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2006年02月 アーカイブ

2006年02月01日

スタジオ稼働中

スタジオ稼働中自作スタジオでの撮影が順調である。しかしセッティング、照明、撮影、録画、録音をワンマンオペレーションでやるというのはけっこう疲れるものだ。ちょっとずつ楽をするための改造を施していっている。照明は常設で天井いっぱいに固定し、あとキーライト、タッチライト用のスタンドライトの配置だけで出来るようにしている。

グリーンバックも壁は固定で貼り付けたまま。床はその延長でロールを転がして広げるだけといった感じた。小道具がない場合はセッティングは10分もあればできる。カメラも三脚に据え付けたまま配線状態で常設している。このカメラ、ファインダーなどないカメラなのでロケなど持ち出しには使えない。

出演者用のモニター、スタンドマイク…要するにテレビ局並みに電源立ち上げればほぼすぐに撮影開始できる環境にしている。しかしスタジオ仕様でない時はあくまでスタジオっぽくなくホームシアターなのだ。

本番撮影時もう少し手間を省きたいと思えるのがカメラセッティング。カメラポジションを決るため三脚の高さを調整し被写体に向け、フォーカスを合わせ露出を決める。これがリモートで出来るとどんなに楽か。実はこのカメラ購入した時はパンチルトのリモート雲台とズームフォーカス、アイリスのリモコンが付いていたのだ。しかしモーションコントロールカメラに組み込むため改造してしまい、それらのパーツは捨ててしまった。惜しいことをしたものだ。新規で買おうとすると50万くらいかかってしまう。

カメラポジションはさすがにリモートというわけには行かないからペデスタルかミニジブということになるのだがこれがやはり40万以上する。楽をするためには金がかかり償却するために仕事を沢山こなして返済に充てる…意味ないジャン!ということで却下。

2006年02月05日

VHSはいつまで残る?

VHSはいつまで残る?VHSビデオデッキの単品を新製品として売り出すメーカーはほぼないが最近DVDレコーダーにVHSを組み込んで新製品を出しているようだ。レンタルビデオでもVHSはほぼなくなりつつある。テレビ録画はHDDに入れて見ればいいし保存したけれゃDVD-Rにコピーすればいい。そんな時代にVHSとは。それほど撮り貯めたり買っておいてあるVHSが家庭にあるということなのだろうか。

日本のメーカーは売れないものは作らない。VHSのメカが安いからといってオマケで付けているとも思えない、DVDとHDDだけでは本体に隙間が出来すぎて高い値段で売りにくいとか? たしかにVHSの代わりがDVDに出来るかというと互換性や操作性の面でイマイチであることは確かだ。しかしS-VHSではなくVHSが残っている現実が不思議でならない。DVもカメラには普及したがデッキとしてまったく普及しなかった。もっと数が出ていればVHSくらいの価格帯で出せたはずなのだが。

ハイビジョン時代にVHSの画質で納得している人種の感性を疑ってしまう…いや、失礼。やはりメーカーの互換性に対する意識の低さがこのような状況を生み出しているのかもしれない。しかし、VHSだけはどこに持って行ってもほぼ見ることが出来る。ウチでさえ。

2006年02月06日

デジタル一眼のCCDクリーニング

デジタル一眼のCCDクリーニング一眼レフというのはレンズ交換を前提に設計されているため交換時にはCCDが外界にさらされる。このとき空気中のほこりが混入しCCDに付着する。撮影したものに影となって写り込んでしまう。一部CCDを超音波振動させるものとか保護フィルターを付けた製品もあったが結局最近の製品は対処されているものがない。

以前、富士フィルムでは持っていくと無料でクリーニングしてくれていた。これは人手でやっている。まだデジタル一眼が出始めた頃だったしそれほど気にする人がいなかったのかもしれない。しかし実際には外気に触れなくとも内部のメカ、シャッターやミラーの稼動部分の磨耗で出たゴミさえ付着するようで構造的な欠陥でもある。フィルム時代では一コマずつ新しいフィルムになるから同じ場所にゴミが映るなどという現象は起こりえないのだ。

最近では写真はデジタル処理して使うものというイメージが強いせいかゴミなどはフォトショップで消すのは当たり前のようになっている。しかしCCDにゴミが付いたままというのは非常に気持ち悪いものである。そこで考えたのだがレンズマウントに取り付けて自動でクリーニングできるロボットを売り出してはどうだろうか。

