« カメラ正式発注! | メイン | ハリウッドは3D一色 »

EOSムービー検証

この画像は同じEOS7Dでムービーと静止画を比較したものである。
クロマを強調した画像が原色のものである。

解像度の違いもこれではっきり分かるが問題は横線の偽色である。
購入してすぐに外の風景を試し撮りした時も電線が同じ現象になり気になっていた。
これは7DもX4も同じである。

このモアレのような現象はカメラが動くと激しく暴れるわけでNTSC時代に縞模様の服を写した状態と同レベルである。

4:2:0 H.264圧縮40Mbpsにするとこうなってしまうのか、Canonのアルゴリズムがまずいのか…撮像面には静止画と同じ映像が結像しているわけだからデジタル処理の問題である。
同じ素材をHVX200で撮影しているが全く問題なかった。

またコントラストの強さも後処理に苦労するところだ。
画質設定でコントラストを最も低め設定にしても通常のビデオカメラよりコントラストは強めである。後処理で戻せるかと言うとハイライトもシャドー部分にも諧調がほとんど残っていない。つまりダイナミックレンジが狭いということだろう。

評価では感度が高い、ノイズが少ないなどがあったが実際暗い建物の中でISOを1800程度に上げて撮ったらノイズだらけで使い物にならなかった。

期待が大きかっただけに落胆は隠せない…
やはり値段なりと考えた方が良さそうだ。
5DMarkⅡにしなくて良かった…基本的に画像処理は同じだから。

もちろん全然使えないということではないので誤解しないでほしい。
人物撮影などでは綺麗なトーンで撮れる。ただ照明によっては暗部は潰れやすいし銀縁眼鏡などは先ほどのモアレのような現象が起こる。
エッヂのある商品撮影は避けた方がいいだろう。

後処理などほとんどせず、撮ったままの映像を編集して使う用途の場合今までビデオにはないトーンだから喜ばれたのか?そんな気がしてしょうがない。
ウチのようにカメラの設定はなるべくRAWのような設定にして後処理で画作りをするようなところには向かないカメラであった…


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.p100project.com/mt/mt-tb.cgi/800

コメントを投稿

About

2010年06月15日 17:40に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「カメラ正式発注!」です。

次の投稿は「ハリウッドは3D一色」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34