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2008年02月 アーカイブ

2008年02月02日

ブルーバック

ベースにはグリーンが貼り付けてあり足元3mくらいまで広げられるようにしている。広く使う場合はこのグリーンが有効だ。
しかしハイビジョンになり高精細な合成をする場合にこの簡易グリーンの抜け具合が若干気になってくる。僅かだが色の斑があったりアップにすると繋ぎ目が見えてきたりする。
そこでブルーの専用布を購入した。3300×3300である。はと目処理がしてありそれなりの仕上げである。壁に釘を打って取り外しが出来るようにしておく。
足元まで必要な場合はグリーンに切り替えなければならないからだ。
以前は2700幅のブルーのロール紙を用意していたがバック紙は発色が鈍く反射も多少あったり反ったりとあまり使い勝手が良くなかった。
これで気持ちよくスカッと抜けてくれればいいのだが。

2008年02月03日

使用権フリー音楽素材集

e-media MusicBaseである。CD-ROMで10枚、1000曲も入っている。いつもネットで購入しているシステムファイブに注文。正月企画で福袋に付いてきたポイントとポイント抽選会で一等が当たったおかげでポイントが約10万円分になったのでそれを使うことにした。
今でもフリー音楽素材、効果音素材集は数十枚分あるのだが使えそうな曲はほとんど使ってしまい「あ、これいいな」と思ってCMに入れてみるとそういえば昔 ○○のCMに使ったっけ…みたいな。スポンサーや視聴者は気がついていないかもしれないが作っている方としてはなんとなく後ろめたくなってしまうものだ。
音楽素材は全てHDDに取り込んで使っている。いちいちCDやCD-ROMを読み込まなくていいし効果音などはファイル名に音のイメージを書いておけばファイル検索で探せるメリットがある。今までの素材集は全て音楽CDだったのでデータベースで曲名が呼び出せるものはいいが登録されていないCDは番号しか付かないので手作業で打ち込んでいた。
今回の素材集はCD-ROMなのでそのあたりの心配は要らない。
そのままHDDにコピーすればいい。どんな曲名になっているのかわからないがイメージ毎にホルダー分けしてあれば便利だ。
それと効果音集でスポーツ場面と生活音。最近ボーリングとスキーの音探しで苦労したしキーボードを打つ音なんかも自分で叩いて録音してみたがDELLのキーボードは音が軽かった。腕時計をはめる音も自分でやってみたが持っている時計のバンドがどれもチタンなのでこれも軽い音になってしまった。ロレックスでも持っていればいい音がしたのかもしれないが。効果音の自作はやってみると楽しいがいろいろと材料もいるし時間がかかる。
作り置きしても出番がある可能性はゼロに近い。最近では映像素材集の出番が少なくなってきた。実写映像、写真、イラストなどが増えたためだ。
使うとすれば光の効果や動く空の映像くらいなので新たに映像素材集は購入してない。

2008年02月04日

タイムコード

雑貨屋さんでこんなものを買って来た。実際の撮影に使えるものではなくインテリアとしての時計である。秒が1/10まで表示できるのでストップウォッチとして使えると便利だったのだがそれほど多機能のものではなかった。
以前から苦労しているのがタイムコードの計算だ。一時は計算し易いように15秒CMは全てフレームで計算していた。15秒で450フレームだ。4秒だと120フレーム。
ところが最近30秒、60秒、90秒などと長いCMが登場してきたのでフレームでは計算しづらくなったのだ。ナレーション録音の際もストップウォッチは秒表示なので105フレームで読んでくださいとは言えない。ところがタイムコードは30フレーム。例えば1'14"12fから1'18"21fの間に5.34秒のナレーションを入れる場合何パーセントのストレッチをかければいいか?電卓で叩くにも簡単にはいかない。フレーム単位を10進数に変えて計算する手もあるが分をまたがるとまたややこしくなってくる。

まずはフレームでカウントできるストップウォッチが欲しい。
どうせならそれに時分秒フレーム入力できる電卓が付いているとベストだ。
パソコンでも出来るが手元にちょこちょこっと簡単にすぐ使えるツールが欲しいのだ。
セイコーのサウンドプロデューサーというストップウォッチを持っているがこれは最低単位が秒までなのでCMには使えない。
せっかく時分秒計算できる機能まで付いているのに…惜しい。

2008年02月07日

いまさらアナログ派?デジタル派?