メーカーや機種によってCCDのサイズや取り付け位置も異なってくるだろうからカメラ屋さんにサービスマシンとして置いてユーザーが自由に使えるようにしておけばいちいちメーカーのサービスセンターに持ち込むこともなくなる。カメラ本体に対処が出来ないのならそのくらいのことをメーカーはやってくれてもいいと思うのだが。

2006年02月08日

4:2:0

4:2:0ビデオの記録方式なのだがよくこんなことを考えたものだと感心する。今やデジタルビデオは圧縮していない記録方式は存在しない。その圧縮をする前に色情報を間引いてデータ量を減らすのだ。最も高画質なのはRGB4:4:4なのだが人間の目が色に対して鈍感なので輝度と色信号に分離し、色信号だけ間引くのが色差方式Y:YR:YB 4:2:2である。

現行VTRの最高画質はこの4:2:2である。色情報が水平方向に半分にされている。DVCAM、DVCPROは4:1:1で水平方向は輝度に対して1/4、たったの180ドット分しかない。
で、この4:2:0だが水平方向は360ドットなのだが垂直方向を半分にしている。詳しくは確認していないが奇数フィールドと偶数フィールドが同じ色情報として記録されているようだ。つまり色解像度が720*480にと対して360*240ということになる。

プログレッシブ記録でなければ一般のカメラは垂直解像度は240ドット分しか持っていない。ということは実質4:2:0=4:2:2と言っていいのではないか。などと考えるのだがこのあたり、解説図などを見てもいまいち理解できない。クロマキー処理はテレビ番組でも多く使われているテクニックだ。ハードディスク時代なのだからなんとか4:4:4低圧縮のモードを持った記録方式を作って欲しい。現在は1000万もするHDCAMSRしかない。

最近の業務用デジタルビデオカメラのデジタルプロセスにはクロマキー機能が内蔵されているものがある。スキンディティールである。これは肌色を検出しその部分だけディティールをかけず人物の肌の荒れを目立たなくさせる機能である。これを応用した機能がSONYのカメラで特定色の色を変化させるというのがある。あまり実用的ではない機能だがこれこそクロマキーだ。デジタルプロセスではVTRに記録する前のCCDデータを14ビットクラスで処理をしているからこういった機能は収録してからの処理より断然クォリティが高い。これを利用してマスクチャンネルを同時記録できればかなりきれいに合成が出来るはずだ。しかし実用化には問題も多い。

クロマキー撮影自体が非常に繊細で一般的な簡易撮影では完璧なマスクを作ることが出来ない。影の部分や反射などが綺麗に抜けなかったり不要なものが映りこんでいたら合成時に手動でマスクを作成必要がある。こういった処理は一般の編集ではほとんど行われていないのだ。せっかくの機能だがこのカメラのデジタルプロセスからマスクを出せるカメラは出ることはないのかもしれない。考えすぎた、ガクッ。

2006年02月10日

iPodどうなの

iPodどうなの確かにデザインもすっきりしているし小型軽量、低価格、普及もしている。しかしこの手のものはiPod以外にも多くある。しかしappleがやっているというだけで買う気にならない。windowsで使っているとどっかでわざと不便なところを作ってるんじゃないかと疑ってしまう。appleを食わず嫌いというわけではない。

その昔apple製品が単体で100万以上していた時代に使っていたことがある。グラフィックデザイン分野ではappleしかなかったのだ。そのためか周辺機器も高くかなり不便だった。そのうちwinでも同様のことが出来るようになるとすぐに乗り換えた。するとそれまで持っていたmacがことごとく天邪鬼だということが判明した。

考えてみればGUIなどはappleの方が先に作っていたわけだからwinがひねくれた形で真似をしたといえるのだが結局win の方がシェアを奪うとネットワークを含めwinが優位になっていった。appleはわが道を行くでwinに全く同調しなかったためネットワークに繋ぐためにもわざわざ数万のソフトが必要だったしケーブルなんかも互換性はなかった。もちろんソフトもwin、mac同じものを使おうとすると2本買う必要があった。ベータとVHSを持っているようなものである。

そんな不便さを1年ほど我慢したがmacは結局フェードアウトしていった。そんな犬猿の仲なのでwin 派にとってapple製品にはトラウマがあるのだ。

非圧縮の選択肢も

ハイビジョン 非圧縮の選択肢もHDV、HDCAM、DVCPROHD、XDCAMHDどれもけっこう圧縮率が高い。互換性もない。今後何がデファクトスタンダードになるか予測がつかない。いろいろ考えてみると非圧縮という路線も見えてくるのだ。圧縮した素材を解凍して非圧縮で編集して再圧縮しテープに戻す。画質的にも時間的にもロスがある。メリットはディスク容量が少なくて済むということだけだ。

