NAB2008に合わせて続々と発表されている。
やはりメモリーカメラが中心だ。
昔のVTRは重たかったからセパレートにしていたのだがだんだん小型化されると一体型が主流になってきた。
ところがメモリー録画になるとメカ部分が全く必要なくなりカメラにメモリーを貼り付けたような構造になってきている。ENGのショルダータイプだと肩から前がカメラ部分で肘を曲げた位置にレンズの操作部分が来る。肩から後はVTRとバッテリー。それによってちょうど前後でバランスを取っていた。しかし全体の重量は10kgにもなるものが多かった。
ところがVTRはどんどん小型になってきたのだがカメラ部分はあまり小型化できない。撮像素子を小型化するとレンズもコンパクトになるのだがカメラそのものの性能を犠牲にすることになるというジレンマがある。標準的なENGカメラは2/3インチ、業務用クラスで1/2、ハンディだと1/3と小さくなる。
そこで最近主流になりつつある小型ハンディカメラは1/3前後のものが多い。
記録媒体はメモリーになるのでレンズに小さな箱がくっついているといったデザインだ。
ここまでくるとカメラとレコーダーは合体したものがいいのかどうか疑問が湧いてくる。
現在はSONYがSxSのXDCAM EX、HDV、PanasonicはP2のDVCPRO、AVC-Intraとなっている。SONYのカメラにP2収録ということは不可能だ。
映像信号はHD-SDIが標準になっているからカメラからはHD-SDIを出力しレコーダーは独自のコーデックで記録する。場合によっては自分の使っているノンリニアのコーデックで記録できるレコーダーがあれば非常に便利だ。合成用に使いたい場合はカメラの出力をHD-SDIのデュアルリンクにし、レコーダーはRAID仕様の非圧縮RGB記録といったように選択できるのが便利である。実際に映画製作用のハイエンド機種はこのようなシステムになりつつある。せっかく小型化されたんだから規格を統一してカメラとレコーダーを別々に選べるようにして欲しいものだ。