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2007年08月 アーカイブ

2007年08月02日

配線計画

カノープスのシステムが8月上旬納品予定なのでビデオ接続ケーブルを注文することに。
そこでマニュアルを見ながらコネクターを確認。
PC系のDVIケーブルは既に4.5mを注文してある。マウスとキーボードはUSBなので近所の電機屋さんで手に入る。まずはブレークアウトボックスとベーカムデッキの接続だ。今回はSDのコンポーネント収録だけなのでBNCのコンポーネントケーブルで入出力を相互に繋ぐ。
手持ちで2mのものがあるがBNCはぶっといので短い1mのものを新たに注文しようと思う。
ビデオモニターにもコンポーネントと行きたいところだが配線がややこしくなってくるのでこちらはS-videoで接続することに。
6×6マトリクスセレクターを経由してビデオモニターに表示させる。こうすることでベーカムとカノープスのモニターをそれぞれ単独で行うことができる。
その他シンクケーブルとリモートケーブル。これらもコンポーネントと合わせて1mのものを注文。問題は音声ケーブルだ。ブレークアウトボックスとベーカムはキャノンコネクターのバランス接続で出来るのだがベーカムがコネクターのオスメスが逆のためケーブルもオス−オス、メス−メスという変形ケーブルになる。
モニタリングするためにセレクターに接続するのだがバランス出力はどちらも一系統しかない。ブレークアウトボックスはRCAのバランス出力があるのでこちらから取り出せる。ところがベーカムにはバランスしかないのだ。モニター用のバランスが一系統あるのだがなぜかモノラル。本体で1ch、2ch、MIXの選択が出来るがあくまでもモノラルなのだ。
バランス出力を分配したいところだがこの手のディストリビューターは結構高い。バランス入力を持つミキサーもけっこう高い。
しょうがないのでMIXのモノラル出力を使うしかない。ただこの出力もバランス出力なのでセレクターのアンバランスに変換してやる必要がある。ラインコンバーターがあるのでこれを通してアンバランスRCAに変換、このままではモノラルなのでパラレルにしてセレクターに接続。

2007年08月03日

白熱電球一掃作戦

 地球温暖化対策である。電球型蛍光灯は消費電力が1/5程度であり発熱も少ない。
電機メーカーがキャンペーンをしている。しかし電球の値段は蛍光灯の方がかなり高いのでメーカーが儲けるためにやっているとも見えなくない。
寿命も意外と延びていないし価格がぜんぜん下がらない。せめて¥500程度にならないと普及しないのではと思ってしまう。蛍光灯は調光できないのもデメリットだ。調光型の特殊蛍光灯もあるが値段は高いし暗い部分の調光ができない。いきなり40%くらいの明るさになってしまうのだ。CO2の排出問題という意味では電球の販売をやめてしまうのが早いとも思えるがどうなんだろう。

ハロゲン電球並みのLEDが安価で出てくれば一気に変わるのだろうが。
最近ではテレビスタジオでも蛍光灯が使われるようになってきた。カメラの感度が高くなってきたので昔のように強力な明かりは必要なくなった。
ただ蛍光灯は面光源ベースで輝度も高くないのでスポット光が得られない。CMや映画のように光の演出にも凝る撮影には向かない。
うちの場合はクロマキーベースなのでフラットな照明がありがたく蛍光灯を使っている。発熱が少ないとはいえ冬場でも長時間点灯しているとエアコンかけないと暑くなってくる。

2007年08月05日

ハイビジョンCM製作シミュレーション

 CanopusREXCEED-M5000Sを導入したわけだが(納品待ち)すぐにハイビジョンCM製作が出来るわけではない。
CM完パケにするには納品用HDCAMテープに仕上げなくてはならない。
撮影に関してはHVX200が既にあるので1080で撮影することが出来る。
しかしロケーション撮影を苦手とする私であるからロケは外注になるのだが、HDの撮影が出来るところはHDCAMでのテープ渡しになりキャプチャーが必要になる。
REXCEED-M5000SはオプションでHD-SDI出力が出来る。(¥980,000)しかしこれは出力のみでキャプチャーが出来ない。
HD-SDIのキャプチャーが出来るノンリニアとなるとシステムで400万以上する。だったら今よりもっといいP2カメラ買って貸し出したほうがいいかなと思ったり…
HDCAMカメラの大半は1080iなのが残念である。プログレッシブとなるとシネアルタになってしまい所有しているところは少ない。いろいろ探したがHDCAMのキャプチャーはかなり高くなりそうだ。なので自前のカメラで撮影をするのが手っ取り早いかと。