しかし考えてみればCMであれば実写素材はかなり少なくて済む。ラッシュサイズで仮編集してからOKカットだけ素材を取り込めばいくら多重合成でも数分程度で済む。非圧縮のインターフェースは意外にローコストだ。

ノンリニアのディスクに関しても圧縮形でやる場合も中間ファイルは非圧縮で置いときたいわけだから作業エリアは同じように必要になる。基本的にクロマキー撮影は同スタジオだからPCに直接録画すれば非圧縮収録が出来る。

今までの撮影で長いもので20分くらいは回していたからハイビジョンの場合HDDにして200GBくらいになるだろうか。ということは250GB×4のレイド0で1TBあれば何とかなるかも。外部から撮影した素材を持ち込まれる場合どうすればいいか。おそらくHDVか HDCAMになるだろう。

HDVはアフターイフェクトがデフォルトで対応しているので問題ない。HDCAMはそのうち納品用に購入しなければならないかもしれないがとりあえずはカメラごと持ってきてもらってHD-SDIで取り込むのが安く付く。スタジオカメラは非圧縮出力のあるカメラでいいのだ。と、いろいろ考えてみるもののアーカイブの方法や局納品テープなどやっかいな問題が残っている。

2006年02月13日

ハイビジョン制作機器導入カウントダウン

ハイビジョン制作機器導入カウントダウンハイビジョン制作機器の具体的な導入に対して現時点で手に入るもの、近い将来発売されるだろう機器などを予測しながら最も効率の良い、採算の取れるシステムを計画してみた。 まだ放送が始まっていないためCMスポンサーがハイビジョンに対してどのくらいの意識を持つか予想もつかないが確実にデジタルテレビは売れているし5年後には全てデジタルテレビに切り替わるのだ。

都心で始まったときCMはほとんど4:3のまま放送されていた。しかし普及率が高くなるにつれ16:9でのCMも徐々に増えてきた。ローカル局もこの1~2年でデジタル化が一気に進む。ただHD化には多大な設備投資が必要なわけでHDCAMでの局納品などかなり高いハードルが待ち受けている。HDVなど低価格なHD製作機器が発売される一方で導入にブレーキをかける要因も多々残っているわけである。じっくり状況を見極め慎重に検討してからの導入でないとHDCAM VTRを500万円で導入した途端放送局の納品形態がフレキシブルになったりしたら目も当てられない。

一零細プロダクションの意見など取り入れてももらえないだろうがローカルCMをHD化するためにはぜひともHDCAM以外の汎用メディア受付を検討して頂きたいものである。

デジタル放送に対応した高画質制作システムの段階的導入計画


HVX200関連その他

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2006年02月14日

デジタル放送対応高画質制作システムの段階的導入計画

デジタル放送対応高画質制作システムの段階的導入計画●Avid Xpress Pro が有力に
Panasonic AG-HVX200 (実売)¥529,200 + P2メモリ4MB(HDで4分記録) ¥78,750
・Avid Xpress Pro ¥291,900 キャンペーン特価¥155,400(税込)
 P2カードからの各種HD規格の取込ができる。
・Avid mojo \291,900 キャンペーン特価\210,000(税込)
 Component-cable¥13,650+RS422-cable¥21,000
・After Effects 7 Pro ¥155,400 高精度クロマキーとスーパースローが出来る。

