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2010年01月 アーカイブ

2010年01月01日

あけましておめでとうございます♪


あけましておめでとうございます♪
雪よ降れ!と願っておりましたら降ってくれました(笑)
やっぱり四駆には雪が似合います。
それにしてもこのツララは…

そうそう、今年もよろしくお願いします。


明けましておめでとうございます。
去年は引っ越しもしたし、今年は何をしようかな・・・
ほとんどフジのんさんの記事なので今年は頑張って
と、去年もそう書いたような??

ことしもよろしくお願いします。

2010年01月02日

2010年計画 (なんかSFチック?)

いよいよ本格的ハイビジョン体制元年である。
数年前フライング気味に一部導入したが結局ほとんどHDとして使うことはなかった。SDとして使っているので無駄にはなってないが…
CMのファイルベース搬入を期に全面的に切り替える予定である。

年末年始のローカルCMにも一部ハイビジョンで制作されたものが流れている。
静止画ベースで動きを付けたものだがSDの場合と大きく違うのは情報量である。
大画面に対して写真や文字の動きだけでは物足らない。
解像度が高いため残った空間処理をいかに使いこなすかという問題のようだ。
SDをそのまま横長にしたようなレイアウトではあまりに間抜けに見えてしまう。
というわけで数年前から準備してきたロケ撮影、スタジオクロマキーの出番である。
とはいえ、製作体制が出来ても企画や被写体の問題が残る。そのあたりも含めた完全ハイビジョン制作体制を整えるべく準備に入ろうと思う。

■ファイルベース納品対応
懸案のHDCAM VTR導入が不要になるので浮いた予算を撮影、編集機材に回せる。
テープ費用も不要になるので制作費の見直しも含めたハイビジョン制作費の再構築。

■編集機リプレイス
現行の機材でもハイビジョン対応は出来るのだが現実的にはメモリー不足に陥ることが多々ありベースマシンの強化を図る。
メインマシンの64bit化、メモリー&ストレージ増強。
納品形態も変わり撮影機材も変わるので各種フォーマットに対応するべく最新版Creative Suite、EDIUSの導入。フォント、素材集の充実。

■フルハイビジョンカメラ
現行カメラの解像度がハイビジョンとしては甘いのでフルハイビジョン対応のカメラを追加導入。
汎用カメラとしてSONY XDCAM EXのPMW-EX1R。
浅い被写界深度と高感度を利用した撮影用にCanon EOS7D+EF-S17-55mm F2.8。
特機にグライドカム、簡易ドリー。

■スタジオハイビジョンクロマキー
HDMI経由でフルハイビジョン4:2:2 160Mbps I-frame収録、ROBUSKEY(クロマキーヤー)

■企画提案
実写ベースの提案。企画コンテ制作。
モデル、タレントのキャスティング、スタイリスト、ロケーションコーディネートなどネットワークを強化。

◆スケジュール
2010.3 サブマシンの導入 デジタル一眼での撮影など。
2010.4 CM搬入形態の正式発表に合わせマシン、ソフトの最終決定。
2010.5 メインマシンの導入
2010.7 撮影機材の導入
・・・
2011.7 CMのファイル搬入開始

と、まぁ大そうに書き上げてみたがあくまでもワンマンプロダクションであり大掛かりに制作費の引き上げなどを考えているわけではない。
ただ現状の制作費ベースでは実写を中心とした展開は難しいので新たに企画提案をし、改めて制作費というものを認知してもらおうと思っている。

2010年01月03日

2010年第一弾 『デジタル一眼スタイル』

ハイビジョンムービーのハードウェアがまだ過渡期なためこれという定番機種がなく、少しずつステップアップする方式に切り替えてみようと考えた。
欲を言えば2/3インチ素子のPMW-350K+64bit編集マシンという流れである。
しかしこれらを導入すると400万は下らない。
HD制作が軌道に乗るのは2年後くらいだろう。それまでにはまた新しい流れが出ると思われるためここはぐっと我慢してちょっと不便でもスケールダウンすることにした。

2010年第一弾 『デジタル一眼スタイル』
カメラ EOS7D
レンズ EF-S17-55mm F2.8
モニター アイカンV5600-DK-S
編集機 ComStation-i HDSTORM+EDIUS5
編集ソフト Creative Suite 4 Production Premium
クロマキー HDSTORM+ROBUSKEY
★写真の載せているその他の機材は既存のものである。

撮影スタイルとしてはかなりコンパクト&軽装を考えているがワンマンで出来る範囲の拡張性は持たせている。
デジタル一眼は音声収録が貧弱なため本格的な録音が必要な場合はマルチトラックレコーダーを持ち込み4トラック収録を行う。
照明はその都度状況に応じてというところだが基本的に高感度なのでベース明かりプラス補助光という簡易照明にしようと思う。そのためバッテリー駆動のLED照明機材などももう少し充実させたいと思っている。

コンパクト撮影と言うことで特機類はあまり持ち込みたくないが、カメラがかなり小型軽量なので手持ち撮影に安定感がない。そのためグライドカムの利用は充分考えられる。その場合、カメラのモニターではフレーミング確認がやりにくいので外部モニターが必要となる。アイカンのモニターは比較的コンパクト、低価格でありながら高解像度と評判なのでセレクトしてみた。

クロマキー撮影だがEOSの記録はH264/4:2:0なのでそのままでは使えない。ライブビューのHDMI出力をカノープスのHDSTORMに入力し CanopusHQでダイレクト収録する。もちろんスタジオだから出来る力技だがI-flame160Mbps/4:2:2という超高画質で収録できるのは驚異的である。
※調べたらライブ出力には枠が入るので使えないとのこと…

編集機を32bitにしているのはHDSTORMが64bit対応していないためである。次のステップで64bitの編集専用マシンを導入しこのマシンはサブマシンになる予定。
CM搬入がファルル化された場合だが可能性の一つとしてXDCAM-EXのSxSメモリーがある。
ソフト的には書き出しに対応しているので25000円のカードリーダーを導入すれば即対応できると言うことになる。

これら全てで100万円程度の設備投資である。
恐るべしデジタル一眼スタイル!

