山陰のローカル3局ではHD素材の搬入をHDCAMとHDCAM SRに限定している。ところがこのCM搬入のための技術資料の付録にあるNAB技術基準ではその他にDVCPRO HDとHD-D5も入っているのだ。D5は今となっては新規に導入するところもないだろがDVCPRO HDはHDCAMより導入コストが低くCATV会社などは導入に積極的だ。クロマキーなどにも有利だったりと利用価値は高い。なぜDVCPRO HDが外されたのか疑問が残る。特にローカル局の場合低予算でCMを作らなくてはならず高価な機器の導入には慎重になる。
HDCAMは先日発表されたHDW-1800で3,465,000円が最低価格のものだ。DVCPRO HDはAJ-HD1400で2,835,000円で、これでも63万の差がある。AJ-HD1400はHD SDIのほかにIEEE1394が標準装備されておりDVCPRO HDの100Mbpsの素材を容易に入出力できる。HDCAMの場合はHD SDI入出力のビデオカードと非圧縮に対応したディスクアレイが必要になりノンリニア編集機もかなり高価になってしまう。放送局ではHDCAM SRにも対応させるため10,395,000円のVTRを導入している。このため他のデッキを購入するのをやめたのか…理由はわからない。