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2009年03月 アーカイブ

2009年03月04日

生中継

ロケーションポーターという製品が発売された。
今までもFOMAを使った中継システムはあったがとにかく画質や安定性が悪かった。
今回のものはかなりお手軽で高画質のようだ。
160万とちょっと高いようにも思えるがプロのカメラマンだけでなく自治体や公共の場所などにも設置しておいて誰もが緊急時、中継カメラマンになるといった使い方が出来ると面白いかもしれない。
現時点でも事件現場に人がいれば手持ちのケータイで写真を撮ったりムービーを撮ったりしてそれがニュースで流れたりする。ケータイ+ムービーとくれば生中継は出来るわけだ。
なぜかテレビ電話は普及しなかった。
これは自分を撮って人に見せるという行為に問題がありそうだ。
むしろ外に向けて生中継が流行ればけっこう面白そうだ。
友達に「今スキー場にいるよ!」なんて映像を生で届ける。
自分のブログでライブ中継をする。
遊びで使えるようになれば爆発的に普及するかもしれない

デジタルサイネージ

いよいよ本格的に動き出しそうだ。
とはいえ都会発信のシステム、しかもハード優先で騒がれているものだから使い方や効果がいまいち分析されていないのが現実。
そこでローカルメディアとしてどのような形態がいいのか探っていこうと思う。
まずはココ鳥取という土地柄。人口が少なく公共交通機関より自家用車が多いということで交通機関、歩道サイドなどでの設置は効果が薄い。
自動車社会ということで野立看板としてデジタルボードを設置というのも考えられるが規制が多いし設置費用が莫大になるためパチンコ屋さんが敷地内に設置するくらいしか目にすることは少ない。
そういう意味で大型ディスプレイというのは看板のデジタル版ともいえるが費用対効果が合いそうもない。
残るは店内ということになる。店内だと電子POPといったイメージだ。
チェーン店などでネットワークを使って効率的に情報の更新をするというのはメリットがある。スーパーや銀行、ガソリンスタンド…
個店でも設備やコンテンツ制作費がリーズナブルであれば導入は可能である。
理美容院、フィットネス施設、一般小売店、飲食店…
電子POPということでは簡単な更新は店員さんができるようなシステムもいい。
パソコンでワープロ感覚にPOPをデザインし画像にする。

動きまで作るにはそれなりのノウハウが必要になるのでプロに任せる必要がある。
そこで使いまわせる動きのブロックと告知POPの静止画を任意に組み合わせて表示できるような流れはどうだろうか。
デジタルサイネージの場合見る人は動いているので画面内は常に動いている必要はない。むしろ実写などの動画は目立たない。遠くからでも目立つ文字構成のグラフィックとアテンションのモーショングラフィックが効果的だ。
店内はノイズも多いのでBGMやナレーションは逆効果になる場合もある。
そんな場合モーショングラフィックに連動したSEなどが聴覚にも訴え、より効果的になるのではないだろうか。

机上の空論では意味がないのでデモ版を作ってみることにした。
まずはハードウェアだ。低コストということでデジタルフォトフレームの応用がある。
SDメモリーに入れておくだけでリピート再生してくれる。稼動部分がないのでDVDのようなメカ的故障がほとんど起こらない。7インチから10インチ程度のハードがあり価格も1万を切るものからある。サイズもコンパクトなので商品と一緒にディスプレイすることが出来る。こちらは既にテスト済みで実際に使われている場面もある。
今回はもう少し高画質大画面を低価格にと構成してみた。
ディスプレイはテレビというカテゴリーよりパソコンモニターの方がかなり安い。
最近はHDMI搭載で映像表示にも適したモニターが増えてきて選択肢が広い。
今回デモ用に選んだのはエイサーの21.5インチフルHD液晶モニターである。
スピーカー内臓でコントラストは20000:1とハイスペック。
もちろんテレビではないので地デジチューナーは内蔵していない。
その分安いのか価格は25000円ほどだ。
その昔一人暮らしの必需品14インチブラウン管テレビと同じような価格だ。

