« 2008年08月 | メイン | 2008年10月 »

2008年09月 アーカイブ

2008年09月02日

スチル撮影

スタジオで商品撮影。背景を合成にしたいからとクロマキー撮影にしたがなんともカラフルな被写体のため後のマスク処理が大変そうだ。
ズームも微妙なスピードを要求されているがHVX200ではそんなスムーズな動きも出来るはずはなくHDで撮影してデジタルズームにしてみることに。
しかしHDの場合クロマキーの色解像度が低いためどこまで使えるか。
そこで動きなしということならデジタル一眼でスチル撮影して切り抜き、デジタルズームした方が有利ということで急遽スチル撮影に切り替え。
とはいえデジカメでマニュアル撮影するのは久々。なんとか絞りとシャッタースピードの設定は出来た。画質と画像サイズの確認。ファインダーはビデオカメラと違い直視型だからカメラポジションが低いため中腰でセッティングが辛い。ガラス面がありカメラマンが写りこむのでセルフシャッター…と思うが設定がわからん。
デジタル一眼といえどもとりあえずということで普及型のセットでズームも安物で600万画素と今時…といった感じも否めない。不安なので撮影してすぐPCで画像確認。
それなりに写っているが拡大していくとやはりちょっとノイズが気になる。
かといって最新のプロ用デジカメを購入しても使う場面があるのか?となってしまう。
実際にはCMだからといってなんでもビデオカメラで撮りにいくというのはロスが多い場合がある。建物とか商品などは三脚持って行って露出を変えたりライティングを変えて何ショットも撮ったものをフォトショップでいいとこ取りをするという方法がある。空などは切り取ってありものの空を合成すれば動画になる。
もちろん素材が高解像度なのでズームやパンは自由になる。超広角のワイドレンズなどを持っていけばビデオカメラのワイドより歪はなく高画質ということになる。
静止画ということで電線や看板、人物を消し込んだりと自由がきくのだ。
でも、スチル撮影なら僕が行かなくても…と思ってしまうのでデジタル一眼は買いません(笑)

2008年09月03日

スカパーHD

いよいよスカパーが本格的にHD化される。
2012年には100ch以上とまだまだ先は長いがとりあえず今年10/1から15ch始る。画質は1440×1080のH264で6〜8Mbpsというから地上デジタルの半分くらいの画質?比較はしにくいがまぁかなり高画質のようだ。
これだけのチャンネルを全てハイビジョンで制作しなければならないのだから制作プロダクションも大変だろうと思う。この中には日本初というアダルト番組も入っておりハイビジョンのAVはどんなのか興味がある。
既にスカパーには加入しているので特に新たに加入はないらしいが今までにないチャンネルの場合はそれなりに契約が必要だろう。
チューナーもハイビジョン対応に買い換えなければならないが録画システムがまだ確立できていないと言う。録画できなければ見たい番組がある場合その時間にテレビの前にいなくてはならない。そんな前時代の視聴のやり方はちょっと考えられない。
いずれにしても新しい放送、システムはワクワクする。

2008年09月04日

そろそろBD?

テレビはフルハイビジョン50プラズマ、HDDの地デジレコーダーとハイビジョン対応は済んでいるのだがブルーレイディスク(BD)だけはまだ買ってない。というのも必要性を感じない。
仕事でCMがハイビジョンにでもなっていればチェック用にBDなんてこともあるだろうがまだまだそんな状況でもない。
タイムシフトの放送録画はHDD500GBで充分だ。
見てしまえばすぐに消すので保存はしない。
レンタルやセルビデオとしてのBDもまだまだコンテンツが少ない。
ハードもまだ普及が進んでいないので価格が高いし微妙に互換性の問題も残っている。
そんな理由でまだ導入するきっかけがつかめない。
スカパーもHD化されるので1台のレコーダーで複数のチューナー搭載、同時録画できる機種が出るまで待とうと思っている。
というか、最近眼が疲れ易いのでテレビを見る時間が少なくなってきた。

