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2008年07月 アーカイブ

2008年07月01日

値上げラッシュ

いろんなものが値上げしてきた。あまり材料を使わない業種といえども電気、ガソリン、食費など直接関る部分もある。
そして価格転嫁をして全ての価格が上がればバランスは戻るのか?そんな簡単なものでもないだろうが仕入れの多い業種は大変なのだろう。
我々の業種だって、もし5万円の仕事をするため5時間編集機を作動させて電気代4万円かかったとしたら…やってられません。
不景気になるとなくてもあまり困らないものから省かれます。
CMも広告宣伝ですから商売するためには必要ではあるけども出さないからといって全く商売にならないものでもないわけで運送屋さんにとってのガソリンとは立場が違うわけです。一つの業種がいつまでも続くとは限らないわけで、これまで消えた業種もいろいろ見てきた。理由は合理的な手法に置き換えられ古い手法を取っている業種が消えていくという流れだ。

テレビCMもいつまでもあるとは限らない。
衛星放送、CATV、インターネットTVが普及してくると現在のCM構造は崩れ去っていく。
今のローカルCMは地上波というローカルエリアにおいて存在しているわけだ。
衛星放送は全国エリアなのでローカルスポンサーは出る幕がない。
また地上波においてもHDDレコーダーの普及によって、ながら視聴ではなく見たい番組だけを見るといった視聴方法に変わりつつある。しかも簡単にCMがスキップできるため今までの視聴率計測ではどうにもならなくなる。
インターネットは全国エリアではあるがローカルエリアの情報提供でアクセスの多いサイトなどはテレビCMの置き換えになる可能性はある。
はたしてローカルCMは生き残れるのか… そろそろ別のことも考えておかなくては。。

2008年07月02日

HDVはどうなる

予想に反して意外に検討している。
まだ半導体記録だけに頼るには気持ち的に不安なのだろうか。
XDCAM EX SxSメモリーでのCM搬入を提案しているがやはり現時点で8GBは無駄に容量も多く価格が半端ではない。目先を考えればXDCAMのブルーレイディスクとかHDVというのも考えられなくもない。
しかしこれから10年、20年の標準フォーマットとして考えるなら半導体メモリーしかないと考えている。
とはいえ巨大メーカーが開発した各種フォーマット、そう簡単に撤退するとは考えられない。フォーマット戦争は業務用の分野でも熾烈のようだ。

2008年07月04日

クロスメディア/マルチメディア

せっかく作ったTVCMを地上波テレビだけでなく他のメディアでも展開できないかと思う。というのもやはり電波料はそれなりに高いわけで少しでも多く露出しようとして制作費を削るといったこともあったりする。
もう少し制作物の価値を上げるためいろんな分野で露出しようということだ。
どんなメディアがあるのか。動画と音声があるためある程度限られる。インターネット、街角テレビ、店頭、店内にディスプレイを設置、CATVといったところだろうか。
しかしCM自体を見たいと思って見る人は少ない。雑音の多い街中でいくら目立つディスプレイがあったとしても立ち止まって見る事はないだろう。
店内での動画ディスプレイというのは最近よく見かけるようになって来た。
ディスプレイ装置が低価格でメンテナンスフリーのものが出てきたおかげだろう。
最近流行りのフォトフレームなどでも動画再生機能もあったりして利用できそうだ。
例えば…喫茶店のテーブルの上にフォトフレームが置いてある。
そこには近隣の商店などのCMが繋げてリピート再生されている。
小さな音だが耳を傾ければ音も聞こえる…みたいな。
人々が時間待ちしている時は何気ないものに目が行くものである。
バスの待合、バスの中、銀行・病院・役所などの待合室…どうなんでしょう?

2008年07月06日

それでもHD計画推進

P2gear カードリーダーを導入しようかと計画中。
HDでの映像制作はまだほとんどないので先送りしているのだがせっかく導入したHDカメラ、編集機が陳腐化してしまうのももったいないので少しずつ拡充しようということだ。
現在HVX200で撮影した素材はUSBケーブルとPCを直結して転送している。そしてP2カードは4GBと8GBでHDなら12分、DVCPRO50で25分という容量しかない。
こういった不便さもありP2gear カードリーダー、32GBのP2カードを導入しようかと。費用はP2gearが32万円、32GBのメモリーが20万である。
今まで別のPCにP2の撮影素材を一旦転送してから編集機でそのPCのHDDをアクセスしていた。これを導入すると撮影素材を全てコピーすることなくP2 カードに入れたままOKカットのみDVCPROHDのAVIに変換しながらコピーといったことができちょっとだけ効率が良くなる。REXCEEDにP2 ピュアーをインストールしたりHVX200のファームウェアをバージョンアップといった作業も必要で躊躇していた作業でもあった。

