコーダーでsonyから8ch同時録画できるXビデオステーションというのが発売されている。視聴したいコンテンツはそれほど多くはないのだがやはりゴールデンタイムやPM11時くらいに集中してしまうのだ。ニュースなど帯の番組を設定するとかなりダブル可能性が高い。ハイビジョン対応のレコーダーも安くなったので2台置いとくか。ただリモコン2台持ち変えるのも面倒なものだ。悩ましい。
ちなみに現在はアナログ放送用のHDDレコーダーとBS/CS/地デジチューナー+HDDを切り替えながら使っている。学習リモコンをメインに使っているがチューナー関係は操作がややこしいものも多いので結局3台のリモコンを常時並べている。

2006年01月06日

放送機器のライフサイクル

ハイビジョンベーカムが登場してから25年。デジタルVTR全盛の時代にもまだ生き続けている。それほどまでに普及して撮影された膨大なアーカイブがあるからこれからも存在するのだろう。しかし今までに登場して消えて行ったフォーマットはかなりある。MⅡ、Uマチック、2インチ、1インチ…20年前に出てきたD-1、 D-2、D-3などもほぼ姿を消しつつある。
それでも10年以上は使えた。しかし今のデジタルフォーマットははたして生き延びられるのだろうか。

DV DVCAM DVCPRO DVCPRO50 DVCPROHD HDV XDCAM BECAMSX MPEGIMX HDCAM HDCAMSX D-5 UNIHI … ここ10年くらいの間に出てきたフォーマットだ。局仕様になると安いものでも数百万、一千万を超えるものもある。こういった機材が償却を終える前に世代交代して行ったらどんなにもったいないことか。やはりVTRという形態に問題があるのだろう。

ノンリニアが普及してくると映像はデータとして扱われメディアが安くなってDVDやHDD、ネットで搬送することが出来るようになった。そうなるとVTRそのものにこんな多様なテープフォーマットを作る必要があるのかと疑問が出てくる。
パナソニックはP2というソリューションを展開しテープではsonyに大きく水を開けられているためフリーフォーマットにしようという考えのようだ。
P2は汎用PCカードを強化したもので互換性がある。記録フォーマットのみDV DVCPRO DVCPRO50 DVCPROHDが選べるようになっている。もちろんテープに記録せずそのままコンピュータに取り込める。収録時間もロケ現場にバッテリー駆動のHDDを持って行き吸い取れるようにしている。

この考え方は実に先進的だし時代の流れだと思う。メディアに拘るsonyがどう対応していくのか今後が楽しみだが攻めのパナソニックに対して守るべき古いフォーマットの多いsonyは苦戦するだろう。ただ、静観している訳にも行かない。プロダクションとして次期メディアを選択する時期が来ているからだ。

2006年01月10日

TVコンテンツに24Pは必要か

TVコンテンツに24Pは必要か最近のテレビ受像機はほとんどプログレッシブ対応になってきており30pも24pもプログレッシブ再生できるようになっている。実際には放送されている信号はSDでもHDでもインターレースなのだが受像機側で自動認識してフィールドをミックスし60pで再生する。
24pであれば(2、3、3)×3で表示している。だから映画上映と異なり各フレームは同じ表示時間にはなっていない。フィルム映画をテレシネしてテレビ放送する場合24駒を60iに変換するわけだが割り切れないのでこのようになっている。

プログレッシブテレビでない場合若干解像度の悪い状態で表示されるのだ。しかしこの差は極微妙でマニアックに比較視聴しないとわからないレベルだ。まぁ綺麗に越したことはないからテレビのプログレッシブ対応は歓迎するが、テレビ上映しかしないコンテンツ制作を 24pでする必要があるのか、映画館でもデジタル上映が普及し始めているのに24p制作はまだ残っていくのか。このあたりがちょっと疑問なのだ。
最近のデジタルビデオカメラはシネライクがウリである。確かに一時期、ビデオはフィルムを越えられない論争がありビデオカメラメーカーはなんとかフィルムに近い映像をビデオカメラで撮影できないかと必死だった。しかし今となってはいろんな意味でフィルムのメリットは多くない。
環境にも良くない。であれば制作は 24pではなく30pでいいのではないか。

フレームレートが落ちると動きがぎこちなくなりその効果が物語の表現にも影響するという部分はあるがデジタル時代にベースを24pにする必要はない。60pをベースにして表現によってフレームレートを選べばいい。現在HDには1080/60i 30p 24p 720/60p30p 24pなど多くの種類が存在している。撮影時にどれを選ぶかでノンリニア編集機によっては扱えないものも存在する。しかしハードが進化していくにつれ上位フォーマットに移行している。720pはだんだん忘れつつあるのだ。現状1080/60pは存在しないが規格にはある。

