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特機 再び!

どうにも、もの作り熱と言うのは定期的にやってくるようだ。
HD撮影はデジタル一眼ムービーにとほぼ決めたのだが、せっかく小型になるんだったら特殊撮影をしたいと思ってきたわけで。
別の理由として手先を動かすと脳が活性化されるとテレビで見て何か手先を動かせる趣味でもないかと思ったのだ。
デジタル一眼カメラは本体だけでなんと820gである。手持ちで撮影するにはちょっとずっしりくらいかも知れないがビデオカメラのことを考えると軽すぎるくらいだ。

昨年、簡易ドリーを作ったもののイマイチの出来だった。レールの強度に対してカメラが重く、ねじれが出てしまうのだ。
それとやはり手押しというのは滑らかな動きにならない。予想はしていたが…
人間的な動きを求めるならグライドカムで撮影が出来る。
この浮遊感は肩乗せ手持ち撮影とは全く違う次元の動きが得られる。
ではドリー、クレーンをどうするか。
映画やドラマで特機の使われているシーンはどうしても制作側の目で見てしまう。
どんなに金がかかった映画でもドリー、クレーンは人力による操作である。非常に特殊な場面でないとモーションコントロール撮影は行われない。
これはカメラが大きいため特機そのものも大型になりオペレーションも複雑なのでどうしても費用が高くなりセッティングにも時間がかかるという問題がある。
しかし映像を見ていると人力で操作しているものとモーターで動かしているものでは全く違う。気にせず見ている人にはあまり気がつかないかもしれないが…
それでも私はこだわりたいのだ!

でもこのこだわりにお金を出す人は少ない。
なので手作りで簡易セッティングの出来るものというのが最優先される。
幸い、ウチの場合CMにしか使わないのでワンカットが短い。通常3~4秒、長くても10秒使うことはめったにない。このような使い方の場合、動き始めや動き終わりをスムーズにする必要もない。そんな尺がないからだ。
スムーズスタート、エンドがなければかなり作りやすい。しかもカメラが軽いので急激なスタートエンドでも重量慣性が小さいため各種影響が最小限になるからである。
それと30Pで撮影と言うこともあり、あまり激しい動きはブレゴマが長くなるのでゆったりした動きしかできない。もう一つ、こういった特機撮影ではほぼ同録することはない。ドラマなどでは役者が喋りながらカメラがフォローなんてシーンも見かけるがCMではあまりニーズはない。ということでモータードライブに静音を求めなくてもいい。
実はこれは大きなことである。
どんな静かなモーターを持ってきてもそれなりの音はするのだ。そうするとそのモーターを防音箱などで囲うしかなくどんどんかさばってしまう結果となる。

このような条件を元にどのようなパーツで構成できるか考えてみた。
バッテリー駆動にして電源の取れない屋外ロケにも対応。
コストダウンのため乾電池で動くマブチモーターなどのホビー用モーターを使う。
ゆっくり動かすためギヤーで減速させる。(減速させるため小さなモーターでも大きな駆動が得られる。)ということでタミヤのギヤボックスキットなどが使えそうだ。
なんとこの6速ギヤボックス、ネットで購入すると977円なのだ。安っ!(ちなみに10年ほど前作ったモーションコントロールカメラのモーターはギヤ付きでなんと10万円以上!)
ホームセンターでアルミ角パイプ、ネットでラジコン用のベアリングなどを組み合わせてドリーやクレーンを作ってみたいと思っている。ストローク50cmくらいの小型クレーンなら材料費1万円くらいで作れてしまうのではないかと…
これに千万クラスのカメラと同等画質のDSLR…ワクワクするではないか♪
ふじのんの気まぐれコラム
まずは設計図でも引いてみますか。
3月くらいまではこの業界、暇だからね。

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2010年01月10日 15:01に投稿されたエントリーのページです。

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