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2010年07月 アーカイブ

2010年07月02日

カメラワーク

三脚で撮影するときは三脚の脚の長さを調整するのだが手持ちの場合どうするか…

ショルダー型は基本的に肩に乗せるか脇に抱えると言ったポーズしか見たことがない。使ったことがほとんどないので見たという表現である。

小型のカメラと言っても3kgもあるので民生機のようなハンディーカメラと言うわけにはいかないが昔は接眼ビューファインダーしかなかったのでアイレベルか腰辺りのミドルポジション、しゃがんでのローアングルと言った感じだろうか。今ではLCDが付いているのでもう少し自由度が出てきた。

自分の撮影スタイルにはほとんど手持ちはなかったのだが今回人物撮影で久々に手持ち撮影をしてみた。
手ぶれ補正が強力でオートフォーカスが高速なため非常に撮りやすかった。
ただ…どこを持つのだ?
小型カメラと言うことでそこらじゅうにスイッチやらコネクターが付いている。
サイドグリップは基本的にアイレベルで構えるための位置にある。
上部のハンドルは腰位置よりローアングルの時に持てるようズームや録画ボタンまで付いている。

その中間ポジションではどこを持つのだ?
特に胸あたりの高さから狙おうとすると微妙に迷ってしまうのだ。
やはりこれは経験がものを言うのかもしれないと思った。

最近はCMでも意識的に手持ちで撮っているカットを多く見かける。
なんでもない2~3秒のカットでもドリーを使って移動で撮っていたりする。
おそらくそのカットをフィックスにしたら面白くないだろうなと思って見る。

今回導入したクレーンはリモコンクレーンとして使っているので人物をフォローしたりはできないがジブクレーンとして使うのもありかなと。

移動ショットにはハンディー、スタビライザー(ステディカムなど)、ジブクレーン、ドリーなどがある。
それぞれ動きに個性があり意味がある。
ただハイディー以外はそれなりにセッティングに手間がかかるのが難点だ。

今度はレールドリーが欲しくなってきた…

タイムコードカチンコ

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デジタルカチンコ「タイムコードスレート」
(新発売・米国製)
アメリカの映画やPV撮影で見かける本物。カチンコ自体から発するTCの他、カメラやレコーダーからのTCにスレーブさせて表示させることも可能。
左の写真がそれ。
XF305にタイムコードの出力があるのでこんな小道具面白そうだなと探してみたらなんと!189,000円。

ちなみに右の写真はインテリア時計で1万円ほど。JBLのスピーカーの上に飾っている。

最近はストロボ付きカチンコというものがあるらしい。
いちいちカメラ前にカチンコ持っていかなくてもフラッシュの光とカチンコの音でシンクロさせようというもの。
ただ1/1000秒しか光らないためその1フレームを探すのが大変だと思うのだが…

僕の場合、マルチトラックレコーダーとカメラのシンクロは音声の波形で合わせるようにしている。ノンリニアだと簡単に表示できるのでありがたい。

2010年07月05日

「ブログ見てるよ」

何年ぶり…といったお方から連絡があったりしても「ブログ見てるよ」なんて言われることが多い。
内容はとんでもなく難解なことを書いていることも多いしあまり一般の人が見ても面白いと思える内容ではないはずだ。

実は自分でもスタートの記憶がはっきりしないのだが1988年CG会社を立ち上げたころからモーションコントロールの制作記録やデジタルの進化論的なことを書き綴ってきたような気がする。
その当時の記録が残っていないのだ。
これだけブログを書いても、一旦書いたものに執着がないというのも変わっているのかもしれない。†
書きっぱなしである。誤字脱字がないかアップする前に読み返すがその後再び読むことがあるとすれば何らかの資料探しの時くらいだ。

たぶんリアル知り合いがたまーに僕のブログを読んでいるのはたぶん「まだこいつ商売続けられてんのかな?」みたいな好奇心と覗き感覚ではないかと(笑) 実際僕もリアル知り合いのブログを見るのはそんな感覚だから…

つまり僕としてはそのようなあまり会ってない知り合いにも毎日年賀状や暑中見舞いを出しているということなのだ。
だからという理由でもないが社会に出てからというもの年賀状や暑中見舞い、中元や歳暮もほとんど贈ったことがない。

世界どこでも繋がるネット時代にブログさえあれば生きてるか死んでるかわかるわけだし…
このブログが3日止まったらやばいと思ってください(笑)

2010年07月07日

高音どこまで聞こえる?