ただその程度の利便性だけに52万円もの設備投資をするというのは実に無駄である。
実はその次にHDCAMのVTR導入がある。340万円のVTR導入を頑なに拒んできたもののまだまだ時代は変わりそうにないので来年あたりには年貢の納め時かと。
というのもHD制作自体の要求はないので必要がないはずだが現在使っているベーカムSPに問題がある。今までにも書いてきたがアナログVTRのためドロップアウトが付きまとうのだ。CMの場合内容物のチェックは他の制作物よりも厳しく何度も再生しながらチェックされているようで当方のデッキで録画後のチェックで確認できていないドロップアウトが局側で発生するという事態がたまにある。このようにドロップアウトに弱いベーカムなので使用済みのテープを二次利用することが難しいのだ。
アナログベーカムといえどもTBCというデジタル回路を通して多少のドロップアウトは見えないような処理をしている。このTBCも機種によって癖があり、あるデッキでは出ているのに他のデッキでは全く見えないといった現象も確認している。

一方、デジタルVTRというのはテープに記録している信号自体はアナログなのでベーカム同様ドロップアウトは生じている。ところがTBCに相当する画像補償回路というのがあってテープにけっこうなダメージがあっても映像データを分散させて記録しているためそれをほぼ完璧に補修してくれるのだ。もちろんその限界を超えるダメージがあると修復できないのだがその範囲がアナログVTRの比ではないのだ。そのため同じテープを100回くらい使い回したくらいでは見た目の映像に劣化が出てこないらしい。
使用状況によっていろいろだろうから何回まで大丈夫とはいえないが、ベーカムSPの場合20本に一本くらいの割合で発生する。わずか15秒のCMなのに。
ただ発生しているVTRがある程度特定できているのでそちらの問題があるかもしれない。いずれにしても相手先のVTRをこちらが交換するわけにもいかずこちらが別の対応をせざるをえないと言うわけである。

今年10月からCM搬入の全てが完パケ納品になる。要するに今まであった静止画+局アナというCM形態が廃止されるというということだ。これに伴い今まで直接放送局に持ち込まれていた静止画素材は我々のようなポストプロダクションに持ち込まれナレーション、BGMを入れ込んでビデオテープに仕上げなくてはならない。
どの程度の数量が出てくるのか想像できないが聞いた話しではウチの動画より多いようだ。ウチでも昨年ベーカムを排出した本数は400本を超えるからますますドロップアウトの問題は無視できなくなる。さらにこの400本のテープは使用後代理店の方で廃棄処分されているわけだ。結局HDCAMテープ化のために約400万円の投資になるわけだが当方のメリットというのはほとんどない。テープの再利用でCO2排出が減るのとドロップアウトでベーカム再発行が減るという、これだけである。

コストアップしてまでHDで制作しようとするクライアントは現在少ない。
ただ、静止画CMはHDで処理しても手間は変わらないのでそうなる可能性は高い。
最後に大きな問題として地デジの普及率だ。ある情報で40%以上とあったがある程度所得の多い家庭に集中しているらしい。となれば平均所得の低い山陰地方ではもっと普及率は低いのではと予想できる。そんな4:3テレビにHDテープのサイドパネル付きSD映像を流すと周囲に黒い額縁が付いたCMになってしまう。
2009年にはアナログ放送はレターボックスになり全ての4:3CMは額縁CMとなってしまう。そうなればHDテープに4:3CMを収録もD-2やベーカムの4:3搬入も違いはなくなる。
やはりあと2年はやるだけ無駄という気もしてきた…

2008年07月07日

使えるフォトフレーム

電子POPとしてどの程度使えるかということでテスト導入してみた。
このサイズで8インチ、800×600画素のパネルを使っているため写真はかなりクリアに見える。ビデオ系の液晶を流用している製品は垂直解像度が240程度しかないものもある中それなりにちょっと価格が高いだけのことはある。フォトフレームということで表面には何のブランドも刻印されてないのはありがたい。
裏面もすっきりしたデザインでどこにでも置けるといった感じてはあるがACアダプターが必要なのですっきりというわけには行かない。
スピーカーも内蔵されているのだが開口部は裏面で音質はあまりクリアとはいえない。
音量にも限界があるのでPOPとして使う場合には外部スピーカーが必要だ。