そして映像プレーヤー。ハイビジョン映像の再生装置となるとHDDレコーダーやブルーレイディスクということになるが最近ではメモリーでもハイビジョンを再生することが出来るようになってきた。バッファローのリンクシアターである。これ自体は記憶装置を持たない。LANやUSB接続のHDD、半導体メモリーなど外部記憶装置のデータをHDMIの映像として再生してくれるシステムだ。本体価格は2万円程度。
実売では15000円くらいになっている。USB メモリーも数千円と格安なのでブルーレイなどより使い勝手がいい。デジタルサイネージでは長くて数分程度の映像しか流さないので1GBもあれば事足りてしまうのだ。
なんとこのセットで4万円である。ちょっとしたPOPのパネルを作っても数千円しようというこのご時勢。中身を適宜更新できて動くPOPである。音も出る。
情報の更新もUSBメモリーを差し替えるだけの簡単操作。
映像はインターネットで送ることが出来る。

とりあえずワンセット注文してみた。実際に使ってみないと操作性や表示の仕方など細かいところがわからないからだ。
サンプル映像はこれから作成してみるつもりだ。
ビジネス的には低価格なハード、効果的なコンテンツ、コンテンツ作成のコストダウンなどが決め手になりそうだ。
もちろん当方だけで展開するつもりはない。ビジネスパートナーを探し中である。
当方はコンテンツの編集が本業である。

2009年03月06日

デジタルPOP

いろいろ考えているがやはり鳥取というローカルな環境ではあまり最先端なシステムを提案しても採算が取れないという結論になりそうだ。
そこでデジタルPOPである。やっていることはデジタルサイネージだがもう少しローテクなイメージで(笑)
スーパーの呼び込み販売員も今やラジカセのエンドレステープ。
POPだって手描きから今はパソコンでデザインしてプリントしたものをペタリ。
どんどん省力化が図られているわけです。
今までより安い、環境に優しいなどの売りがないとこの不況の時代に目新しいからとなかなかお金を出してくれないわけです。

2009年03月09日

デジタルPOP 2

今回のシステムである。注文していたものが届いた。
ケーブルはVGA、DVIが付属していたがHDMIがない。
家電量販店に買いに行ったらなんと\4,000もする。
とりあえず一本購入した。
ネットで調べたら\1,500のものがあった…
今回はネットでシステムを購入したのだがケーブルやメモリーを入れると総額約5万円となる。

ハイビジョン動画の再生システムとしてはものすごく低価格であるといえる。
早速サンプル映像を作って流してみた。
液晶は21.5インチ1920*1080ピクセル表示のフルHDパネルなのだが映像制作的なコストと表示サイズを考慮してムービーは1280*720のサイズとした。
見る距離が1.5m以上離れる可能性が高いのでこれで充分である。
適当な写真とコピーを作って動くPOPを作ってみた。音もとりあえずSEだけ入れてみた。
おお!さすがにでかい。今までの8インチデジタルフォトフレームとはまったくインパクトが違う。またCMとは違う表現テクニックを使ってみたのだがそれだけに新鮮でもある。CMの場合は15秒という制限の中でナレーションと連動したりお店の名前や情報を入れるなど制約が多い。しかしデジタルPOPは全く自由だ。
とりあえず作ってみたがこれからいろいろ表現テクニックを模索してみようと思う。
やってみてわかったのだがハード的な制約なのか最初の再生時3秒間音が出ない。連続再生した場合でも1秒間音が出ない。まぁ1秒間なのでそれほど問題にはならないが既存のCMをそのまま流すと0.5秒音が切れてしまうので前後にクッションを入れる必要がある。
このシステムの最大の特徴は
■低価格
■高画質なハイビジョン動画
■連続再生による故障がほとんどない(メモリー再生なのでDVDやVHSのような稼動部分がないため)
■コンテンツが軽いファイルなのでインターネットでやり取りできる(DVDなどは現物を配送する必要がある)
大きなショッピングモールなどで何十台も並べてあるシステムとは全く規模も目的も違うものだがインフォメーション機能としては同じ効果が得られる。
スタンドアローンでの使用が基本であるが複数並べ個々に違うコンテンツを入れることが出来るメリットがある。
これからこのシステムに適した表現方法やコンテンツを低価格で提供出るためのテンプレート化などを探っていくことにする。

