ワンセグの放送が開始された。
まだ地上デジタルの電波が飛んでないここら辺では受信できないが今年中にはほぼ全国で受信できるようになる。
2008年までは地上放送と同じサイマル放送なのだがそれ以降は独自放送を行うことが出来る。
ワンセグは解像度が320×180ピクセル、15f/sという仕様で、HDが1920×1080だから面積情報量は1/36程度である。
文字スーパーは複雑な漢字まで読ませようとすると最低20ピクセルくらいは欲しいところだがこれをハイビジョンサイズで制作すると120ピクセルにもなり横いっぱいでも15文字程度しか表示できない。
よって、ワンセグのサイマル放送というのは実験段階でしかないと思われる。
スポーツ番組を見てもスーパーは読めないし顔もアップ以外はほとんど認識できないだろう。ということは2008年以降の独自番組というのはインターネットなどで配信されている低帯域での映像と同様なコンテンツを用意しないといけないだろう。
そんな中CMは存続できるのか。
ワンセグのような携帯端末になると、よほど面白いCMでないと見てくれない。と言うよりもこのサイズでは視聴者にインパクトを与えるのはかなり難しくなる。
新しいメディアには企業側としてはいろいろ期待するのだが本当に浸透するのかちょっと疑問が残る。たしかに渋滞時の車の中でクリアなテレビが視聴できるのは便利だが小さなスーパーが読めなかったり表情が認識できないといったストレスが出てくるのも確かである。
ケータイのインターネットのように見たい情報を見るというのと垂れ流しの放送とはかなり意味合いも違いこのメディアに対する商売もまだまだ研究が必要のようだ。