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2007年02月 アーカイブ

2007年02月01日

風景をハイビジョンで

ハイビジョン 風景をハイビジョンでパナソニックからAVCHDをSDメモリーに記録できる 3CCDの業務用ハイビジョンカメラが発売される。
これはかなり驚異的だ。
こんなにコンパクトだがかなり綺麗な画像が記録できるしメモリー録画ということで信頼性も高い。あちこち持ちまわって風景を撮影するのに面白そうだ。
データも軽いのでライブラリーとしてストックするのも便利だ。
4GBで40分だから500GBのHDDだと80時間もストックできることになる。

そこで考えたのだが滑らかなパンニングをするには大きな三脚が必要なのだが写真のリモコン雲台は小型で電池で動く。
いかに滑らかに動く三脚ヘッドをベテランが集中して動かしても電動の方が滑らかに決まっている。
風景といえばFIXで撮る事も多いのだがFIXならデジカメで撮影してデジタルズームにした方が綺麗なことも多い。
しかしパンニングはパノラマ映像として使え、いかに高画素のデジカメでも180度以上のパノラマに展開するのは厄介だ。もちろん動画で撮るのだから雲の動き、水の流れ、人や動物の動きはデジカメでは無理だ。

この電動雲台と小型ハイビジョンカメラであらゆる風景を撮りまくるというのはどうだろう。結構楽しいかもしれない。
この大きさならマイカーCopenにでも積める。山陰各地の風景を四季折々撮影旅行で巡るのだ。
暇つぶしにいいかもしれない。

雲台電動リモート雲台MVH-2D

2007年02月03日

ビデオテープと光ディスク

ハイビジョン ビデオテープと光ディスク書き込みできるブルーレイディスクやHD DVDが¥1,500~¥3,000位で出回っているようだ。
考えてみれば光ディスクは容量が固定なので映像を15秒入れるのも60分入れるのも同じディスクを使うことになる。
ところがテープの場合例えばHDCAMで6分ものは¥1,800、120分が¥10,000と長さによって価格が違う。
ただ映像もデータにしてしまえば短いものであればCD-RやDVD-Rに収まるわけで容量によって使い分けるということが出来る。

映像納品はこれからどんな形態になっていくのか。
AVCHDはメディアを選ばないが配布だけを考えればやはりDVDか。
業務用の高画質になると長尺では光ディスクで間に合わなくなる。
HDDだとクラッシュのリスクがあるしメディア単価が高いため返してもらうことが前提になる。
それを考えるとまだテープが生き残る道はあるといえる。
HDCAM SR 124分テープ¥24,000、同容量のHDDだと372GBになり400GBのHDDは安いもので¥22,800…あれ?HDDの方が安いじゃん(笑)
しかしCMはそろそろDVD-Rにしてもいいんじゃないのかな?
HDCAM SR(400Mbps)の画質でも30秒で1.5GBにしかならない。
一枚¥100切ってるのでバックアップ兼ねて2枚組みで送れば安心だ。
こんな場所からでも叫び続けていればいつかは何かが変わる?かも。

2007年02月05日

AVC-Intraワークフロー

ハイビジョン AVC-Intraワークフロー近い将来こんな形態になっていくのかなと。

テープレスで撮影から編集を体験した人に言わせると、もうテープには戻れないと思うらしい。
あらゆるメリットは言い尽くされてきたがまだシステムが確立された事例が少なく今後も更に新しい方式が出てくる可能性は大いにあるわけでこれが決定というわけではない。
現時点で最も効率が良さそうなフローを描いてみた。
HDCAMをベースにしたシステムに比べると半分以下の価格で構成できそうだ。
ランニングコストは比較にならない。

AVC-Intraワークフロー

2007年02月08日

家庭用ビデオカメラの行方

ハイビジョンNTSCがあまりに画質が悪かったので家庭用ビデオカメラがハイビジョンになっていきなり高画質になったというのが実感だ。
全てはデジタル処理になり、SD時代の技術も流用しながら価格はDVカメラとあまり変わらないというすごいことになっている。

記録メディアは乱立状態だが家庭用としてはあまり問題視されない。
しかし何十年かして古い映像を見ようと思ったとき再生できる環境がないという状況はありうる。現在8mmビデオがそうであるように。
これは仕方がないことかもしれない。ただ救われるのはmpeg4などのファイルで記録できるタイプはビデオデッキなど特有の機材を使わなくても汎用パソコンに記録でき、コピーによる劣化もないのでほぼ永久保存が出来る。
コーデックもどんどん新しいものが出てくるが古いコーデックに汎用性がなくなれば新しいコーデックに書き換えて保存すればいい。
多少の画質劣化は生じるが後発のコーデックのほうが数倍高画質のはずなので気にするほどのことではない。
まだコンシューマの世界でユーザーはそこまで要求していないだろうが、今後プロフェッショナル映像のアーカイブはこういった方向になっていくだろう。

