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2007年12月 アーカイブ

2007年12月01日

12月1日よりBSデジタルに新チャンネル

WOWOWくらいしか見ないBSデジタルなのにまた2チャンネルも無料放送が増える。結局またテレビショッピングのオンパレードなのか。
NHKのアナログハイビジョンが終了したので周波数が空いたらしい。
地デジもまだ普及していないと言うのになんでまたBSデジタルなのか。お金を持て余している企業がいるのかもしれない。全てハイビジョンで製作されるというからすごい。

110CSのe2もいまいち存在理由がわからない。
アナログCSを廃止して移行しようとしているのか?
データ放送も予想通り使い物にならないしこれから放送はどうなっていくんだろう。
光ファイバーが普及してしまえば不安定な電波はなくなってしまうかもしれない。
私の周りにはテレビを見ないという人がけっこういる。
しかも映像関係に携わっている人でもまだブラウン管のテレビが置いてあるとか。

2007年12月02日

ハイビジョン編集。

先週撮影した素材の編集である。
初のHD撮影、HD編集、HD納品となる。(素材が写真だけのHD作品はそれまでにやったことはあった。)
撮影カメラはHDW-750である。レンタル機材でしかも当日搬入と言うこともあってフィルムトーンに調整する時間がなかった。このクラスのHDCAMカメラはほとんどインターレースでプログレッシブのものはないのだがガンマやニーはフィルムライクに設定できるようになっている。1080にもなるとプログレッシブでなくてもかなりの解像度があるので後処理でフィールド削除するくらいがちょうどいいのかもしれない。そうするとシャッター速度が1/60になりフィルムカメラと同じシャッター開角度180°になるのだ。

ディティールはOFFにして撮影。HDCAMからキャプチャーしてもらってCanopusHQで持ち帰ったのだが1440×1080のサイズである。容量的には100Mbps程度なので軽くていいのだが水平のリサイズがテープとのやり取りで何度か起こるのが気になる。HDCAMは1440だがHD-SDI で転送するとき1920に伸張されるのだ。そしてキャプチャーするとき再び1440に圧縮される。編集自体は1440のまま行われるので問題ないが最終完パケをHDCAMに落とす場合また逆の作業が行われる。
画質劣化を避けるならCanopusHQは1920でキャプチャーするべきなのだ。ただどの程度劣化するのか、フルHDパネルの大型モニターでチェックしないとわからないのだが。

レンタル機材と言うことでレンズもHD対応放送用レンズでショートズームも使った。しかし輝度の高い部分で色収差が目立った。このあたりは現場の小さなモニターではほとんど確認できない。パナソニックの色収差補正CACが欲しいと思った次第である。
さすがCanopusというかSDに比べ5倍以上もの面積を持つHDなのにこんなにサクサク動いていいのかと思うくらいストレスは少ない。もちろんある程度は重いのだが。
AEを長時間使っているとメモリー設定の具合なのかメモリープレビューの後にレンダリングすると落ちたりする。慣れてくるとその都度AEを再立ち上げするのでいきなり落ちることも減ったがもっとスペックが必要なのか?ターンキーなので頼り切っていたがAEはサポート外なのでいまいちよくわからない。

2007年12月05日

ハイビジョンCMのネットチェック

15秒CMのチェックは最近ではほとんどメールで済ませている。VHSにコピーして持って行っていたことを思うと格段に合理的になっている。ハイビジョンCMも同じように行きたいところだがSDの場合VHS程度の画質で2MB。
これだと複雑な画像や動きの早い部分では破綻が起こるのだがフリップベースの動きの少ないものはこのサイズで充分だ。
4MBになるとDVとまではいかないがほぼ情報が欠落することはない。
サイズは640×480ピクセルである。
ハイビジョンは1920×1080ピクセルあるので同等の画質を得るためには6.75倍必要となり13MBくらいになってしまう。