2009年03月10日

デジタルPOP ーデザイン篇(コンテンツ)ー

「ダサさがデザイン」?
ビミョーな表現だがこんな視点で考えてみた。
例えばナショナルスポンサーが作るようなCMがこのデジタルPOPで流れているとする。見てる人は「テレビ放送流してるのかしら…」となってしまうだろう。
では静止画をベースにした動くPOPを考えてみる。写真やイラストを豊富に使った凝ったチラシ風の画面…メーカーから提供されたポスターのようなものもやはり親近感が湧かないのではないだろうか…
そんなわけでちょっと手作り的POPみたいなものが「このお店からの情報発信」という感じで受け取ってもらえるのではないかと思うのだ。
まぁ受け取る側もいろいろだろうから全てがそうとも限らないがコスト面も考えてそんなコンセプトのコンテンツも考えてみようと思う。

2009年03月11日

デジタルPOP ーデザイン篇(ハードウェア)ー

ここまで低価格化してくるとまとめてどうだ!って感じになってくる。
どちらかというと中身のコンテンツの方がコスト的にウエイトが高くなってくるので露出も増やしたいと欲が出る。
そこで21インチハイビジョンが約5万円だから複数台置くのはちょっと…ということで7インチのデジタルフォトフレームを一緒に配置するのがいいのではと。
なんと7インチワイドで動画再生対応が\6,000からあるではないか。このサイズ、単体だとインパクトは小さいが大小合わせて5台もあるとこれでもか!ってくらい目立つ。
ローコストゆえにシンクロさせて再生することは出来ないが目立つ動きのデジタルPOPが店内あちこちに配置してあると賑やかでいい。
コンテンツはワンソースマルチユースである。ハイビジョンで作ったムービーをSDワイドにコンバートするだけで済むのでわざわざ作り直す必要がない。

2009年03月12日

現場リサーチ?

打合せと言いながら飲みに出かけた。
居酒屋のカウンターっぽいテーブルに座りいろいろメニューを見ていた。
あまりの数の多さに選びかねていたらよーく見てみると同じメニューが別の分類として何度も登場しているではないか…
まぁそんなことはどうでもいいのだがちょっと広めのテーブル、目の前は衝立格子…ここにデジタルPOPでオススメメニューが登場したらついつい注文してしまうだろうな。
あまり激しく動くムービーはうるさいだろうな。電源はどっから取るか…など飲みながらリサーチしていた。

2009年03月13日

動くチラシ

デジタルPOPがどんどんローテクなイメージに?(笑)
毎朝来る新聞のチラシを見ているとなかなか楽しい。
チラシを見てその商品を買うことはほとんどないのだが見るのは楽しい。
でもこれだけ毎日のようにチラシが入っているということはそれを見て買いに行く人がいるということだ。
チラシのいいところは一覧性だ。新聞のようにパッと広げて全体を見渡す。
目立つコピーや興味のある写真を見つけるとそこに目が行く。
店に行くとそのチラシが貼ってあったりする。しかし店頭でいちいち見ない。たぶん家で見た特売の商品を再確認するため貼ってあるのだろう。
目当ての商品はそれでいい。せっかく店に来てもらったのだからついでにいろいろ特売商品も買って行ってもらいたい。
そこで動くチラシが客引きをしてくれるというわけだ。
チラシで見ていた商品以外にもいいものが…目立つ!限定?ほ、欲しい…となるわけだ。

2009年03月21日

業務用機器が面白い

最近の業務用ビデオカメラは半導体記録が主流になりつつある。一度これを使い出すとテープでやっていることがどれだけローテクか思い知らされる。巻き戻しや上書きの危険、ドロップアウト、テープの保管、長いキャプチャー時間…かなり無駄な時間とお金がかかっている。
周辺機器にも革命の波は起こりつつある。
デジタルワイヤレス。現状アナログ通信のものが多いが安定通信するため大変高額な送受信機を必要とする。セットで100万円なんてクラスのものもある。デジタルになれば高品質な通信が安価にできるようになる。まだ普及するところまで行ってないが。
音声以外にも映像のデジタル通信が手軽にできるようになってきた。
照明器具。LEDがかなりの速度でいろんな機器に入り込んできている。
ハンディーカメラに取り付けるものからLED何百個も付けて面光源にするものもある。
消費電力が少ないのでバッテリー駆動も出来るデーライトベースなのでロケ照明はこれからLED主流になるだろう。