2010年01月04日

マットボックス

デジタル一眼ムービーとEOS7Dの関連雑誌をしこたま仕入れて読み漁っている。
DSLR = Digital Single Lens Reflex デジタル一眼レフ
DSLRムービーと呼ぶらしい。 お、覚えにくい…
現行機種で最も進んでいるのがD7だということがわかった。しかし予想通り問題も多い。
フォーカス送りがオートフォーカス前提で作られているため回転ストロークが短く使いづらい。HDMIからモニター出力するとカメラのモニターが使えない。
ライブビューのHDMI出力はフル画面ではない。
音声入力がステレオミニプラグでレベル確認がしづらい。
などなどカタログではわからないことがいろいろありそうだ。
それでも画質が良く、浅い被写界深度と高感度、低価格のカメラというメリットは勝るわけだ。そこで本格的に導入に向けて詳細を徹底チェック中!
軽快に撮影するには本体だけでという選択肢もあるが僕の撮影スタイルに手持ち撮影というのは基本的にないためある程度の重装備は問題ない。

まずレンズ選択。
EF-S17-55mm F2.8 IS USM 標準価格 150,150円
35mm換算の焦点距離イメージで27-88mmの標準域をカバーする。
望遠側が物足らないがほぼこれで全てカバーできるのではないかと考えている。選択理由はF2.8という明るさである。このあたりのズームはほとんど3.5あたりから暗くなるものが多くせっかくの浅い被写界深度を発揮できない。
単焦点レンズを入替えながらというのはトラブルが多そうなので避けるため一本のレンズでカバーできるという意味でこれにした。
ワイド側もビデオカメラのワイド端より広く問題ない。ビデオの10倍以上のズームは歪や色収差などが大きいのでこれくらいの倍率のズームがちょうどいい。
HDビデオズームが50万以上するのにこの価格は安い!
手振れ補正も動画に対して有効らしい。

次にモニター。
5.6"HD LCDモニター HDMI デラックスキット「ソニーLシリーズバッテリーキット」¥86,100(税込)
現場では大きなモニターがあるに越したことは無いがデジタル一眼の場合本体が小型なだけにモニターもコンパクトにしたいという思いが出てくる。
カメラのモニターは背面に固定されているのでローアングルや特殊なアングルの撮影時には全く使えなくなる。そのため外部モニターは必須だと考えている。
被写界深度が浅いと言うことでフォーカス合わせもシビアである。出来るだけ大きく解像度の高いモニターにしたい。パナソニックのモニターも捨てがたいが、とにかく高い。せっかくデジタル一眼という低コスト戦略をとっているのにモニターだけ高いのはバランスが悪いと言うことでこのモニターを選んでみた。
1024×600という高解像度はこの価格で他にない。ソニーの民生バッテリーで駆動できるのは便利。視野角やコントラストなど多少不満もあるが価格を考えるとしかたがない。

保持器具。
基本は三脚である。とはいえ写真用三脚ではパンチルトがスムーズでないためビデオ用三脚を使う。手持ちのマンフロットで充分なのだがもう少し軽量のものが欲しいと思うくらいカメラが軽い…
移動撮影にはグライドカムが利用できる。カメラ、マットボックス、モニター、バッテリーなどを合わせると3kgを越えるのではないだろうか。手持ちではけっこう厳しい。

マットボックス。
なんと!HVX200用に購入したVocasのマットボックスがデジタル一眼にも使えそうだ。とりあえず手持ちのD50をクイックシューかませて取り付けてみたら微調整でぴったりではないか。新規で購入すれば数十万もするマットボックスが流用できるなんてありがたいの一言である。
これがあれば外部モニターやLEDライトの固定やフィルターワークがやりやすくなる。もちろんフードとしても最強である。

NDフィルター。
ビデオカメラはNDフィルターが内蔵されているがデジタル一眼にはない。
浅い被写界深度を活かすためには開放絞りあたりで撮影しなくてはならない。
室内などでは感度調整だけでもある程度いけるかもしれないが屋外になると明るすぎる。シャッター速度を上げるわけに行かないのでNDフィルターで落とすしすかないのだ。
レンズは固定のつもりなので77mmのNDフィルターを2、4、8と揃える手もあるが今後別のレンズを使うことが出てくるとまた揃えなければならない。
ということでせっかくマットボックスが使えるということで4×4のフィルターを揃えてみようと思う。
意外に高いので驚きですが…

2010年01月05日

勢いを増すDSLRムービー

いろいろ調べているとかなり現場で使われているようだ。 
不便な部分はあるがそれ以上に魅力があるということだろう。 とにかく低コストで高品質な映像が作れるようになったと言うことはありがたいことである。 
これにファイル納品が加わると制作機材は2桁変わってくる。 
10年前これと同等の映像を作ろうと思えば35mmフィルムカメラで撮影、テレシネをしてインフェルノなどレゾリューションフリーのノンリニア編集を通してHDCAM VTRに収録して納品… 機材費はトータルで数億円? 
レンタル機材、ポスプロに任せたとしてもCM一本作るのに100万くらいはかかるのでは? それがDSLRムービーになるとカメラとレンズ、メモリーで30万円。パソコンと編集ソフトで60万円。最低限だと新規でも100万円あれば揃いそうな勢いだ。 
カメラ、編集機、納品用デッキ、全てが民生機レベルで放送機材と同等クォリティになってしまったということである。 

この100万の機材リストにSONYもPanasonicの名前はない… 
もし出てくるとすればファイル納品形態にP2、SxS、ブルーレイレコーダーを指定された場合だろう。それでもSxSのカードリーダーは¥25,000である。 
映像業界全般も不況ということでこの恩恵は計り知れない。 
逆に高価な機材を所有、販売しているところは大きなショックだろう。 
音響機器は既にデジタル化による価格破壊の洗礼を受けている。 
映像機器はそれでも放送クォリティと言うことで死守していた部分だがとうとう崩れる時が来たようだ。

