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リミッター

リミッターデジタル録音になってレベルオーバーは即クリップ、場合によってはノイズも発生してしまう。
アナログの場合は多少のオーバーは丸めてくれたそうだがどのような構造になっているかはよくわからない。
デジタルの場合PCに取り込むと波形を見ることが出来る。
DATやMDしかなかった時代を考えると実に便利になったものだ。
非圧縮で16bit 24bit 32bit、32k 44k 48k 96k…とあらゆるサンプルレートで記録できるようになった。
bit数が高ければ記録レベルが低くてもノーマライズで伸ばしてやればほとんどど音質劣化はないが16bitで低めに録音したものは劣化が目立ってくるのでなるべく大きめに収録したい。

スタジオ録音の場合はPCに直録音なのですぐ波形を確認できオーバーだったり低すぎたりすると録り直しができる。
ところがカメラでの同録ではレベルメーターしか頼るものがない。
そのため過大入力にも余裕を見て低めに設定することになる。
ここでリミッターの登場なのだがリミッターも組み込まれている機器によって動きが異なるようだ。
しかしその機能は詳細に解説されておらず、はたして能動的にリミッターを活用するべきなのかリミッターを外して低めに収録するべきか迷っている。
低めに設定すると前記の様にビットの粗さが出てくるしマシンノイズの影響も出てくる。

リミッターの機能は大きな入力が入ってくると全体のレベルを瞬間的に落とす。
大きな入力が終わった後もとのレベルに戻すのだがPCで既に録音したものを処理をする場合予測してその飛び出した波形だけを抑えることができる。
抑えられた大きな音と共に他の音も下げられ一定に鳴っていた音などは一瞬ふわっと音量が下がり違和感が出てくる。
なのでいかにこのピーク音だけの処理に留めるかがリミッター機能の大きな性能差となる。
これをリアルタイムの録音に応用するとまずピーク検出を早めに行わないといけない。
ピークを超えたとわかった時点では既に遅いのだ。
ディレイをかける手もあるがビデオ収録では映像にもディレイをかける必要が生じはたしてそのようなことまで行っているのか。
むしろ業務用カメラの場合マルチカメラのシンクロ撮影もあるため難しいだろう。
となるとピーク検出は早めに行われるわけだからあまり強いピークでなくてもレベルがちょくちょく落ちる現象が発生する。
それと元に戻すタイミングも難しい。
急に戻すとすぐその後またピークが来た場合から変な音になる。
ゆっくり戻すとピーク後の音が吸い込まれたような違和感を覚える。
このようにリアルタイムにかけるリミッターは難しい。

そんな中こんな製品を見つけたPROTECHのハイパーリミッターだ。
しかしこれの取り説を見ても詳細な動作解説は書いていない。
基本的にどの音声処理ソフトもあまりロジックに対して詳しく解説されたものがない。
購入する基準としては使っているプロがこれは音質がいいとか悪いとか評価をしているものを判断材料にするしかないようだ。
ビデオの同録も24bitレコーダーなどで別録音するのがベストなのだが映像とのシンクロできるものを選ぶとなると高価な機材になる。
カチンコで合わせる手もあるがやはりワンマンオペレーションでカメラに録音させるのが一番簡単だ。

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2006年07月28日 12:28に投稿されたエントリーのページです。

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