PC用のアンプ付きスピーカーを店頭で聞き比べ、良さそうなものをチョイスしてみた。
音は良くなったが並べたときのバランスがイマイチなので実際に使う場合はもう少しコンパクトなものがいいだろう。もちろんモノラルでかまわないので一個でいい。
操作ボタンがフレームサイドの裏にある。最近はリモコンが付属しているものが多い中この価格でリモコンがないのはどうかと思う。ボタンはブラインドタッチで操作しなくてはならないが十字キーとあとボタンが三つ、それと電源だ。十字キーは裏面から操作するよう設定されているので画面を見ながら使うと左右が逆になり実に使いづらい。
ホルダー構造を認識し、日本語も表示されるのでいきなり操作してもわかりにくいところはない。メモリースティック、コンパクトフラッシュ、SDメモリーが使えるがなぜか初期不良なのかSDだけ認識できなかった。最近はメモリーが安いのでどれかが使えればそのメモリーを買えばいいので大した問題ではない。

利用目的は動画のリピート再生である。そのあたりを検証してみる。
WMVのムービーでいつもCMのチェックに使っている圧縮レートでやってみた。
640×480、30fps、2Mbpsでスペック的には許容範囲のようだ。立ち上がり1秒程度のブランク待ちがある。ムービーの長さは15秒、3分のものも試したが読み込み時間に大きな差はなかった。問題なのは再生が始った1秒後に上下にスーパーインポーズが入りファイル名と再生時間などが3秒間ほど表示される。CMをそのまま再生すると画面の一部が隠されてしまうのだ。これはまずい。メニューを全部調べたが表示をキャンセルするモードはないようだ。短いファイルを並べて連続再生させるとその都度その表示が出てくるということになるので実にうるさい。実際に使う時はある程度の長さのファイルにしておき頭 5秒くらいにスーパーで隠れてもいいデザインのタイトルを挿入するしかない。
POPであれば3分もあれば充分だろう。
タイマーが内蔵されており時間になったら前回操作していたことが自動実行される。これは店頭に設置する場合便利である。ただ電源を切ってしまうと時計がリセットされるので電源を入れっぱなしの環境がいる。逆に電源でコントロールする場合はコンセントに通電と同時に自動再生されるので電源タイマーを使うのもありだ。

ムービーファイルを3分とするとWMVは約12MBになる。画質はDVDに及ばないもののこのサイズだとオンエアーのテレビ放送を見ているのと同等の画質といえなくもない。
この12MBというのが重要になる。POP用映像をインターネットで配布できるわけである。写真と構成、ナレーション原稿をメールで送ってもらい簡易ムービーにBGMとナレーションを乗せた映像ファイルを当方で作成。これをネットのストレージに置いておけばユーザーはパソコンでダウンロードしてメモリーに移しすぐにディスプレイで再生することが出来る。DVDやVHS方式では出来ないことである。
もちろんメモリー再生のためDVDやVHSのように稼動部分がなく故障の確率は相当低いしメンテナンスフリーという便利なツールとなる。
ときどき量販店などの店頭にこのような電子POPを見かけることがあるが、どうしてもコンテンツ作りにコストがかかるためメーカーが全国の販売店の店頭に一斉に設置といった形式しか取れないのが現状なのだろう。
こういった電子POPを手軽に個店用に作れないかというのが今回の企画である。
コンテンツプランに関してはまた後日。

2008年07月08日

デジタルサイネージ

別名としてダイナミックサイネージ、インタラクティブサイネージ、ナローキャスティング、映像配信、音声配信、デジタルPOP、デジタルサイン、デジタル掲示板、デジタル表示サイネージ、デジタルコンテンツ配信システム、電子ポスター、電子ボード、電子情報ボード、電子ディスプレイ、電子看板システム、電子掲示板システム、電子広告板、流通向け情報配信、コーポレートコミュニケーションテレビなどがあるらしい。
システムとしては以前から存在するもので大掛かりなものは屋外の大型ディスプレイにサーバーからネットワークを使って映像を送り出すといったものもある。
近年、再浮上してきた理由に映像ディスプレイがブラウン管からフラットパネルになったことでいろんなところに展示し易くなった、ブロードバンドネットワークの普及、高画質圧縮フォーマットの登場、メモリーの低価格によりメンテナンスフリーのプレーヤーが低価格で登場してきた。などが主なものだろうか。
公共性の強いもの、大手メーカーが提供するものなどは効果が確実に見込めるのでそれなりのコストが掛けられるのだが個人商店など小規模な展示用には導入が難しかった。
ここにきて数万円規模の表示装置が登場してきて小規模な利用にも現実的なシステム構築が出来るようになった。