2010年01月07日

ロケモニター

ふじのんの気まぐれコラム
カメラ本体にもモニターは付いているのだがたいがいは3インチ程度で見辛いものが多い。
そのため外部に5~9インチ程度のモニターを繋いで見るのだが選ぶのに迷う。
カメラとの接続方法だがハイビジョンになるとHD-SDIかHDMI、D4ということになる。ところが外部モニターは大きいと言えどもフルハイビジョンの解像度を持つモニターなど存在しない。安いものだと640×480以下のものさえある。
解像度の高いものでも1,024×768ドット(XGA)程度でありサイズも含めてシビアなフォーカスを拡大せずに確認することは難しい。

となればVGAクラスの安いモニターでもかまわないのでは?と思ったりする。
ただあまり安いものになると色再現、コントラスト、視野角などが極端に悪いものもあるので気をつけなければならない。
最近のモニターは単体で映像信号の波形モニターが出来たり音声レベルの監視が出来るものまで出てきている。欲を言い出すときりがない。
バッテリーの問題もある。ディスプレーが大型になると使う電力も大きいので大型のバッテリーを使うことになりより大きく重いものになってしまうのだ。

写真のikanはデジタル5.6インチTFT
解像度 : 1024×600
輝度 : 165cd/㎡
コントラスト比 : 200:1
視野角 : 80°(左右)、 55°(上下)
電源 : DC12~24V
外形寸法(幅×高さ×奥行) : 約14.6×11.7×2.1cm
質量 : 約0.3kg
販売価格: ¥86,100(税込)
と、内容からするとけっこうリーズナブルである。
聞いたこともないメーカーというのが一抹の不安を覚えるが…(笑)

2010年01月08日

とりあえず?

マットボックス用に4×4のNDフィルターを注文した。
見積りだけのつもりが「注文しても二ヵ月半ほどかかりますよ」なんて言われたものだから…
一枚約2万円!高っ。0.3、0.6、0.9の3枚を注文した。0.3で一絞り分、マットボックスには2枚スロットがあるので0.6と0.9の組み合わせで5絞り分となる。
F2.8のレンズでもF16の明るさの場面で開放絞りが使えるということになる。
シャッター速度は1/30でほぼ固定、感度はISO200。
最近スチル撮影する時もカメラ任せでEV値気にせず撮ってるからちょっと感覚を忘れてしまった。ピーカンの屋外だともっと明るいかもしれない。
1.2も買っといたほうが良かった?なんて使いもしないものを揃える癖があるので注意!

5D、7Dといろいろ調べているのだがどちらも一長一短。CMに使うなら7Dが機能的にも上なのだがレンズのことを考えるとフルサイズの5Dがいい。
そんなことを考えていると導入タイミングをどうする?ってことになる。
あくまでもDSLRはフルハイビジョンCM製作が目的。となれば編集マシンも64bit化してメモリー増設しないと現行マシンでは力不足。
なによりもCM搬入が現在ではHDCAMのみだから現状ではあまり旨みがないといえる。
とりあえずなんて買ってしまうとまた本番で動き出した時に新しい機材が出ていて買いなおしなんてこともよくある話で…

ということでNDフィルターは何れにしても必要なので注文しておいた。

注文変更

自分でブログ書きながら気がついた!
0.3、0.6、0.9の組み合わせ…
絞り値で5絞りと書いたのだが。

0.3、0.6、1.2だと6絞り分までの組み合わせが2枚で出来てしまうことを発見したのだ。

1絞り 0.3
2絞り 0.6
3絞り 0.3+0.6
4絞り 1.2
5絞り 1.2+0.3
6絞り 1.2+0.6

早速注文を変更した。
これでも足りない場合は1.2を追加になるがその場合は…
8絞り 1.2+1.2 この組み合わせしかない…あまり意味ない?

それだけ濃いNDが必要な場合はリング式のND8をレンズ側に付けるのがいいかも。ステップアップリングで各種レンズに対応させる。実は82mm径のND2とND4は持っていたのだ。
これで最大12絞りまで1絞りステップで組み替えることが出来る。
そこまでシビアに必要か?ってことになりそうだが(笑)

以前NHK技研の技術発表で面白いものを出していた。
液晶で可変NDフィルターを作ると言うものだ。これなら一枚だけ装着しておくだけで絞りのように自由に設定できる。
どっかのメーカーで出さないかなぁ。
偏光フィルターを二枚重ねて角度調整によって光量調整するって言う荒業もあるけど光学性能としてどうなんでしょう?試す価値はあるかも…

調査続行

更に調べてみました。

・EV16 快晴(海/山/雪)
・EV15 快晴
・EV14 晴
・EV13 明るい曇
・EV12 薄曇/日陰
・EV11 曇
・EV8 明るい室内
・EV6 暗い室内

CMは基本30Pで撮影するのでシャッターは1/30。フィルムムービーカメラではロータリーシャッターなので最大開角度は180°までしかなく必然的に 1/60になってしまいます。デジタルカメラは物理的シャッターがないのでシャッター開角度は360°つまり1/30のシャッター設定が出来るということになります。
実はこのフィルムの1/60、あるいは24コマ時の1/48がカクカクの原因だと思っているわけです。
滑らかな動きが欲しい場合は30Pの場合1/30を選択するべきでしょう。
ただモーションブラーが大きくなるので好みは分かれるところです。

というわけで浅い被写界深度で映画風映像をピーカンで撮るにはF1.4レンズで1/30という設定。目標EV値は5となります。
EV16をEV5で撮るとなると約11EV=11絞り分暗くする必要があるということなのです。
先の4×4フィルターで-7EV、レンズフィルターND2、4、8で-7EV。
全部足すと-14EVまで対応することが出来るので大丈夫ということになります。

EOSは感度が高くISO1600位まではそれほど画質劣化なしに使えるとのことです。であれば微調整は感度でということになりそうです。

2010年01月10日

特機 再び!