モスキートサウンドが若者にしか聞こえないという話題から自分は何キロヘルツまで聞こえるのだろうという疑問がわいてきた。

ちょうど一緒にいた30代半ばの女性と聴き比べをしてみた。

アフターイフェクトのトーンジェネレーターで周波数を打ち込むと正弦波が出てくるので500Hzずつ上げながら…

50歳の僕は14.5kHzまで聞こえた。まぁこの年にしては聞こえる方ではないだろうか。
女性はと言うと15.5kHzだった。さすがに若い分高い周波数まで聞こえているがもう少し行ってもいいかな…的な。まぁ平均値とか調べたわけではないのでなんとなくだが。

モスキートサウンドは17kHzくらいの音らしい。
彼女には聞こえないということだ。

ちなみにこんなサイトがあったので試してみてください。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/nakaniwa/keisoku/mosquito.html

オリジナルテーブル リニューアル!

スタジオ用打ち合わせテーブルである。

手動で上下できるテーブルで撮影などでも重宝している。

元々白いテーブルトップだったのだが室内をいつも暗くしておりインテリアも黒を基調としているので黒ベースにFJdesignのロゴをあしらったステッカーを作り貼っていた。

ところが先般の電動ドリーなどの工作をこのテーブルでやったものだから細かい傷が入ってしまい汚くなった。

そこで新しくプリントしてもらい貼ったのだが今回はもう少し派手目のカラーリングにした。
意外と来客者に受けがよく「これってオリジナルですか?」と。
確かにオリジナルロゴプリントの入ったテーブルなんて持っているところは見たことがない。  ご要望があればお作りします。

2010年07月08日

そろそろブルーレイにする?

CMも半分くらいはハイビジョンになってきた。
VPやブライダルはあいかわらずDVDが多いようだがそろそろブルーレイはどうでしょう?

とかいいながらウチもブルーレイプレーヤーを購入したのは一カ月ほど前である。
ハイビジョン自体の本格編集自体がここ何カ月なわけでそのマシンでやっとブルーレイ焼き込みができるようになった。とはいえ一回も試したことがない。

実際CMの映像確認はwmvの1280*720のサイズで行っている。容量的にはSDの3倍程度はあるが充分な画質で確認できる。
なによりもネットでやりとりできるのが便利である。

しかし番組やVPなどの長尺物はそうはいかない。
やはりブルーレイの登場ではないだろうか。
ノートパソコンなどでは新しい機種は標準でBDを装備しているし単独のBDプレーヤーでも安いものは1万円を切っている。

液晶テレビも40インチが10万円を切った。
大きなディスプレイだとハイビジョンで文字情報中心の告知でもけっこう訴求力はある。
あまり人が歩いていない鳥取ローカルなのでデジタルサイネージのパブリック利用は難しいがスポット的に設置するには手ごろな価格になってきたことは確かなようだ。

2010年07月17日

サーバーと言う考え方

サーバー用のコンピュータというものが存在する。
最近ではホームサーバーなんてものもある。
基本仕事でもプライベートでも一人なのでいまいちサーバーの概念がつかめない。
先日行った大学にはiMacが学生の数だけ設置してあった。授業が終わって部屋の電源を落とすとパソコンのデータは全て消えるようになっていると聞いた。
つまりその都度サーバーにデータを保存しておかなければならないということである。

それぞれのパソコンに大容量のディスクを置きたくないとか、複数の学生が使うためどのパソコンに当たるかわからないためなど…理由はあるのだろう。
ウチの場合でも高速で高信頼のサーバーが存在して高速ネットワークで繋がるのであればそんな使い方もあるかもしれない。
それはあくまでも壊れないコンピュータという意味での利用法だ。
ただ結局仕事するうえではメインコンピュータは一台に絞られるわけでそのコンピュータが高速かつ安定した構成にした方が話は早いと思ってしまうわけだ。