しかし一般ユーザーのパソコンでは1920×1080を表示できないので無駄になる。
そこでサイズは1280×720ピクセルにする。これで面積は半分になる。
しかしSDと違ってHDはもともと高画質が売りなのでもう少し圧縮率を抑えて12MB程度でほぼmpeg破綻の少ない画像になった。これ以上圧縮するとノイズがかなり増えてくる。
12MBというと特別に設定しないとメールでは跳ね返される場合がほとんどだ。
そこでネットストレージを利用と言うことになる。ADSL以上を使っていれば100MBくらいまではそれほどの待ち時間もなくダウンロードできる。
メールより確実である。
ただこれくらいの画像になると再生側のパソコンの能力もある程度ないと再生がカクカクする場合があるので注意が必要だ。
ではPC以外の方法はあるのかというとまだないといったほうがいい。
ブルーレイもHDDVDも全く普及していないしハイビジョンテレビを事務所に置いているところはほとんどない。
ハイビジョン画質で確認するにはウチに来てもらうしかないのだ。

2007年12月07日

iPod

アップルはマッキントッシュで嫌な記憶があるためどうも手を出す気にならない。なのでポータブルオーディオはSONYである。しかし店頭やインターネット新製品情報を見るとiPod関連商品のなんと多いことか。
ああいうものを見ると欲しいなぁと思ったりしなくもないが買うまでには至らない。
iPodもイヤホンだけで聞くのならあまり周辺機器も使わないのだろうが大容量のものだと相当な楽曲が入っているわけで部屋でもオーディオに繋いで聞きたいと言うニーズにいろいろな製品がいろいろなメーカーから出でいる。
iPod自体がそれほど高いものでもないし圧縮しているので音質も大したことない。なのに周辺にこだわる人にとって見ればそんなの関係ーネェ!ってことなのかiPod用高級オーディオが発売されている。圧縮によって失われた成分をプログラムによって復活させる?そんなまやかしっぽい機能まで搭載して何十万もするアンプが存在したりする。それだけ音にこだわるならSACDなんかを聞けばいいのにと思うのだが…

2007年12月10日

グライドカム改造

カメラバランスを簡単に調整できるようXYフォーカシングレールを標準品と取り替えてみた。標準品は大きな鉄板をかみ合わせたような形で構造的には原始的で調整もネジを緩めて手でスライドすると言うものだ。バランスは0.1mmずらしても僅かに傾くほどシビアなのでこの標準品で調整する場合軽いハンマーでコンコンと叩いてずらすといったことをやっていた。
インターネットで知ったこのXYフォーカシングレール、ちょっと華奢ではないかと思ったがなかなかしっかりしている。
最初標準品のテーブルの上に設置してみたが軸から距離が離れるのと本体が280gほどあるのとで標準ウエイトだけではどうしてもバランスが取れなくなった。
そこで標準品のテーブルを外し頭のないボルトでシャフトとフォーカシングレールを固定した。たまたまネジ径が一致していたのだ。

それでも標準ウエイトでは足らずダンベルに使っている1kgのウエイトを2枚取り付け、これでちょうどバランスが取れた。
ただワイドアダプターを付けた状態でジャストだったのでワイドを外すとまた別のバランスを考えないといけないかもしれない。
いずれにしてもこの状態では完全なバランスをとることができ、しかもXYフォーカシングレールは前後左右をツマミを回すだけでバランスが取れる。なぜ最初からこういった構造のものを付けていないのかが不思議なくらいだ。ステディカムはこういった構造になっているようだがそれだけ高価なのだ。

XYフォーカシングレールはわずか\7,560.これでこんなに画期的に便利になるのならグライドカムメーカーも考えたほうがいいかもしれない。
標準品のテーブルが大きかったためうXYフォーカシングレールが非常にコンパクトに見える。おかげで操作性も可動範囲も向上したように思える。

2007年12月12日

ハイビジョンのネット納品

SDなら50MBほどなので15分程度でアップロードできるのだがHDともなると300MBにもなる。つまり6倍の1.5時間もかかってしまうのだ。
こんなにかかると途中でエラーが起こる場合もありずっと監視している場合でもないので現実的でない。
これはADSLのアップロード時間だ。ああ、光が使えれば…田舎ゆえの問題ではある。衛星を使ったネットワークはどこいったんだ。
というわけで2タイプの15秒CMをHDCAM2本ずつに仕上げなくてはならないのだがCD-Rに焼いても収まるので数十円。HDCAMテープが6分モノで\1,700。プロダクションまで持っていくのに往復30分、ガソリン代約\200。HDCAMを持っているプロダクションでテープにしてもらう作業料が別途かかる。