どうにも、もの作り熱と言うのは定期的にやってくるようだ。
HD撮影はデジタル一眼ムービーにとほぼ決めたのだが、せっかく小型になるんだったら特殊撮影をしたいと思ってきたわけで。
別の理由として手先を動かすと脳が活性化されるとテレビで見て何か手先を動かせる趣味でもないかと思ったのだ。
デジタル一眼カメラは本体だけでなんと820gである。手持ちで撮影するにはちょっとずっしりくらいかも知れないがビデオカメラのことを考えると軽すぎるくらいだ。

昨年、簡易ドリーを作ったもののイマイチの出来だった。レールの強度に対してカメラが重く、ねじれが出てしまうのだ。
それとやはり手押しというのは滑らかな動きにならない。予想はしていたが…
人間的な動きを求めるならグライドカムで撮影が出来る。
この浮遊感は肩乗せ手持ち撮影とは全く違う次元の動きが得られる。
ではドリー、クレーンをどうするか。
映画やドラマで特機の使われているシーンはどうしても制作側の目で見てしまう。
どんなに金がかかった映画でもドリー、クレーンは人力による操作である。非常に特殊な場面でないとモーションコントロール撮影は行われない。
これはカメラが大きいため特機そのものも大型になりオペレーションも複雑なのでどうしても費用が高くなりセッティングにも時間がかかるという問題がある。
しかし映像を見ていると人力で操作しているものとモーターで動かしているものでは全く違う。気にせず見ている人にはあまり気がつかないかもしれないが…
それでも私はこだわりたいのだ!

でもこのこだわりにお金を出す人は少ない。
なので手作りで簡易セッティングの出来るものというのが最優先される。
幸い、ウチの場合CMにしか使わないのでワンカットが短い。通常3~4秒、長くても10秒使うことはめったにない。このような使い方の場合、動き始めや動き終わりをスムーズにする必要もない。そんな尺がないからだ。
スムーズスタート、エンドがなければかなり作りやすい。しかもカメラが軽いので急激なスタートエンドでも重量慣性が小さいため各種影響が最小限になるからである。
それと30Pで撮影と言うこともあり、あまり激しい動きはブレゴマが長くなるのでゆったりした動きしかできない。もう一つ、こういった特機撮影ではほぼ同録することはない。ドラマなどでは役者が喋りながらカメラがフォローなんてシーンも見かけるがCMではあまりニーズはない。ということでモータードライブに静音を求めなくてもいい。
実はこれは大きなことである。
どんな静かなモーターを持ってきてもそれなりの音はするのだ。そうするとそのモーターを防音箱などで囲うしかなくどんどんかさばってしまう結果となる。

このような条件を元にどのようなパーツで構成できるか考えてみた。
バッテリー駆動にして電源の取れない屋外ロケにも対応。
コストダウンのため乾電池で動くマブチモーターなどのホビー用モーターを使う。
ゆっくり動かすためギヤーで減速させる。(減速させるため小さなモーターでも大きな駆動が得られる。)ということでタミヤのギヤボックスキットなどが使えそうだ。
なんとこの6速ギヤボックス、ネットで購入すると977円なのだ。安っ!(ちなみに10年ほど前作ったモーションコントロールカメラのモーターはギヤ付きでなんと10万円以上!)
ホームセンターでアルミ角パイプ、ネットでラジコン用のベアリングなどを組み合わせてドリーやクレーンを作ってみたいと思っている。ストローク50cmくらいの小型クレーンなら材料費1万円くらいで作れてしまうのではないかと…
これに千万クラスのカメラと同等画質のDSLR…ワクワクするではないか♪
ふじのんの気まぐれコラム
まずは設計図でも引いてみますか。
3月くらいまではこの業界、暇だからね。

特機 再び!(2)

早速いろいろ妄想シミュレーション。
コストダウン案でタミヤのギヤーボックスを考えてみたが全てを手作りと言うのはやはりハードルが高いなと、ちょっと断念気味(笑)
コストダウンはいいのだが作ってみてからトルクが足らないとか滑らかさがイマイチなどの問題が起きそうな気がしてきたのだ。
そこで数年前導入を計画していたツール群を再び復活させてみようと調べてみた。

モーションコントロールの最も要になる動力源を何にするかが大きな問題だ。
スピードコントロールが出来て持ち出し可能といった簡単なツールがなかなか思いつかないのだ。 で行き着いたのがリモコン雲台。
写真のリモコン雲台はDAIWAの製品で売価は\54,800とリーズナブル。一般のリモコン雲台は10~20万くらいはする。何故安いのかは微妙だが実物を見て触った感じだとまあまあ使えると言った感じ。動作音はそこそこあるので同録には向かないし望遠にして首を振ると低速でもカクカク感は若干ある。実際はワイド系で撮影するので問題ない。
これがあればまずパン、チルトに関しては非常に滑らかな撮影が出来る。
最大積載荷重は5kgなのでDSLRにマットボックスなど装着した状態でも余裕である。

これだけでもモーションコントロールと言えなくはないが物足らない。そこで以前作ったミニチュアドリーに応用。ドリーで問題になるのは牽引スピードである。人力で押したり引いたりするとどうしても一定のスピードは得られない。そこでこのリモコン雲台が登場する。ドリーの上に雲台を乗せるのではない。
離れた場所に三脚などに固定しておいて置く。
この雲台にプーリーを固定してワイヤーを巻き付ける。
ワイヤーの端をドリーに取りつけ引っ張らせるわけだ。つまり雲台の回転運動を直線運動に変換して牽引するという単純な発想である。
雲台の回転速度は可変式なので引っ張る速度も自由に設定できる。移動量はプーリーの直径によって変わる。雲台の回転限界は300°なので400φのプーリーだと100cmの移動が出来るという計算になる。

旋回速度6.5°~2.0°/秒連続可変式なので50cm移動に23秒~75秒となる。
ちとゆっくり過ぎるか?ある意味早い動きなら手で動かしてもごまかせるがゆっくりの場合は手だと揺らぎが目立つのでこのくらいがちょうどいいのかもしれない?
この牽引、クレーンにも応用できるかなと思ったりしている。
ワイヤーを垂直に引っ張れるよう方向を変換してやれば、クレーンはバランスの取れた状態で保持しているので僅かな力で動かすことが出来る。
うまく行けば最小限の機材でパン・チルト・ドリー・クレーンという単独動作だがモータードライブが出来るということになる。
試してみる価値はあるだろうか?
手で動かしてもあまり変わんないね?なんて言われたらガッカリだが…(笑)
いや、これが私のこだわりなのだ!