●リスク回避、トレーニング期間を考えた段階的導入
・Panasonic AG-HVX200 ¥529,200 + P2メモリ4MB(HDで4分記録) ¥78,750
・DVCPROHDの読み込み変換のためファイナルカットプロの導入 Mac mini  1.45GHz/1MB/100GB ¥105,290 + Final Cut Studio ¥128,000
※アドビではDVCPROHDの対応は希望薄のようなのでアップル路線に変更。
・この段階で84万。P2カードにHDで収録、MacminiにIEEEで転送、FCPでSD/RGB非圧縮に変換、winでクロマキー合成
○この環境でしばらく制作してみてMac環境が快適であれば作業の中心をMacに移していく。そうでなければwinで再構築。
・PowerMac G5 2GHzDualCore SDRAM2GB SATA500GB×2RAID0 ¥424,140
・Cinema HD Display 23インチ ¥149,800 ・Shake4 ¥330,000 ・DeckLink SP ¥78,750
AEの代わりにShake4を採用、直接DVCPROHDが扱え高機能、DeckLinkでベーカムコントロール(SATA RAID0でSD非圧縮は可能か?)
○winで構築する場合
・PCは現在あるものを使用P4/3GHz、メモリ2GB、HDD80GB+500GB モニターは720P編集であれば現在のものでも問題ない。
・ビデオモニターはP2カメラに素材を戻してカメラから720Pコンポーネント→50インチプラズマで確認。
・Avid Xpress Pro 291,900 DVCPROHDが扱える統合編集ソフト
(対応ハードの条件がかなりシビア)

■ソフトウェアの強化
・現状のシステムでも1920×1080の映像を編集することは出来る。デジカメの写真素材は600万画素で3000×2000ピクセル、イラストレーターでタイトル制作、3DCGを組み合わせればハイビジョンの動画CMを作ることが出来る。
Adobe Production Studio Premiumの導入計画。この新バージョンはHDVをネイティブに扱うことが可能。滑らかなタイムワープやリアルなデフォーカスなど画期的な新機能も入り効率的な制作ができる。
・HDV映像をファイルでもらうかカメラごと持ち込んで取り込み、最終出力をHDCAMを持ったポスプロにファイルで送ってテープ仕上げしてもらうことが出来る。

P2カメラ ■ ハイビジョンカメラの導入
Panasonic AG-HVX200
・ハイビジョン画質の撮影
・4:2:2クォリティ高画質クロマキー素材の撮影
色差解像度
DVCPROHD---640 / DVCPRO50---360 / DVCAM---180

・プログレッシブ30p シネライクガンマでフィルムカメラで撮影したようなトーンで撮影
・バリアブルフレームレート撮影で1/2スロー
・駒撮りアニメーション、インターバル撮影、スローシャッターなどの特殊撮影
・ハードディスクレコーダー HVX200はP2カードでの記録であるが媒体価格が8分録画で17万円と高価なため長時間記録の出来るFOCUS FireStone FS100の導入
・現時点(06.2.13)ではDVCPROHD/50をアフターイフェクト単独で取り込めるプラグインが発売されていない。カノープスのターンキーシステムが対応しているがソフトだけで扱えるものは今のところFCPだけなのでMACの導入を検討中
・720Pでのバリカム撮影ではフレームレートコンバーターを使わず出力することが出来るのでSD非圧縮にダウンコンバートしてベーカムに取り込みという方法が考えられる

カノープス ■DVCPPRO HD編集対応+ノンリニア編集コンピュータの強化
・ハイビジョン映像はNTSCの約5倍にもなるのでHDD容量、CPUも高速に対応しないと効率が悪くなってしまう。
Canopus REXCEED-P3100
HVX200のP2カード、DVCPROHD/50に対応したNLSでSD非圧縮も扱うことが出来る。


DeckLink ■非圧縮HD−SDI入出力対応
DeckLink HD Pro
非圧縮HD-SDIを入出力でき、デッキコントロールが出来るのでHDCAM VTRへの収録、取り込みが可能
・HD-SDI出力を持ったHDカメラをスタジオに持ち込めばクロマキー撮影が非圧縮HD-SDIで収録することが出来る。

 

S2000■HDCAM VTR導入
SONY HDW-S2000
・現在放送局でCMを受け付けているのはHDCAMとHDCAMSRのみである。
・現行ローカルCM制作費を考えるとほぼ採算は考えられない。制作費のコストアップがどこまで進むかスポンサーの意識次第でもある。

MA■MAの充実
・撮影から納品形態までフルデジタルになってくると音声もさらにハイクォリティでと欲が出てくる。
・ハイエンド機器は追求するときりがないので現状のアップグレード。

 

 

■特機の導入
・デジタル特殊効果だけでは表現に限界が出てくるので撮影にも特機を導入
・ドリー、クレーン、モーションコントロールカメラ、シュノーケルカメラ
・HVX-200はズーム、フォーカス、アイリス、RECのリモートが出来るのでリモコン雲台と手持ちのリニアレール1.5mを垂直に使ってカメラの完全リモート操作が出来る。