出来上がったテープを代理店にもって行かなくてはならない。テレビ局の営業さんが代理店に取りに行く。本社が米子、松江の局では鳥取支社から宅配便で送る。と、まぁこのようなプロセスになるわけで多くの人の手を介してそこそこ費用もかかるわけだ。
200MBのデータと言うのはHDCAMクォリティとほぼ同等だ。これをテレビ局の本社に直接インターネットで送ったらどれだけ費用が浮くのだろう。
ウチだけで今年ざっと400本近くのベーカムを消費している。アナログベーカムは非常にドロップアウトが発生し易いのでCMのようなタイトなスケジュールのものには毎回ニューテープを使い古いテープは使い回しをしていない。これも無駄だ。TV局でCMバンクにコピー登録した後は不用になる。CD-Rほど安ければいいのだが。5分テープなので他の収録用などにも使い回せない。
エコな時代に無駄なことをする罪悪感がないでもない。手紙がどんどん電子メールに変わっていく今の時代に未だ物理メディアに頼っているのもどうかと思うのだが。

2007年12月14日

ブツ撮り

ボーリング場のCMである。
左はボールをつかむシーンを撮るためのセット。
右はボールを合成で転がすためにターンテーブルに乗せているもの。
グラフィカルな展開なので白バックである。
あまりコテコテ影やハイライトが付くとうるさいのでキーライト一灯である。
クロマキーの人物撮影の場合ほとんど固定の照明で撮影準備が完了するのだがこういったテカリモノの撮影はセッティングが面倒だ。
モニターを見ながらハイライトの位置や不要なものが移りこんでいないか、影の形は綺麗か…などなど気を使う部分は多い。
このあと化粧品のパッケージ撮影もある。こちらはターンテーブルで回すだけなのでフォトキューブに入れて撮影しようと思っている。

2007年12月17日

やっとフルHDテレビ注文

迷いに迷って先延ばしてきたテレビの買換えである。今使っているのはパイオニアのモニタータイプPDP503Proで2002製造モデルだ。
赤いスポットが画面の右側に出るようになって半年くらいだろうか。
1080の信号に対応しておらず上部45ピクセル分が欠ける。画素は1350×720ドット。
モニターなのでチューナもスピーカーも付いてない。
最近では色もなんとなく濁って来たような気が…
そんなわけで発売当初定価135万というプラズマでも高価な部類だった製品なわけだが仕事に使うとなるといろいろ支障も出てきた。
50インチより大型を入れようかとも考えたが50インチクラスが最もよく出ているサイズのようでコストパフォーマンスが最も良かった。パナソニック最新のプラズマ「ビエラ」はコントラストが10000:1と黒の締りが抜群にいい。もちろんフルHDパネルである。
業務用のモニターとしても充分使えるスペックなのだ。

2007年12月18日

放送画質

店頭でフルハイビジョンの50インチクラスを1mくらいの距離で見ていると動きの多い画面の画質劣化が気になる。普段なんとなくぼーっと見ていると気にならないがじっくり見るとけっこう汚い画質なのだ。
特にフルHDともなるとくっきり出てしまう。
地上波の放送形式自体に限界があるのだが将来的に画質改善は施されることはあるのだろうか。NTSCは50年ほど規格は変わらなかった。
ということはハイビジョンとて簡単に変わるものではない。
ただBSは地上波よりレートは高い。CSの場合は通信と言う位置づけだけに自由に設定できるとも考えられる。ブルーレイやHDDVDも今のところは放送と似たようなレートを使っているが比較的新しいフォーマットに切り替え易い。とはいえ、制作機器自体が25Mbps〜400Mbps程度なのだからそれ以上の画質にしてもあまり意味はない。
非圧縮RGBだと2Gbpsにもなってしまう。

2007年12月20日

VIERAはすごい!

VIERAが届きました。HDDレコーダーDIGAとはデジタル接続のHDMIで繋ごうと思ってましたがとりあえず注文したケーブル類がまだ届いてないので15mのアナログコンポーネントでの接続で内部チューナーとの画質を比較してみました。
なんと、ほとんど差がないというより違いが認識できませんでした。
それなりにぶっといケーブルを使っているためでしょうか。
だったらこのままのほうが使い勝手いし、みたいな(笑)
で、部屋を真っ暗にして映画を鑑賞してみました。
すごい黒です。
部屋が真っ暗にもかかわらず暗いシーンでもほとんど黒浮きしません。
これはすばらしい。