いまさらアナログ派?デジタル派?
表示系のことである。仕事で使う場面の時計はほぼデジタル表示にしている。寝室の時計はアナログ、ところが腕時計はアナログだ。本当はデジタルにしたいのだがデジタル表示で電波式の時計はなぜか安っぽいデザインのものしかない。そろそろいいデザインの物を出して欲しいと思うのだが。
音声のレベルメーターはデジタルの方が安心感がある。針式は機器によって全く振れ方が違うのだ。ベーカムのレベルメーターはあてにならないと有名らしい。業務用のポータブルミキサーなどもほとんど針式だ。そのためかSONYのマニア向けレコーダーにも針式メーターが付けられたがそのローコスト版には省かれた。どうも音響関係のエンジニアは保守的らしい。前にも書いたがオーディオレベルの監視には波形表示とスペクトラムアナライザーが欲しい。
映像分野でアナログといえば波形モニターがあるがデジタル回路になっても表示は同じである。音声のように一次元でないので針式メーターでは監視できない。
波形モニターも簡易的にデジタルで出来るようになってポータブルビデオモニターに内蔵されたりビデオカメラに内蔵されたりと別途に用意しなくてもチェックできるようになりつつある。音と同様ダイナミックレンジの大きい被写体の場合ピクチャーモニターだけでは正確な露出を把握するのは難しい。ただ白飛びを抑えればいいというものでもない。最近のカメラでは撮像素子のダイナミックレンジをフルに使ってレンジ圧縮したものを記録する機能が豊富になってきた。ニュース映像のようにリアルに表現する場合はリニアに収録するのだがドラマや映画、CMなどは白飛び黒潰れするよりまったりと多くの階調を圧縮してでも見せるといった表現が多用されるようになって来た。しかも最近のディスプレイは一昔前のディスプレイよりコントラスト表現が広く闇や眩しさまでも表現できるようになって来た。とすれば従来のダイナミックレンジの考え方は通用しないのではないか。
と、ここまでデジタルとアナログを書いてきたがちょっと矛盾に気がついた。時計のデジタル表示は数字なのだ。音声レベルの表示に数字が変化するものなんてありえない(笑)レベルを棒グラフで表示するのはアナログかデジタルか?そんなことはどうでもいい…

2008年02月08日

ステレオマイク

RODE NT4というX-Yステレオマイクを注文した。ネットではかなり評価が高いようだ。何のためにステレオマイク?という感じだがこれでナレーション録音をしてみようと思っている。どうも一本のマイクでモノラルをステレオに振り分けるのとステレオマイクで収録するのでは聞こえ方が違うらしい。
今回はあくまでもナレーション録音である。しかしこの手のステレオマイクを見るとどうしても生録をやってみたくなるのが元生録マニアである(笑)
とはいえせっかくのこれだけのクォリティマイクなのでキャノン→ステレオミニ変換してローランドのポータブルレコーダーR-1というのはなんとなくバランスが悪い。

かといって10万もするようなレコーダーを購入したとしても出番がないのが容易に想像できる。一眼デジカメさえ新しく買ってから外で写したのは一ヶ月くらいだったのだ。ただ飾っておくだけの録音機はちょっと無駄だなぁと思うわけで。しかも躊躇する理由はもう一つあって最近気になっている波形モニターである。ポータブル録音機のメーターに波形表示ディスプレイが付いたらすぐに飛びつくかも…