7Dより5DMarkⅢを待つ

DSLR本格導入は揺るいでいないのだが7Dでいいのか?と言われると迷いがある。
というのも安いからとりあえずと言うわけには行かないのだ。
レンズの問題がある。
5Dとマウントの互換性があるものの焦点距離は1.5倍サイズが変わってしまう。
つまり17-55mmのズームはD7で27-88mmとして使え標準ズームなのだがD5では超広角ズームになってしまう。
というよりFE-SシリーズはAPS-Cサイズ向けに開発されたもので5Dには装着できないのだ。

このレンズの違いと言うのはけっこう問題だ。
であればやはり最初から35mmフルサイズで検討した方がいい。
現行のD5はいろいろ問題を抱えている。
ファームのバージョンアップだけでは対応しきれないだろう。
次の5Dクラスを待つしかない。

2010年01月11日

デジタル一眼のホコリ問題

あの繊細なセンサーを汚い世間の風にさらすなんて…

出来れば真空にでもしてあげたいと思う神聖なセンサー、頻繁に風の吹く屋外でレンズ交換するなんて、野蛮だと思うわけだ。

超音波振動で付着したほこりを落とす?そんなことで落ちてくれる大人しいホコリばかりではない。油まみれの粉塵だって紛れ込むわけだ。
ビデオテープにホコリが紛れ込んでドロップアウト発生なんて細かい話ではない。付着してしまうとずっとそこに黒い影を落としてしまうのだ。
静止画ならペイントソフトでちゃいちゃいと消してしまえばいいが動画だとほぼ無理だ。
二度と撮れないような被写体にそんな危険なカメラを持ち込めるのか?
現場でそんな小さなホコリをロケモニタークラスで発見できるはずもなく…

なぜそんなにもホコリに神経質になるかと言うと、その昔デジタル一眼レフの第二世代くらいのカメラを持っていた。
何度かレンズ交換しながら撮影しているとCCDにゴミが付いた。
その当時は神聖なパーツというイメージなのでサービスセンターに持ち込んでクリーニングしてもらっていた。なぜか無料だったのだが。 数回通った。
あまりに頻繁なのでクリーニングしてもらった後、全くレンズ交換せず使い続けてみることにした。するとどうだろう。また発生したのだ。早速メーカーに文句言いに行った。
結果、ミラー駆動などのパーツから埃が発生したのではないかというのが返事だった。

ということは外部から混入したのではなく内部の部品が磨耗してCCDに付着するのか?もう、避けようがない…ということでデジタル一眼への不信感が始まったのだ。
その後10年くらいはデジタル一眼を買うことは無かった。
近年D50を購入して使っていたが埃が写った記憶はない。
メカから磨耗埃が飛ぶというような機械はなくなったのかもしれない。
そもそも一眼レフはフィルムのための機構である。
ミラーアップで埃が飛んでも付着するのは1カット分のフィルムだけ。
次のカットではおニューのフィルムが巻き上げられるわけだから…

ライブビューが当たり前になってきた今、ミラーレスのデジタルカメラでいいのではないか? またミラーハウスが不要になったらその間にプロテクトガラスを入れ込むのが安心ではないのか?光学性能より埃からの隔離が優先だと思うのだ。
一眼レフカメラはアナログレコードの世界に似て非常に保守的で趣味的なイメージがある。今日のSDLRムービーブームとは相容れないベクトルにあるような気がしてしょうがない。かといって報道系から発展したビデオカメラも同様に保守的である。

REDONEのような先進的な発想で新しいものを作らないと日本のものづくりはますます世界から取り残されてしまうのではないかと、一人こんなところで叫んでみても誰にも伝わらないのだが…

2010年01月12日

工作開始!

自走式のコンパクトドリーを作ってみようとまずはパーツを注文した。
タミヤのテクニクラフトシリーズ、4速ウォームギヤボックス。
これにナロータイヤを取り付けてミニドリーにセット。
ドリーの車輪にナロータイヤで接触伝達。

ギヤーボックスは最もゆっくり回るギヤー比で1分間に7回転、早いもので120回転まで4種類。
タイヤの直径は58mm、ドリーの車輪径は52mm。
リモコンボックスに電池を入れて前進後進が出来る。
50cm移動するのにゆっくりスピードだと約2.5秒となる。

これらのパーツ、全部でなんと! ¥3,000ほどなのだ。
可変速とは行かないがちょっとした移動ショットには便利なのではと。
一方通行の動きしか出来ないが問題ない。

【設計変更】
車輪での接触伝達と考えたが問題が…
タイヤとドリーの伝達がうまく行ったとしてドリーの車輪がちゃんとレールなりテーブル上をうまく接地駆動してくれるのかという問題にぶつかった。
ドリーは4輪なので一輪駆動ではスリップしかねない。
二輪駆動にすれば問題はないかもしれないが構造がややこしくなってくる。
そこでもっとシンプルな方法、ワイヤー牽引に変更。
ギヤーボックスの出力軸に糸巻きを取り付けてタコ糸のような伸縮の少ない糸を巻き取るのだ。
糸の先はどこかに固定すればいい。
直径の違う糸巻きを何種類か用意しておけばスピード調整も出来る。

2010年01月13日

TVCMが一斉にHDになる日

アナログ停波まであと1年半になった。
少しHDのCMも増えてきたが2割程度だろうか。あくまでも見た目の感じ。
何かのきっかけで一斉に動くのだろうか。

まず一つ目のきっかけは今年7月にアナログ放送が全てレターボックスになるということ。 つまり現在アナログ放送ではHDワイド番組は両サイドカットされいる。
CMはHDがレターボックス、SDは4:3フルで放送されていた。
そのためHDのCMはアナログテレビで小さく映るということでスポンサーは嫌っていたのではないか?という現実。
これが7月からはSDのCMはサイドパネル+レターボックスとなり四隅に黒い額縁が付いてしまうことになるのである。
こうなればわざわざ4:3のCMを流す意味はなくなってしまう。もっともあと一年ともなればアナログテレビで頑張っている層を優先してCM流すのも効果を考えると…
ということでこのタイミングで一斉にHDのCMに変わる可能性はある。

