デジタル一眼カメラをムービーにという動きが止まらない。
しかし現状のように使いづらい形態のまま周辺機器をそろえて始めてもいずれ改良された本体が出たとき周辺機器がすべて使えないと言うことはよくある話だ。
5Dは確かに高画質だし浅い被写界深度は魅力的だ。しかし高画質に関してはSONYのEX1などと比べて飛びぬけてというわけではない。むしろEX1は画質調整機能が豊富であり好みの映像作りという意味では自由度が高い。やはり5Dの魅力は浅い被写界深度と安い一眼レフレンズで特殊効果が狙えると言うことだろうか。感度も高い…
しかしそれだけと言えばそれだけなのだ。バリカムが登場してデジタルカメラでハイスピード撮影が流行ったときもそうであった。新しい機能で斬新な表現というのはあっという間に飽きられてしまう。5Dが爆発的流行になっているのは高価な35mmフィルムカメラよりも相当低価格で手に入れられ、飽きる頃には償却できると考えてのことではないだろうか。本気でフィルムトーンを考えているところではREDONEを導入している。
そんなこんなで5Dは魅力的だが本体以外の周辺を揃えると放送カメラの導入と大差なくなってしまう。そこまで価値があるかというと現在ウチの立場では感じられない。
やはりXDCAM EXシリーズが妥当なのか。
XDCAM EXは加工素材撮影としてはそのままでは使いづらい。
記録レートが35Mbps、クロマが4:2:0、mpeg2LongGOPという足かせがあるからだ。
ところがこのカメラにはHD-SDI出力がある。Panasonicのポータブルレコーダーを繋げばAVC-Intra100で記録することが出来る。HPX305よりカメラ部分では高画質だから組み合わせると多少価格は張るが使い勝手はいいかもしれない。
とはいうもののAVC-Intraはまだ読み込めるソフトが少ない。
編集機器の対応まで考えるとまだちょっと気が重い…
そんなわけで今しばらくメーカーの動きに目が離せない。