2008年02月13日

プログレッシブの流行

最近のビデオカメラは民生、業務用ともにプログレッシブで撮影できる機能が付くようになってきた。しかしはたしてプログレッシブが何なのか、テレビに映る映像を見てプログレッシブかそうでないか見分けられる人がどれだけいるのか。
これほどにもプログレッシブが流行する背景には何があるのか考えてみた。
どうも映画のような映像を撮るモードという認識なのではないだろうか。
ビデオとフィルムは物理的な理由、経済的な理由などから成り立ちがかなり違う。
そのため同じように動画を撮る機械なのに見える映像のトーンが違うのはなぜだろうと。10年ほど前まではビデオカメラの性能はフィルムカメラより劣っているためフィルムカメラには近づけないと言われて来たものである。ところがハイビジョンが登場してきて物理的にはフィルムカメラに遜色ないはずなのにどうしてもトーンが違う。
未だにビデオカメラのラチチュードはネガフィルムに適わないといわれているがディスプレイのことを考えるとその差は小さい。そのうちビデオとフィルムの違いはガンマとフレームレートだということが一部の技術者の中で言われるようになった。

ビデオカメラはニュース取材から発生したものだから見たものをそのまま見せるためのガンマを使っている。ディスプレイのガンマを逆にしてトータルでリニアになるようにしているわけだ。ところがフィルムは物理的な特性でリニアにはならなかった。開発すればリニアなフィルムも出来たのかもしれないが。そこでビデオカメラがデジタルプロセスになった頃フィルムのガンマに近づけるようなガンマカーブを搭載したところフィルムのトーンに近づいたわけだ。それだけではフィルムっぽく見えない。映画のカメラは24コマで撮影している。シャッターはロータリーシャッターなので1/48以上の長時間露光が出来ない。一方ビデオカメラは60フレームのインターレースである。駒が多すぎてリアルに見えてしまう。ここでもデジタルプロセスが働くわけだ。24フレームでデジタルシャッターを1/48に設定するとほとんどフィルムで撮影しているものと遜色のない映像が得られたというわけだ。

当初は映画用として開発され高価な機材だった。ハリウッドでも使われるようになりスターウォーズでもハイビジョンカメラで撮影されたことは記憶に新しい。デジタル技術はすぐに民生機に下りてくる。そして業務用に火がついたというわけだ。アマチュアが24コマフィルムトーンモードで撮影して自宅の液晶テレビで見る分には映画っぽく面白い。しかし業務用で映画トーン…どう使っていくかが今後の課題になっていくだろう。
実はまだプログレッシブカメラがなかった時代、もちろんデジタルプロセスカメラもない。そんなときに私はなんとか後処理でフィルムっぽい映像が作れないものかと試行錯誤していたことがある。その手法とは。撮影時にコントラストの弱い照明にしアンダー気味で撮影する。(白飛び黒潰れを防ぎラチチュードの広いフィルムに似せるため)カメラのディティールはOFFにする。(フイルムカメラには輪郭強調機能はないから)
その素材を編集で加工。60iをフィールドインターポレーションを使って30Pの擬似プログレッシブにする。トーンカーブを使って暗部を持ち上げハイライトを抑える。
暗部のクロマを若干持ち上げる。フィルムグレインのノイズを加える。
といった方法でほぼフィルムで撮ったかのような映像になったわけである。
今ではこういった処理をしなくてもカメラのスイッチ一つで出来てしまうわけだが…

2008年02月14日

プログレッシブのメリット

実際に鑑賞する側の恩恵というのはじっくり比較しないとわからない程度なのだが編集する立場としては実にありがたい機能である。
プログレッシブに対してインターレースというものがある。
1080/60iなどと表記される。人間がパタパタの画を連続で見た場合にパタパタ感を感じないのが60コマ以上ということらしい。ところが物理的な理由だけで情報量を半分にしようと考え出されたのがインターレース(飛び越し走査)なのだがなんでハイビジョンになってまでインターレースを持ち出したのか理由がわからない。ベースバンド1500MbpsといわれるHDの情報を20Mbpsまで圧縮できるのに。