フリーのスタッフに依頼してHVX200を持ちだし撮影するのも考えたがローカルではフリーがなかなか見つからない。なんといってもロケ撮影までして作ろうというCM企画が非常に少ないのも問題だ。これは企画がないから少ないのか、予算がないから企画がないのか、製作スタッフがいないから企画が出ないのか…卵かニワトリかになってしまう。
ただ言えるのは企画が出来る人材が少ないことも起因していると思われる。
いい企画提案をしてあげれば予算を出してくれるスポンサーはいる。納得できる企画と説得できるテクニックが必要だ。

数年前、ローカルでCMを作ろうと始めたわけだが始めた当初はほとんど静止画CMだったわけだ。そのためその静止画を素材として動くCMを作り始めたわけだがその当時はベーカム仕上げも外注していた。しかし外注部分が多いと不便なことも多くナレーション録音やスタジオ撮影なども自前でやるようになった。とはいえなんでもやってしまうには限界があるわけで企画、ロケ撮影、営業、代理店業だけはこれからも自分でやるつもりはない。
かといってスタッフを抱えて育てていこうというのも難しい部分が多い。スタッフを食わしていくために本来やりたくもない仕事を受注するというのがいやなのだ。
そのあたりのジレンマがあるわけだが、なんとかそういった外部の仲間を増やしていきたいと考えている。

2007年08月06日

お手軽ロケカメラ

 民生機ではあるがAVCHDフォーマット記録のハンディカメラが面白そうだ。HDDや半導体メモリ、8cmディスクに記録したりといろいろだがAVCHDそのままで編集するのはかなり難しいので取り込んでから変換して編集することになる。とにかく小型なのだがけっこう画質がいいようだ。凝った撮影は出来ないがローカルのお手軽CMなら営業さんがクライアント先に持って行って撮影したものを編集なんてこともけっこう面白いCMが安上がりで出来たりするんじゃないかと。

価格もお手頃だし簡単撮影が出来るのでちょっとした撮影テクニックを伝授すれば素人カメラマンでも部分的に使える素材は撮影できるのではないか。止まっていてもプロが撮影した綺麗な写真か、多少ヘタでも臨場感のある動画がいいか。これは好みの問題でもある。いずれにしても一般的なCMロケ撮影のような規模の予算は出そうにないローカルCMなのでアイデアで勝負である。

2007年08月08日

HDCAMキャプチャー考

前にも書いたがカノープスでHDCAM素材をキャプチャーしようとすると400万円のターンキーが必要になってしまう。ところが先日カノープスからHDMIのキャプチャーボードが発売された。価格¥\95,000とまあまあリーズナブルだ。HDMIといえば民生用の規格だがスペックはHD-SDIと似たようなものだ。非圧縮フルHDコンポーネントデジタル信号が扱える。

一方、こんなコンバーターがある。HD-SDI→HDMIコンバーター\83,000だ。
これを組み合わせればHDCAMのHD-SDIをHDMIに変換してキャプチャーできるということになる。素材はCanopusHQ圧縮でフルHD、HDCAMより高画質だ。タイムコードは管理できないだろうがHD-SDIのエンベデッドオーディオをHDMI経由で取り込むことが出来そうだ。足しても20万円にもならない。これもいいかも。