HVX200関連その他

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撮影はHDだが仕上げはSD

撮影はHDだが仕上げはSDハイビジョン放送は10月からなのでそれまではHDの需要はない。しかも10月からすぐにHDでの発注は来ないだろう。ということでカメラは導入したいのでHD撮影SD仕上げのシステムを構築することに。HDカメラはレコーダー一体のENG型とスタジオ制作カメラに分けられる。制作カメラは記録部分がないため比較的安くスタジオで使うには好都合だ。しかし今回はまだ外部プロダクションでもHDカメラを導入していないこともありENG形式を選ぶことにする。

ENGタイプでは肩乗せの大型カメラと民生機から派生した小型カメラが存在する。大型はレンズ交換式で価格は200万以上、レンズも高画質のものは200 万以上する。今回は小型カメラから選ぶ。というより選択肢はそこにしかない。採算が合わないからだ。sony、canon、victor、 panasonicからそれぞれ個性的なカメラが発売されている。記録方式、画質、価格、機能を細かく分析した結果テープレスのpanasonic AG-HV200が最終候補に挙がっている。

canonのHDSDI出力も捨てがたい、画質もかなりいいようだ。sonyも素性はいいのだがプログレッシブ対応でないのが惜しい。など迷うが今後も新製品が出てくる可能性はあるわけで導入タイミングまで目が離せない。将来はHDCAM VTRを導入することになるかもしれないのでHDVよりHDSDIに親和性の高いフォーマットの方がいいかなと考えている。とりあえず現時点では panasonic AG-HV200が特殊撮影も出来て価格もリーズナブルということでシステムを展開していく。

ENGとはいえ、うちのウリとしてはクロマキー撮影だから現在よりも高画質にクロマキー合成できることが選択の条件である。DVCPROHD1080/30pで撮影した場合クロマ解像度は水平640ピクセルある。これはHDCAMより色情報が多いのだ。これを取り込みSDサイズでRGBにダウンコンバートすれば色解像度は480ピクセルとなりデジベ4:2:2の 360ピクセルより情報量は多い。

あくまでも計算上なので実際はどうなのかやってみないとわからないが今までの経験上だいたいそのようになるようだ。現在はPCに取り込む際DVカードを経由しているためどうしても4:1:1になってしまう。そのためクロマキー処理はハードウェアのクロマキーヤー(4:2: 2)を使ってベーカムに収録したものを中画とマスクを分けて取り込んでいる。これはそれなりに面倒なものであるが4:1:1でソフトクロマキーするより断然高画質である。

2006年02月15日

HVX-200の解像度

HVX-200の解像度webを見ているとサンプル画像などが一般ユーザーによって掲載されている。それを見るとかなり綺麗な映像だ。しかしなぜかCCDのスペックが公開されていない。3CCDなのだがどうも100万画素以下だから公開していないのではないかと勝手に思ってしまう。
雑誌の解像度チャートを写していたものでは 600本程度しかなかった。感度を稼ぐため無理に画素数を上げないということでもあるらしい。しかし画素数が少なければイメージダウンになるから表記していないのか。

確かにフィルムライクな映像を作るときあまりシャープさを求めずしっとりとした映像作りをする。そう考えると万能カメラとして使うには厳しいのか。未だSDのワイドをアップコンして放送しているコンテンツがあることを考えるとつなぎとしてHVX-200をとらえるべきなのか。悩むところだ。


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2006年02月17日

HDCAMよりDVCPROHD

HDCAMよりDVCPROHDDVCPROHDをネイティブに扱えるソフトが増えてきているようだ。P2のようにテープデッキなしでのキャプチャーも出来るためポストプロダクションとしては非常に扱い易い。HDCAMに比べると圧縮率は高いが色情報はHDCAMより多くクロマキーにも向いている。一方HDCAMはHDSDIからしかキャプチャーが出来ないなどノンリニア編集には不向きかもしれない。

HDCAMSRであれば高画質編集も出来るがHDCAMはD-2のように最終放送素材納品フォーマットとしてしか生き残らないかもしれない。もちろん圧縮率を考えるとDVCPROHDも完成形ではない。ただP2フォーマットだと今後非圧縮に近い高画質フォーマットが追加される可能性は高い。テープではないので受け入れるソフトさえ対応できればどんなフォーマットを作っても問題はないわけだ。

ということで制作フォーマットはP2をベースとしたテープレスにほぼ決定。現在悩んでいるのは編集ソフトとプラットホーム。
macのFCPが捨てがたい性能を持っている。Shake4はモーフィングもできる。winではAvidXpressProHDがDVCRPOHDに対応している。これもリーズナブルに構成できそうだ。
カノープスは今のところターンキーシステムしか対応しておらずコストパフォーマンスが悪い。ただこの流れで行くとプレミア+アフターイフェクトもDVCRPOHDに対応するのも時間の問題に見えてきた。

そうなればかなりローコストに組むことが出来る。mac+FCPシステムにもちょっと揺らいだがやはりプラットホームから全て入れ替えはリスクが大きい。iPodで勢いのあるアップルだがいつまた躓くかわからないしね。

2006年02月18日

HVX-200の周辺は?