最もミニマムなシステムはフォトフレームだろう。安いものだと12000円ほどである。
液晶は7インチだが個別商品のPOPとしては充分である。
更に大型高画質を望む場合はハイビジョンディスプレイを用意してもらう必要がある。
これとて32インチで10万円以下のものもある。これにメディアプレーヤー2万円を繋げばメモリーからハイビジョン映像を延々と繰り返し再生することが出来るわけである。
ここで問題になるのは、ハードは一度導入すればそれ以降電気代しかかからないが、コンテンツはどうするのかという問題だ。
チェーン店など多くの店舗がある場合は一つのコンテンツを作っても多くの店舗で使えるためある程度の予算を割いても採算が取れるが個人商店などの場合は一つのコンテンツで一つのディスプレイ装置という場合も多々あるわけだ。例えばフォトフレーム規模の小さなディスプレイに何十万円もかけた映像を流すというのはなかなか勇気がいる。

そこで当方、ローカルCMを多く手がけるノウハウが生きてくるというわけである。ローカルCMでローエンドのものは静止画だけというのがある。
しかしこれでは電子POPの意味がない。
スライドショーにしてナレーションを入れるというのが最も低予算のパターンだ。
この場合は少しクリエイティブなスタッフがいれば社内でも出来てしまう。
外部に依頼したとしても静止画5枚程度、30秒のプロのナレーションで数万円で構成することが出来る。更に欲を出せばその静止画を写真、タイトルに分けアニメーション化して動画にする方法がある。素材構成はお店の方にやってもらうにして動画化編集、BGM、ナレーションなどをプロがやったとしても10万円以下で作ることも出来る。
このあたりの価格設定が普及の要になりそうだからコンテンツの構成をテンプレート化して更なる低価格なコンテンツが提供できるシステムを考えていこうと思っている。

2008年07月09日

HMDゲット


ヘッドマウントディスプレイを注文した。
だいぶ以前に数社から出ていたがあまり売れなかったのか近年では業務用以外に手に入れることは出来なかった。外国のわけのわからないサイトなどはあるにはあったがちょっと手を出す勇気がなかった。今回のものも外国製ではあるがちゃんと国内の販売代理店がある。何よりも価格が手頃で解像度が640×480あるというのが素晴らしい。業務用でこの解像度だととんでもない価格なのだ。.
このハイビジョン時代に何に使うかって、グライドカム撮影用である。
グライドカム撮影の場合、現在カメラの液晶モニターを見ながら撮影しているのだが向きによってはカメラのボディが邪魔になり見えなくなる。また3.5インチ程度なので細かいフレーミングなども確認しようがないのだ。
そこでモニタリング用にHMDが役立つというわけだ。とはいえ全てビューアーだけを見ながら撮影することは不可能だ。グライドカムの場合歩いて移動しながらの撮影だから足元や周囲も見えてないと撮影できない。
昔出ていたグラストロンは液晶面の透明度が調整でき、見る映像とその奥の景色をダブらすことが出来る。しかし画像はクリアでなくなる。
一般的なHMDは大きなサングラスのように視野を完全に覆ってしまうタイプが多い中、このディスプレイは薄型でおじいちゃんの老眼鏡的な使い方が出来そうなのだ。実際使ってみないとなんともいえないがスリムなデザインなので周囲に対しても圧迫感がない。
届くのが楽しみだ。

2008年07月10日

バックアップは必要?

突然ベーカムの再生画像が異常になった。クロマがシンクの取れない画像のように歪んでまともな再生画像になっていないのだ。
じわじわでなく突然なったため原因は不明。クリーニングテープやヘッドを直接拭いたりしたが改善ならず。
零細プロダクションなのでもちろんVTRは一台しかない。近場に修理できるところもなく遠隔地に送るしかない。数日で復旧して戻ってくるとも思えず急遽もう一台購入を検討。この際HDCAMを入れるべきか?もう少しつなぎで中古のベーカムにするべきか。
ゆっくり考えている暇もないのでとりあえず両方検討。いつもお世話になっているシステムファイブさんにはすでにベーカム中古の在庫はなくなっていた。6月決算でベーカムをセールしていたため売り切れていたのだ。そこでHDCAMシステムの見積りをお願いした。
最初にベーカムVTRを購入したビデオ近畿さんのホームページを見たらベーカムがありました。しかも4台。198000が一台と後は98000.なんと倍もの価格差。高い方はオーバーホールしてからあまり使ってない上物ということで即注文した。インターネットバンキングで振り込んで翌朝とどいた。は、早い。
オーバーホールは2002とシールが貼ってあったがそれからほとんど使っていなかったんだろう。すごく状態はいいものだった。

