▼テストの中で問題になった箇所(Mode:Hivision)
・Xpressでは720/30PNの読み取りが出来ないためバリアブルフレームレート素材の取り込みは720/24PNで行うことになるが書き出しを 30Pにするとプルダウンになってしまった。結局24Pで書き出し、アフターイフェクトで24→30変換することで解決した。
・XpressのP2取り込みがインポートではなく特定のホルダーを作成してメディアツールからの取り込みであることが後でわかった。
・P2カードからパソコンの取り込みにカードリーダーを使う予定でUSB接続カードリーダーを購入したが使えないことが判明した。純正カードリーダーかノートパソコンのカードリーダーしか使えないとのことであった。
・P2に記録されるデータ形式は汎用フォーマットということだが対応しているアプリケーションがまだ少なくCanopus、Avid、AppleFCPなど数種類に限られる。
▼テストの中で問題になった箇所(Mode:SD)
・Xpress+Mojoでコンポーネントベーカム収録を計画していたが現時点ではタイムコード制御がうまく行かず調整中。
・Xpress+MojoでDVCPRO50 4:2:2の入出力が出来ると思ったがMojoが対応していないことがわかり断念。
・DVコーデックはカノープスのオリジナルがいちばん高画質と判断。
そして次のステップへ
とりあえず今回のデジタル放送ハイビジョン対応としては目的を果たしている。
あくまでもコストを抑え、いつHDの受注が来ても手間暇はかかるが作ることが出来るという体制を作りたかったのである。
これで転送時間、レンダリング時間などいろいろな部分のノウハウを蓄積し数年後、CMのほとんどがHDになるときどのようなシステムが効率がいいのか検討する材料にしようというものである。
現時点ではVTRの価格がネックであり採算ベースのシステムを組むのが困難な状況である。しかもHD対応ノンリニアシステムも出たばかりだしPCも現状のハイエンドマシンでもかなり厳しいように思う。現行のSD編集並みとはいかないまでも2倍程度のコストでSDと同じくらいの軽さで作業できるシステムが組めないと採算が取れないだろう。次の世代の新製品に期待するしかない。