2007年08月09日

ドロップアウト

磁気テープへのアナログ記録というのは100%ドロップアウトが起きていると考えても間違いないようだ。今ではあまり見なくなった8mmビデオやVHSを見るとかなり頻繁に発生している。業務用VTRの場合タイムベースコレクターを通して僅かなドロップアウトはデジタル処理でごまかすことが出来る。前後の画像を比較して極端な変化がある部分に対して前後のデータで補完してやるという方法だ。しかし動きの激しい画像だったりチラチラするスーパーなどの場合はノイズなのか元の画像なのか認識できず完全除去できない場合も多い。デジタルVTRの場合、磁性体への記録自体はアナログなのだが映像をデジタル化して0と1のはっきりした信号に変えてから記録しているのでドロップアウトが発生しても影響されにくい。それでもテープに傷がいったり比較的大きなダメージにも対処するためかなり高度なエラー補正をかけているVTRも存在する。
いずれにしても磁性体とテープという記録方式では必ずドロップアウトが発生するという前提があるのだ。一方、エラーが殆んどないかのように見えるコンピュータの記録媒体だがやはり記録自体はアナログである。

HDDもアルミやガラスの円盤に磁性体を塗布して磁気ヘッドで読み取っている。コンピュータの場合一度記録してからすぐに読み取りちゃんと記録されていることを確認しながら次を記録していくという手間なことをやってくれている。つまり記録したものが直後に読み取りエラーした場合そのブロックを飛び越して再度記録しているのだ。コンピューターはエライ!それでもそのときにエラーが出なくても後日読み取りしたときに物理的変化が起こり読み取りにくくなる場合は起こりうる。その場合もやはり特殊なエラー補正が行われ少々の欠落なら元のデータに戻してくれる。エラー補正も完全を目指そうとすると大変なことになるわけでミラーリング記録で数台並べるなんてこともありうるわけだ。
このようにコンピュータのデータは一文字違っても大変なトラブルを起こす可能性があるのでエラー発生確率は映像の比ではない。映像でエラーが起こっても映っている映像が誤解されることはない。最近は映像もコンピュータの記録メディアに録画することが増えてきた。ところが実はこれが曲者でリアルタイム記録できる映像メディアの場合エラー補正が甘く設定されているものも多い。

家庭用のHDD、DVDレコーダーなどはけっこう甘いようだ。これは記録レートと補正処理の重さに関係している。コンピュータデータの記録は非同期で先に言ったように書き込みをいちいち確認しながらやっているのでいつ終わるかはコンピュータの性能次第である。
しかし映像記録はエラーチェックが間に合わなければコマ落ちが起こってしまう。なので低価格の記録メディアは軽いエラー補正しかかけていないというわけだ。業務用デジタルVTRが高価なのはこのあたりのエラー補正回路にお金がかかっているともいえるようだ。
テープ録画の場合、磁気記録エラー以外にも駆動系のトラブルが付きまとう。テープ駆動メカのいらない半導体メモリーへの動画記録は接触不良以外に機械的故障は考えられない。もちろん半導体といえども記録は電子がアナログ的に動いているだけなので電磁波や磁気の影響で絶対消えないとは言い切れない。ただ現時点で最も信頼性が高い記録メディアといわれている。今まで記録速度、容量の問題でコスト的に実用化が阻まれてきたがやっと日の目を見そうになって来た。リアルタイム同期記録は半導体で、映像のやりとりは非同期のデータ扱いというのがこれからのやり方のようだ。これでドロップアウトから開放される。

2007年08月10日

嬉しいデュアルモニター

10年くらい前MACでデュアルモニターを体験して以来なのだ。
しかも今回は1920×1200のデュアルだから3840×1200にもなる。
サイズは25.5インチだから24インチよりかなり見やすい。
ワイド画面が2面並ぶとパソコン画面とは思えないくらいだ。なんと並べた横幅は50インチプラズマと同じ120cmだ。なんともワクワクする。
これからAE7やP2Optionのインストールがあるし新しいEDIUS4をマスターせねばならない。AE7も本格的には使っていなかったのでこれからだ。

2007年08月11日

大画面スゴイ

いったんこのサイズに慣れてくると20インチがものすごく狭く感じてしまう。CPUもかなり速そうなのでこれもそのうち古いマシンが遅くてたまらなくなるのだろう(笑)音処理、3DCG、平面デザイン、経理、WEBは従来のマシンで継続である。カノープスのマシンにはウィルスバスターなど常駐ソフトは入れないほうがいいと言われているのだがメールやweb閲覧、ダウンロードなどは行うつもりはないがウィルスに対してどうなんだろう。何が起こるかわからないのがウィルスだから考えてもしょうがないのかもしれないが…