2007年12月21日

VIERA重箱の隅

まだ取扱説明書も開いてないくらい忙しいのだが気になるのでちょこちょこと試している。
■まずフルHD表示
地デジ自体は1080iだが水平画素は1440ピクセルを1920にスケーリングで拡大しているのでピクセルバイピクセルとはいかない。
実は昨日DIGAのアナログコンポーネントとVIERAの内臓チューナーがどの程度画質差があるかという比較でほとんど差がなかったのだが、後で気がついたらDIGAはD4つまり720P出力のモードになっていた。ということは720Pでも1080iでも放送を見る限りではほとんど違いがないということなのか…
メニューをいろいろ触っていると画面表示モードに標準とフルというモードがあった。これは似非ワイドモードのゆがみワイドのことではなくフルHDにおいてオーバースキャンかアンダースキャンかの選択なのだ。NTSC時代には考えられなかった。フルモードがピクセルバイピクセルなのかは定かではないが。そこでフルモードにしハイビジョン編集機のアナログコンポーネントを表示してみた。1920×1080の30Pである。周囲1ピクセルの白い枠線を作り表示してみた。確かに端に白い線が表示された。ところが左側だけが表示されていない。2ピクセルにしたら表示された。1ピクセル食い込んでいる。これはアナログのせいなのか編集機のせいなのか理由はわからない。
アフターイフェクトで矩形の図形、45°斜め線などを表示してみた。あくまでもアナログ接続でのチェックだが水平ラインはほぼピクセルバイピクセルイメージでくっきり表示されているが垂直線は2ピクセル分くらいスムージングがかかったようなボケがみられる。長いコンポーネントケーブルが原因しているかもしれない。

■プラズマの表面処理
プラズマは液晶と違い表面はガラスだ。そのため部屋が明るいとまともに映ってしまう。もともとプラズマは明るい場所で見ると黒浮きしてあまり綺麗には見えないのだが一般のお客さんには明るいリビングで見る人もいるわけだ。そこで最近のVIERAは表面を光沢ガラスではなく、すりガラスのようなマット状に加工している。これで映りこみはすこしぼやける。ところがこのマット処理、ガラスの表面を細かいランダムな凸凹にしているのだがあまり鋭角にするとすりガラスのように白っぽくなり画像はクリアに見えなくなる。そこで少し粗めの凸凹を滑らかに研磨している。実はこの凸部分がレンズ効果となりその下にあるRGBいずれかの画素が強調されることになるのだ。通常の視聴位置では全く気にはならないが40〜50cmくらいまで近づくとRGBのランダムなノイズが確認できる。しかも表面の凸凹とプラズマ発光部分までにガラスの厚みがあるため視点を移動するだけでギラギラとノイズは動く。
■DIGA の番組表などの生成画像
720Pと1080iの画質差がほとんどないと書いたがDIGAからの画像とVIERAダイレクトの画像で大きな違いがあった。番組表や文字情報などDIGIやVIERA本体が生成している画像だ。これは電波で送られているのではなく放送画面に個々の機器でスーパーインポーズされるものだ。これがVIERAでは1920×1080pで生成しているようだ。ほとんどコンピュータの画像をデジタル接続した液晶モニターのようなくっきりした表示がされる。これぞフルHDの解像度だと感じさせる。ところがDIGAも同じようなデザインの番組表を表示するのだが明らかにスケーリングで拡大している画像なのだ。しかもあまり綺麗に拡大処理がされておらずジャギーが目立つ。ベースの映像に違いがないだけにこれはアナログ接続のせいではなく DIGAそのもののスーパーインポーズの問題なのだと思う。
■不要チャンネルの表示
DIGAもVIERAも同様なのだが地デジをオートスキャンすると受信できるチャンネルが自動で割り振られ放送局の名前まで付いてくる。ところがGガイドのデータ放送までもがスキャンされ映像のないチャンネルが組み込まれる。リモコンの順送りでチャンネル選択するとそのチャンネルになるとまっ黒の画が表示されるわけだ。じゃダイレクトチャンネルでテンキーに組み込まれた番号で選曲すればということになるがDIGAのリモコンは蓋を開けなければダイレクトチャンネルが使えないという不便さだ。では不要チャンネルはマニュアルでスキップしてしまえと設定項目を見るとスキップする項目がない。結局パナソニックに聞いて見るとスキップはできずこの画面は消すことが出来ないとの回答。
ありえない。販売店の店頭でSONYで試したらあっさりスキップできた。

