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2006年10月 アーカイブ

2006年10月01日

地デジスタート!

ハイビジョン 地デジスタート!やっと始りました。ローカル局もHD制作の番組を流し出しました。やはりハイビジョンは綺麗です。SDのアップコンバートとは比較になりません。

ところで景気は良くなっているんでしょうか。バブル弾けてどん底まで行って、そこからじわじわ回復していったがあくまでも回復と言った程度で落ち込み加減が半端ではなかったようだ。この先もっと景気はよくなっていくのか…超零細プロダクションにとっても設備投資計画にも影響するだけに気になる。「がっちりマンデー」ではこれからどんどん景気が良くなるといっていた。早めの設備投資に走るか…

2006年10月02日

ハイビジョンでのクロマキー再考察

ハイビジョン ハイビジョンでのクロマキー再考察これだけフルスペックハイビジョンのディスフレイやプロジェクターが出てくると制作側も気にしない訳にいかない。
HDCAMの色差画素数は水平480しかなくフルスペック1920に対してはDVの4:1:1:と同等で輝度4ピクセルに対し1つの色情報しか持っていないことになる(DVCPRO HDでも3ピクセルに1つ)。実際DVでクロマキーをするとかなりぎざぎざになりハイクォリティーとは言いがたい。究極を言えば4:4:4 RGBでクロマキーするのがベストなのだがコスト的に現実的ではない。もともとセットやロケ費用を浮かすためにクロマキー撮影しているわけだから本末転倒だ。
少なくともHDCAMやDVCPRO HDで撮影した素材ではあまり綺麗な合成は期待できない。AVCHD Inrtaなどの新しいフォーマットを待つかノンリニア編集機に直接カメラ出力を繋いで録画するしか方法はないようだ。ノンリニアでも扱う圧縮フォーマットによっては色解像度が低くなるので使える機種は限られる。悩みどころ満載である。

2006年10月03日

福岡コンテンツマーケット2006

福岡コンテンツマーケット2006福岡コンテンツ産業拠点推進会議が主催する「福岡コンテンツマーケット2006」というイベントが今月11日に博多のアクロス福岡イベントホールで行われる。
出展するのは地元のIT系企業やWebでのプログラム系コンテンツを扱うところが数多く見られるが、個人の作家さんもおられるようだ。
まあ、コンテンツという大きいくくりで判断すれば何でもコンテンツに成り得る訳でそういう私どもも小さいながらもブースを間借りして出展する事に相成りました。
P100ProjectのPattern100のプロモーションをやっていますので来られたら是非覗きに来てください。プロモーション映像を作るお手伝いをするパターン集「パターン100」で「パターン100」のプロモーションを作るなんて夢にも思いませんでした。(笑)

2006年10月05日

ワンセグ

ハイビジョン ワンセグあたらし物好きではあるがワンセグ系ツールを買おうと思ったことがない。なぜかというと、まずあまり外出することがないし出かけても自家用車なので待ち時間などあまりなく視聴時間がない。
見る時間があったとしても昼間の番組を見る気にはならない。たぶん残業サラリーマンが野球中継を見るくらいか?要するに使い道がないのだ。クリアな映像がどこでも見られるというのは興味がそそられるがコンテンツに興味がわかない。
地上波番組で見たいものがあれば録画して家でゆっくり見る。


ワンセグとはちょっと方向が違う携帯映像プレーヤー。クライアントプレビューにどうかなと思ってみたりするがハイビジョン時代にVGA解像度、4~7インチ程度では逆効果になる可能性がある。
何よりも音が悪い。それにしても代理店やクライアントでのプレビュー環境は最悪だ。
VHSからPCでのプレビューが増えてきたようだが画質はVHSよりましなものの画像サイズ、音質などまだまだ劣悪な環境であることに間違いない。