今回のEDIUSでは圧縮にCanopusHQやロスレス圧縮があり今まで使っていたCanopusDVより高画質で処理できる。CanopusHQとCanopusDVを同じ素材でレンダリングして切り替えてビデオモニターみた。よく見ると圧縮ノイズの出方が違う。あきらかにHQの方が高画質なのだ。エッヂなどの違いはほとんど見られないが色付きのベタ面などに大きな差が見られた。HQとDVだが圧縮レートはDVが25MbpsでHQは変動型だが50以上あるらしい。しかもDVは4:1:1とHQは4:2:2だ。
これからはアフターイフェクトのレンダリングもCanopusHQで行うことにする。
VTRへの録画もずいぶん楽になった。もっとも、以前が面倒なやり方しか出来なかったからなのだが…

2007年08月12日

速いマシンはイイ

最近のCPUはクロック周波数で単純に比較できない。今まで使っていたマシンに比べると体感的にも倍以上速い感じだ。同じプロジェクトをレンダリングさせて比較すればわかるのだろうがそんなマニアではないので別にいい(笑)
画面が広いのもありがたい。アフターイフェクトの各ウインドウを広々使えるのだ。今までは広げては畳んでといった繰り返しだったが広げたままでも邪魔にならない。3840×1200ピクセルのウィンドウだとカーソル移動するだけでもけっこう大変なのだ(笑)
ハイビジョン編集1920×1080の配置を試してみた。AEのウィンドウには縁があり左右のウィンドウいっぱいにコンポジションウィンドウを配置したが右画面の左端が数ピクセル欠けてしまう。上下は1200あるのでまだ余裕がある。まぁ端の数ピクセルまでレイアウトすることはないのでスクロールしてチェックすれば問題ない。

2007年08月15日

レンダリング速度

HPのワークステーションはデュアルコアXeon2GHzメモリは2GBである。同ワークステーションでは3GHzのものやクワッドコア2.66GHzのものもあるがなぜかこのミドルクラスのCPUがセットになっていた。一方今まで使っていたDELLのワークステーションはPentium4 2.8GHzメモリーは1GB。
このスペックだけではどのくらいの速度差があるのかまったく想像つかない。
とりあえず同じプロジェクトがそれぞれのマシンにあったのでレンダリングしてみた。
比較的レイヤーの多い複雑なプロジェクトだ。DELLでは5分3秒、HPでは1分32秒だった。約3.3倍である。4倍くらいの期待はあったのでちょっと残念。やはり3GHzくらいのものを積んで欲しかった。体感速度は充分に速い。しかしハイビジョンの編集ともなると6倍の処理が必要になるためこのくらいあっても決して速くは感じなくなる。
もう一台のDELLでバッチレンダーするのも手だが最終レンダリングが10分くらいなら待てる。ちなみにHPの同ワークステーションをクワッドコア2.66GHz、メモリ4GB、HDD1TB RAID0で組んでみたら80万になった。AEのHD編集専用に導入ってのもありかも。

2007年08月17日

ハイビジョン対応準備新システムの全貌

ほぼデスク周りが落ち着いた。セッティングもほぼ完了。アフターイフェクトのHD表示はコンポジションウィンドウをフローティングにすることで100%表示ができた。

26インチWUXGA1920×1200ピクセル、デュアルモニター環境。左にメニュー、タイムライン、右に1920×1080のフルハイビジョン画像を配置。
キーボードはカノープスのEDIUS編集専用キーボード、左奥にモニター用10chミキサー、手前にIP電話。上部は20インチビデオモニター、オーディオモニター、ネットジューク。

機材ラック。
下左からDELLのワークステーション360、カノープスのREXCEED5000、DELL380、DELL2400、ADSL、FAX。
ベーカムPVW-2800、オーディオインターフェース、LANDISC RAID5 1TB 2台
DVデッキ、6×6マトリクスセレクター、MD、VHS、DVD。
ラインコンバーター、コンプリミッター、チューブマイクプリアンプ、BBE、VUメーター、A3プリンター
リアルタイムクロマキーヤー、スキャナー

