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2006年06月 アーカイブ

2006年06月01日

壁面完成

サンプルイメージ壁面完成高さ1.2m、幅4.8mにわたって取り付けた。
実際に取り付けてみるとさすがに面積が大きいだけあって効果はかなりある。
こうなるともっと欲が出るわけで天井面も埋め尽くしたくなってきた。
計算してみると床以外の面積が90㎡にもなる。
今回6平方メートルで約3万かかっていて全面やると45万にもなってしまう計算になるのだ。
そんなことはやってられないので部分吸音でがまんしよう。
実際、ソファやカーペット、カーテン、家具によって吸音、乱反射は起こっているため全面処理をしなくても問題はない。
音のコントロールには遮音、防音、吸音、調音など目的によって材料や施工方法が異なる。

当初の設計ではホームシアターが目的だったのである程度の遮音、すぐ横に道路があるので車の走行音はある程度防ぎたかった。
防音に関しては隣近所が離れているため遮音の効果だけで問題ないとした。
で、内装の方だがダイケンの「オトテン」などという専用の天井材があるが結構高いので壁と天井はプラスターボードにビニールクロスを貼っただけ、床はフローリングという構成だから非常にライブなわけである。
響きまくりなのだ。
20畳の正方形に近い部屋の形状と階下にガレージという構造上床の2/3が太鼓のようになって低音がうなるように共鳴していた。
最初はこのような最悪のコンディションだったのだがフロントスピーカーの下に御影石を敷いたり壁や天井にタイルカーペットを張ったり、たいして使いもしないけど低音吸収用にソファを2セットも入れた。
迷光防止と吸音を兼ねて2面の壁いっぱいに黒いカーテンを張り巡らした。
これでホームシアターレベルにはちょうどいい響きになったのだ。
強烈なフラッターエコーもほぼ消え去り心地よい響きで鳴っていた。
ところがスタジオとして使うようになってこの心地よい響きさえもまだノイズとして収録されてしまうのだ。
そんなこんなで泥沼の改造物語が始まっていくのだが続きは天井吸音と天井照明のインバーター化である。

構想だけはまだまだある。
外壁が20mm程度のサイディングなのだがこれを90mmクラスの発泡コンクリートに取り替えるとか、床の裏つまりガレージの天井に圧縮グラスウールとコンパネでもっと強化して下からの音の回り込みを防ぐ、天井裏にさらにグラスウールを充填する。
などなどテーマは尽きない。
そんなことを考えているといっそのことRCで専用棟を建てようかと思ってしまうのである。いずれにしても懐具合以上のことは考えても実行できない…

無響室

2006年06月06日

第二次スタジオ改造計画完了

防音壁スタジオ第二次スタジオ改造計画完了改造前に比べるとかなり吸音効果は上がった。
手を叩いたり大きな声を出したりしてチェックしてみると2khzくらいだろうか、キューンという共鳴がほんの僅かだが残っている。
特定の場所だけだからまだ何も貼っていない壁や床の反射かもしれない。
録音には全く影響のない音量だ。
ガンマイクを立てて録音チェックしてみた。
40cm位の距離ではかなりクリアに聞こえる。
60cm離れてかなり大きな声を出してみると僅かながら残響を感じることができる。
あくまでも無響室でないということがこのあたりでわかる。

ライブな部屋は響きが適度にあった方が音にいいと勝手に思っていたのだがそうではなさそうだ。
むしろ5.1chなどのマルチオーディオは残響や空間定位を最初から作り込まれてあるので部屋は出来るだけデッドな方がいい。
スタジオ録音用にデッドな部屋にしたのだがこれでピュアオーディオを聴くと素晴らしく定位がはっきりして聞こえたのに驚いた。
センタースピーカーから音が出ているのではないかと思うほどセンターの定位がいいと言う事だ。
そのくらいマルチチャンネルのソースも各スピーカーからの音がはっきり方向性がわかり以前とは比べ物にならないくらい明瞭になった。
もし無響室で聴いたらどんな風に聞こえるのだろう。

壁面完成

2006年06月08日

殺人エレベーター

殺人エレベーターここでニュースネタを書くのは珍しいがあまりにも身近で衝撃的だったので書いてみた。
田舎暮らしをするようになってエレベーターに乗ることはほとんどなくなったのだが都会暮らしの時は毎日、しかも一日に多い時は数十回乗り降りする。