2006年10月07日

ローカル局完パケ納品

ハイビジョン ローカル局完パケ納品ローカル局といえば静止画のCMが流れるイメージがあるが従来このようなCMは紙媒体で作られた素材をTV局に持ち込みTV局ではそれをテレビカメラで撮影し局アナがコメントを読んで完パケとしていた。
デザインがほとんどパソコンで作られるようになったため昨年より紙媒体は廃止されMOでの搬入に限定された。動画でも15秒のうち一部を動画で渡し一部を静止画に差し替えるなど局側での加工もある程度対応してくれていたようだ。
ところがデジタル放送が始るということで2008年より局側での加工は受け付けないとの通達が来ているようだ。詳細はまだ把握していないが局アナにコメントを読んでもらうといったことも出来ないような…
これは代理店側の予算配分なのだが局アナに読んでもらうと外部のナレーターに依頼するよりその分は費用が浮くということなのだ。静止画 CMも映像プロダクションに撮影を依頼してCMを作るより格段に安くつく。

ローカルと言えども電波料はそれほど安いものではないのでCM制作費を安く抑えようということなのだが今まで静止画CMの制作費自体はスポンサーに対してサービスといった対応が多いようで電波料からの利益でまかなっている。こういった状況が長く続いたためCMプロダクションに制作を依頼するというのはスポンサーが要望した場合に限られるわけで代理店から動画CMの企画を持ち込むことはほとんど行われなかったようだ。
そんな中全てのCM素材は完パケでないと受け付けないということになれば我々製作側としては追い風なわけである。静止画であろうがどんなにローコストなCMでも外部のプロダクションを使って完パケにしないといけないということになる。
当方でも問題がないわけではない。今まで予算のないCMの場合、映像はこちらで作るのだがナレーションは局アナを使う場合があったのだ。テレビ局のアナウンサーに局のスタジオでお任せ録音してもらったMD素材を代理店経由で受け取りCMに組み込んでいた。これも出来なくなるとなると全てのCMは外部のナレーターに読んでもらわないといけなくなる(ぶっちゃけプロのナレーターに依頼すると低予算CMの場合ナレーション費用だけで全体の1/2にもなる場合があるのだ)。
局アナ感覚のおかかえナレーターを確保するべきか…検討中。特訓して自分で喋るか(笑)
そして2011年にはアナログベーカムなどの4:3SD素材も受け付けられなくなるのでHD化は避けて通れない。仕事量は増えるだろうが設備償却費とナレーター外注費をどのように制作費に乗せていくかが課題になりそうだ。

2006年10月08日

HD導入計画2007

ハイビジョン HD導入計画2007いつまでも先延ばししてるわけにもいかないので現時点で構成するとすればこんな感じというシステムを考えてみた。

現状HXV200というP2のハイビジョンカメラがあるのでそれを活用するシステムを考えてみる。
これに対応したソフトもAVID Xpressがあるのだがいまいち使い勝手が良くないので信頼性を考えてカノープスのターンキーをセレクトしてみた。
MAC+ファイナルカット+ Shake+BlackMagicのような流れも考えられるのだがバラで揃えることのリスクや全て新しいソフトを使うという負担を考えるとなかなか難しい選択だ。
ローコストシステムの問題点としては一度HDVボードを通すため画質劣化がある程度避けられないということだ。これはまだHD-SDI関係の周辺機器が高いためで、そのうちローコストな商品が出てくればNLEから直接HDCAMへHD-SDIで繋ぐことができるだろう。また、このシステムではHDCAMは落とし込みにしか使えないが将来的には取り込みにも使いたい。このあたりもまだHD-SDIインターフェースが高価と言う理由である。

フルHDで撮影から完パケまでを構成してみたがそこそこ高価なシステムになる。SONYのシネアルタで非圧縮編集とか考えると億単位になるかもしれないので想定外だが現時点でも2000万くらいで出来ることを思うとVTR以外はもっと安いものが出てきそうだ。おそらくHDCAM SRも500万くらいのものが出てくるものと思われる。ただマニアックに高画質を追求しても地デジ自体の画質を考えれば上記のローコストシステムでも充分な感じではある。

