昨年実績で言うとベーカム本数約600本。HDCAMで同本数を消化する場合の経費はテープ1本当たり\1,600×600本=96万円。ラベル作成、CMフォーマットダビング経費1本当たり\1,000×600本=60万円。HDCAM関連機器投資額500万として年間減価償却費100万円。テープを届けるための経費一件当たり約\1,000としてプロジェクト数年間200件=20万円。合計276万円となる。
一方オンライン入稿になった場合、インターネット設備は現状のものが使えるので新たな投資は見当たらない…。エンコーダーソフトなどが追加投資の可能性があるがおそらく10万円以下ではないかと。
CM制作費一本平均単価5万円とするとテープ納品にかかる経費が\13,800で27.6%もかかっていることになる。
つまりオンライン入稿になれば3割近くも安く出来るということである。
※これはあくまでも大雑把なウチでの経費である。
これらのテープは広告代理店に持ち込まれるわけでそこからテレビ局の営業さんが引き取りに行かれ支社の場合は本社にトラック便で輸送される。
その後CMバンクに登録されるのだが放送中は局に保管される。その後代理店に返却され再度放送の可能性があるものは保管され、不要なものは処分される。
これら全ての人件費、輸送費、保管費、処分費などがオンラインになれば不要になるわけで、そうして考えるとスポンサーの負担する費用のうちオンラインにすることによって軽減される部分はけっこう小さくないことがわかる。