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電波の次の波 アーカイブ

2005年02月27日

衛星デジタル放送

ハイビジョンBSやCSではないモバイル向け放送が昨年11月から始まっていた。
あまり宣伝していないため今まで知らなかった。
車載端末が発売されたというニュースから知ったのだ。
映像7ch音声30chなのだが映像はモバイル対応なのでかなり低画質だ。

チャンネル数の割には受信料が結構高い。
全チャンネルを契約すると月額2780円にもなる。
音声だけでも1780円だ。カーラジオとして聴くだけではあまりに高い。

ポータブル端末があるので仕事中に音楽番組聴くのに使えそうだ。
カーラジオとして考えた場合衛星電波の飛んでくる方向に空がないと受信できないがFMのエリアの狭さを考えると全国どこに行っても同じ周波数で聴けてデジタルの音質というのはかなり期待できる。
まだ端末値段が高いのだがあたらし物好きの私としてはかなりかたむいている。

2005年09月20日

テレビの見方

ハイビジョン録画システムが無い時代のテレビは番組表にしたがってその時間にテレビをつけて見るしかなかった。テレビ番組の見方として見たい番組があって毎週、毎日見るという以外に食事時、家族の団欒中など番組はどうでもいいがなんとなくつけて見ているというながら視聴がある。
実際、このながら視聴が多いのではないかと想像するがそのなかでもアクティブ派はザッピングし続けている。

一方、HDDレコーダーの普及で週間単位の番組も予約で録画しておいて見たいときに見るというタイムシフト視聴がある。私はこのパターンになってしまった。そしてこれから出てくるであろうVOD(ビデオオンデマンド)である。タイムシフトでもなくタイムテーブルも無い。見たいものがあればそこから見られるのだ。

光ファイバーが普及すればハイビジョン画質での視聴も可能なのだ。こうなるとテレビというより書店やビデオ店で見たいものを選んで借りてくるような感覚である。見た後には何も残らないし予約する必要も無い。もちろんお店に出向く必要もなくお気楽な番組視聴だ。ただ、ながら視聴タイプの人間はこのようなシステムに移行できるのか? あるいはながら視聴人間向けのだらだら番組、BGVのようなVODが編成されるのかもしれない。
となれば現行のリアルタイム放送システムというのは完全に否定されることになる。

ニュースや緊急放送もネット放送から出すことは可能だ。むしろNHK的公共放送局はこういった特殊放送だけを手がければいいのだと思う。娯楽番組などNHKの仕事ではないと思うのだが。
とにかくテレビの見方はどんどん変化しておりCMのあり方も変わっていく可能性がある。

2005年09月29日

ワンセグ

ワンセグ地上デジタル放送の一種類としてモバイル端末向けの放送である。携帯電話や自動車で移動しながらでも安定して映る技術だが地デジ電波エリアが対象になる。
モバイル向けであること電波帯が1セグメントということでハイビジョンではなくかなり画質は犠牲にしたもののようである。

とはいえカーナビや携帯という巨大市場にコンテンツとして初の動画提供ということだから場合によっては地デジより視聴率が高くなる可能性は充分ある。とにかくどこでも安定した動画が見られるのだ。
プロ野球の視聴率低下が叫ばれるがモバイルに中継されれば野球ファンは見ないわけにはいかないだろう。可能性の大きなメディアであることは確かだ。

2005年10月26日

ケータイでテレビ視聴

ケータイでテレビ視聴ワンセグ対応の携帯電話が発売される。CPU、ディスプレイ、キーボードが付いている携帯電話はコンピューターと同じことが出来る。飛躍的に小型化されたメモリーカードによって動画撮影まで出来るようになった。

今までアナログテレビは携帯のようなアンテナが付けられない機器では受信状態が非常に悪かったのだがデジタル放送のワンセグではかなり電波状態の悪い環境でもクリアに映る。最大でも2.5インチ程度の画面だがどこでもテレビが見られるというのは新しい使い方が出てくるのだろう。
スタート段階では家庭用放送と同じ内容を流すらしいが視聴環境を考えると専用放送に変わるのは時間の問題になるだろう。しかも携帯本体で録画できるというからタイムシフト視聴は当たり前になっていくだろう。

外出先で長時間ライブのまま見続けるというのは現実的ではない。早送り機能や途中からの再生機能など今出ているハードディスクレコーダーより進化した機能が出てくるのではないかと思う。目が弱っていく我々世代には画面の拡張機能が欲しいところなのだが・・・

2005年11月14日

携帯映像プレーヤー

携帯映像プレーヤーちょっと前までは持ち歩ける映像プレーヤーといえばノートパソコンか携帯型DVDプレーヤーくらいしかなかった。数年前シャープが2インチ程度の液晶とメモリープレーヤーを内蔵したコンパクトなものを出していたがあまり注目もされず。その後SONYのゲームマシンとかMP3プレーヤーの映像版などいろいろな物が出てきたが液晶サイズ、解像度、再生できるフォーマットが限定されるなど決定的な商品が出てこないので購入に至っていない。

実は昨年4インチの携帯 DVDプレーヤーを買ったのだがいちいちDVDに焼くのが面倒くさくて数回しか使っていないのだ。やはり仕事に使うのであれば4インチくらいは必要だ。
または3インチくらいにしてクライアント先でテレビに接続できればVHSより綺麗に見える。
ただwmv9の画質だとSVHSくらいの画質しかでない。やはり mpeg2で6Mbps以上は欲しいところである。しかもS端子で録画できる物がいい。それで3万くらいの物が出てくればすぐにでも買うのだが・・・

2005年12月20日

Yahoo!動画の衝撃!