2008年09月05日

バンクライト

ロケの照明ではライトキットを持ち込むことが多いがこれは大型のアルミケースに500W程度の灯体3セット、バーンドア、ライトスタンド、延長ケーブルなどがセットになったものだ。
ケース込みで20kgくらいはあるだろうか。家庭用の電源を拝借して使うことが多いので500W×3の15Aというのが限度ということでこのクラスを使うことが多い。1KWのものもある。CMの場合このまま直接当てると硬い影が出てしまうのでディフィーズすることになるのだが簡易的にはバーンドアにトレーシングペーパーをピンチで取り付けるという形だ。バーンドアのサイズにもよるがだいたい30cm四方のバンクが出来上がる。しかし距離がある場合このサイズだと点光源になってしまいあまりディフィーズ効果が得られない。
そこで大型のディフィーザーやカポックなどにバウンスさせて拡散させるのだがこうなるとけっこう大掛かりになってくる。トレペを600×900のフレームに取り付けライト前にディフィーザーとして置く場合ライト用とディフィーザー用にスタンドが必要になるしバーンドアを使っても光漏れが出る場合もありロケ照明としては使いづらい。
カポックなどでバウンスするのが比較的便利だ。900×900のカポックをブームに取り付け当てたい角度に設置、そこにライトキットのスポットを当てればいい。
光漏れがあってもだいたい被写体の反対側になるのであまり影響が出ないのだ。ただこうしたライティングはけっこう持ち込み機材が多くなりセッティングにも時間がかかる。

こんな便利なものがある。500Wのハロゲンを使った800×800のライトバンクだ。
RIFA-Tという機種は重量2kgで折り畳むと88cm、底辺直径24cmの円錐状になるという。
500Wのハロゲンといえばかなり高温になるがこれに耐えられる設計にしてあるだけのことはありセットで11万円もする。
これを2灯ほど持ち込めば大概のものは撮れてしまうのではないだろうか。ま、安易な発想ではあるが同様の照明効果をバウンスやディフィーズで作ろうとすればセッティングに30分、機材は30kgを超えるかもしれない。
ディフィーズした分、照度は下がるが近年のビデオカメラは感度が高いため問題ない。むしろこういった撮影の場合絞りは開放気味で撮るためあまり明るくない方がいい。
とはいえ、あまりロケには行きたくないので使う場面が少ないのにこの価格はちょっと躊躇しているところだ。

2008年09月14日

カノープスの新製品

カノープスからHD関連の新製品が続々出てきた。HD編集に関してはREXCEED5000+P2で既に一年以上になるのだが今後HDCAMへのテープ収録、HDクォリティのクロマキーがテーマとして残っている。
今回発表されたHD STRM、EDIUS Pro 5はけっこう画期的だ。とはいえ放送仕様ではないためHDCAM出力に対応は出来ない。
EDIUS Pro 5は今までオプションだったP2とXDCAM EXの読み込みが標準となった。
既にPremiere Pro CS3では対応していたので追随した形なのだろう。
しかしEDIUSのいいところは高画質高効率の独自コーデックを持っているところである。CanopusHQはフルHD4:2:2で約180Mbpsという高画質でありながらサクサク動く。

そこでHD STRMの登場だがこのボードはどちらかというと民生機なのだがHDMIの入出力、アナログHDの入出力を持つことが出来る。これによってビデオカメラの独自コーデックを使わず非圧縮信号を直接繋ぎCanopusHQとしてキャプチャーすることが出来るわけだ。
何をしたいかというとフルHDの4:2:2 キャプチャーである。
現時点でこの記録画質を超えられるフォーマットはHDCAM-SRか非圧縮しかなくコスト的には1-2桁ほど違うのではないか…これは驚異的なコストパフォーマンスだ。
とはいえカメラでフルHD対応となるとXDCAM EX3あたりがターゲットになってくるのだがHDMI出力がない。HD-SDI→HDMIコンバーターが必要になり6万円ほどかかる。
先日発表されたパナソニックのデジタル一眼カメラ。
実に面白い進化でミラーをなくしてしまっているのだ。
要するにライブビューしかないくせに一眼というブランドに固執したいというネーミングである。どう見てもビデオカメラである(笑)