20年近く都会暮らししていてエレベーターのトラブルには一度もあったことはなかった。
製版屋さんのエレベーターで広さは棺桶二つ分(笑)、閉所恐怖症になりそうな狭さに加え今にも止まりそうな動きと振動、音。さすがに帰りは階段を使った。
エレベーターの恐怖と言えばそれくらいだ。
むしろドラマなど見ていて停電でエレベーターに閉じ込められて美女と二人っきりなんてことに…そんな期待さえしてしまう。
なのにまさか殺人エレベーターが世の中に存在していたなんて驚きである。
建設現場の仮設エレベーターなどは確かに危険だが使う人がそれなりに注意する。
しかし一般のエレベーターではどうすりゃいいんだ。

メーカーにも大きな責任はあるだろうがやはりお役所の入札制度に欠陥があるに違いない。
安いだけで業者を選定するというのはそもそもおかしい。モノは質と価格が比例するのだ。安くていいものなど世の中にそんなに多くはない。

2006年06月12日

バーチャルスタジオでデジタルズーム

バーチャルスタジオバーチャルスタジオでデジタルズームバーチャルスタジオとはカメラワークの物理移動データをCGシステムにリアルタイムに送り込みブルーバックの人物と背景CGの動きを連動させて合成させるシステムである。
ハイエンドのものはズーム、フォーカス、パン、チルト、クレーンなど全ての動きに連動し背景のCGも三次元で動きを伴った高品質なレンダリングで表現される。
これはシステムとして数千万から億単位である。
一方、一千万以下のシステムもある。二次元の大きなサイズの背景をCGとし、カメラのパン、チルト、ズームに連動するものである。
これらはあくまでもリアルタイムのカメラワークを前提にしている。

そこで考えたのだが、CMや短い番組であれば後処理の合成が可能である。
しかしカメラワークに後処理で動きを連動させるのはけっこうややこしいものである。
ブルーバックに同色でメッシュを描いてトラッキングを行ったりするのだがあまりうまくいくものではない。
そこでハイビジョンで撮影してデジタルズームを利用したバーチャルスタジオはどうだろうか。
ハイビジョンカメラを縦位置にして人物をフルサイズでFIX撮影。
HDの長手サイズは1920ピクセルあるのでSDの縦480ピクセルだと4倍のズームまでいけるという事になる。
人物をフルサイズから4倍ズームするとバストショットくらいまでは寄ることが出来る。
これを利用するとオープニングでバストショットの女性が3DCGの背景で挨拶していて、どんどんトラックバックしていくと巨大なセットの中にたたずんでいる。といったロングショットが可能になる。
フルサイズなので宇宙の彼方まで飛ばすことも可能なのだ。
さらに背景のCGはカメラワークがFIXのため静止画扱いできる。
時間のかかるレイトレーシングやフォトショップなどの二次元ペイント処理を使ったリアルな背景を高解像度であらかじめ作っておくだけで4倍ズームでも10倍ズームでも問題なく使えてしまう。
また、3DCG で動く背景にしてもループ素材を作っておくだけでいいのでリアルタイムバーチャルシステムのレンダリングに比較して相当リアルなものを作ったとしても時間的に有利である。

このような技法を全編やると手間がかかるのであくまでもオープニングなど美術設定であっといわせるための技法と考えている。
とはいえデジタル全盛時代に業界人なら「よくこんな予算でこんな撮影できたな」ってことになるが一般視聴者には気がついてもらえないかもしれない。

その昔、カット編集だけなのに忍者が消えたのが不思議でたまらなかった。
そんな時代が懐かしい…

2006年06月14日

P2編集

ハイビジョンHVX200でクロマキー撮影する場合4:2:2にするためP2カードへ収録している。
残念ながらDVテープにはDVCPRO50が記録できないためだ。
P2カードは立ち上がりも早く、サムネイル表示で再生確認できたりと便利このうえないし、画質も非常に綺麗だ。
しかしP2対応のアプリケーションが少ないため非常に面倒くさい取り込みをしている。
・P2から専用のホルダーにコピー
・そこからAvid用のホルダーに画像と音声別々にコピー
・Avidを立ち上げ非圧縮AVIにエクスポート
・AfterEffectsに読み込みKeyLightでクロマキー
・アルファ付き QTのアニメーション圧縮最高画質に書き出し
こういった複雑なプロセスを毎回行っている。

