その昔CMはCFと呼ばれ16mmフィルムで納品されていた。コマーシャルフィルムである。時代は磁気テープに変わり1インチになった。テープ幅が 25mmあるということである。そしてデジタル時代になりD-2に変わった。しかしD-2はコンポジット記録のため編集などに向かずポスプロではD-1やベーカムが主流になって今やハードディスクのノンリニアが主流である。そのためCM素材もベーカムでも受け入れられるようになりそのデジタル版といえるデジタルベーカムというのがNTSCのCM素材フォーマット変遷である。
ハイビジョンはどうなっていくのだろうか。とりあえずHDCAM、HDCAMSRがスタートである。D-5HDやDVCPROHDなどは今のところ発表されていない。もちろん各放送局が全てのフォーマットに対応させるというのは不可能なことである。しかしSONYしか採用していないHDCAMだけでいいのか?むしろ汎用的なデータ形式での納品形態もあっていいのではないか。
ビデオ制作自体が低価格カメラやノンリニア編集機が発売されるようになって放送機器、業務用機器、民生機の差が顕著でなくなってきた。むしろ放送番組もチャンネル増加によって予算が削減され低価格な業務用機器で制作されることが多くなってきた。映画の世界でさえDVカメラで撮影してフィルムにするといったことが行われている。
放送局も時代の流れには逆らえないだろう。数千万の編集室でCMを作っていた時代では1千万のVTRもバランス取れるが100万のPCでも同等のクォリティで出来る時代に500万のVTRはあまりに不自然である。SONYにも考え直してもらわないといけないのかもしれない。毎度愚痴ってまうがせめて200万のHDCAMを出して頂きたい。
コメント (2)
先日、局に納品したベーカムの画がモノクロになると言ってクレームが付いた。
納品前には2回チェックで見いてるのでうちのデッキでは問題ないはず。知り合いのプロダクションに持って行って確認したらちゃんとカラーで見えた。
ただジョグスローで再生するとノイズバーの周囲が斑になっている。
おそらくうちのデッキのヘッドが汚れていたせいなのだ。
クリーニングした後のテープに関してはクレームが来ていない。
実は別の局からも同じクレームが付いており同時期の収録なのだ。
考えられるのは局のVTRがデジタルベーカムやマルチフォーマットベーカムでアナログテープも再生互換があると言うタイプ。
これに対し、先のプロダクションとうちのものは業務用といわれるアナログ専用機である。
業務用と放送機器の差で互換性がないのかデジタルVTRとアナログVTRの差なのかはっきりはしないがベーカムテープに違いはないわけだからデッキによって再生画像が異なるのはかなり死活問題である。
手元で確認して問題ないテープがよそで再生できないわけだから…
投稿者: fuji007 | 2007年02月24日 18:27
日時: 2007年02月24日 18:27
この問題は以前Fujiさんが書かれていた「デジタル映像の時間軸補正」と「VHS」の状況と同じ問題ですね。
デジタル処理による弊害は今後山ほど出てくるでしょう。
何か、人間のリストラみたいに切り捨てておいてやっぱりあの人は必要やったんか!地味で気が着かんかった。(笑)てなことならないようキャパ広くしてほしいですね。
投稿者: datajiro | 2007年02月24日 18:45
日時: 2007年02月24日 18:45