このカメラ、フォーサーズというフォーマットなのだが撮像素子のサイズが4/3インチ、35mmスチルフィルムカメラの半分なのだが放送用のビデオカメラが2/3インチだから逆に2倍のサイズになる。このフォーサーズ一眼でハイビジョン録画が出来るというから期待がかかる。レンズは一眼レフの高画質なものが使えるため単板というハンデはあるものの大判撮像素子、レンズ交換、低価格とかなり興味深いビデオカメラということになる。
話を戻すとこのカメラのHDMI出力(ライブビューの出力が使えるかは不明)を前記のHD STORMに入力すれば低価格ながら最強のスタジオクロマキーシステムになるというわけでクロマキー撮影の場合ほとんどカメラワークはないので低倍率高画質ズームで充分である。想像ではあるがHDCAMの放送用カメラを持ち込んでクロマキー撮影するより高画質な素材になると思われる。
ちなみにHDCAMのクロマ解像度は480、CanopusHQは960と倍の差がある。

2008年09月15日

デジタル一眼でスタジオクロマキー

誰がこんなシステムでハイクォリティなクロマキー撮影が出来ると思うだろうか。
デジカメはパナソニックのフォーサーズ一眼デジカメ。写真はG1だが来春動画対応のものが発売されると言う。
単板であるが1000万画素以上からHD画面を切り出すので三板式との画質差はあまりないものと思われる。
フォーサーズなのでカメラボディ価格はおそらく十数万円、レンズもそれほど高価なものはラインナップされていない。しかし1000万画素デジカメに対応するクォリティは持っているはずである。ハイビジョンは200万画素だから充分だ。
このカメラはミラーレスになりライブビューが基本である。そしてHDMI出力を持っている。おそらくライブビュー画像もHDMIから取り出すことが出来るのではないかと…

撮影画像とライブビュー画像の画質差が気になるところだが実際の製品が出てみないとなんともいえない。撮影画像はかなりの圧縮で記録されるためクロマキー合成には使えない。クォリティの高いHDMIスルー映像が得られるとしてこの非圧縮信号を低価格にキャプチャーできるハードが出てきた。カノープスのHD STRMだ。
これもまた発表段階だがおそらく10万円前後ではないかと思う。
パソコンは現状のものを流用することも出来るが使い勝手が悪いので専用機を用意することに。さすがにHDの編集用ということになると50万円クラスのワークステーションが必要となる。
もしこれでデジカメ並みのクォリティで1080/30P 4:2:2 180Mbpsのキャプチャーが出来たら…総額は100万円を切る。
ハイビジョン設備投資第二段は来春、フルHDのクロマキー撮影システムということになるかもしれない。

2008年09月16日

中期計画

一人会社なので経営会議は頭の中で妄想するだけですんじゃう(笑)
時々この妄想をして会社ゴッコをしているわけで会議の報告書!?
今年はあと3ヵ月半。年末はたぶん忙しくなると思うので設備関連は現状のまま、大きなことはやりません。小さな衝動買いはあるかも。
来年はスタジオ設備をもう少し増強。最近書き込んでいるようにフルHDのクロマキー撮影ができるようなシステムを導入しようかと。
まだまだHDでの納品要求は少ないのでテープ化だけは外注で対応できそうだ。
それと編集機の増強およびバックアップマシン。現状のバックアップマシンがDVベースなのでHD化するためと今のメインマシンがアフターイフェクトでメモリー不足であることや今後XDCAM EXなどの取り込みを考えたシステムにしようかと構想中。VTRはまだ数年先の予定にしているがこの次のマシンにHD-SDI入出力を装備させるかどうか検討中。
HDCAMのVTR導入時期としてはリクエストとして10%を越えるとか中古で安いVTRが出たとか安い新製品が出たのようなきっかけになるのではないかと。
待っているうちにテープレス局納品が決まってくれればいいのだが。
PMW-EX3クラスのカメラが欲しい。ただこれはかなり趣味的要素が強いため中期計画組み込みには会議で却下された(笑)

