お金をかけずにハイビジョンCM納品を効率的に実行する方法。
新しいことをする場合、ついつい道具から入っていくというのが自分の性格である。
何か買いたくてうずうずするのは趣味的な部分でもある。
しかし後で思うと仕事の道具は眺めてニヤニヤするようなものでもなく、買う時は仕事の道具だからとけっこう高い買い物を平気でしたりする。
だから、なんでこんな高いもん買ったんだろうと…後悔する訳ではないが意外と気持ち的に残らないものだ。
で、今回のHD化も冷静に考えてみるとどんなことが出来るかシミュレーションしてみた。
現在使っている編集機はHD対応である。ただターンキーのためメモリーが2GBとちょっと物足らない。AEでHDの15秒を編集するとき10レイヤーを越えるようなものはかなり落ちやすい。そこでもう少しメモリーを節約できることを考えてみる。
1280×720で編集という方法である。画面サイズはフルHDの1/2になるのでメモリーも半分で済むわけだ。撮影も720/30Pで行う。撮影メモリーも節約できる。
ただHVX200の720Pはバリカムだと水平解像度1280あるのだがこの機種は960しかない。クロマキー撮影の場合は1080Pで撮って720Pに加工した方が良さそうだ。
CM搬入時に720PモードはたぶんないだろうからP2カードに書き戻しする際1080/30Pにリサイズすることになる。
こうすればアーカイブの容量も節約できる、レンダリングも速くて済む。
問題は解像度だがフルHD(1920×1080)を満喫するには50インチ以上のフルHDパネルで1m以内の距離で観賞(むしろ観察)しないと判別が付かない。
つまり1280×720でも一般家庭での観賞ではなんら違いを認めることはないだろうと言うのが僕の見解である。さすがにSDのスクイーズワイド(720×480)をアップコンすると30インチクラスのテレビでも差が見えてしまう。とうわけで2011年CM制作はHD化という方向で動いているが設備投資ゼロの可能性も視野に入れることにした。
老後のことを考えると節約もありなのか… なんてね♪?