やはりサーバーと言うのは沢山の人がいて初めて意味があるものなのだろうか…

CMのハイビジョン比率が増えてきた

ちゃんと数えているわけではないが印象としては半分以上がハイビジョンになってきたのではないだろうか。
そうなるとSD画質がすごく貧弱に見えてくる。
なんといっても情報量は5倍以上違うわけだから同じサイズのテレビに画面一杯に引き伸ばされると素人でもその違いはわかるというものだ。

面白いことにハイビジョンになると静止画のCMがけっこうインパクトを感じる。
今までSD画質で小さな文字をてんこ盛りにしたチラシの切り抜き的な素材を持ち込まれると「これテレビで放送されるとほとんど読めませんよ」と説明していた。
ところがハイビジョンの場合30インチ以上のサイズがほとんどなわけで一般パソコンの画面より解像度が高い。
となれば今までチラシ的デザインの静止画CMも意外と見入ってしまうのだ。もちろんそれなりにデザインはされていないと見辛いが…

そんなわけで地デジ&ファイル搬入時代にもう一度静止画CMを見なおしてもいいのかもしれない。ただ全部が止まっているのではなくコメントに合わせて見せたい部分に動きを付けてより分かりやすくすることは必要だろう。コストダウンだけではなく、広告として効果があればあえて静止画という選択もアリなのだ。
静止画はハイビジョンで。

2010年07月18日

中島美嘉と品川庄司を使ってCM撮影

みたいな…

今回けっこう凝ったCMを作っているのだが出演者を何度も見ているとだれかに似ているなぁ…
そう!主演の店長はイケメンなのだが品川庄司の品川祐にかなり似ている。
ローアングルでちょっとにやけたショットはそっくり…
モデルの女性はブライダルなどのモデルもされているというスレンダー美女である。撮影しているときは気がつかなかったのだが映像を見るとクールな表情が中島美嘉にかなり似ているのだ。

あとスタッフ5名も出演してもらっているのだがそれぞれ個性的で探せば誰かに似いている~的な(笑)
もしモノホン使っていたらどんだけのギャラかかっていたことか…
制作費もびっくりするくらい安くやっているのですが…(笑)

一応ハイビジョンで制作しているし出来上がり的には300万円くらいのCMに見えるかも!?

来月あたりから流れると思うので中島美嘉(似)と品川(似)が出ているCMを見かけたらそれです(笑) ※山陰エリア限定

2010年07月20日

CM効果で売り上げが上がった!

先日作った売り出し告知のCMで放映後、例年より売り上げがアップしたとスポンサーから報告があったと代理店さんから聞いた。

もちろんいろんな条件が重なって売り上げアップにつながっているのだとは思うがそう言ってもらえるとこちらも嬉しいものだ。

CM効果なんてなかなか数字として現れないため担当者の主観で評価されることが多い。
意外に駄作だと思ったCMが変に目立つため話題になって売り上げにつながったりと複雑な側面もある。

いずれにしてもスポンサーあっての広告なので納得してもらえなければ仕事にならない。

2010年07月28日

XF305によりクロマキースタジオ復活!

SD仕上げのときはHVX200でDVCPRO50の4:2:2で撮影しクロマキー合成をしていた。
クォリティー的にはDVカメラで撮影するよりずっと綺麗で問題なかった。
しかしハイビジョンとなるとHVX200のDVCPROHDでは4:2:2とはいえども水平解像度960ピクセルに対しての4:2:2だから480しかなく元画が甘いのに加えてクロマキーエッジもボケボケとなってしまい使い物にならなかった。

フルハイビジョン時代を迎えてクロマキーをどうしようか迷っていた。
HDCAMでさえ1440の1/3しかクロマがなくHDCAM-SRかAVC-Intra100など数百万円以上のカメラしか選択肢がなかったわけだ。XDCAM-EX1RのHDMI出力をHDSTORMでダイレクトにキャプチャーなんて力技も考えたりしていた。