故障したベーカムも廃棄処分するにはもったいないので送ってきた箱を使ってメーカーに修理に出した。いくらかかるんだろう…ヘッド交換で15万位と聞いたが。
戻ってくればベーカム2台。リニア時代でもないのでVTR2台繋いでも何が出来るということはない。あくまでもバックアップということになる。
実はノンリニア編集機のほうも先代のものも健在でバックアップとして生き残っている。ただシステム構成が若干違うので長く使ってないとやり方を忘れてしまう。
まだうろ覚えのうちにマニュアルを作っておこうかな。たまにDVCAMのキャプチャーで使ったりするがメニューを探すのにウロウロする(笑)

最近システムが安定して動いていたためデータのバックアップはこまめにやっていなかった。こんなトラブルがないと初心に戻れないのもどんなもんかな…
データのバックアップはレイド5のネットワークディスクに保存しているのでHDDのトラブルに対しては安心だ。パソコンが故障してもネットワークディスクなのでもう一台のコンピュータから呼び出せる。ただ新旧のノンリニア、コーデックに互換性がない。編集データには最新コーデックの映像は入れ込まないようにしている。
機械も人間もいつかは壊れる。人間もバックアップ、いる?

2008年07月11日

HD-SDIが身近に

ちょっと前に紹介したConvergent Designが更にコンパクト、低価格にしたnanoFlashを発表した。
HD-SDIの入出力を持ちコンパクトフラッシュメモリーにMPEG2で高画質記録できる。こんな機器がなんと$3495という。>フィールドレコーダー
もうテープには戻れない…
半導体記録の分野はどんどん加速していくようだ。
先日、アナログベーカムVTRのヘッドが寿命が来てしまった。
修理に16万円。修理が帰ってくるのを待っていられないので同機種の中古を¥198,000で購入。翌朝届いた。修理完了は一週間後…まぁ新品で230万円もする機械だからしょうがないとはいえ半導体記録ならこんな苦労もないわけだ。
nanoFlashなら新品2台買ってバックアップでおいとける。

2008年07月14日

HMDその後

注文していたHMDが届き、まずはテストしてみた。
なんと、顔のサイズに合わない…ガイジンさんは顔が小さいのか?自分がでかいのか?
値段の割りに作りが悪い…構造的な精度は我慢するにしても液晶を拡大するレンズがプラスチックなのだが曲面精度が悪い、しかも部分的に透明度も悪い。
アイポイントが狭くまともに見える範囲に固定するのが難しいのだ。
更に左右の液晶の見え方が違う…黒浮きしているのだ。

そんなこんなでがっかりしていたのだが、手持ち撮影で使う機会があり持ち出してみた。
着ぐるみがクラブで踊っている様子をノリノリで撮影というシチュエーションなのだが、カメラをローアングルにしたりハイアングル、ロールしたりと動き回るわけだ。
HVXの液晶モニターだけでは撮影ポジションに限界がある。そこでHMDの出番である。
なんとか装着方法を見つけ出し完全ではないがそこそこ見えるようになった。
で、本番で使ってみる。これは便利だ。カメラの液晶モニターでは絶対出来ないカメラワークが楽々安定してできる。
クレーンやステディカム、ハンディの手持ち撮影などカメラを自在に動かして撮影するときにはベストな組み合わせではないかと思った。
ファインダー部分が細いのである程度周囲の状況も把握できるのだ。
とはいえ、レンズの精度、液晶のばらつきはなんとも…
国産メーカーの業務用に耐えられる商品が出ないものかなぁ。

