完全HD化に向けて三段階のステップで進めている。
まずは2006に導入したカメラHVX200と編集機REXCEED5000である。
P2のDVCPROHDで撮影して編集することができるシステムとして導入したがほとんどHDで使うことはなかった。
今回2010に導入したのはデジタル一眼ムービーEOSと64bit編集機+AdobeCS4である。
さすがに4年も経過するとちょくちょくハイビジョンでの製作も出てきて32bitマシンでは簡単なつなぎ編集程度のことしかできないことが分かってきたので64bit化してメモリーを増強することに。 カメラもHVX200では解像感が足らずフルHDを低価格で実現するためデジタル一眼という選択に…現在に至る。
そして最終ステップは受注CMすべてをHD制作に切り替える段階である。
この大きなきっかけとしてファイル搬入がある。 予定としては2011年4月頃ということだが山陰ローカルが同調するかはまだ決まっていない。 つまり山陰ローカル3局でファイル搬入が受け付けられる段階で100%HD制作に切り替えたいと思っている。
それまではHDテープ収録のため外注が発生するのでHD制作指定がない限りSDでの制作を継続するつもりである。
制作比率としてはHD2:SD8といった感じだろうか。そこまでは現状の機器でやっていく。
予定通り2011.4からファイル搬入になったとすれば全てはHD制作に切り替わるので稼働量が大幅に増えると予想される。というのもSDでずっと流し続けた古いCMもHDで作り直そうという動きも出てくると考えられるからだ。
地デジ化特需とでもいいますか…
そのためカメラ、編集機ともにさにグレードアップを考えている。
今回のシステムは実はサブシステムとして計画されたものである。
メインシステムとして計画しているのは導入時期2011~2012あたり、マシンは64bit/16core程度/128GBメインメモリ/eSATA外部RAID10-10TBといった構成。カメラもその時点で高性能な小型カメラを検討したい。
RED ONEあたりもターゲットとして考えてもいいかもしれない。
完全地デジ化を前に不景気風が民放を圧迫している。
ローカルCM制作なんてのはほんの隙間産業としてしか存在していない。
だからこそウチのような超零細プロダクションで低価格制作がありがたがられるのだろうと…因果な商売である。