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2009年05月 アーカイブ

2009年05月07日

LED照明

まだ価格は高いが今後このような照明器具が中心になっていくのは間違いないようだ。
見た目大きそうに見えるがサイズは350*350*90とコンパクトだ。重量は3.4kgあるから手持ちとはいかないが明るさは1KW相当の5600Kだしランプ寿命も5万時間と意外にお徳感がある。とはいえ16万円は微妙だ。
1KWといえども350mmのサイズはディフィーズと見るかスポットと見るか…扱いも微妙なサイズではある。LEDは意外と照射角度が狭いスポットなのだ。
消費電力は100Wだからスポットとして1KWのデーライトを使うとすればかなり有効だ。
テレビ局のスタジオなんかにいいかも。明かりと言ってもいろいろな光線が必要になる。
面光源はどのような灯体でもディフィーズしたり反射する事で作ることが出来る。
しかしピンスポットや平行光線は点光源にレンズを組合わせて作られる。
これはタングステンやHMIのような高温系の灯体しかない。
蛍光灯やLEDは消費電力、発熱量が低く長寿命といいことばかりのように見えるがまだ価格が高かったり光線の種類が少ないなど問題も多い。

2009年05月13日

ハリウッドスタイル

ハリウッドと日本では撮影監督の仕事内容が異なる。日本ではカメラアングルはカメラマン、ライティングは照明技師、露出計測は撮影助手といった分担だそうだ。
ところがハリウッドでは監督とは別に撮影監督(DP)ががいてカメラや照明など映画のトーンに関する責任を負う監督が存在する。DPとはディレクターオブフォトグラファーと言う。この撮影監督はカメラや照明の操作を直接するわけではない。
現場にはそれぞれの責任者とオペレーターが着く。そこまで細分化しないまでもテクニカルディレクターという立場で監督のサポートをし、オペレーターの指示をすると言うシステムはありだと思う。撮影、照明、美術などは一体のものだと考えられるからだ。
それを監督だけで総括するのは難しくもある。
近年ではCGや合成などの知識も必要になってきている。今日本の監督で頑張っているのはそういった技術面にも精通したオタク系監督が多いように思う。
映画カメラもデジタルになりつつある現在、そういったポジションはますます必要になってくるのではないかと思ったりしたが…映画には縁もない(笑)もちろんローカルのCM制作で多くのスタッフを動かすなんて…

2009年05月14日

CM落ち込み

TBSが初の最終赤字CM収入落ち込み…だそうだ。大手の広告代理店もかなり苦戦しているようで。
もちろんローカルもご他聞にもれずということである。
広告分野だけでなくあらゆるところで不況は深刻さを増しているのだが一般市民は定額給付金や高速1000円、GWなどでちょっと一息をついていたという感じだろうか。
会社組織は固定費が大きいだけに大変だろう。その点フリーで自宅作業と言う身軽な自分はかなりのサバイバルまで生き残れる体制にはあるが…
しかし経済とはうまくできていると言うか不景気があればまた好景気がやってくる。
つまり企業と行政の努力で回復するようになっているのだが、落ち込み時にどれだけ耐えられるかが勝負である。大きな企業が何億もの資産があっても戦略を間違えると不景気の波で一気に赤字転換してしまう。景気がいいからといって右肩上がりで拡大すると言うのもどうかと思うが企業家は拡大こそビジネスと考えているのだろう…
欲なんて上を見ればキリがないのでちょっと上を目指す。そんな小さな幸せで満足できる歳になっちまいました(笑)いや、歳ではなくそんな性格なのだ…

2009年05月21日

実践ロケ

大阪ではかなりメジャーなCM制作にも関っていた訳だがCGや特殊効果なのでロケ撮影とは無縁だった。合成素材撮影のときはスタジオに立ち会ったりCGのチェックで監督に見てもらうという目的でスタジオ撮影現場に出向くこともよくあった。そんな関係でスタジオ撮影に関してはかなり詳しくなった。もちろんポスプロ作業にも立ち会うことも多く今に役立っている。しかし残念ながら録音やMAには無縁だった。
こちらに帰ってからはポスプロ作業だけで行くつもりだったが外注先が少ないのとコストがかかるため自前でなんでもやらなくてはならなくなってきた。まずは音声、ナレーション録音やMAである。参考になる書籍も少なく独学でやっていった。
そしてスタジオ撮影。まさかホームシアターとして作ったこの部屋をクロマキースタジオとして使おうとは自分でも思いもよらなかった。