もう一つのタイミングはCM搬入のファイルベース化である。
仕様の発表が今年4月、正式運用が来年の7月と予定されている。
こちらは流通メディアの変革でありCMのコストダウンが図れるというきっかけになる。
初期費用は幾分かかるかもしれないがテープ運用に比べるとハードルは低い。
ナショナルスポンサークラスの制作であればテーププリントの費用がかなり浮いてくるのではないかと予想される。
ローカルCMの場合はHDCAM VTRの導入を躊躇していたところが一斉にファイル化でHD制作に踏み切れるタイミングになる。ウチもその仲間である。

かといって2011.7.24アナログ停波と同時に4:3のCMが流れなくなるかと言うとそうではないはずだ。 TV局も暫らくは平行してSD素材を受け入れるはずである。 ローカルCMなどは一度作ったCM素材を5年や10年使い続けるというのは常識になっている。 地デジをきっかけに全部HDで一斉に作り直すという強制はTV局ではやらないだろう。

昨年は山陰ローカル特有の静止画(MO)搬入が廃止され完パケ搬入(ビデオテープ一本化)に変わったので年末年始のご挨拶CMが一斉にポスプロに持ち込まれることになり特需であった。(12月は当方だけでベーカム130本も消費された)
そして今年から来年にかけ既存CMのHD化特需が勃発するのではないかと予測している。 現時点ではHDの制作は出来ますとアナウンスしているにもかかわらず年間で数本にもならない程度しか動いていない。
僅かでもコストアップになるのならSDでいいというのが本音のようだ。

当方では今年ファイル搬入が決定した時点で完全HD制作体制に入るが、制作費アップは難しいだろう。むしろテープが不要になるということでコストダウンを期待されているかもしれない。
そんな理由もあって撮影はデジタル一眼という方向性を探っているのである。
当初のHDCAM VTR+XDCAM-EX3なんて構成だと設備投資額は700万を想定していた。
ところがデジタル一眼+64bit編集機+ファイル納品だと200万以下で揃ってしまうのだ。これなら制作費に乗せなくても負担は少ないと言える。
実はこちらの方がクォリティは数段上なのだ。
変な時代になってしまった。タイミングを間違えると大損をしてしまう…

2010年01月14日

工作完成!

パーツをネットで注文していたがなかなか来ないので新しく出来たデオデオに行ったらありました!
いろんなパーツを見た触って選べるのは便利です!

ついでにEOS 7Dも展示してあって、HDMIで32インチくらいのテレビに繋いであったので触り倒してきました(笑)
けっこう片手で持っていじっていると手首が疲れるものです。
やはり大型撮像素子はボケがいい。手振れ補正をON OFFで比べてみたがビデオカメラの手振れ補正とは違ってあまりスムーズなものではないようだ。手持ちであればスタビライザーは必須ではないかと思った次第で。

話は戻り工作です。
ギヤーボックス、電池ボックス、タイヤ、プーリーなど使えそうなものを購入。¥2,700なり。
ちょこちょこ仕事が動き出したので忙しくなるまでにやってしまおうと本日工作開始。
というほど大げさなものでもなく2時間ほどで完成した。半田ごてを探したりしている時間の方が長かった(笑)
タイヤが中空だったのでどうかという不安はあった。

とにかく組みこんで動かしてみた。カメラを乗せて写してみた。
動いている時はスムーズに見えるが写った映像は微妙だ。
アルミパイプレリール上で写したものはかなり揺らいで見える。
カメラが重いのでアルミパイプがたわんでしまうようだ。
そこで今度はテーブル上で走らせてみた。
広角端約24mm(35mm換算)で写すとあまり気にならないが3倍ほど狭い画角になるとけっこう目立ってくる。ドリー自体の剛性やテーブルの平面性、タイヤの伝達ロスなどいろんな要素が絡み合っているようだ。

結論。やはりドリー自体の足の踏ん張りが小さいためこれ以上手をかけても精度の高い動きは得られないような気がした。
ドリーはステッピングモーターの直動を使って次回に持ち越し。

パンチルトは電動雲台を注文したのでこちらは問題ないだろう。
とはいえ、価格が安いので多少不安は残る…

今回、2700円の出費で失敗に終わったが、久々の本格的工作。指先を使って脳が活性化したようだ。
また工作にチャレンジするぞ!

2010年01月15日

H.264が主流になってきた

民生機ではテープベースのHDVはなくなりほぼAVCHDになってしまった。
業務用でも編集のしやすさからmpeg2も生き残っているがローコスト版はH.264に切り替わってきた。

ただ普通に映像を撮影してカット編集する分にはなんら問題ないのだがH.264の圧縮はハイビジョンでも24Mbpsといった低レートである。
加工するには情報量が少なすぎる。

SONYだとHDCAM-SRの220Mbpsがmpeg4だがちょっと扱いが重過ぎる。

PanasonicのAVC-Intraは100Mbpsでフレーム内圧縮なので扱いやすいのだがSRと同様カメラや周辺機器が限定されるためコストアップは避けられない。

Apple ProRes はバリエーションもあり使ってみたいフォーマットなのだがアップル専用とこれもローカルフォーマットである。

H.264は容量も軽くメモリーの節約、カメラの小型化などメリットも多い。
最近の早いハードソフトならネイティブでも扱えるようになった。

しかしウチのようなVFX(視覚特殊効果)を得意とするプロダクションにはあまりメリットがない。
デジタル一眼もH.264なのでクロマキーなどの合成には使い辛い。

メモリーが速くなって大容量低価格になってきたのだから非圧縮とまで行かないまでも低圧縮の4:4:4記録が出来るモードを持たせてもいいのではないかと。
こういった収録は特殊な用途なので長時間回すことはない。
業界標準フォーマットを作って中型以上のカメラに標準装備する形で作ってくれないかと。デジタル一眼の世界でRAW記録が標準的にあるように。

実験工作第二弾!