2007年08月21日

フルHD記録

民生用のハイビジョンビデオカメラの宣伝文句にフルHD記録と出てくるが気になる。確かに最近の大型テレビはフルHDが多いのでビデオカメラで撮影した映像もフルHDで見たいという気持ちはわかる。しかしこの表現は誇大広告になってしまうのでは?ともとれる。
放送レベルのカメラやVTRでもフルHDの機器は少ないというのにあんなに小さなカメラでそんな解像度で撮影できるわけはなくレンズ、撮像素子レベルで従来のSD画質レベルであることは想像できる。単板の撮像素子などは200万画素を超えるものもあるが放送用カメラの200万画素×3CCDとは意味が違う。
圧縮レベルも桁が違いすぎる。1920×1080ピクセルで記録する意味があるのだろうか。
放送用は100〜400Mbpsの記録レートだがAVCHDのフルHDだと13Mbpsしかない。
この記録レートはSDのDV、25Mbpsの半分程度である。
要するにデジカメのメガピクセル競争と同じなのだ。
一般のユーザーは1440×1080より1920×1080で記録できる方が高画質だと思ってしまうのは仕方がない。ある意味数字のトリックだ。

2007年08月22日

最近の興味の対象

趣味は少ない方ではないがなぜかどこかで仕事に結びついている部分があり純粋に遊んでいる感覚がない。ホームシアターも10年毎くらいに熱が上がるのだが今のシステムもまだ5年くらいだろうか。とはいっても更新時期はばらばらだ。SONYからSXRDパネルを使ったフルHDプロジェクターが44万という価格で発売された。
今使っているプロジェクターは720Pの液晶で当時定価35万のものだった。
SXRDのフルHDプロジェクターといえばQULIAシリーズで250万という価格で発売されていた。そう考えるとかなり安いといえる。画質も解像度、コントラストともに格段に良くなっている。しかし最近ではプロジェクターより65インチのプラズマが気になっている。シアタールームがどんどん仕事部屋に侵食されてきているからだ。
65インチのフルHDプラズマならハイビジョン編集のモニターにも使えると言うわけだ。

今使っている50インチのPDPはプロジェクターと同じ720Pだし最近ドット欠けが発生して赤い発光点が1時間ほど見ていると光ってくる。バラエティなど明るい画面だとそれほど気にならないが映画なんかの暗い画面だと赤い星が点滅しているって感じになる。
じゃあ65インチプラズマが欲しくてしょうがないかというとそれほどでもなくなった。
安値の店でも70万もするのだ。先日やっとメインの編集システムを更新したばかりなのでおいそれと次の設備投資というわけには行かない。
まだこの先にHDCAMがらみで500万くらいの設備投資も控えている。しばらくは仕事に直結しない趣味の道具は控えねばならない。

2007年08月23日

音場自動補正モニター

AVアンプの世界では一般的になった音場補正機能だがオーディオモニターではまだ浸透していない。デジタルミキサーにマイクを内蔵させ音場補正する製品があったが本来アンプ付きモニターに補正機能を付けるべきではないだろうか。どんなにうまくセッティングしたつもりでも周波数特性はフラットにならない。
本格的なスタジオでは測定器などを持ち込み残響特性も含めて部屋の環境を調整している。しかし我々のような簡易スタジオでは室内環境を大幅に改造するのは容易なことではないし知識もない。ある程度の基本セッティングの上で後はイコライザーで補正してくれればと思うのだ。
AVアンプの音場補正といえども測定器でグラフ化できるわけではないのでどれだけうまく調整されているか知る由もないのだが心理的にこれがフラットなのだと思うと何か信じたくなる(笑)厳密に言えば残響の問題、歪、位相などがありイコライザーで補正というのはかなり強制的ではある。しかし何もわからずドンシャリの音でモニターしているより大分ましだと思うわけで