バッテリーも今は重いニッケル水素やリチウムだが近々燃料電池が主流になるだろう。
充電の必要がなく軽量でローコスト。これ以上のものはない。
特機は相変わらずのようにも見えるがそれなりにカーボン素材などを使って軽量化は進んでいるようだ。そろそろモーションコントロール製品が普及品に導入されてもいい頃だがまだその気配はない。自分で会社でも作るか?なんてね(笑)
カメラもレンズの関係で2/3インチ以上の撮像素子は存在しなかったがデジタル一眼や映画カメラの置き換えなど分野を超えて商品開発が進んだおかげでやっと変革が起きそうだ。REDなどはその代表だ。EOS5DMarkⅡは業界に衝撃を与えた。大きな撮像素子はレンズも大きくなるが単焦点レンズでじっくり撮影するような作品には適している。今までのビデオカメラは報道を目的に設計されてきたため作品作りには向いていなかったのだ。
映像機器メーカーも今は大不況の煽りで動きは鈍いがこの間に次の景気の波に向けてきっと面白いものを開発しているに違いない。楽しみである。

2009年03月27日

プチデジとしてのPSP(ゲーム機)

今年になってからポータブルゲーム機の国内出荷台数累計が、PSP(ソニープレイステーションポータブル)が1000万台、DS(ニンテンドーDS、DSi)が2200万台を突破している。全世界累計出荷台数はそれぞれ、5000万台と1億台突破である。
私はゲームをしないがPSPを映像再生機としてプレゼンムービーやTVの録画をメモリーにダビングして持ち歩いたりしている。
PSPはゲーム以外に、ワンセグチューナーを取り付けるとTV端末になりGPSアンテナと専用ソフトでカーナビに変身する。
ワンセグチューナーからはメモリーに録画が出来、また音楽データを入れるとiPodのように音楽プレーヤにもなる。また、無線LANによるインターネットやスカイプなども利用出来るようである。
あとこれにiPod nanaやtouchでも映像が再生出来るので、こういうポータブルプレーヤーを持っている人数を考えるとデジタルサイネージ一派として括れる。
そして我々映像屋は何か仕掛けて行く事が出来るのではないか?これら端末は純粋なデジタルサイネージという意味合いでは外れるのでココではプチデジと呼ぶ事にする。
それで、PSPをプチデジの最右翼として暫く追っかけてみたいと考えている。
先日、メモリーカードを買いにヨドバシへ行くとSDカード2GBが何と580円だった。
PSPのメモリースティックは値段が高いが、マイクロSD+メモリースティックアダプターで安く利用出来る。そういえば携帯電話の外部メモリーもほとんどマイクロSDだ。
何が言いたいかと言うと、ますます廉価になるメモリーにムービーファイルを入れて名刺代わりに配ったりできる時代が来るのではないかと。
このバカにならない端末出荷台数の数字を見てふとそう思った次第であります。

2009年03月30日

どうなる?景気

100年に一度などと大騒ぎして株価もバブル崩壊後の最安値とか…
失業者も増え給料もボーナスも減らされ…
景況感も下降の一途。
しかし影響を受けない業種もあったり、ここぞとばかりに儲けている企業もあったり一様に悪いとばかり悲観的に考えることもなさそうだ。
つまり受身だけで生きていくと平均的に何らかの影響は受けるが攻撃的に商売をしていけばマイナスを逃れることは可能なのだ。
というわけでいろいろと状況を見極めながら進むべき方向を模索中である。今の仕事をやめるということではない。今の仕事にプラスアルファ、あるいは今持っているノウハウを生かした別業種へのアプローチである。いずれにしても個人事業なので何をやるにもリスクは最小限だ。こういうとき身軽なのは大きなメリットである。

2009年03月31日

ハードとソフト

パナソニックでは低価格のAVC-Intraが撮影できるカメラが発売された。
ところがこのデータを編集しようとすると一部の編集機にオプションソフトなどを付加する必要がある。
MXFファイルが出たときもそうだったが編集ソフトの対応の方がかなり後から付いてくる。
メジャーなソフトが対応した頃にはまた次のフォーマットが現れるといった具合。
いつまでたってもスタンダードフォーマットが決まらない。
デジタル一眼もHDムービーの記録が出来るようになってきたが記録フォーマットが定まらない。まだまだ圧縮率が高すぎてどのフォーマットも一長一短だということだ。
メモリーやHDDが高速で低価格になってきたがさすがに非圧縮で扱えるレベルにはなってない。汎用的に業務で使えるフォーマットとしては200Mbps以上あってもいいんじゃないかと思う。

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