ややこしい技術スペックはさておき今のところ60Pというプログレッシブは一般的ではない。そのためCMなどでは30Pで制作されることがほとんど。ちょっと前までは24Pで作られることもあったのだが編集が煩雑になるのとTVで見る限りメリットがないためフィルムカメラも30P撮影に対応してきた。それと共に制作用HDカメラにも30Pが取り入れられるようになったわけだ。ノンリニアにおいて60コマと30コマではレンダリング時間が2倍違う。さらにインターレースでは垂直解像度が半分になりスーパーの文字や斜め線などくっきりした図形がギザギザに表示されるというデメリットがある。ただ動きに関しては60に対して30コマは激しい動きになったときパタパタ感が目立ってくる。これは逆に24コマの映画に近くなるためCMやドラマなどの表現にはメリットと感じる部分もあるわけだ。
報道やバラエティではやはり60iで制作されている。CMや映画ほどの多重合成や特殊効果がないため編集に対する負荷はあまり感じないのかもしれない。

2008年02月18日

次世代DVD決着

やっと東芝が撤退した。規格が出た時点から主導権は握らないだろうと思ってはいたが完全撤退するとは潔い。しかしこれまで販売してきたプレーヤーやソフトはどうするんだろう?北米ではゲーム機を含めHD DVD機は100万台を超えるらしい。日本では数万台と消費者は少し賢かったようだ。とはいえ今後HD DVDのソフトは出ないからプレーヤーだけの機器は在庫のソフトを擦り切れるまで見るしか使い道はないということだ。レコーダーの場合はある程度使い回しが出来るのでそれほどもんくは出ないだろうが。
しかしこうなったからといってBDが一気に売れるかというと疑問は多い。
DVDレコーダーはHDDの大容量化によってコレクター以外はディスクに保存するというメリットを感じない。ビデオカメラにしても既にメモリー録画に移行している。
衛星放送での映画配信もHD化されてきてBDのパッケージソフトはDVD、VHSほど販売量は増えてこないと思われる。BDのマーケット戦略はどこに行くんだろう?
録画メディアはHDDとメモリーになってしまった今、光ディスクいる?

2008年02月19日

Blu-rayネーミングの勝利?

新聞で毎日のように東芝のHD DVDの記事が目につくようになり、「次世代DVDの事だったの?」とやっと理解してもらえたのではないだろうか?
感心のないコンシュマーは案外こんなものではないかと思う。
今思うに、この「HD DVD」のネーミングはいささか解り辛かったんではないだろうか。
我々業界の人間でさえも「SD」作品ですか?「HD」作品ですか?などの話の中で比較のため「エッチディー」という言い方をするがほとんどの場合「ハイビジョン」を使う。
ましてや「ハイディフニッション」など未だに舌を噛みそうで言えない。
それに勘違いしやすい「HD」という略文字は「HDD」を「HD」という事が多々あるし、レコーダーは「HDD」を搭載しているのが普通になってきているからややこしい。
間違う事はないと思うが、オートバイ野郎は「ハーレーダビッドソン」経済界では「ホールディングズ」を「HD」と好んで使ったりする。一文字違うが「HP」は「ホームページ」と「ヒューレットパッカード」で一般的に使われ、コンピューターを扱うものにはややこしい。このように勘違いが起こる可能性のあるアルファベットを商品のネーミングに使うのはやはり間違いではないだろうか?ただ、「HD DVD」が覇者になった後の話として言うならばはこれ以上シンプルな商品名はなかっただろう。

一方の「Blu-ray Disk」は何かよくわからないけど新しい技術、未来感がある名前に聞こえる。LEDのブルーを連想して好印象も与えたようだ。商品のマーケティングにおいてこの差は大きかったように思う。デファクトスタンダードにならないと意味がないのかもしれないが、東芝の撤退はなかなか厳しい現実をあらわしている。
しかし、「Blu-ray Disk」は覇者になったのだろうか?
フジのんさんも何度も書かれているが、「Blu-ray Disk」の真の敵はインターネットのインフラに乗っかった膨大なストレージサーバー内のコンテンツである。何も大容量ディスクに録画して家に置いておかなくてもよい時代が来ている。私個人の話であるけど何百本ものVHS、Hi8、DVDディスクは録画後何度も見たことがあるのは1%もない。この現実に消費者はそろそろ違う形での映像の楽しみ方を見いだしてきている。
Appleの音楽配信からまさにその様子が一変してきている。そのAppleが映像にも本格参入するというし、オンデマンドやストリーミングが一般化となるとコンテンツのあり方を根本から考えなおさなければならない。ソニーは「PS3」で「Blu-ray Disk」のゲームコンテンツは間違いなく売れるだろうが、問題は圧倒的な量の映像コンテンツがどうなって行くか?に本当の覇者に成り得るかどうかがかかっているように思う。