2008年09月18日

次のシナリオ

とうとうキャノンからもかなり本格的なデジタル一眼のムービーカメラが発表された。とはいえ現状のデジタル一眼+HDムービーはオマケにしか見えない。というのもファインダーが固定である、レンズに電動ズームタイプがないといった問題がある。
さらに圧縮方法が様々で画質的にもあまりいいものがない。
そこで今までの怒涛の新製品発表から次のシナリオを考えてみる。
ハイエンドにSONYのF35などがある。スーパー35mmサイズの単板と映画用レンズが使えるマウントを持つ。記録はフルHD 4:4:4 440MbpsのHDCAM-SR。
最近の注目機はPMW-EX3である。フルHD 1/2 CMOS、レンズ交換、フルHD/mpeg2/35Mbps記録と言うスペックだ。
この中間のモデルが欲しい。撮像素子はフルHD APS-Hサイズ単板、35mm一眼レフのレンズマウント、専用電動ズームレンズ、記録はP2/AVC-Intra100。
記録でパナ方式を選んだのはSONYにいい方式がないからだ。
そうなると製品化はパナソニックでもなくソニーでもなくキャノンという選択も。
価格はレンズ込みで150万くらいか… などと夢は広がる。

2008年09月19日

ライトバンク購入

LPLのクールライト用ライトバンクである。
見た目シンプルな構造なのに意外と高い。
以前書いたようにロケで柔らかい光を出そうと思うとけっこう大変な作業になる。ライトバンクだとこの傘を取り付けるだけで大きな面光源が得られるわけだ。
しかも光漏れはないし内部にシルバー反射を使っているので効率もいい。スタンド一本で済む…などいろいろメリットが多い。
ハロゲンタイプのものも考えたが消費電力、撮影後の熱処理がやっかいだし自然光の補助に使おうと思うと大きなフィルターが必要だったり意外とデメリットが多い。
クールライトの場合は蛍光灯なのでデーライトだし消費電力、熱問題はクリアできる。
少し重いのと価格が高いと言うのが難点か。

ハロゲンと蛍光灯、明るさを比較するのは難しい。電球のワット数だけでは推測さえ難しい。蛍光灯は同じ明るさを得るのに1/6の消費電力と言われているが家庭用の電球型蛍光灯では100Wタイプが現在22Wである。単純に4.5倍の効率と言える。
スポットライトになると点光源のハロゲンが有利になる。蛍光灯は灯体そのものがある程度の面積を持っているため指向性の高い光を作るには向いていないのだ。
ENGなどでダイレクトに当てる場合はハロゲンやLEDが効率いい。しかしCMや映画などではフラットな面光源を使うことが多いので点光源のメリットは半減してしまう。とはいえ蛍光灯で5KWスポットのような強力な光を作ることは不可能なので万能光源ともいえない。

今回のライトバンク購入は目的がはっきりしている。ワンマンオペレーション撮影にフラット照明が欲しいのだがセッティングが簡単なものがいいというのが大きな理由だ。
蛍光灯は安定器が必要になるのでハロゲンの灯体より重くなる。この部分ではロケに向かないが面光源を作るとなるとトータルで有利になるのだ。
今回は57W×4灯のタイプに取り付けるLB-4\80,000と57W×1灯のタイプに取り付けるLB-1\30,000を各1セット。大きい方は照射面が780×970mmとかなりでかい。もう一つは410×560mmとコンパクトである。
小規模な人物1〜2名の撮影ならこの2灯だけでそこそこいけそうな気がする。というかそれ以上の機材を持ち込むのであればそれなりのスタッフを用意しないときつい。
スタンドも入れて総重量10kgくらいなものだろうか。3灯のライトキット+アルミケースよりかなり軽そうだ。
今時のビデオカメラは感度が高いので明るさを得るだけの照明は必要ない。
あくまでも立体表現、質感表現をするための効果としての照明が要求される。
欲を言えばデーライトのスポットがもう一灯欲しい。
HMIなのだが高すぎる…でもいつかは。