ところがXF305の登場は衝撃的だった。
当初はMPEG2 LongGOP圧縮ということもあり4:2:2であってもブロックノイズに悩まされるのではないかと懸念したが実際使ってみるとなんら問題なく綺麗に合成できた。
このコストパフォーマンスはとにかく驚異的である。
このクラスの小型カメラでライバルがないのだ。

そんな強力なカメラが手に入ったらクロマキー撮影を復活させないわけにはいかない。
スタジオすっきり計画はその一環でもあるわけだ。
しかしせっかくなのでグリーンクロマキー自体も一新したいと思い始めた。
当初設備投資にお金が掛けられないほど仕事はちょびちょびだったので照明やクロマキーバックは出来る限り低予算で自作したりしていた。
その後照明機材は専用のものを購入したりしていったがクロマキーバックはそこそこ使えたので未だにそのままにしている。

今使っているクロマクーバックは1800幅のクロマキーグリーンに染められたパンチカーペット素材である。確かメーターあたり数千円と言う価格で一般的なクロマキー素材に比べてひとケタ安いと購入したものである。発色は良く綺麗に抜けるのだが染めムラがあり繋ぎ部分に若干の段差が出てしまっている。
SD仕上げではそれほど問題にならないがフルハイビジョンだと気になる部分である。
さらに表面の質感もざらざらであり顔のアップで背景にもピントが合う場合などはけっこうその質感が合成の邪魔になったりする。

そこで二代目グリーンバックに変えようということである。
しかしいい素材はかなり高価だ。たしかアルチマットグリーンだと数万円したような…
小さなスタジオと言えども幅4m、高さ2.5m+足元1.5mということになると16平米にもなる。2万でも30万円にもなってしまう。
綿を染めた簡易クロマキー布だと6m×6mで4万円である。しかししわが出やすく彩度も低いので綺麗な合成をするには物足らない

ファイルベースCM搬入

2011/7よりファイルベースCM搬入が開始されるのはほぼ確実になってきた。
問題はメディアなのだがファイルベースと言っているわりにはメディアがビデオ的なのが気になる。
XDCAMプロフェッショナルディスクとP2、GFPACKになりそうだ。
XDCAMの場合光ディスクとなるとドライブが250万円もするのでHDCAMのVTRとあまり変わらずウチとしてはあまりメリットがない。
P2はドライブが3万円と激安だがメディアが4万円以上と流通をどうするかが問題になる。
いずれにしても書き出しはファイルベースと言いながらもAVIやmovのようにドラッグコピー的にはいかないようだ。
EDIUSやプレミアから「書き出し」を使ってMXFファイルとして直接メディアに書き込む手法しか今のところ思い当たらない。
ところでメタデータはどこで入力するのだ?

もしその方法しかなければそれらのソフトを持っていないと書き出しもままならないということになる。それほど高いソフトではないので問題ないが。
XDCAMはディスク1枚が4000円とテープより高いもののリユースを考えるとリーズナブルなので全国的には標準メディアになるだろう。
しかし我々零細ローカルプロダクションにとって250万円のデッキは決して安くないのでなんとかP2でやっていきたいと思う。
現在最も安いP2メモリーが16GBの¥44,100である。長くても60秒というCMをカラーバーを含めて入れたとしても2分あればいい。 DVCRPOHDだと2GBということだ。単純計算では2GBのP2カードが出たとして¥6,000くらい?これならXDCAMにも対抗できる。
ただまだカラーバーや1Kがいるのか疑問は残るが…

まだまだ詳細は決まってないらしい。
山陰ローカルでは全国基準とは違う搬入ルールが作られている。
アナログベーカムと静止画である。
静止画CMは画像とコメント原稿を局に持ち込むと局側でBGM、ナレーションを入れて完パケにしてくれるというサービスであるが先般廃止された。
アナログベーカムはケーブルテレビ局などが中心の地方で作られる動画CM素材がこういったメディアしかないということで全国でもところどころで扱われている。
特定の局以外に持ち込んでも受付してくれないものである。