2007年08月24日

いよいよハイビジョンCM制作

今までも出来なかったわけではなかったが、より現実的な体制になってきたということである。
何がどう変わったかというと。。
●撮影カメラのハイビジョン化。これはすでに1年前に導入されている。今回のカノープス導入で素材の取り込みが非常に簡単になった。
●カノープスの導入。編集表示画面がフルHD対応になりメモリー、CPUともに増強しハイビジョンの編集が軽快にできるようになった。
●完パケテープ。自前のHDCAM VTRはまだ先になりそうだが外部に依頼できるルートが開拓できた。
これですぐにでもハイビジョンCMを作れる体制にはなったがまだ実績はない。
コスト的にどうなるかもまだやってみないとわからない部分が多い。
素材の問題、編集時間。少なくともテープに落とすのはベーカムより高くなる。

2007年08月26日

1440

フルハイビジョンの規格は水平1920ピクセルなのだが伝送情報量を減らすため1440に圧縮しているのがHDVやHDCAMだ。
今や家庭用大型ディスプレイはほぼフルHDになりそうな勢いだし家庭用ビデオカメラまでフルHDと言い張っている。
業務用機器はコストダウンのためこの1440を基準に作られたものも多く簡単に1920に切り替わることが難しい。
カメラも放送用のハイエンドカメラは撮像素子220万画素クラスで1920×1080の画素を持っているが業務用クラスでは半分以下の画素のものも多い。しかし撮像素子がフルHDでもレンズによってはそれだけの分解能を撮像することは難しい。
VTRでフルHD対応しているのはHDCAM SRだけでP2記録のAVC-Intra100がフルHDに対応しているくらいだ。地デジ放送も1440のようである。はたして1920と1440の見え方に違いが出るのだろうか。数値的に比較すると75%も減るわけだから大きいと感じる。
しかしデジタル圧縮になると1.5Gbpsのベースバンドが15Mbpsくらいになっているわけだがこの比率たるや1/100にもなる。画素にすると1920×1080に対して192×108ということになる。これでは携帯の画面より粗い。

実際の見た目はどう感じるのだろうか。当方の50インチPDPは1350×780ピクセルの画素だがBSや地デジのハイビジョン放送を見ていてもこの表示画素で粗いと思わせる素材も多く見かける。家電店頭のテレビでフルHDと720Pクラスのディスプレイが並んでいるとき同じ放送を流して30cmくらいの近距離で比較してみる。クリアなスタジオ撮影でも人物部分などでは違いはあまりない。小さな文字スーパーでやっと違いが出るといった感じだ。
要するにスタジオの高度なカメラでもその違いを映し出せていないというのが現実ではないかと思う。どうしても感覚的な比較より数値に振り回されてしまうのは仕方がない。
どうなるハイビジョン。

2007年08月28日

ハイビジョンモニター

カノープスの編集機はハイビジョン対応になっているのでコンポーネント出力からハイビジョン信号を出力することが出来る。
せっかくなので50インチプラズマにコンポーネントで接続してみた。
アフターイフェクトをハイビジョン設定にして解像度の高い写真を配置してみた。
おお、意外にあっさり出力してくれた。PCモニターはデジタル接続でフルHD表示だがこちらの出力はアナログでPDPもフルHDではないので比較するとかなり画像は甘い。
で、よく考えてみるとこのPDPは1035対応なのだ。
これはNHKがハイビジョン試験放送をしていた時代の遺物で今は存在しない規格なのだ。しかも1080には改造対応できないという。
つまり1080の信号を入力すると余った分上下にはみ出してしまうのだ。
そこでアフターイフェクトにセーフティガイドを表示させ写真をずらしながらPDPでどこまで表示できるか確認してみた。水平方向は約93%、垂直方向は85%くらいだった。
明らかに縦に伸びている。これではモニターとして使えない。しかも最近のフルHDテレビはオーバースキャンしていないらしい。93%のオーバースキャンは時代遅れなのだ。
ということで本格的にHD編集をする頃にはフルHDの大型モニターが欲しいと再確認したわけである。ありがたいことに着実に価格は下がってきている。もっと下がれ!

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