センサーライト

人感センサーライトというらしい。人間が近づくと体温の変化を受けてスイッチが入るというやつである。防犯用に玄関に付けているが猫や自動車にも反応する。明るさセンサーも持っていて暗くならないと作動しないように作ってある。省エネに抜群の効果があるが頻繁に点滅する場所に設置すると電球の寿命が短くなる。
また、機種によっては電球型蛍光灯に対応していないものもあるし最近の電球型蛍光灯は点灯してもすぐに明るくならないものが多いので省エネとはいえタングステンの電球が適しているようだ。そこでトイレにもつけて見た。トイレのドアを開けるとパッと点灯する。終わって出ると1分ほどで勝手に消灯する。実に便利だ。
ところが…
トイレに座っていると突然消えてしまう。人感センサーは熱源の動きに反応するためじっとしていると、いないものと思うようだ。気張りながらも真っ暗になってしまうのでゴソゴソと動くと再び点灯する。しかも!この機種、安い物を購入したため消灯までのタイマーが1分の固定なのだ。トイレは長い方ではないが3 分や5分はいる。この間何度もゴソゴソ動かねばならないのだ。
さらに!
新築した当初はスタジオではなかったので来客はなかったのだがスタジオ運営すると来客者がけっこうある。来客者はセンサーライトなど知らないからスイッチを操作するのだ。もともとスイッチは点灯にしたままになっているから一度操作すると消すことになる。ドアを開けて点灯してないことに気づくと再びスイッチを操作する。
出て行くときにはスイッチで消すわけである。次に入る自分はセンサーが働いているものと思い中に入るが点灯しない…ということになる。
といったわけでトイレには不向きだということがわかった。家族だけで使うトイレなら消灯タイマーの長いものを選ぶべきだろう。ただ、一般的なもので3分、長いものでも5分が限度のようだ。長トイレの方は中で消えるたびモゾモゾしなければならない。
下の商品は器具そのものではなく電球ソケットに取り付けるタイプである。玄関の中につけてみようと思っている。

2008年02月22日

BDは勝ったが…

HD vs BDは意外とあっさり片が付いてしまったがVHS vs BETAは泥沼だった。
それにしてもフォーマット戦争はあちこちで起こっているわけで業務用ビデオでもまだ決着は付いてない。
力づくのSONYは技術的優位の他社技術が出てくるとそれを超えた新しいフォーマットをぶつけてくる。そのためSONYには無数のフォーマットが存在するし今まで消えていったフォーマットも多い。
業務用ハイビジョン規格、DVCPRO HD、AVC-Intra、HDCAM、HDCAM SR、HDV、XDCAM、XDCAM EX、AVCHD…まだまだある。このうちSONYだけでも6フォーマットの製品を出している。 いずれHD DVDと同じ運命のフォーマットも出てくるのだろう。
同一メーカーでこんなにも互換性のないフォーマットを出すなんて、どうなんでしょう?