2008年09月22日

ライトバンク到着

航空便で到着したので早速組み立ててみた。
写真で見ていたので予想はしていたのだが値段の割りに造りがきっちりしていない。
日本製のプロ機材としてはイマイチである。
組み立てもサクサクとは行かずそれなりにコツも入るようなのでロケには向きそうもない。 やはりスタジオ常設用だ。

しかしこの程度のものなら自分で作ってもよさそうな…

2008年09月23日

物欲の秋?

11月で丸4年、5周年目に突入する。
機材も当初VTRもなくパソコンだけだったものがスタジオに所狭しと増え続けている。
ここらへんでちょっと整理してみる。
まずはパソコンとVTRの推移だ。
初代DELL P4/3Ghz/1GB/C:35GB/D:120GB でアフターイフェクトプロのv5がメイン、DVベースでベーカム出力は外注。
このマシンにDVRexのボード→DVデッキ→ベーカムデッキPVW-2800という形でやと自前で完パケまで作れるようになった。
二世代目はバックアップ用ということでほぼ同スペックのDELL、adobeのプロダクションスイートを導入。
三世代目でCanopus REXCEED-M5000を導入。P2対応とベーカムへのダイレクト接続。これによりDVからワンステップ高画質化。ハイビジョン編集対応
次にスタジオ設備。
開業してから1年ほどだろうか?撮影もやってみようと思い立ち昔モーションコントロールカメラを作ったときのカメラと照明器具があったので再利用。
DXC-930というカメラヘッドで出力がYCとRGBなのでクロマキーヤーを中古で購入。一度ベーカムに収録してから後処理で中画とマスクをDVに収録し編集といった面倒なことをやっていた。照明器具は一般の器具を改造し三波長型のパルックを使用。

二世代目はHVX-200。DVCPRO50で4:2:2撮影できるのでAEのKeyLightを使って高精度なクロマキーが可能となる。ハイビジョンにも対応。
照明器具はLPLのクールライトをメインにしている。
音響機器は最初メモリーレコーダーに録音しPCに取り込んでいた。プレイバックや音量調整が面倒なのでオーディオインターフェースを導入。
マイクは中古のSONY ECM-56Pという名機を使っていた。二世代目のマイクはRODE NT2-Aである。これは感度が高くナレーション録音には重宝している。
その他ピンマイク、ワイヤレスセット、ガンマイク、ダイナミックマイクなど使用目的に合わせていろいろ揃えている。
編集用のモニタースピーカーにミニコンポのアンプとYAMAHAの10Mを使っていたが音質に不満を感じ現在はYAMAHA HS-80Mのスタジオモニターを使っている。

ロケシステムではHVX-200とマンフロットの三脚。特にロケ用照明器具はなくクールライトなどを持ち出し。自作レフ板など。
映画風撮影をイメージしマットボックスの導入、ワイコン、グライドカム、RDSのライトキット、ガンマイク用ブームポール。4chメモリーレコーダーEDIROL R-44。
等々、書き出すときりがないのでざっくりしたところではある。
今年導入したのは4chレコーダー、ライトバンク、RODEガンマイクくらいだろうか。
あまり大掛かりなものは購入していない。
今後使用頻度が高いもの、付加価値の高いもの、現行機種に不満のあるものなどグレードアップネタはまだまだある。
とはいえ現状で大きな不満のある部分はないのであくまでもグレードアップや新分野開拓、あるいは物欲を満たすといったセレクションになるのではないかと思う。

