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初モノは…

出始めの商品と言うのはいろいろと問題を残しつつ発売してしまうのでいろいろと不具合があるものだ。
今回の3Dカメラも世界初と言うことで何かありそうな気はしていたが…
とりあえずさくっとテスト撮影して半分程度トリセツを読んだ時点でのインプレッション。
まずはカメラ。これは意外と造りがしっかりしている。二眼カメラということで二つのカメラにねじれなどのずれがないようにアルミダイキャストフレームで作っているとか書いてあったような。スイッチ類も若干わかりにくいもののおおむね良好。液晶モニターの立体感は小さいためかフォトフレームよりだいぶんスケールダウンしてしまうようだ。それでもカメラのライブビューで立体に見えるというのは画期的である。バッテリーとメモリーカードの挿入口が一緒になっているのだが、この蓋が開け難い。引っ掛かりがほとんどないのだ。指の油というか摩擦力でスライドして開けるような構造になっている。要改良だと思う。

二眼と言うことでレンズがカメラの前側に2つ並んでいる。
幅は6cm。そのため撮影するときに持っている指が写りこみ易い。ファインダーで確認できるはずなのだが今回の撮影でも5〜6カットくらい指が写りこんでいた。
カメラ自体は今時のコンパクトカメラにしては大柄である。
IXYを持っているが倍くらいの大きさがある。
カメラとしてはまあまあ完成度は高いのではないかと言う感想。
フォトフレームもこのサイズとしてはかなり高いのだが3Dということでこんなものだろう。レンチキュラーではなくスリット方式と書いてあった。レンチキュラーより高精細な感じが悪くないがやはり3D鑑賞のためのスイートスポットが狭い。距離60cm程度、角度5度以内といったところだろうか。その範囲に頭を持って行ってじっと鑑賞しないといけない。少しでもずれると縞々が出てきて立体に見えなくなる。これだとメガネをかける手間とあまり変わらないかも?と思ってしまった。
しかも長時間鑑賞していると目が疲れてくる。これは擬似3Dの宿命である。そのため簡単に2Dに切り替えることが出来る。やはり3Dはお遊びなのか?

一通り撮影したメモリーをピュアーに差し替えて鑑賞してみたわけだが立体感の見え方の良し悪しがわかってきた。意外に近すぎると強調されすぎてほとんど立体に見えない。
視差が6cmに固定されているため撮影範囲は限定されるようだ。
SDカードをPCのカードリーダーに入れてみたのだが中身が表示されない。なんだこりゃ?一般のjpegファイルとして記録されているわけではないようです。
PC用のピュアーソフトがあったのでインストールしてみた。どうもこのソフト経由でしかPCに転送できないようだ。しかもUSBケーブルを繋いで専用のドライバーソフトでしか繋がらない。今時こんなデジカメ…珍しい。
転送は比較的簡単にできる。転送されたファイルは立体用のファイルと一般のjpegと二つになっている。しかしPCでは立体で見ることは出来ない。将来的に特定のグラフィックボードでメガネ立体視できるものに対応させると言ったことも言われていた。
ここでタイトルの初モノは…になるのだが記録された画像はPCへ転送できるのだがSDメモリーへは戻せないのだ。ということはバックアップが出来ないということだ。
PCへ保存しとけばいいと思いきや、フォトフレームでしか立体視出来ないわけだからフォトフレーム用のメモリーに書き戻せないと意味がない。つまり現状ではメモリーから消してしまうとフォトフレーム鑑賞は出来なくなってしまうと言うことだ。

こんなはずはないと取説をいろいろ読むがメモリーへの書き戻しやコピーが出来ない。
赤外線を使ってカメラからフォトフレームへコピーが出来ると書いてあったがうまく行かなかった。このあたりの説明も簡単すぎて問題ありだ。フォトフレームにUSBホストのコネクターがあるが取説には全く触れられていない。つまりこのあたりのデータやり取りに関してはまだ開発途中で今後のバージョンアップで対応と言うことなのかもしれない。登録をしているので今後のバージョンアップを待つしかないようだ。
長々と書いたがこの通信機能以外はまあまあの完成度とも言えるのではないだろうか。
しかし長時間鑑賞に耐えられないというのはめがね型と同じでがっかりであった。

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2009年08月24日 19:54に投稿されたエントリーのページです。

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