今後更に進化していくと全ては 1080/60pに収束されてしまうかもしれない。そうすると現状の機器は全て使えなくなるのだ。10年、20年のロングスパンを考えた機器選定の場合このあたりも視野に入れておかないとちょっと怖い。24pの存在はフィルム上映しか出来ない劇場映画をビデオカメラで制作するためのモードとはっきり言うべきではないだろうか。民生ハンディビデオカメラにも24pが導入されているが、これで撮影すれば映画っぽくなるといったムードはやめて欲しいものだ。

2006年01月19日

P2でシステム構成

P2でシステム構成パナソニックの提唱するテープレスソリューションP2だがまだ周辺環境が整っていないため今システムアップしてしまうと中途半端になりそうだ。まずエンコード。カノープスがP2対応のノンリニアを発表したのだがDVCPROHDネイティブではない。取り込む際、再エンコードを必要とする。このあたりの画質劣化が気になる。また、HDCAMへの対応も難しい。

やはりパナソニックだけにHDCAMなどは眼中になくDVCPROHD⇔HDCAMの相互コピーが安価に出来ない。ノンリニアをDVCPROHDにした場合P2以外の素材の取り込みに再エンコードが必要になるのだがHDV、HDCAM素材の取り込みは必須になるだろう。このあたりのハードソフトがまだ揃っていない。
HVX200は基本的にP2カードというメモリに録画するのだが8GBで168000円もする。HDで8分しか録画できない。iLinkケーブルを使って100MbpsのHD映像を外部HDDに録画できるようだがこのHDDがまだ発売されていない。
むしろこれが出ればP2カードは不要なのだ。といったわけでHVX200というカメラは非常に興味深いスペックを持っているのだがハイビジョンということでノンリニアシステムから外部とのやり取り用テープドライブを含めてシステムを総換えする必要がある。
まだまだまともなシステムが揃ってないのが現状である。


HVX200関連その他

ビデオカメラを買うぞー | クロマキー撮影 | 1080/30pからSD | 1920×1080 | P2でシステム構成 | 解像度が低すぎるHVX200 | ハイビジョン制作機器導入カウントダウン | デジタル放送対応高画質制作システムの段階的導入計画 | HVX-200の解像度 |

2006年01月20日

SONYもバリカム

SONYもバリカムバリカムは松下の登録商標だからソニーではスロー&クイックモーションと呼んでいる。スローといっても60pを引き伸ばすだけだから24pでも2.5倍のスローにしかならない。ある意味オマケ感覚ではある。ただ映像表現に於いてスローはかなり印象が変わってくるから不思議だ。重厚感、ソフト感、躍動感など微妙な雰囲気を醸し出すのに効果的だ。今まででも60iを引き伸ばせばそこそこの画質でスローは出来ていた。

今回のバリカムを始めとするスローはさらに中間のスピードが選べ後処理なしで通常のVTRに記録できるのがメリットになっている。ただ2倍程度のスローでは特撮というほどでもなく5倍、10倍くらいのスローカメラが出てくると面白いのだが。一方クイックモーションはあまり使い道がない。長時間露光で暗がりを高感度カメラっぽく写すくらいか。

2006年01月22日

デジタルズームモニター

デジタルズームモニターありそうでない機能。業務用のモニターは結構高いのにこういった機能の付いたものが見当たらない。ハイビジョンビデオカメラではさすがにフォーカスがシビアになってくるのでファインダーにデジタルズームでフォーカスアシストできるものも出てきた。
特にロケの場合大きなモニターを持ち込むことは少ない。6インチとか10インチ程度のモニターを持ち込むのだがいくら解像度の高い業務用モニターでもハイビジョンのフォーカスをこのサイズで決めても50インチやまして映画なんかの巨大スクリーンで見るとピントのわずかなずれが気になってしまう。であれば10インチ程度のモニターに2倍、3倍、4倍など整数倍のデジタルズームを内蔵し、トラックボールなどでスクロールできるようにすれば便利だと思うのだが。

整数倍にするのはやはり補間で拡大するとぼけてしまうからだ。処理も軽くなる。現場で操作するものだからズームやスクロールのユーザーインターフェースは良く考えていただきたい。パソコンで編集しているとすぐにデジタルズームして細部を加工する癖があるからライブカメラのモニターを見ているとついつい部分を拡大してみたくなるのだ。

2006年01月23日

AfterEffects7.0新機能

AfterEffects7.0新機能なかなか目新しい機能が出てこなかったアフターイフェクトだが今回の新機能はちょっと注目のものがあった。グラフエディター、これは今まで加速グラフなどわけのわからないグラフでしか操作できなかったものが3DCGライクなグラフに変更されるようだ。なぜ今までならなかったのかが不思議だ。HDVのネイティブ対応、HDを導入するのにPC、IOボードごと一気に変える予定だったがとりあえずカメラだけの導入でも編集が出来そうだ。しかし取り込みにプレミアプロがいるような…。