HVX-200の周辺あたらし物好きとしてはすぐに欲しくなるのだがここはじっと我慢して様子を見るしかない。HVX-200だがなかなか良く出来てはいるものの周辺が整っていない。まずズーム・RECがリモコンできるのはいいのだがフォーカス・アイリスもリモート操作できるようにしてくれている。ところがコントローラーがない。メーカーに問い合わせたところpanasonicからは発売予定はないらしい。しかも他社製品でも対応するものがないらしい。なんのこっちゃ。リモート雲台を使ってスタジオ撮影しようと思っていたがこれも他社製品の発売を待つしかない。で、やはりP2の読み込み問題だ。

単純にDVCPROHDを非圧縮 AVIにコンバートでも出来るソフトをパナソニックが出せば済む問題なのに全くそのようなソフトを出すつもりはないという。要するに編集ソフト側で対応するのを待つだけなのだ。AvidとAppleが対応しているのになぜAdobeが対応しないのか不思議だ。やはりメーカー間の取り決めなどがあるのだろうか。

アフターイフェクトを使い慣れているためにP2を導入したいがためだけに他のソフトに乗り換えるのもどうかと考えてしまう。というわけでまだまだ待つしかないのだ。そんなこといってると他のメーカーもテープレスで扱い易いシステムを出してくるかもしれない。
ソニーはもう、いろんなものを出しすぎているからまずないだろうが。


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2006年02月19日

HDコンバート

ハイビジョンHDコンバートDVCPROHDを扱えるソフトを調べてみた。アビッドならwinで使えてソフトが29万、カノープスの場合ボードも必要で48万ターンキーなら98万、アップルの場合ファイナルカットプロが13万だがMacが必要。最低限スペックのMac miniが10万合わせて23万、編集までMacですればG5で組んで53万。とにかくローコストでということを考えるとMac miniにFCPを乗せるのが安いがこのマシンでは編集するには厳しいのでDVCPROHDをwin/AEで扱える形式にコンバートする程度になる。ただ非圧縮に変換して転送するだけでもそこそこ時間はかかりそうだ。MacにするのならG5にして完結させる手もある。

HDDを1TBにしAEのかわりに Shake4 33万を入れるとかなり強力なHD編集システムになる。HDモニタ、DeckLink(ベーカム用)で一式98万。ただ全て新しいソフトになるので覚えるのがちょっと大変。アフターイフェクトに慣れているので直接AEでDVCPROHDを扱うためにはカノープスのターンキーになるが上記Mac98万のシステムと同等なスペックで揃えると200万になってしまう。

こうして比較してみるとMacの方がHD編集に向いていることがわかる。
winはソフト、ボード、PCがそれぞれ別メーカーのためターンキー以外では相性の問題が気になる。その点Macはハードが限られているため比較的相性の問題は気にしなくて済むのもいい。などとMacが気になりだした。

2006年02月22日

HD編集なかなか大変

ハイビジョンHD編集なかなか大変パソコンで編集する限りでは現在最高速でもXeon3.8GHzデュアルである。メモリーを2GB積んでも60万くらいなものである。CPUパワーは非圧縮よりmpeg2などの高圧縮データを扱う方が必要になってくる。単純に非圧縮の計算をさせるだけであればSDに比べて5倍ほどあれば同等の時間で計算できるのだ。最近の編集ソフトはHDVをネイティブで扱えるようになったと出ているがこれはある程度のCPUがあればリアルタイム再生が出来るという意味のようである。

最終出力する場合は全てレンダリングしなおす必要がありリアルタイム時間の数倍かかっているようだ。CMの場合尺も短く合成処理の方が重いためコーディングの再レンダリングはあまり問題になるほどではないがむしろ圧縮による画質劣化が気になる。DV系以外はほぼmpeg圧縮を採用しているので合成などの特殊効果素材には向いていない。ということで今話題にしているDVCPROHDという方向が見えてくるのだ。