2006年10月10日

テープにこだわるSONY

ハイビジョン テープにこだわるSONYSONYはHDCAM、HDVともに消えていく様子はなくどんどん新製品を出してくる。一方XDCAMHDやAVCHDなどテープではないメディアも同時に発表している。とてもユーザーのことを考えているとは思えない。
業務用映像機器では独走状態に近いSONYだから他社が先進的な技術を出してくると一応対抗馬で抑えて置こうという戦略なのか。ユーザーの立場から言うと仕事のボリュームに合わせて機材予算をと考えたいところだが現状のラインナップではそのような選択は難しい。ある時点で予算の合うシステムにしてしまうと後で業界標準が変わってしまう可能性があるからだ。
要するにDVCPROを使っているところはDVCAMとことごとく互換性がないようなものである。誰が考えてもこれからテープはなくなっていくというのは明確だ。混乱期なので今購入するのは非常に危険だが先が見えないのも不安なものである。

理想形を想定してメーカーから発売されるのを待つのもいいが趣味の世界ではないのでどこかのタイミングで妥協しなくてはならない。
ちなみに戦略的価格設定と思われるSONYの業務用ハイビジョン機器の価格である。
記録再生される映像の違いは一般人では判別できないだろう。
HDV編集VTR 30~94万円
XDCAM HD編集VTR 180万円
HDCAM編集VTR 340~680万円
HDCAM SR編集VTR 1000万円

2006年10月20日

トーンカーブとコンプレッサー

ハイビジョン トーンカーブとコンプレッサーデジタル画像の色を調整するときトーンカーブをよく使う。横方向に入力、縦方向に出力を配して左下から右上に直線になると1:1の無変換になる。暗部と明部を変化させず中間調のトーンを変化させたりするのに使うのだが大雑把に調整するのがガンマカーブだったりする。
これとそっくりなのがオーディオで使うコンプ/リミッターである。
過大入力部分だけを押さえ込むのがリミッターで中間域を持ち上げて全体の音圧を上げるのがコンプレスだが回路がほぼ一緒なので明確な分類があるわけではないようだ。
こういった人工的な帯域圧縮などは日常茶飯事に行われているようで結果の画像や音を聴いただけではなかなかわからない部分でもある。
このようなデジタル処理をする場合入力が一般的な8bit(音の場合16bit)の分解能を持っていてもカーブの傾き加減によってはガタガタになってしまう場合が起こりうる。そのため後処理で大幅な処理が予想される素材は出来るだけビット数の高い収録をするわけだ。ビデオでは12bit、オーディオでは 24bitなどで記録できるレコーダーが存在するのはそのためである。24bitで録音して加工せず24bitで聞いてもそれを16bitと判別できる耳を持つ人は稀である。
トーンカーブ

2006年10月23日

Blackmagicすごい

ハイビジョン BlackmagicすごいDeckLink HD Extremeというボードがある。
SD/HDのノンリニア用ボードで、MAC、WINに対応し価格は15万円ほどだ。
HD-SDI入出力、RS-422、オーディオ…全てが放送仕様だと言う。
DVCPRO HDのコーデックにも対応しているのでMACとファイナルスタジオとこのボードでP2カメラとの連動が完結できてしまう。ちゃんと動くのだろうかが本音だ。カノープスで同等の構成を組もうとすると500万以上するのだ。
MacProをほぼ最高のスペック、30インチのHDデュアルディスプレイ、2TBのRAID、これと最低限のソフトを加えると¥1,523,900 。。
まじっすか!!
こうなるとますますHDCAMの340万が高く思えてくる。

2006年10月24日

ほんとにフルHDなのか?