2007年12月24日

知らぬ間に1Gbps

近所の電柱に作業車で工事しているのをちょくちょく見かけるようになったのでもしや地元にも光ファイバーかと思いNTTのホームページを覗いてみた。
まだ対象エリアには入ってなかったがサービスが変わっているのに驚いた。
フレッツ・光プレミアム エンタープライズタイプというビジネス向けサービスだ。
月額2万ほどということでファミリータイプの4倍もするのだがスピードを見て驚いた。1Gbpsなのだ。ついこの前までMAX100Mbpsだったのに…
ベストエフォートだからアクセスが多いと落ちるのだが田舎は個人で映像を見るといった利用以外で大容量データ通信をやるところは少ない。ゆえにもしつながれば専用線のように使える?かも。
もし1Gbpsの看板どおり使えたとしてシミュレーションしてみよう。
HDCAMで140Mbpsである。余裕でリアルタイム伝送できる。もちろん事故を考えるとリアルタイムで送るのは現実的ではない。非同期で送ればなんと7倍速で送れる計算になる。CMなど問題ではない。30分番組でさえ5分もあれば送れる計算なのだ。
携帯電話の世界も高速通信が認可された。ADSL並みの速度が携帯電話で出来るそうだ。ADSLの場合アップロードは遅いのだがダウンロードはかなり速い。ハイビジョン画像のプレビューなんかに使えるかもしれない。
ローカルエリアこそ早期の高速通信をと叫びたい。ガソリン代も高くなったことだし…

2007年12月25日

地域別価格差

都心では一般消費財は価格が高くなってもしょうがないということらしい。言い換えれば田舎では安いと言う事だ。
大手企業は都心に集中するため地方では平均年収が極端に低い。
それに合わせて物価も低ければいいのだが実際にはほとんどの物の値段は全国的に同じに設定しているわけだ。
企業のサラリーだけでなく我々のようなフリーでやっている仕事の単価も地方の方がずっと低い。そのためお金儲け、メジャーな仕事を夢見る若者は都会へ行く。
そんな図式が常識とされている。
ハンバーガーが都心で買うより安くなったからって地方の人間が潤うかと言えばそんな影響はあるはずもない。儲かっている企業が地方に還元してあげようと言うお情けだ。
人口密度の低い地方で物を売ってもたいした量ははかせない。

私がやっている仕事も大阪と鳥取では単価が一桁違う。しかしそれは一件あたりの単価であって要求される密度が高かったせいだ。作業時間、仕事にかかる機材や地代などの経費を換算していくとそれほど大きな差は出てこない。ただそれは時間単価であって一日のうちに仕事をしている時間の占有率は低い。大阪でも稼働率としては50〜70%程度だと思っていたからこちらでは50%以下ということである。このあたりは人それぞれ時間当たりにできる作業量が違うのであくまでも自分的主観である。
合理主義なのでだらだら一日中作業をしているのが嫌いだ。
他人が丸一日かけてやる作業でも自分は数時間で済ませてしまう。
ガソリンも高くなったことだしウチでもそろそろ値上げしようかと思ったり…って別に標準価格があるわけじゃないから何パーセント値上げなんてことはないんですが(笑)

2007年12月26日

テレビ観賞のライティング

ニュースやバラエティなど一般的なテレビ番組を見ていると画面の反射というのは比較的気にならないものだが映画を見ていると暗いシーンがけっこうあり、闇のシーンなんかになるとまともに部屋の後ろ側が映り込んで見えてしまい映画も台無しである。
ホームシアターファンは映画を見る場合、部屋を真っ暗にするのだが画面だけ明るいと言うのは非常に眼が疲れる。かといってダウンライトをうっすらつけてもやはり映り込みが気になる。そこで便利なのがディスプレイ裏からの間接照明である。
画面が真っ暗になっても部屋の状況はほとんど映らない。そして固定された間接照明の輝度によって瞳孔はある程度絞られたままになり輝度変化の大きい場面でも目の疲れは少なくて済むというわけである。

