WOWOWでノンフィクションWという番組で「昨今の3D映像ブームに伴った、エンターテインメント業界の変革を追うドキュメンタリー」を放送していたので録画して見た。
恐ろしい勢いで3D映画が製作されている。今までも何度か3Dブームがあったが今回もブームで終わるのだろうが規模が大きい。
映画だけではない。テレビ受像機、放送、スポーツ番組の生中継。
そしてパソコンやゲーム機、ケータイ画面、デジタルサイネージまで3Dバージョンが出てきている。
普及の起爆剤になるのかアダルト業界がハイビジョンになり3Dでの制作が始まっている。
ブームに乗り遅れるなとばかり一気に動き出した。アバター効果である。
ところが機材が間に合ってない。とりあえずプロトタイプのマシンで動き始めている感じだ。人材も育っていない。
番組でも現場のスタッフにインタビューしていたが2Dとは作り方が根本的に違う。なのに古い2D映画を疑似3D化して再販しようとか、かなり無茶振りもある。
勝手な想像だが長時間の3D視聴による健康問題はかなり大きな山になるだろう。この問題がマスコミでクローズアップされた時がブーム沈静化のきっかけになる。それは意外に早く来ると思う。
映画は暫く残るだろう。テレビは一気に身を潜める。
今でも3Dテレビは前面に3Dを打ち出しているが2Dでも綺麗ですと逃げの姿勢は見せている。
3年もすれば「3Dなんてブームもあったなぁ…」とテレビの横にある埃をかぶったメガネを見つけて「これ誰かの忘れ物?」なんてね(笑)
自分が3Dに興味を持ったのは子供の頃だ。庭の写真を視点を変えて撮影しプリントした2枚の写真を交差視で立体に見て楽しんだのが始まりだ。
90年代、子ども科学館の展示映像用にモーションコントロール撮影と3DCGを使った立体映像を作った。
あちこちの3Dアトラクションを見た。
それだけの歴史を見て、多くの作品を見てきたが毎日見たいと思うようなものではないことは確かである。
まだ見たことのない人はたくさんいる。
ぜひ家電量販店の店頭で見てほしい。最初は感激するだろうが何度か見ていると…
とりあえず最初の感動で衝動買いする人のためにメーカーはある程度の数を用意している。品不足なのは「ある程度」しか作っていないから…