最も自信のなかったのがロケ撮影だ。スチルカメラで撮影したり遊びでビデオ撮影もあるがCM撮影が出来るだろうかという不安があった。しかし結局ビデオ撮影できない予算となると営業さんが撮ってきたデジカメの写真を加工しているといった現実なのでまぁ自分でも何とかなるのではとやっと動き出したと言うわけだ。
シミュレーションだけしながらいろいろ機材を揃えてきたわけだが実際にロケに行くとあれも欲しいこれも欲しいといろいろ便利なものが欲しくなる。
今欲しいのはバッテリー駆動できる中型のLEDライトだ。ワンマンオペレーションではACを確保してバンクライトをセットするのはけっこう手間である。
そしてワイヤレスマイク。現在取り合えずという安いセットはあるがほぼオモチャみたいなものだ。上を見ればキリがないがある程度の性能のものが欲しい。ただロケで音声収録までやるとなるとはたしてワンマンオペレーションで可能なのかと言う疑問も出てくる。

2009年05月22日

バッテリーライト

一般的には大きな鉛電池とハンディーのハロゲンランプなのだがCMでは使いづらい。ある程度の光量と面光源であること、デーライトといった条件が付いてくる。
一般のものは150/250のハロゲンに反射傘が付いてくるが直径は10cmくらいなものなのでほぼ点光源といえる。
バーンドアにトレペをつけて色温度フィルターをつけるとかなり光量は減り250Wでも1/4以下になりそうだ。
写真はFLOLIGHT LED500 ¥96,390というLEDランプである。100Vと12Vで使え、消費電力は40W、明るさはなんと!タングステン500W相当というからすごい。
色温度は5600K。発光面は350×200と小ぶりながら面光源となる。
バーンドアーが付いているので更にディフィーズしたい場合はトレペが使える。

なんといっても便利なのはDC駆動である。蛍光灯照明も便利ではあるがかさばるのとACに頼らざるを得ないというのが不便だったりする。IDXのバッテリーで2時間は使えるのだ。しかも立ち上がりが早いのでHMIのように無駄な電力を使わない。
電圧が下がっても色温度の変化がないなどメリットが多い。
LEDの寿命も長いしだんだん価格も収まってきた。灯体、バッテリー、充電器、変換ケーブルなどフルセットで20万円である。
この上に1KWタイプもあるがワンマンロケであればこのサイズがぴったりではないか。重量も2.25kgとまあまあである。

2009年05月24日

電動ドリー自作計画

モーションコントロールカメラを作りたいなぁと思ったのが1980年スターウォーズのメイキングバイブルを見てのことだった。
1990年過ぎ、バブル絶頂期に工業用ロボットを使って撮影したりステッピングモーターを購入してアルミを削りだし全くの設計から造り上げたこともあった。
思えばもう30年。プラモデル感覚でそんなものを作りたいと思い続けているのだ。
最近頻繁にロケに出かけるようになりロケで使えるバッテリー駆動の簡易モーションコントロールが作れないかと妄想中。
ロケ用ということでPtoPのスロースタートストップのシンプルなものがいい。リモコン雲台などが売られてはいるがポジションメモリー程度はあってもモーションコントロール機能まで付いているものはなかなかない。
パンチルトの複合コントロールをする場合かなり複雑なコントロールを必要とする。さらにズームやフォーカスも絡んでくる場合もある。そうなってくると現場でのティーチングに時間がかかりすぎると言う問題もバカにならない。
というわけでまずはドリー、つまり直線レールを移動する簡易モーションコントロールが出来ないかと。
もちろんモーターはDCドライブである。スピード調整は欲しいがスロースタートエンドは必須でなかったりする。
これは市販しようとか考えてないので自分の使用目的のみに合っていればいいのだ。
パーツになりそうな部品を物色中である。

