無響室というほど大げさなものではないが残響をもっと減らしたいと思っている。
ナレーション録音の場合は30~40cmの距離で単一指向性マイクを使っているので声の大きさに対して残響音はほとんど問題にならない。
ところが撮影しながらの同録になるとこのようなオンマイクで収録することが出来ないのでラベリアマイク(タイピン型)を襟元に付けて録音したりする。
この場合でも直接マイクの前でしゃべるより距離があるので少し不明瞭になる。衣装や演技によってはラベリアマイクが使いづらい場合もある。
この場合はガンマイクをカメラのフレーム外から狙うのだがどうしても40~60cmくらいは離れてしまう。
静かで残響のない場所ならそれなりにクリアに収録できる超指向性マイクでも狭い部屋である程度残響があるとそれなりに目立ってしまうのだ。
前にも書いたがノイズの発生源対策も必要である。
そこでまずは手っ取り早い吸音材を壁に貼り付けてみたらどうかと思いいろいろ探していたらありました。
研究室によくある無響室の壁にある吸音材に似せてあるウレタン吸音材です。
無響室はもっと高価な材料で出来ているらしいがウレタンもこのように表面積が大きいことで吸音効率は高まるようだ。
見た目も面白い(笑)思ったより高いものではないので100mm厚のものを6㎡ほど貼ってみてはどうかと。
一枚あたり61cm×122cmが8枚である。壁に直接貼ると後で場所の変更や仕様変更するときに厄介なのでベニヤ板などに貼り付け天井から吊るすのがいいかも。
これだと反響音を聞きながら場所の調整変更が出来るし増設する場合も並びを簡単に変えることが出来る。
やりようによってはナレーション録音時に狭い範囲で囲ってしまって無響室を作ることもできる。
などといろいろ思案中。
吸音効率がよくなればノイズの反射音も減るためこちらにも効果がありそうだ。