アフターイフェクトがP2のファイルそのまま取り扱えたらこのプロセスは全く必要がないのだ。
いずれアドビが対応するか、サードパーティーのプラグインで対応することになるのだろうがそれまではこれでやるしかない。

動画素材データの送り方

P100ProjectP100Projectのパターン100では注文していただいた素材データをその都度CD-RやDVD-Rにコピーし宅配便でお送りしている。
特に送料について文句が出たわけでもないが、たかだかデータCD数枚を受け取るだけで740円~1470円送料負担(近距離~遠距離)は運営側からしても申し訳ない気分になる。
その分商品価格を廉価にしているが返って廉価に対する送料比率が目立ってしまうという金銭感覚が残念である。
そこで他の配達システムで使えそうなものを挙げてみると、
●郵便局のEXPACK500
●物流工作250EXPRESS
●ヤマト運輸メール便
EXPACK500、250EXPRESSは専用の梱包袋を前もって購入し、荷が発生した時に集荷してもらうというもので、いずれも翌日に配達される。
EXPACK500は郵便局のインフラを活かし全国の配達を可能にしているが、250EXPRESSは今の所都心部だけである。
ヤマト運輸のメール便は300グラムまでだと160円で送る事ができる。
これで手渡ししてもらえれば即決まりなのだが残念なことにポスト投函までのサービスとなっている。
500円のEXPACK500にすれば一律料金でしかも速達扱いなのでお客さんの送料格差は解消できるし、よし!と買い物カゴの料金の変更などをやり直しをしてもらっていたが、250EXPRESSの取り扱い地域の拡大で扱えるようになれば、値段が半額だし、また変更する事になり導入を躊躇していた。

そんな折り、6月からご存知のとおり道路での駐車規制が変わった。

なんと郵便局の車は規制外扱いされるという。つまり駐車して良いということか。
うちに来る宅配の荷物はゆうパックなんか10個に1個もないそ!
量は民間宅配の方が多いにもかかわらず何故郵便車と同じ扱いをしないのか。
ほんでもって偶然だが郵便局の人が、それも2人でEXPACK500の営業に来はりました。・・・・・・
これで、弊社のEXPACK500に乗り換え作戦は中止とさせていただきました。

やはり早くダウンロード販売のシステムを構築しなければいけない。
CODECと圧縮率、これから最適なファイルを探し、検証し・・・時間かかるなあ~。

2006年06月20日

機能美

機能美デザイン機能美マイクもそうだが業務用機器というのは機能優先に作られているからデザイン優先の民生機より見た目に惹かれる。
デザイン優先の製品は最低限の機能をコンパクトにまとめて中に押し込み、外側だけを自由な形状に作り上げている。
これではオブジェに機能をくっつけたみたいで面白くない。
自動車でも同じシャーシで全く違うデザインの車が存在する。
車のボディラインは機能美ではないのだ。
F-1や建設機械の方がよっぽど魅力的に見える。
だから仕事に使う道具もあまり装飾的なデザインは好まない。
スイッチがたくさん並んでいるだけの機器にも使いやすさを考えた配置、大きさ、色使いをデザインする。これが優れたデザインだと思う。
かと言ってありふれたパーツを寄せ集めただけの機器にはデザインを感じない。
ウチにはそんな観点で購入した機器類が多い。

2006年06月21日

アップルの波

ハイビジョンまたまたアップルがやってくれました。
インテルマックもインパクトあったけどなんとShake4.1を¥268,000 も値下げし¥62,000で販売するというのだ。
DVCRPO HD使っている私としてはちょっと無視できない動きである。

ShakeはAfterEffectsのプロバージョンと同等のソフトである。
とはいえ価格帯から言ってハイエンドクラスのソフトだったわけだ。
AEもプロバージョンとなると\148,000だが、これよりも大幅に下げた形になった。
アップルはかなり HD編集に本気のようだ。P2、DVCPROの編集対応は現在アップルが最も充実している。