やはりタミヤホビーじゃどうしようもないかな…ということで。

モーションコントロールカメラで使っていた電動アクチュエーターを引っ張り出してきた。
ステッピングモーターをコントロールするのが一番いいのだがけっこうハードルが高い。
数年前1万円ほどで購入したコントローラーが最大秒8000パルスまでしか出せませず秒8cmしか移動できない。これはちと遅すぎる。
産業用コントローラーを購入するとなるとけっこうな値段がするのとさらにそれをプログラムするパソコンが必要だったりとまたまた大変。なので却下。

どうせ10年以上も放ったらかしのアクチュエーター群。ターンテーブルで何度か使ったもののほとんど使っていないのが実情。
ということでボールネジタイプの電動アクチュエーターを分解してモーターを外すことに。
このアクチュエーターはストロークが80cmあるのでドリー撮影にはまあまあのストローク。使ってあるLMガイドやボールネジは産業用ロボットの精度なので超精密。ブレはミクロン単位という…

ステッピングモーターはコントロールしにくい、タミヤのモーターではトルクが小さいしスピードコントロールも出来ない。
いろいろ悩んでいるときにふと思いついた。
バッテリー駆動できてスピードコントロールできるモーターが身近にあるではないか。そう!充電ドライバードリル。
ドライバーというだけにスピードは0rpmから1000rpmまで連続可変。しかもバッテリー駆動。繋ぐシャフトにも10φまでのチャックが付いている。
これは実験に最適と言うことでパーツをガレージから引っ張り出しちょこちょこと工作。

このアクチュエーター、精度を出すため半端なく重い。15kgくらいはあるだろうか。
レール上に雲台を取りつけカメラを乗せて軸駆動に電動ドライバー…
なんか変な構成だがとにかく実験!

ギュイ~ん…ドライバーが回る。
ぐぉんぐぉん~ なんと、電動ドライバーの軸が少し曲がっているようで持っているグリップが僅かに振り回される。その振動がアクチュエーターに伝わってわずかに撮影画像が揺れる。
失敗か…

そんなことで諦めません。
軸のずれを補正するのが軸同士を繋げるカップリング。アクチュエーターのシャフトが8φ、ドライバー側をつかみやすいように5φにした。
テーブルの上にアクチュエーターを乗せていたがどうにも設置感が悪いためミニ脚立を二台持ってきてそれに乗せてみた。

今度はうまく行った。
望遠にして動かしてみたがほとんど揺れは感じない。さすがアクチュエーター。
しかし電動ドライバーはスタートストップが急激過ぎてその際にすこしカメラが揺れてしまう。
それとドライバーの固定、トリガーの固定が難しそうだ。

なのでこれは実験止まり。スピードコントロールでき、スロースタートスローエンドできるモーターを探して再チャレンジしようと思った次第である。
電動ドライバーも分解して組み込んでしまおうか?…

つづく

ネクストチャレンジ!

モーター探しをいろいろ考えたが難しい…

ということで再度ステッピングモーターにチャレンジ!
簡単にできないかということでターンテーブルに使ったモーターを移植しようとギヤードモーターをばらしてみたら全く別物だった…

ステッピングモーターにはドライバーというアンプが必要なのだがモーターが違うとアンプのタイプも違う。
コントローラーからのコネクター形状も違っていたので大移植作業が必要となる。
写真にあるようにコネクターは0.2mmピッチくらいの高密度なものだ。
ピン数も50くらいありどれがどれだか探すだけでも大変なのだ。
使っている信号線は4本だけなのに…

そこで荒業に出てみようと。
どうせこのまま放置しても不燃物ゴミになるだけだから…
30ピンくらいのコネクターと50ピンくらいのコネクターなのだが使っている4本の配置が似ている…これを入替えればいけるのではないか?
かなりアバウトな発想だが、設計自体もそんなことではないのだろうか。
だいたい4本や多くて10本くらいしか使わないケーブルに50ピンのコネクターを使う意味があるのか?

信号線は至ってシンプルなのだ。
正回転と逆回転のパルスをそれぞれ別で送り込んでいる。そのアースとの組み合わせで合計4本なのだ。
モーターも5相のステッピングモーターなので5本で繋ぐ。
一般の直流モーターのようにプラスとマイナス2本みたいな簡単なものではない。

これでつなぎ変えて動けばバッチリなのだが…
作業は後日にしよう。本日は疲れた。

もしこれが成功すれば80cmストロークを最短10秒で移動することが出来る。
もう少し速い動きも欲しいがしょうがない。

2010年01月18日

モーションコントロール完成!

ドライバーの移植大成功!

早速動かしてみた。
さすがにステッピングモーター、正確な動きだ。
しかしロングストロークをやろうと思うと加速制御は出来るが止める時はガクン!である。
秒速8cmはまあまあの速度だが思いカメラを乗せていきなりガクンと止まったら…

まだカメラを乗せて試してないが。
スプリングスライダーのようなクッションでも付けたいところだがどうなることら。
続きは明日。

というのも本日は終日スタジオ撮影だったのだ。
出かける前一時間ほどで配線テストをやってみた。

う〜ん、使い易いコントローラーが欲しい気もするが果たしてこんな重いモーションコントロールドリーを持ち込むほどの撮影があるのか…と思うとあまりお金を掛けたくないというのが本音である。
ドリーとパンチルトも同時コントロールできるのなら使ってもいいが。みたいな。結局やりだすとどんどん欲が出てくる。
なのでとりあえずここまでで充分ともいえる。

2010年01月21日

いろんなこと、そろそろ

計画もそろそろ煮詰まってきたのでそろそろ実行に移そうかと。

特機関係はドリーがステッピングモーター駆動になりかなり実働レベルに。
1.5mベルト直動のものに変えてやってみようかと。
電動雲台も届き、実際動かしてみたら微妙~だが(笑)特定の動きに関しては使えそう。

ハイビジョン編集も多重合成でなければ今のマシンでも問題なく動くので収録は外部のHDCAM収録に依頼するにしてもちょっとずつやってみようかと。

そのため撮影機材を一気に導入しようかと。
Canon EOS7D BODY
EF-S17-55mm F2.8 IS USM
コンパクトフラッシュ16G 24分
ikan 5.6"HD LCDモニター HDMI
82mmNDFILTER ND2 ND4 ND8
ステップアップリング 77mm→82mm
ロアーII(クランプヘッド32) 22mm~32mm
マンフロット ビデオクイックリリースアダプター
Canopus AVCHD converter
などなど。総額40万ほどである。

2010年01月24日

最終結論

なかなか踏み切るタイミングがないので本日、家電量販店に行って7Dもう一度触り倒して決めます!