2007年02月22日

シネアルタRGB4:4:4

ハイビジョン シネアルタRGB4:4:4やっとSONYが本気を出してきたかといった意気込みの新製品だ。
バリアブルフレームレート、1080/60Pハイスピード、RGB4:4:4記録、ENGスタイルからやっと脱却したシネスタイルボディ。

シネアルタ
でも何かが足らない。なんとまたテープ記録なのだ。
HDCAM SR。このテープは今はなきベータマックスの規格を未だ踏襲しているものだ。ベータを捨てきれないSONYの苦悩…なのか。

パナソニックがこれを超えるためにはAVC-IntraにRGB4:4:4を搭載し1080/60Pを超える1080/120Pと行きたいところだ。

2007年02月23日

RGBレコーダー

ハイビジョン RGBレコーダーコンピュータは全てRGBなのにビデオ信号は輝度と色を分離させて色情報を半分以下に減らしている。
これはテレビ放送の電波に乗せたりテープレコーダーへの記録をするため情報量を減らすしかなかったからだ。
今ではデジタル圧縮できるのであえて色信号を減らす必要もないのだが人間の視覚は輝度解像度に対して色は認識が甘いらしい。
そんなわけで家でテレビを見ている分には色解像度が低いな、などと感じることはない。

近年デジタル編集時代に入り合成をしたりカラーコレクションをしたりして撮影素材を大幅に加工することが容易に出来るようになった。
こうなるとENGのように撮ってきたものを切って繋いで放送するだけの素材とちがって充分な情報量を持ったままカメラの情報を記録したくなる。
映画やCMの分野では35mmフィルムで撮影して一コマずつスキャンしてRGBデータにするものもある。
しかしこれはかなり特殊な機械なのでコストがかってしまうのだ。
ハイビジョンカメラは撮像素子の段階では1920×1080ピクセルでRGBアナログ信号を持っている。
今までレコーダーがそれに対応したものがなかったため1440にしたり4:2:2に情報を削減して記録していただけなのだ。
しかし削減したといえども1.5Gbpsもの情報量になり、RGBだと2Gbpsを超える。
この情報を非圧縮で扱うには現状膨大なHDDをレイドにする必要があり現実的でない。
そこでデジタル圧縮が出てくるのだがアルゴリズムによっては色情報を犠牲にするものも少なくない。
なるべくRGBの情報を損なわない形の圧縮でメディアに記録できれば理想である。

ただこういったニーズはかなり特殊分野でしかないので低価格なパーツで構成した機材が出来たとしても販売価格は相当高いものになってしまうだろう。
意外に民生機でHDMI/RGB/AVCHDレコーダーなんてものが出てくるかもしれない。

2007年02月26日

CMの音

オンエアーのCMを見ていると自分の作ったものがおとなしく聞こえるものがある。音量が低いのか音質に問題があるのかいろいろ悩んでいた。
そこでナショナルスポンサーのCMは素材時点でどのくらい違うのか調べてみた。
ACCの情報で0(ゼロ)VUを超えた素材が多いと書いてあったのでどの程度のものかと思っていたが実際の素材を測定してみてびっくりした。
先日精度の高いVUメーターユニットを購入したのだがメーターには+3dBまでしかメモリはない。
1khzを0VUに合わせて流してみると+3dBを振り切れる場面が多いのだ。
このときベーカムのVUメーターは見た目2倍くらいの振れ方をしている。
ベーカムのメーターではレベルを監視することは出来ないようだ。

そこで波形を見てみた。放送機器のヘッドマージンは20dBということだが最大のピークレベルはなんと-3dBになっていた。
しかし驚いている場合ではないのだ。放送時に同じように聞こえるためには同じレベルで録音しないとだめなわけで、ある意味ナショナルスポンサーの音量が基準になるわけだ。

ACCでは0VU厳守となっているらしいが全く守られていないのが現状らしい。
ただあまり上げすぎると放送時にリミッターに引っかかってしまう。極端なリミッターがかかると音量がフワフワした、つまった音に聞こえ不快感を覚える。
それを聞いていたからあまり上げるのが怖かったのだが基準がわかれば少なくともそれに合わせれば問題はないはずだ。

VUレベルとピークのバランスが難しい。ピーク成分が多いとリミッターにひっかかる。コンプリミッターをかけるとピークを抑えて音圧を上げることができるが音の広がりがなくなる感じがする。
このあたりのせめぎあいなのか…難しいテーマである。

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