2008年02月24日

ユニキット購入

ロケーション用ライティングキットである。500W×3灯でケース付き。中古で手頃な価格で出ていたのでゲット。
正価で購入すると¥237,000もするがスタンドなしで¥52,500とお買得。ライトスタンドは大小いろいろ持っているのでむしろ別でありがたかった。
ロケに出ることも少ないがライトを本格的にセッティングすることも更に少ないのでこういった中古品はありがたい。ケースもカッコいい。今はなきRDS(龍電舎)のロゴが貼ってある。今は東芝ライテックが扱っている。けっこう使い込んであって多少塗装など剥がれているところはあるが実際に使う時はけっこう荒くなるのでこれくらいのほうが気を使わなくていい。ケースに入れて置いとくのももったいないので天井のバーに吊るしてみた。よりスタジオっぽくなった(笑)B5あたりのフィルターを付ければ蛍光灯と色温度も合うので使えなくはないが500×3=1.5KWは家庭用電源でかなり厳しいし熱が半端ではない。あくまでも飾りである。しかもハロゲンと蛍光灯では色温度を合わせてもスペクトル分布がけっこう違うので妙な色合いになる危険性もある。
どうしてめったに使わないライトキットを購入したかというと、ちょっと前にLPLのクールライト(蛍光灯)を持ち出してロケ撮影をしたことがあった。クールライトは反射傘がけっこう大きく持ち運びに不便だと思ったわけだ。もちろんケースもないので3灯も車に積むとフロアの1/3くらいを占めてしまった。5000K℃、拡散光でライティングすることを考えるとクールライトの方が明るかったりする。しかし運搬に数往復必要だがユニキットだと一回で済むのだ。とはいえ、ケースだけでもけっこう重い…

2008年02月25日

マルチトラックレコーダー

ROLANDのR-44という新機種が3月中旬に発売される。非常にコンパクトで4トラック同時録音、24ビット/192kHz、SDメモリーカード記録で¥75,000というから驚きである。
マルチトラックというとオープンリール時代に遡る。1/2インチテープに4トラックなんてデッキがアマチュア用に何十万といった価格で出ていたように思う。
その当時は多重録音といえぱテープをダビングして行っていたためヒスノイズや周波数特性がどんどんひどくなりプロでも幅の広いテープを高速で回して使っていたものだ。
その後デジタル録音になり、テープからハードディスクに録音できるものが出てきてオーディオ録音の世界は一変してしまった。その当時AKAIの4rtackHDDレコーダーを持っていた。SMPTEタイムコードにシンクロするものでベーカムデッキと並走してBGMやSEを作っていたことがあった。その当時はまだノンリニア編集機が億単位の時代だった。

そして近年ではPCでノンリニアする際、マルチトラックオーディオは当たり前になり専用のマルチトラックレコーダーはめったにお目にかかることはなくなった。
一方、フィールドレコーディングにはPCを持ちまわるのはありえないためポータブルな録音機が必要になる。早くに登場したのはカセットテープを使った4trackレコーダーでアマチュアのバンド録音などに使われていたようだ。HDDのポータブルレコーダーも登場してきて信頼性がある程度確認されると映画やドラマ制作用に4tr、8trなどの高価なプロ機も発売されるようになってきた。ところがいくら信頼性が高いといってもHDDはメカなので意外と壊れ易い。プロの現場でクラッシュすれば信用問題である。ということで最近出てきてのがソリッドステートメモリーだ。ビデオカメラでもSxSやP2が業務用として使われるようになった。プロ用音声機器にもやっと入り込んできたといった感じだ。
R-44では映画に利用するには物足らないだろうがこれだけコンパクトで多機能なレコーダーがこの価格ならかなり普及するだろう。今後業務用音声機器は一気にデジタル化される可能性がある。信頼性や互換性を重視するあまり、かなり長期にわたって保守的な構成が続いたからだ。ほんの数年前まで6mmオープンテープが使われていたり、MDやMOもまだ流通している。今後デジタル化されるだろう機能はまず入り口から、マイクからミキサーまでの音声信号。これはアナログで引き回すとノイズが混入するからである。光ファイバーやデジタル信号にすればすっきりする。SONYでは近々デジタルワイヤレスシステムを発売する。また、ブルートゥースでのデジタル音声通信も出回ってきた。そして次にミキサーだがSONYから一機種だけ出ている。この分野も早いうちに全てデジタル化されるものと思われる。レコーダーは既にデジタル化されているわけだから時間の問題だ。
これからのオーディオ機器が楽しみである。

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