ていうか、注文はするんですけどね。
もし触ってて大きな問題でもあれば別のものにしかねない…みたいな。
でもほぼ調べ尽くしているので今更なのですがせっかく実物が触れる場所が近くにあるのであれば。

フルサイズの5Dは捨てがたいのだが現状スペックではちょっと納得行かず…かといって次期マシンの情報がないまま待つのも限度が…
というわけで安いので7Dを1セット購入してしまいます。
現実問題、いまある機材の殆どはネットの写真を見ただけで注文してるわけです。
重さとか大きさなどスペックを知り尽くした上で注文するので大きな失敗ないですが、やはり細かな精度とか使い勝手、画質などは想定外のことはあります。
逆に実物を見るともっと悩んでしまうだろうなと。つまり、いいものを見てしまうとダウンスペックのものがどうしても納得できなくなると言うか…
例えばパソコンでも隣に2割速いマシンがあってサクサク動いていたら10万円の差があっても速い方を買ってしまう性格なわけです。

ところがネットでの買い物ならスペックと価格を表にして比べて何度も検討するわけです。そして長期計画との兼ね合いでどこまで妥協するかを決める余裕があるということです。リアルショップ購入は衝動買いの誘惑があちこちにあり危険すぎます!(笑)

何事も形から HDSLR

何事も形からということで購入前に手持ちの機材を組み合わせて撮影時のスタイルを作ってみた。
モニターは7インチのフォトフレームを取り付けてみたがけっこうでかい。
ikanの5.6インチがちょうどいいくらいなのかもしれない。
カメラは50Dという一昔前のデジイチ。D7よりちょっとだけ小さいがほぼ似たようなものだ。やはりデジタル一眼はビデオカメラに比べると小さい。
LEDライトとかハレ切りのアームとか取り付けられるものをとりあえずつけてみた(笑)
三脚はジッツォのスチール用にリモコン電動雲台を取り付けている。

レンズはちょっと悩み中。
というのも純正キャノンの17~55の納期がちょっとかかるとの情報。
タムロンの17-50 F2.8がなんと32000円ほどなのだ。キャノンの1/3以下。
繋ぎで入れとくか…みたいな。
音声収録用のレコーダーを入れるケースを探していたら3Dカメラを購入した時懸賞で当ったアタッシュケースがぴったりサイズ。
で、モーションコントロールドリーも追加工作中。
デジタルギヤーベッドを取り付けたら端正な見た目。
ドライバーアンプとACアダプターを収納するケースを探し中。
そんなこんなでもうすぐHDSLRデビュー!特機と共に。

2010年01月25日

注文完了!

デジタル一眼撮影システム一式注文しました。
ロケモニターやメモリー、フィルター、ケーブルなどいろいろあったので2社に分けて注文。
納期もばらばらなのでひつとつずつ注文。一緒に注文すると揃ってからしか発想してくれないとのことで。めんどくさ!
全部で11点、注文するだけでも気を遣いますわ!

とりあえず届くのを待つだけ。

2010年01月29日

本体は届いたが…

待望のCanon EOS 7Dが届いた!
しかしレンズの納期が未定だ…

とりあえず安いレンズでも繋ぎで買ってみるか…

ま、もうちょっと待ってみよう。

2010年01月30日

お手軽デジイチ、どこまで妥協できるか…

プロのスチールカメラマンがカメラを首からぶら下げてクリップオンタイプのストロボで仕事をされる姿を見かける。一応ショルダーバッグには交換レンズが入っているのだろうが。

もちろんビデオカメラマンだってハンディームービーと内臓マイクだけで仕事が出来ないわけではない。しかしスチールと違ってビデオカメラの手持ちは万能とはいかない。
いくら手振れ補正機能を使っても揺れるものは揺れる。
ストロボのような一瞬の大光量が得られる照明器具はない。
CMともなれば報道感覚のそのままの映像では説得力がない。
ある程度光が回り、色が乗った映像が必要だしノイズのないクリアーな音声は必須なのだ。音に関してはワイヤレスを使ったり別録りで対応できるだろう。

デジタル一眼だと感度が高いしある程度暗くても色乗りがいいためLEDライトのような軽快な補助照明程度でいけるのではないかと思ったりする。
三脚だがパンチルトをオイル雲台でやろうと思うとカメラが軽くてもしっかりした三脚がないとねじれが生じてしまう。スチール用三脚と足の構造が違うのはそのねじれを防ぐため幅広になっているのだ。
そこで電動雲台が登場する。雲台が勝手に回るのでねじれは生じないのだ。
なので軽量なスチール用カーボン三脚で充分と言える。
これだけだと三脚+電動雲台+カメラで4.5kgほどである。

ビデオ用は三脚だけで5.5kgもありビデオカメラにマットボックス付けると総重量10kgは軽く越えてしまう。
ハロゲンのライトキットも10kg以上、ドラムや音声機材など全てを持ち込むと40~50kgとなり車から現場まで遠いと何度も通わなければならない重労働になってしまう。
もちろんセッティングにも時間がかかる。

お金の取れる仕事に軽装で行くとスポンサーに失礼だが、予算の少ない仕事に重装備で行くと引かれるという現象が起こる。
決して「安いのに大掛かりにありがとうございます」とは言ってくれないのはちょっと不思議ではある。

2010年01月31日

レンズ

なぜか新品の納期がわからないらしい。
けっこうCanonのレンズは人気があるのか納期のかかるものが多いようだ。
フェラーリじゃあるまいし、注文して一年二年待てるわけがない。
ということで本体は既に来ているので他のレンズとも思ったが新品は全て在庫を持っているようではないので同じ状況になる可能性が…
なので中古にすることにした。

中古なら在庫があっての話なので待たされることはない。
「良品」とあったがどういう状態のものなのか?ま、光学的性能はチェックしているだろうから外見的な擦れ、キズなどは問題ない。仕事に使う道具だからすぐにキズは付く。
とりあえずレンズが来ないことにはテスト撮影も出来ない。
あと、納期の遅れるのはポータブルモニター。一ヶ月とはっきりしているのでこちらは待てる。モニターはなくても撮れるし。

Canon EF-S17-55mm F2.8 IS USM

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