ところがDVCPROHDはパナソニックしか採用していないためHDVほど扱えるソフトが少ない。しかもP2カメラは今のところHVX200この機種しか発売されておらず発売間もないため対応を表明しているメーカーでも完全に検証が完了しているわけでもないようだ。HVX200は記録フォーマットがいろいろあり全てに対して対応するのも難しい状況があるようだ。

ウチで使いたいのは1080/30Pこれはクロマキーに対して有効。720/30Pこれはバリアブルフレームレートに利用。この2 種類が扱えればいいのだが実際は60iで取り込むといったことで紛らわしくなっている。メーカーもこのあたり問い合わせても確実な答えが帰ってこない場合もありまだまだ結論を出すには早いようだ。

2006年02月23日

Mac Mac Mac

Mac Mac Macもう10年くらいは触ってないだろうか。長年マニュアルミッションに乗っていてオートマに乗ってみるみたいな違和感がある。FCPを使いたいがためだけに Macというのが拒絶感の原因か。MacとWinのLAN通信についてネットで調べてみた。驚きであるネイティブで通信できるようになったのは最近のOS からではないか。なんと冷戦時代の長かったことか。

アップルもやっと世界が見えてきたのかインテルのCPUさえも使うことになるとは。これからウインドウズに溶け込んでいくのだろうか。すでにiPodはOSに依存していないし、いろんな周辺機器もWinと共有できるものがフツーになってきた。ただMac ローカルゆえのメリットもあるわけでMacで動くシステムはほぼターンキーのような安心感がある。しかしそう思っているのはウインドウズユーザーだからかもしれない。

Macはまだまだ不安定らしく、わけもなくフリーズすることは日常茶飯事とか…購入してから後悔する可能性もあるのでMac miniで恐る恐るがいいかと。ワンボタンマウスで指がつりそう。信者にはならないぞ!

追記:少し状況が見えてきた
P2の対応機器リストが出ていた。カノープス、アビッド、ファイナルカットが主なターゲットになる。カノープスはメーカーに聞くとターンキーを薦めてくる。
P2オプションと EDIUSでも動作するように思えるのだがはっきりと使えるとは言ってくれないのだ。しかしこのセットでもソフトだけでEDIUS¥69,800と P2Option¥150,000で約22万となってしまう。
Avid Xpress Pro HDはソフトだけで約29万、今はキャンペーンで15万で売っているのだが720p系の読み込みが現在出来ていない。やはり実績の多いファイナルカットが残ってしまう。Macminiにして変換だけなら23万、どうせならG5にしてMacで完結させるのもありだ。キャンペーン価格に惑わされずじっくりと実績を調べてから決めよう。

2006年02月24日

テレビ局は何フォーマット?

テレビ局のフォーマットその昔CMはCFと呼ばれ16mmフィルムで納品されていた。コマーシャルフィルムである。時代は磁気テープに変わり1インチになった。テープ幅が 25mmあるということである。そしてデジタル時代になりD-2に変わった。しかしD-2はコンポジット記録のため編集などに向かずポスプロではD-1やベーカムが主流になって今やハードディスクのノンリニアが主流である。そのためCM素材もベーカムでも受け入れられるようになりそのデジタル版といえるデジタルベーカムというのがNTSCのCM素材フォーマット変遷である。

ハイビジョンはどうなっていくのだろうか。とりあえずHDCAM、HDCAMSRがスタートである。D-5HDやDVCPROHDなどは今のところ発表されていない。もちろん各放送局が全てのフォーマットに対応させるというのは不可能なことである。しかしSONYしか採用していないHDCAMだけでいいのか?むしろ汎用的なデータ形式での納品形態もあっていいのではないか。

ビデオ制作自体が低価格カメラやノンリニア編集機が発売されるようになって放送機器、業務用機器、民生機の差が顕著でなくなってきた。むしろ放送番組もチャンネル増加によって予算が削減され低価格な業務用機器で制作されることが多くなってきた。映画の世界でさえDVカメラで撮影してフィルムにするといったことが行われている。

放送局も時代の流れには逆らえないだろう。数千万の編集室でCMを作っていた時代では1千万のVTRもバランス取れるが100万のPCでも同等のクォリティで出来る時代に500万のVTRはあまりに不自然である。SONYにも考え直してもらわないといけないのかもしれない。毎度愚痴ってまうがせめて200万のHDCAMを出して頂きたい。

2006年02月25日

映画関係者は24Pが好み?