今後5年くらいで導入したいと考えている機材を挙げてみた。
●編集機 AEがもっと快適に動作するPC、HDCAMとの連動 200万 2009年
●スタジオ兼EFPカメラ SONY PMW-EX3 100万 Vinten三脚 30万 2010年
●HDCAM VTR HDW-1800 320万 2011年
●ハイビジョンモニター ロケ用25万、スタジオ用20万、編集用50万 2011年
●音響機器グレードアップ ZENNHEISER MKH416 set 30万 / NEUMANN U87Ai 30万 / デジタルワイヤレスセット2ch SONY 100万 / Sigma 4chポータブルミキサー 50万 2012年
●照明 MHIマイティールポ200キット 60万 2012年
●ロケ車両 HUMMER2 600万 2013年
●スタジオ 鉄筋コンクリート20坪 2000万 2013年
・・・・物欲の秋である。妄想は止まる所を知らない・・・・ 夢というのは言い続けないとたどり着くことはないのだ。
まんざら実現不可能な範囲ではないのだが・・・
そこまで一生懸命働くのか?というところに疑問が残る(笑)

2008年09月24日

備えあれば憂いなし?

何事にも石橋叩きなこの性格。何かをやろうとする前にいろいろシミュレーションしてしまいます。いいのか悪いのか(笑)
今の仕事もデジタル編集では何十年、撮影分野でもそこそこ経験は積んできていますがやはりお仕事ですから失敗は許されません。
やったことのない分野でお話があると一度テストを行います。納得いかないと請けません。
そんな石橋叩きでもある程度のリスク範囲で仕事をやりますが、こと道具に関してはお金の許す限り万全を期したいと考えるわけです。
本番のときアレがあればよかったのにとか思うのが嫌なわけです。使わなくとも20%の可能性があれば持って行きます。
なので出番のない機材もけっこうあるわけです。最小限2台あればいい。
といった場合でも1台余分に取り寄せたり。
もちろんバックアップという側面もあるわけです。そうなってくると「もし遠隔地ロケでカメラが故障したら…」なんて考えるとゾッとする訳です。請けませんけど(笑)
スタジオ作業は比較的リスクは少ないのです。現場でのプレビューチェックも出来ますしバックアップを取る時間的余裕もあります。それでも遠方から来られるタレントさんの撮影などは簡単に撮り直しができないので緊張モノです。
編集に関してはプレビューして修正してというサイクルが数日にわたるのでかなりリスクは低いわけです。それでも膨大なデータで構成された編集などでマシンがクラッシュたりデータを消失といった危険は潜んでいるわけです。バックアップ用にもう一台、データの二重化、更には自分のバックアップとして他社で同データを継続して作業してもらえるところを探しておく等等… いらぬ心配をしすぎなのかもしれません。
B型のおおらかな性格が羨ましい… ちなみに僕はA型風几帳面なO型で小心者です(笑)

2008年09月25日

立体映像再燃?

3Dディスプレイなどがにわかに動き始めている。
しかし一般の人にどれだけ浸透しているかというと大いに疑問である。
3D映像、立体映像というと3DCGと勘違いする人も多い。また立体的に見えるというとホログラフィーを思い浮かべる人もある。
ここで言う立体映像とは左右の視差を利用した錯覚映像のことである。赤青のフィルターメガネをかける方式や偏光フィルターメガネ、液晶シャッターメガネなどの方式がある。またメガネをかけず裸眼で視差を実現するディスプレイもある。レンチキュラーレンズを使ったものやホログラフィーまで行かないもののかなり特殊な投影方式を使ったディスプレイも発表されている。

撮影方法も様々で単純には右目用と左目用の二つの画像があればいいので2台のカメラを使うもの、レンズ前に鏡を置き二つの映像を一台のカメラに収録するものなどもある。
更に裸眼用ともなると複数台のカメラを横に並べたり昆虫の複眼のように縦横に何十台も並べるといった実験的なものも存在する。
いずれにしても光のトリックであり、実際にそこに物体があってその反射光を目のレンズで集光して網膜に結像させるという人間がものを見る行為とは根本的に違うわけだ。
最も大きな違いは距離である。人間は視差があると両眼の角度を脳に伝え距離感を感じる。しかしもう一つ水晶体の筋肉情報がある。ピントを合わせるため水晶体の厚みを変えているのだ。ところがこのトリック映像は視差情報の変化しかなく水晶体は固定したままなのだ。この感覚で長時間鑑賞していると脳に疲労感が起こってしまう。イベント映像など短時間の上映ならいいが劇場映画やまして一般のテレビ番組が3Dになるなんていうのはちょっと考えにくいのだ。
この違和感が脳にどのような影響を与えるか研究発表を見たことはないがもう少しちゃんと発表するべきではないかと思うのだが。