2009年05月25日

続ドリー計画

まずは安く付く方法を考えてみる。
失敗するかもしれないのであまり高いパーツを使うのはリスクが高くなる。と、いろいろ考えていて問題なのはモーターとスピードコントロール部分だ。電動雲台が安いもので6万円のものがある。しかしこれをばらしてパーツとして使うにはもったいない。
ふと思いついたのがラジコンである。最近ラジコンは安くなった。僕らが子供の頃は高価なオモチャで大人でも簡単に買える代物ではなかったように思う。
最近では1万円を切るようなものまである。レーシングカーだと早すぎる(笑)サスペンションもあるのでカメラが揺れてしまう。ここは戦車がいいのではないか。
もちろんキャタピラーなどは使わない。走行部分のみで駆動輪にアルミパイプに食いつきがいいようプーリー形式の車輪をつけてはどうだろう。つまり2本のアルミパイプを鉄道のレールのように平行に置きその上を走らせるのである。
2本のパイプは2m、38φのものがあるのでこれを幅30cmくらいで固定し写真用三脚2台の上に簡単に固定できるように作る。
そしてその上に戦車のシャーシー部分を乗せて走らせる。戦車の上部にリモコン雲台を乗せ、その上にカメラを乗せる。
移動とパンを同時に動作させることが出来る。カメラからはモニター出力を取り出し手元で画像確認できるようにする。
この移動速度とパンニングの速度、調整が難しい。パン速度は電動雲台にスピードコントロールがあるので固定できる。ラジコンはどうなんだろう?ジョイスティックで速度調整?いずれにしても一定速で固定というのが難しいかもしれない。安いラジコンの箱を見ていたらスピードはHi-Loとか書いてあったものがあった。しかしこれだと動き出しが急すぎてカメラが転倒してしまうかもしれない。
それよりもモニターを注視するあまり戦車がレールから落ちるという危険もあるのでその辺りの安全策も考えておかねばならない。

2009年05月28日

5D MarkIIがマニュアル動画対応に!

これは大きなニュースである。
今までその大きなポテンシャルゆえ、映画関係者などに注目されながらもなかなかプロの現場に導入されなかったのは露出がオートしかなかったからだ。
マニュアルしかないプロの世界にオートしかない?って… AEロックを使ったりいろいろと面倒でも工夫して使っている人もいたようだがありえない。
ただでさえデジタル一眼という形態。ファインダーやレンズ操作の不自由さもあり決定的な露出問題。やっとこの大きな露出問題が解決されたわけだ。
しかし操作性は決していいものではない。
ここ数ヶ月ロケ撮影をちょくちょくやるようになって、やはり電動ズームは欲しいと思ったわけで5Dをウチのメインカメラにするのは難しそうだ。ただズームが欲しいだけなら5Dはもともとスチルカメラ。ブツ撮りなら高画素の静止画を撮っておいて後でデジタルズームをするというのもあるにはある。
しかしファームウェアでの対応とはいえキャノンがそのようなニーズに対応して改良してきたと言うことは大きな動きなのだ。つまり需要があると踏んだわけだ。
そうなると他メーカーも含めフルサイズあるいはAPSサイズのムービーカメラを新たに開発しようと言う動きは必ず出てくるのではと期待するわけだ。

2009年05月29日

アクチュエーター

CMを見ていたら今やろうと思っている簡易ドリーで出来そうな移動ショットオンパレードの作品が流れてきた。ワンカットは数秒、住宅メーカーのものである。
この動きならストローク50cm位で充分じゃない?と思ったわけだ。たぶん実際の撮影はその都度レールを敷いて撮影しているのだろう。
設営の手間を考えてみた。先の5DMarkⅡで撮影するとすればかなり軽量である。例えば写真用三脚のセンターポールがエレベーター形式になっているようにシャフトの先端にカメラが固定でき伸縮できるアクチュエーターを考えてみる。そのアクチュエーターをビデオ用三脚に固定すると左右のドリーだけでなく前後のドリーが簡単にできる。シャフトそのものが伸びる形になるため自分のレールが見切れることはないし狭いところにも入り込むことが出来る。更に上下や斜めでのストロークが可能なためクレーンのような効果も得られる。
バッテリー駆動でストローク500mm、構造次第では長いシャフトもできそうだ。これは画期的かも…
構造デザインをCGでやってみるかな。どっかのメーカーと共同開発でもやってみますか…

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