映画関係者は24Pが好み?劇場映画を作るのならともかく映画の雰囲気を出すために24フレームで撮影して24フレームで編集。最終的にはプルダウンしてぎこちない動きでビデオ再生してしまう。
もっとも最近のデジタルテレビは自動認識して24P表示してくれるものもあるがどうして24Pに拘るのか。30Pの方が編集には扱い安い。 60iでVTRに記録しても戻せる。
ただ30Pでもテレビで表示する場合24Pと同じくプログレッシブテレビでないとプログレッシブにはならない。けどかくかくした動きにはならない。

スピード感が違うといってしまえばそれまでだがその20%のコマ数の違いがどれだけ作品のイメージに影響しているのか。ただ単に24フレームで制作していると映画を撮っているように錯覚している人も多いのではないかと思える。まぁ芸術であり趣味の世界でもあるから否定はしないが非効率な作業だと思う今日この頃。ただインターレースよりプログレッシブ方式が画質がいいのは確かだ。

sonyがビデオカメラで24Pを提唱したときデジタル編集でデータ量が2割減りますと広告に出していた。なんじゃそりゃ(笑)

2006年02月26日

SONY HVR-Z1Jで作った番組

ハイビジョン SONY HVR-Z1Jで作った番組カーグラフィックTVがSONY HVR-Z1Jで作られているとある雑誌に書いてあったのでBSデジタルをハイビジョン録画して170インチに投影して見てみた。さすがにスタジオカメラに比べるべくもないが解像度的にはなかなか健闘している。

解像度はSDカメラのアップコンとスタジオHDカメラとの比較でスタジオカメラの80%くらいの線はいってるのではないかと思える。SDのアップコンよりははるかに高解像度なのだ。しかし色の再現性、感度の面で民生機からの派生機種なんだなと感じさせる。
特に走行シーンは周りが山ということもありいかにもハンディカメラですっていう画質になっていた。

三脚でクルマを撮影しているところはかなり綺麗に映っている。一部肩乗せENGカメラで撮ったと思わせる高画質なシーンも見受けられたがさすがに綺麗だ。しかしこのENGカメラとZ1Jは価格は一桁違うわけでここまで表現できてしまえば低価格番組はこのレベルのカメラで充分なのだと納得してしまった。

2006年02月27日

電動リモート雲台

電動リモート雲台私の場合、人物を三脚でフォローしなから撮影するといった場面はほとんどない。優れた油圧雲台はヘッドだけで100万以上もするのだ。それでも人が操作するわけだから風景などのパンニングを大画面で見ると微妙に動きのむらが出てしまう。特に今回のSONY HVR-Z1Jような軽量カメラの場合重量慣性も見込めないため滑らかな動きは更に難しくなる。Shakeでは不安定なカメラの動きをスムースににするSmoothcamという機能がある。そう考えると電動雲台が撮影に使われないことのほうが不思議である。

モーションコントロールカメラのような大掛かりなツールではなくこのようなポータブル型の電動雲台が欲しかった。欲を言えばズームフォーカスと連動して最初のターゲットと決めのターゲットを登録しておいて動き時間を設定、スムースに動いてくれるとすばらしい。

SONY HVR-Z1Jではフォーカス、ズーム、アイリスなどをそのような動きで出来るショットトランジションという機能がある。つまりこれに電動雲台が連動すれば強力なモーションコントロールカメラになるということだ。

サンプルイメージ

2006年02月28日

液晶テレビはフルHDパネルになってくる

液晶テレビはフルHDパネルになんとフルHDパネル1920×1080ドットの液晶テレビがインチ5000円台で発売されだした。40インチ以下のプラズマはフルHDパネルが非常に作りにくいという。そこで液晶陣営は差別化を図るため一気にフルHDで勝負に出るのではないかと考えられる。
だから今は少々安くなったからといって液晶テレビを買うのは待った方がいいかもしれない。

30インチくらいまでなら1280×720のパネルでも充分高解像度なのだがそれを超えてくるとやはりフルHD パネルは違いが顕著に現れてくる。今、国産のフルHDパネル液晶は高嶺の花だが来年には当たり前になっているのではないかと。しかしフルHDパネルを満足させられるコンテンツがどれだけあるのか。
それも問題なのだが…

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