AEをメインに編集している私としてはFCPとShakeを同時に覚えるというのにかなり抵抗はある。
しかしこのままwin陣営でまともな対応ソフトが出ないとなると考えざるを得ない。
と思わせる衝撃的な価格設定なのだ。
また松下はSDカードの高速版を出してきた。
こちらは民生用だが大量に販売されれば価格も下がってくる。
P2カードの低価格化も拍車がかかるといいのだが。

2006年06月24日

テレビのデジタル接続

テレビのデジタル接続デジタル全盛なのだがテレビチューナーやHDDレコーダーとテレビとはアナログ接続だった。
D4端子などと書くといかにもデジタルのようだが中身はアナログである。
ただコンポーネントになったのはありがたいことだ。
数年前からHDMIというデジタル映像伝送規格の製品が出始めてきた。
ところがまだいろいろ決まっていないこともあるようで早まってデジタルテレビ関連製品を購入してしまうと後で後悔しそうなのである。

非圧縮デジタル伝送ゆえにコピー問題が浮上している。
つまり単に表示ディスプレイに出力するだけではなくダビング用端子として使われることを恐れているのだ。
また、アナログのD端子やコンポーネントからの出力を廃止しようという動きもある。
そうなると最新の地デジチューナーを買うと今手持ちのプラズマやプロジェクターに出力できなくなるということなのだ。
またHDMIをもっと進化したものにと、まだ普及もしていないのに新しい規格をどんどん出してきている。
つまりこういった規格が落ち着いてどの機種同士でも繋げるようになってからでないととても手を出せそうにないのだ。

待ちきれずパナソニックなどは独自フォーマットのデジタルリンクを提唱し始めた。これは全くパナソニックの特定機種同士しか繋ぐことができない。
たしかにTV、AVアンプ、HDDレコーダーなど別々のリモコンを使うのは不便だ。
しかし昔のただテレビをつけてチャンネル変えてボリュームいじるだけの時代とは出来ることの数が全く違うのだ。
むしろパソコンの方がマウスだけで操作できるだけシンプルかもしれない。
家電ということで一つの機能に一つのボタンを割り当てるというリモコンの概念がとんでもないボタンの数になってしまっているのだ。
これを全てリンクして一つのリモコンでやろうとするとどうしても画面を使ってメニュー形式にしなくてはならない。
これがけっこう厄介なのだ。チャンネルを変えるのにいちいちメニューを出してから選ぶということになってしまう。

これからデジタルテレビはどうなっていくのか。
もう少し様子を見てから購入することにしよう。

2006年06月26日

低周波ビリビリ

低周波ビリビリいくら建物をがっちり作ったとしても地面か揺れると家も揺れるのである。
地面というと不動のもののように思うがとんでもない。
近くの道で大型トラックが走っただけで家が揺れてしまうのだ。
自動車の騒音は広い周波数に渡って発生している。
500Hz以上はほとんど建物で遮断することができるが数百ヘルツ以下の低域は分厚いコンクリートの建物でないと完全に遮断することは出来ない。
しかしこのあたりの周波数は人間の声に含まれないのでローカットフィルターでほぼカットできる。
問題はそれ以下の振動レベルである。
要するに20Hz以下、音にならない振動なのだ。
音にならないからマイクには入らないと思いきや家を揺らし、壁を揺らしてそこにある全てを振動させてしまう。
ヤワに出来ているものはそこで再び違う周波数の音を発生させるのだ。
いわゆるビビリである。

車が走るたびにビリビリビリと音がするのだがどこから発生しているか突き止めるまでには車が通り過ぎてしまう。
床を踏みつけたり壁を叩いたりするが同じビビリが発生するとも限らない。
先般蛍光灯器具をグロースタータからインバーターに替えたがこのグロースタータの器具がかなり音を出していた。
薄い鉄板で構成されており接合部も遊びが多く、いかにもビリビリ来そうな構造だ。
インバーター式はそれなりに高価なのと構造的に逆富士というデザインで箱型ではないためほとんどビビリはなかった。

他にもスチール製の本棚、ケースに入れたDVテープ、棚に飾っている小さな装飾品…ほぼ対策を施したがまだ稀にびりびりと音がする。
ゴキブリ退治のようだ。

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