2008年07月22日

EX3が欲しくなってきた

SONY XDCAM EXシリーズのPMW-EX3である。>驚異的な高性能
仕事でロケ撮影に関るとカメラが気になる。
今回はHVX-200を持ち出して自分でカメラを振った。モニターはカメラの液晶なので細かいところが確認できない。
やはり8インチくらいのポータブルモニターが欲しい。とはいえワンマンオペレーションで撮影する場合機材が多いのはかなりつらい。今回は照明なしのドキュメンタリー風だったのでカメラと三脚だけでよかった。それでも音も別で録りたかったのでマイクを持っていった。
欲を出していくと機材が増える。そうなると一人では難しいので結局外部スタッフに全て任せ、自分はテクニカルディレクターに回るといった感じになる。

EX3が気になるのは感度が高いためだ。照明のないところでも軽い補助照明、例えばLEDのバッテリーライトでもそれなりに照明効果が得られそうなのだ。
何よりもHVX200に比べて解像度が高い。
また、レンズ交換式なのでショートズームを付ければ制作用には常用レンズとして使える。ワイコンなどはゴーストや色収差が気になるのでなるべく使いたくない。
とはいえ、PMW-EX3はボディ単体では売っておらず標準ズームにショートズームを加えるという経済的にはちょっと厳しい選択になる。
表示形態の問題でまだHDCAM納品に踏み切れるタイミングではない。
なのでHDのカメラをこれ以上導入してもHDで制作する機会が少なく無駄といえば無駄だ。趣味で買うにはちと高い…

2008年07月23日

デジタルカメラ

最近では1000万画素を超えるデジタル一眼レフカメラが出てきているが、なぜか欲しいと思わなくなってきた。
初めて買ったデジカメは35万画素だった。その後140万画素、200万画素、350万画素…今使っている一眼は600万画素だ。
なぜそれほどにも高画素に魅力があるかというと一発で撮った写真をPCで鑑賞する際拡大して見てもそこにさらに情報があるという好奇心である。
観光地でも人物でも撮影時点で見ている肉眼の情報というのは大した情報量ではない。
写真に撮って後で細かく楽しもうということなのだ。
しかし600万画素を超えるくらいになってから高精細に限界を感じる。
物理的に1500万画素あってもレンズの性能がついてこない。
またそこまで高精細に写そうとすれば絞りの具合や三脚立ててシビアに撮らないと綺麗なものにはならない。僕の撮影はスナップだからいくら高性能なカメラでも無駄だということがわかってきたのだ。

一方でハイビジョンカメラが高性能になってきた。小型のものでも200万画素×3板で記録もフルHDである。標準がズームなので短焦点のデジカメに比べると画質は落ちるが情報量という意味では高精細に加えて臨場感が加わる。
年齢と共に細かいものが見え難くなって来ているので高精細より臨場感に移行しているのかもしれない。カメラが移動すればより立体的な表現が出来るし時間と共に変化するあらゆるものを見た目以上の精細感で記録する。
フルHDの小型カメラを見てしまうとスチルカメラにはもう戻れない…
あくまでも個人的な嗜好である。

2008年07月30日

2010年計画

2001年宇宙の旅を見たときすごい未来のことだと思ったしそれまで生きているのだろうか?と思っていた。1968年公開。まだ小学校3年生くらいだから映画館で見たわけではない。ずっと後にレーザーディスクを買ってみたような気がする。
それはさておき、後2年で2010年はやってくる。
2年くらいならよほどの大病か事故に遭遇しない限り生きている可能性は高い。
2011年にアナログ放送が終わるので2010年あたりがハイビジョン化完成目標にちょうどいいかなと設定してみようかと。2年先になると更に状況は変わっているかもしれないが現時点で予測される機材をリストアップして予算を立ててみる。

カメラはSONY PMW-EX3。HD-SDI出力に非圧縮メモリーレコーダーを繋いでクロマキー対応。ロケ用にショートズーム。
Vintenのカーボン三脚セット、ポータブル8インチモニター、デジタルワイヤレスマイク、ゼンハイザーのショットガンマイク、HMIライト…
編集はAfterEffectsがXDCAM EXに対応することを期待してHPのワークステーション、クアッドコアインテル Xeon3GHz、メモリーは32GBくらい積んでおきたい。
HDD15000rpmは音がうるさいのではやめて7200rpmのRAID0+2。HD-SDI入力のフルハイビジョンモニター24インチ。ついでにスタジオ録音用にノイマンの定番マイク+高音質オーディオインターフェース。テープレス時代にVTRを導入するのはどうにも合点がいかないが局納品のためには2年後といえども必要であろう。
HDCAMの中古で150万円くらいのものが出回っていることを期待しよう。
ちょっとついでの周辺機器が多くなってしまった。
あと2年間で頑張って稼ごう! (笑)

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