タイムワープ、従来のものは単純に前後のフレームをオーバーラップしたものだったがワーピングに近いスムースなタイムワープが出来るらしい。しかしこの機能はアルゴリズムと素材によってかなり画質に影響を及ぼすので万能ではないとは思うが。

OpenGLエンジンを使ったレンダリング、これはかなり高速計算が期待できそうだ。最近のOpenGLボードは低価格でもかなり高速だからCPUだけでレンダリングすることを思えば数倍も可能か??
プリセット、使ってみないとどの程度のものかわからないがかなりのプリセットが入っているらしい。

新AEでちょっと迷ってしまった。HDVでローコストに構成するのがいいか、DVCPROHDでエンコードデコードの短縮とクロマキーに有効なフォーマットを選ぶか。

Adobe After Effects 7.0の新機能

2006年01月24日

解像度が低すぎるHVX200

解像度が低すぎるHVX200雑誌でHVX200のレポートが出ていた。解像度チャートを撮影したときの解像度が500本程度しかない。これではSDカメラと変わらない。XL H1が800本、肩乗せタイプだと1000本以上ということを考えるとやはりハンディムービーの延長なのか。カメラは解像度だけではないとはいえその雑誌のテストではあまりいいスペックは出ていなかった。機能的な面はかなりいいのだがやはりカメラ部分が貧弱ではどうにも。

一方、民生機でsonyがHDD録画ハンディカメラを初めて出した。業務用では放送用にHDCAM、民生&業務にHDV、その中間にXDCAMのブルーディスクを揃えているが HDDやメモリーの媒体はまだ存在していない。やはりカメラはsonyと行きたいところだが記録メディアが牛歩状態である。


HVX200関連その他

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2006年01月26日

足踏みを続けるパソコン性能

足踏みを続けるパソコン性能1980年代、90年代のコンピューター性能進化は驚くべきものだった。CPUやメモリ容量は年間2倍ペースであがっていた時期もあった。2年も経つと使い物にならないくらいの差が出ていた。ところが近年は牛歩である。ワークステーションはメインメモリ1GB程度、CPUは3GHzで4~5年止まっているのではないだろうか。

逆に言えばライフサイクルが長くなり新しいものに買い換えようと思わないのでありがたいともいえるのだが。確かにこのくらいのスピードになってくると一般ユーザーはこれ以上の性能は不要だろう。しかし性能が高くなれば出来ることも多くなりパソコンでテレビの録画したりネットでハイビジョンを見るという時代にもなってきた。

一方仕事で使うワークステーションとしてはハイビジョン編集に対応してほしい。それにはまだまだCPUパワーも足りないしディスクもTB(テラバイト)単位でしかも高速転送がリーズナブルな価格で出てこないと今のSD並みで制作ができない。さすがのインテルも物理的限界が見えてきたのだろうか。また光コンピュータなどが復活してくるのか?

2006年01月27日

SONYの夢廃止

SONYの夢廃止業績が上がったという報道とともにロボットのアイポ、キュリオの廃止、最高級ブランドのクォリアの廃止など。収益の伸びない分野は廃止というSONYらしからぬ発想はやはり経営陣が変わったせいなのか。

夢分野のなくなったSONYに面白いものが作れるのか?と思うのは考えすぎか。確かにこれらの商品は面白いが買おうとは思わない。でもそんな商品があるというだけで楽しいわけでそんな余裕もなくなって落ち込んだ分を取り戻せという現実なのかもしれない。

SONYには株価重視の経営ではなく本物のモノづくりを目指していただきたいものだ。

2006年01月28日

フィルム写真がなくなる

フィルム写真がなくなるニコン、コニカミノルタがフィルムカメラから撤退し、フィルムも値上げするようだ。完全になくなってもおかしくないのだが愛好者や特殊業務向けに多少残るようで、徐々に消えていくのだろう。CMや映画の世界でもまだフィルムが使われることが多いがHDTVが登場してからはかなりデジタル化が進みだした。懐古主義というか保守的というか長い歴史のあるものが消えていく時は必ず反対する人がいるがぼくはデジタルの方が好きである。

フィルムはお金がかかるし環境にも悪い。現像するまで結果が見えない、現像で失敗すれば撮影したものがぱぁになる。とにかく不自由すぎる代物である。画質も今となってはLPレコードのノイズみたいなもので銀塩の粒子に味があるなどと言い出す始末だ。そのためデジタル処理でノイズを足したりパーフォレーションのずれをわざと発生させてフィルムのように見せたりしている。

デジタル撮像素子が完全にフィルムの性能を包括するのも時間の問題だろう。ひょっとすると既に超えているのかもしれない。フィルムに拘っている人は早くデジタルに切り替えた方が得策だと思う。

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