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7Dの露出

5DMarkⅡは当初自動露出しかなかった。
ブレイクしたのはこの時点なのでいかに不便さを置いてもクォリティが素晴しかったかがわかるというものだ。

お手軽スナップには自動露出というのもありだが仕事にはほとんど使えない。
自動で変わってしまうのは絞り、シャッタースピード、ISOがそれぞれ動き、何がどうなっているかは表示されない。
7Dは進化してマニュアルは最初からある。
ムービー撮影なので基本的にシャッタースピードは1/30か1/60で固定である。
ISOはハイライト優先モードにすると最低感度が200になるので通常は200にしておく。
一般的な撮影では絞りで露出調整をしたいところだが7Dのメリット被写界深度の浅さを画作りとするなら絞りは開放あたりで使うことになる。
今回のズームは全域でF2.8の明るさを持っている。
ではどこで露出を決めるのか?
NDフィルターということになる。2、4、8を組み合わせて光量を制御しなくてはならないのでけっこう手間である。

ではISO200、F2.8、1/30でも暗い場合はどうするか。シャッタースピードはこれ以上長い設定はない。もちろん絞りも明るいレンズを用意すれば別だが。
フィルム撮影なら照明を炊くしかないのだがデジタルカメラはISOが比較的簡単に変えられる。最大12800まで設定できるがかなりノイズが増えてくる。浅い被写界深度優先撮影の場合はNDフィルターとISO調整で露出を決めていくのが基本となる。
被写界深度を意識しないなら絞り込んだ方が画質は上がるしあらゆる物にピントが合う。グライドカムでワイド撮影する場合はできるだけ絞り込みたい。

ホワイトバランスも設定しなくてはならない。
これはビデオカメラと同じなので特に面倒なことはない。
基準のグレーボードを写し込んで設定できる。プリセットも何種類かある。
しかしここは積極的に色作りをしていきたい。マニュアルで色温度を100°ステップで変えられる。これは便利だ。その場の光源を見ればだいたいの色温度は経験値で±200°位の誤差で当てることが出来る。それに対して青っぽくするのかアンバー系にするのかを画作りとしてシフトさせてやるのだ。
この作業、今までカメラマンに任せていたときは後処理のカラコレでやっていた。
しかしダイナミックレンジを考えると撮影時にある程度作り込んで置いた方が白飛び黒潰れなんかに対して有利である。

あと、好みの画質設定がある。
シャープネス、コントラスト、色の濃さ、色合いだ。安物のテレビにも付いている設定項目なのでもう少しガンマ調整とか欲しいところではある。
ただこのあたりの微妙な調整は後処理でやった方がいい。
ちゃんとしたモニター環境で調整しないととんでもない色になったりするものである。
そのためにはなるべく調整しやすい設定にしておくのが得策である。
シャープネスは最低の設定にする。後で上げることはできるが上げてしまったものを下げることは出来ないからである。コントラストは若干低めにしておく。
これも白飛び黒潰れを少しでも回避するための手法。
色の濃さも少し高めに設定。後で持ち上げるとノイズが乗りやすいためだ。もともとデジタル一眼は色が濃い目に撮れるようなのであまり持ち上げる必要はなさそうだ。
色合いの設定があるのは不思議だ。これってクロマを回転させているわけでしょ?空の色をターコイズブルーからコバルトに変えれるとしても他の色も全部変わってしまう…色温度変えるのとは全然意味合いが違うんですけど…
なぜ色合いなんて項目があるのか不思議だが遡るとNTSCコンポジットの世界に入っていく。昔のテレビは簡単に色が転んでいたのだ。そのためそれを家庭のテレビで戻すため色合いと言うつまみがあった。デジタルの今、そんな機能は必要がないはずなのだが…

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2010年02月03日 20:46に投稿されたエントリーのページです。

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