こういった地方特定ルールが設定されるのであればファイル搬入に関しても作ってほしいと思うわけである。
例えばEDIUSやプレミア、ファイナルカットなどから書き出せるフォーマットをそのままCD-RやUSBメモリーにコピーして搬入と言った感じである。
放送クォリティのmpeg2/50Mbps/4:2:2で15秒CMを書き出しても100MBにもならないのだ。ネットでも送れるしCD-Rが裸のメディアで不安であればUSBメモリーで充分だ。
1GBが¥1000くらいなものである。

さて、どうなりますか…

2010年07月29日

クロマキースタジオ運用

あくまでも自分がCM制作するとき内容に合わせて利用するという目的で作ったクロマキースタジオだがネットで探してみるとレンタルスタジオとしてクロマキー専用スタジオと言うのが存在するようだ。

そこで利用料金や機材を見てみた。

ウチくらいの広さと照明設備で時間単価¥5,800
ウチより三割ほど広いスタジオで¥12,000
レンタルの撮影機材がHVX200というのが面白い。
XF305を入れる前の内と一緒である。
レンタル料金はメモリー込みで¥12,500

そう考えるとウチの料金設定をどうはじき出すか。

広さ的には¥5,800クラスだがここはクロマキーはペーパーペースなのであまり質が高いとは言えない。ウチはカメラがXF305なのでクロマキーのクォリティーはXDCAM422やHDCAMSRと同等と言える。
そしてオペレーター付きということだと…
CM一本撮影で準備も含めて4時間程度。
スタジオ使用料¥7,000/H×4、撮影録音機材使用料¥15,000、オペレーター4H ¥15,000
トータル¥58,000
みたいな感じ?

でも実際は半分以下になるだろうけどね。

2010年07月30日

クロマキー合成とロケ

最近のCMや映画ではクロマキー合成が多用されている。
しかし意外にも一般的には合成モノは不自然で違和感があると思われている。
確かに一昔前の合成はエッジに黒いふちが付きボケボケでライティングも背景と関係ないコントラストでいかにも合成しましたというものが多かったことは確かである。

機材が進化した現在でも撮り方や合成がマズければ綺麗な合成にはならない。
だからと言って合成は全てリアリティーがないと思い込んでしまうのは視野が狭い。
当方でも合成に関してはかなり気を使っている。
機材に関しては現在のレベルは映画での合成に近いくらいのクォリティーと言える。
ただ照明に関してはスペースと機材の関係で限界があり、ある程度妥協せざるを得ない場面もある。
例えば夕日をバックにした合成とかピーカンの海岸を背景に…と言った場合スタジオ照明もそれなりに合わせたいところだがスペース的に狭いので平行光線や逆光を作り出すのが困難、蛍光灯を使ったデーライトなので強いスポットを作ろうと思うとHMIかタングステンスポットにブルーフィルターを入れるなどしないといけないのだがそのような設備はまだない。

現在はある程度のコントラストを付けてライティングし、合成時のカラーコレクションで背景に馴染ませるという手法でごまかしている。
実際このカラーコレクションでかなりの馴染み度は変わってくる。
先日作ったCMで一般的な室内での合成ではハイビジョンで見ても誰も合成だと気が付かなかった。

しかしなぜ近場ロケのシーンで合成が必要なのか。
現地でロケをすれば一発撮りできるので簡単に済むと考えている方も多いが実際には現地ロケにはあらゆる制約や段取りが必要になりコストアップになるといった問題がある。

例えば室内を撮る場合人物と一緒に撮影する場合それなりの照明が必要となる。
しかし背景の室内をデジカメの静止画で撮っておき人物を合成する場合背景は最低限の照明で済み、静止画のためレタッチや切り貼りで大幅に変えることも簡単である。
そして人物をスタジオで撮れば照明は常設だし同録も現場のノイズに悩まされることなくクリアに収録できる。何よりも天候やロケ地のスケジュールに関係なく出演者の都合で撮影の日取りを決められる。

ただ合成物もコストダウンと言う意味ではメリットがあるが万能ではない。
合成がいかにうまくいってもやはりライブ感は突っ込んだものが演出できない。
カメラワークもほぼ固定カメラに限定されるし背景との絡み演技は基本的にできない。

このあたり、コストと演出のせめぎあいと言ったところである。

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