2008年09月26日

メディアはメッセージかマッサージか?

マーシャル・マクルーハンが随分昔に「メディアはメッセージである」という事を言っていた事を思い出した。
メディアそれ自体がある種のメッセージを既に含んでいると主張したのだが、この (株)ソリッドアライアンスのメディアの出現で今になって実証されその先見性を再評価しなければならない。(ちょっとシャレですが)
この会社は変なUSBメモリーばかり作っているようだが、商品を拝見するとなかなか奥が深くポップカルチャー的要素がベースにあるように思う。

いや、商品にだじゃれも多いがまあそこが気取らなくて良いのかも知れない。
マクルーハンはメディア論の展開で「メディアはマッサージである」とも唱えている。
ソリッドアライアンスの次の商品は是非コンピューター操作で生じるストレスをエネルギーに変えるものを作って欲しい。

以前に携帯電話でのボタン操作で生じる微弱なストロークを増幅させマッサージに応用すると言う事を考えた事がある。
今の技術なら本当に出来そうなので笑っちゃいますが「メディアはマッサージである」が流行語になる日も近いかも知れない。

2008年09月30日

HDMI

非圧縮のデジタル映像・音声インターフェース規格である。最近のデジタルテレビ、HDDレコーダー、ハイディカメラなどに標準装備されている民生規格である。
HD-SDIはSMPTE規格の非圧縮のデジタル映像・音声インターフェース規格、放送機器に採用されている。
どちらも非圧縮デジタルハイビジョンなので相互変換できるコンバーターも存在する。
ただHDMIは民生ということでコストダウンが図られているがHD-SDIは今のところかなり高価な機器にしか搭載されていない。

我々が目指すローコストハイビジョン制作にはHD-SDIがけっこうボトルネックになっている。例えばHD-SDIで繋がる機器VTRは300万以上、モニターは50万、カメラは80万、編集機は300万…といった感じだ。
ところがHDMIで繋がる機器だとカメラは10万、モニターは10万、VTRは30万、編集機は50万といった感じで要するに民生機なのだ。
では規格としてHDMIはHD-SDIに劣るのか?それは規格の厳格化という意味では劣っているのかもしれないが上限設定ではHDMIの方が上を行っているのだ。
HD-SDIでは現行1.5Gbps、最近3Gという規格が出てきたがまだ普及には至っていない。
一方HDMIは現行v1.3だが10.2GbpsでRGB、48bitまで定義されている。

HD-SDIをRGBにしようとすると3Gがデュアルリンクにしないと容量が足りないのだ。
話はディープになってきたので戻すと最近出始めたデジタル一眼のムービーカメラはライブビューとしてHDMIを持っている。そしてこれもまた近年の動きとして半導体メモリーレコーダーのセパレート化があげられる。現在の外付けレコーダーはIEEE1349やHD-SDIのものである。HD-SDIレコーダーでは非圧縮も扱えるものが出てきたがYCbCrのものだ。
これは4:2:2である。HDMIで接続し4:4:4 RGBで記録できるメモリーレコーダーができないかなとささやかな期待をしているのだ。
民生機の規格で放送規格を超えるシステムの発想はあまりにもムチャな感じではあるが今映像機器の世界ではそのような逆転現象が起きていることは事実である。

About 2008年09月

2008年09月にブログ「P100Project blog Digitalの叫びとつぶやき」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2008年08月です。

次のアーカイブは2008年10月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34