バリカムは松下の登録商標だからソニーではスロー&クイックモーションと呼んでいる。スローといっても60pを引き伸ばすだけだから24pでも2.5倍のスローにしかならない。ある意味オマケ感覚ではある。ただ映像表現に於いてスローはかなり印象が変わってくるから不思議だ。重厚感、ソフト感、躍動感など微妙な雰囲気を醸し出すのに効果的だ。今まででも60iを引き伸ばせばそこそこの画質でスローは出来ていた。
今回のバリカムを始めとするスローはさらに中間のスピードが選べ後処理なしで通常のVTRに記録できるのがメリットになっている。ただ2倍程度のスローでは特撮というほどでもなく5倍、10倍くらいのスローカメラが出てくると面白いのだが。一方クイックモーションはあまり使い道がない。長時間露光で暗がりを高感度カメラっぽく写すくらいか。