フルハイビジョンと言うことで1.7mの距離で見ているからよけい眼のことには気を使う。
一般的な明るい番組を鑑賞する時は左の明るい状態で見ている。映画やドラマで暗いシーンの多いものは右の青い照明で見ている。この照明は右の写真のようにテレビの裏にクリップ付き電球ソケットを取り付け電球型蛍光灯を点灯させている。
2系統の電源リモコンを使って見る番組に合わせて切り替えている。

2007年12月27日

今年を振り返る

過去にこだわらない性格なので今年何が起こったなどどうでもいいのだが設備投資に関しては既に購入したものの延長線上に将来の機材があるので無視できない。
今年の大きな設備投資としては母屋リビングのリフォームがあった。スタジオ撮影時に控室として使うために中身だけ新築のようにした。
そして前倒しとなったハイビジョン編集機がある。最初のシステムが汎用パソコンに寄せ集めパーツによる最小限システムなのである意味今回がはじめての本格的編集システムと言える。その後、グライドカム、50インチプラズマということになる。
昨年はハイビジョンカメラ、その前はスタジオ設備といったように徐々に充実はしてきているがあくまでもワンマンオペレーション規模である。

2008年は何をしようかと。
その日暮らしということでもないがあまり長期的に仕事が入る保証もないのでリースやローンを組むのは怖い。基本的に現金購入である。なので一気にシステムを組むのではなく毎年部分的にリニューアルしていくと言った地味な進化になっていく。その分、いつもある程度最新の機器を使えるといったメリットもある。システム更新のコンセプトは「新しいことが出来る」「クォリティが上がる」「製作効率が上がる」といったことがキーワードとなる。決して見栄などで買うものはない…わけでもないが(笑)

残る大きな設備はHDCAMである。今の編集機をHD-SDI仕様にするのに約100万、ちょっと手間はかかるがP2経由だと30万、HDCAMが300万。
ただ需要があるのかという問題に突き当たる。今年は2件4タイプの15秒CMをハイビジョンで製作したが現行のローコストCMをハイビジョンに切り替えるメリットはあまり感じてもらえないのが現状だ。クライアント、広告代理店共に地デジ自体を鑑賞する環境を整えているところがまだ少ない。
とりあえずHDCAMテープ仕上げに関しては外注でまかなえるのでVTR所有はもっとニーズが増えてからで問題ないと考えている。
むしろXDCAM EX1のような高画質カメラが欲しくなってきた。実売70万でグライドカム4000も対応できる。画質的にはHDCAMのショルダー型に拮抗しているという。
と、まぁ趣味的要素も大いにあるのだが来年も物欲のために仕事をするのだ!

2007年12月28日

現在のスタジオ

ときどき思い立ってはスタジオの部分模様替えをしている。写真を見てもどこが問う違ってるの?という感じだが同ポジションの写真を並べれば間違い探しができる(笑)
最近の小変更ではプラズマテレビがPioneerからPanasonicVIERAに変わった。
サイズは一緒なので見た目わからない。編集エリアの環境照明を変更している。
照明の変更は僅かな作業で劇的に変化する場合があるので楽しい。

2007年12月29日

今後の業界

2008年は少し変化がある。
一つはテレビCMが完パケ納品のみになるということだ。完パケ以外って何?ってことだが、静止画CMの場合MOに画像データを入れて局に搬入し、ナレーション原稿を局アナが読みBGMをつけてテレビ局が完パケにしていたのだ。
これが10月より受け付けなくなる。そのためCMを作る場合は我々のような外部プロダクションに依頼して完パケにしなくてはならなくなるわけで局制作より多少価格は上がってしまう。これによってCM自体が減ってくるのかこちらが忙しくなってくるのか…

もう一つはワンセグの独自放送が解禁という情報だ。まだ詳細はわからないがCMの形態も変わってくるのではないか。最新のケータイはほとんどワンセグ内臓である。現在は地デジ放送と同じ内容なのだがケータイでテレビを見る場合長時間の番組を見ることはまずないだろう。せいぜい数分とかチラチラ見ながらという感覚ではないだろうか。10分も凝視していたら眼が疲れてしまう。どんな番組が好まれるのかこれからの研究だろうがここに入れるCMも現行のハイビジョンライクなCM作りとは異なってくるのではないだろうか。
また当方は長尺物のビデオ製作は基本断っているがワンセグ向けに1分とか3分みたいなショートプログラムならやってみてもいいかなと考えて見たり。変化に対して消極的な鳥取人気質のようではあるがなんとか活性化させていきたいものである。

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