ハイビジョン ほんとにフルHDなのか?最近発表されている家庭用ハイビジョンカメラでフルHD対応と書いているものがある。3CCDの一枚あたりの画素数は100万画素以下だ。
フルHDのフルスペックと言えば200万画素。いくら画素ずらししてデータ的に200万画素を作り出してもこれをフルHDと呼べるのか…
記録ではAVCHDには1920 モードもあるが。
ディスプレイにフルHDが出てきたものだからカメラもフルHDに対応させたい気持ちもわかるがちょっと無理があるのではないかと思う。プロ用機器でも入力から出力まで1920のフルHDで通そうと思うととんでもない費用がかかるわけですから。

2006年10月27日

プロンプター

ハイビジョン プロンプターニュースのときなどに使う電子カンペである。CMのような短いコメントの場合はほとんど覚えて喋れるのだがちょっと長いコメントなるとNGが多くなる。
そこでカメラ目線のまま読めるカンニングペーパーがあると覚えなくて済むと言う事だ。

ビデオカメラの前に大きなハーフミラーを置きその下に液晶モニターを設置する。市販品はかなり高価だ。たまにしかそのような撮影がないのにこれは買えない。
ということでプロンプターモドキを作ってみた。ハーフミラーがあるといいのだがネットで探してみるとけっこう高いので諦めた。ニュースのようにずっと読み続けるわけではないので多少目線がずれてもいいだろうと言うことでカメラレンズの横に13インチ液晶モニターを設置。
これは出演者用のモニターと兼用である。では何を表示するかだがいちいちパソコンに文字を入力して表示させるのは手間がかかる。そこで以前使っていた超小型カメラがあったのでそれを使うことに。
このカメラは産業用カメラで4cm四方くらいの小さなものだ。モーションコントロールカメラを使っていたときデジタル一眼レフのモニタリング用としてファインダーに取り付けていた。このカメラは自動露出でレンズは固定焦点、フォーカスは手動だが1cm四方くらいのものまで寄れるので小さなものを撮る場合はカメラ位置で調整する。
このカメラで原稿用紙をそのまま撮影するのだ。長文の場合は手動で移動していく。目の悪い人には拡大して見せることも簡単だ。
目線移動だがモニターをレンズ下に設置しようかと思ったが人間の目の動きは縦に弱いらしい。上下に目線を移動するほうが表情に違和感が出る。左右の動きは日常的に行っており自然に目線を動かし戻すことができるというわけでモニターは横に設置した。
全て手持ちの機材で構成できたため追加設備費ゼロ。

プロンプター

2006年10月30日

恐るべし鉛パワー

ハイビジョン 恐るべし鉛パワーナレーション録音するとき大声で叫ぶ音を録音すると「キーーン」という残響が残るのが気になっていた。おそらく5kHzから10kHzあたりの周波数だろう。
照明用の反射傘にに共鳴しているのだ。一番大きな傘にウレタンシートを部分的に貼ったがほとんど効果がなかった。譜面台が共鳴したときもウレタンシートを、これは全面に貼ったのだが全く効果がなかった。ウレタンではダメなようだ。
そこで以前音響専門誌で鉛が効果があると書いてあるのを思い出した。東急ハンズでは見かけたが田舎のホームセンターに置いてあるのだろうか。で、見つけました。10cm×1m×0.3mmで\1,250である。
鉛は素材としてはそれほど高くないものだが毒性があるので扱いには注意が必要だ。照明傘などは頻繁に触る物でもないし舐めたりはしないので大丈夫。
傘から20cmくらいのところでちょっと甲高い声で「あ゛ぁぁぁ」と叫ぶと2秒ほど小さく「キーーーン」と響く。効果を試しながら貼っていく。写真にあるように小さく短冊状にはさみで切って貼り付けていく。4枚程度でほぼ響きがなくなった。驚きである。結局残しておくのも無駄なので多めに貼った。大小6個の傘に貼り付けたら全く響かなくなった。

スタジオの防音にも鉛は有効だと書いてあったが1mm程度の鉛シートで外の音が遮られるわけないと疑っていたが今回の共振防止で鉛はすごいと実感した。
鉛ではないが重量級の吸音材がある。これを部屋の壁、床天井全てに貼れば相当の防音効果がありそうだ。20畳の部屋に全面貼ると材料だけで40万する。効果さえあれば安いのだが自分で施工するのはかなり大変そうだ。
ちなみに原爆が落とされても鉛なら放射能を遮蔽できるのでシェルターとして作っておくのもいいかも…

鉛の吸音材鉛の吸音材

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