Yahoo!動画の衝撃!今までwebでの動画は画質の悪いものが多く1Mbpsを超える動画はあまり見当たらないし内容もたいしたものがなかった。今回Yahooが本格的に動画配信をするということでsさっそく見てみたが、これはいけます。画質もスカパー程度でうちのADSLだと動きがかくっとくる部分もあるが20インチ全画面で見てもかなり鑑賞に耐えられる。
ここまでの画質になってくると最近出回ってきたテレビで見られるネット端末が欲しくなってくる。
無料放送にはちゃんと CMが入っているのだがHDDレコーダーと違ってMediaPlayerは早送りが出来ない。ある意味CMの生き残る道がここに見えてくる。

ずいぶん以前からテレビはネットに置き換わると言われてきたが、まさかと思っていた。ここまでインフラが整ってくると一気に展開する可能性が見えてきた。ローカルCM 業界の生きる道としてメディア料金の高い放送よりも動画配信の方が効率的に見える。
HDTV投資はハード的に興味はあるが採算性が未だ見えてこない。しかし動画配信にもまだ問題は残る。

ローカル発信する場合のコストの問題。自前で配信装置を持つのかYahooなどのプロバイダーに乗せるのか。視聴装置の問題。パソコン以外に年寄りでも操作できる簡易端末はあるのか。端末価格。ネット速度の問題等等。これらが解決されればCATVどころの話ではない。超ローカル情報に低価格な適切CMをのっけて番組提供。見る側も欲しい情報をオンデマンドで見られるとなれば再放送を繰り返すCATVのローカル番組を待ってみる必要はないのである。

2006年03月06日

ポータブル映像ツール

ポータブル映像ツール携帯型DVDプレーヤー、iPodを始めとするメモリー映像プレーヤー、携帯のワンセグ受信など持ち歩ける映像ツールが増えてきた。新しいカルチャーとして珍しくもあり興味もわいてくるが実際持ち歩いてみるのか?どこで見るのか?長時間の電車通勤者にはいいかもしれないがあんな小さな画面を10分以上凝視していたらかなり疲れるに違いない。

日頃30インチ以上の画面を見ていたら2~3インチはあまりに小さすぎる。音にしても公共の場所で視聴するにはイヤホンを使わないとダメだし、かなり不自由で到底普及するとは思えない。音楽は「ながら」ができるが映像は見ていると他に何も出来ない。仕事中に会社でこっそり?授業中?

2006年03月30日

待ち時間のCM

待ち時間のCM中国上海に分衆伝媒という広告会社があり、昨年米ナスダックに上場した。
何をしたかと言うと液晶モニターによるディスプレイ広告を全国展開し大ヒットしたのだ。
サンプルイメージそれで何処に液晶モニターを置いたのか?が興味の湧くところだが、なんとオフィスビルエレベーター扉の横、つまり↑↓ボタンの上あたりに設置されているようだ。

高層ビルになると一足違いで閉まった扉にに呆然として行ったエレベーターの階数の点灯数字を眺めているサラリーマンが何人いることか。
この全国レベルでは何千万人もの斜め上空注視の人々をターゲットにし、定まらない視点をその液晶に向けたのである。

なるほど、家に帰り、1時間のテレビを見ても5分ほどのコマーシャルである。
しかも、最近の傾向としてはHDDビデオに録画してコマーシャルをスキップするではないか。それに引きかえこの液晶で流れるのはコマーシャルだけである。家で寝転がって新聞読みながら観る集中度とは桁が違うのだ。
なんせ乗り遅れて持て余している時に見るCMである。企業もこの広告に飛びつき大ヒットしたと言うわけである。

このシステム、勉強不足でまだどのように映像を再生させているのか不明であるが写真を見る限りケーブル類は埋め込んだ工事をしてあるようだ。
そこで、この液晶と再生装置をパッケージにして売れないものか?CM制作もセットで、と色々構想してみる。
う~む。今流行りのi-PodかPSPを仕込むというのはどうだろう。
このアナログ的発想はもういまさらどうしようもありませんな、私の頭では限界臨海です。

それで、この会社3月20日に、最大手携帯電話キャリア向けに広告サービス会社を買収してしまった。
当然無線LANを利用したシステムも近近登場するであろう。
う~む。わたしのほうは携帯を壁に埋め込んでワンセグ流してテレビの新しい見方でも報告しましょう。

写真はこちらから掲載させていただきました。

2006年04月03日

ワンセグ放送のCM

ワンセグ放送のCMワンセグの放送が開始された。
まだ地上デジタルの電波が飛んでないここら辺では受信できないが今年中にはほぼ全国で受信できるようになる。

2008年までは地上放送と同じサイマル放送なのだがそれ以降は独自放送を行うことが出来る。
ワンセグは解像度が320×180ピクセル、15f/sという仕様で、HDが1920×1080だから面積情報量は1/36程度である。
文字スーパーは複雑な漢字まで読ませようとすると最低20ピクセルくらいは欲しいところだがこれをハイビジョンサイズで制作すると120ピクセルにもなり横いっぱいでも15文字程度しか表示できない。
よって、ワンセグのサイマル放送というのは実験段階でしかないと思われる。

スポーツ番組を見てもスーパーは読めないし顔もアップ以外はほとんど認識できないだろう。ということは2008年以降の独自番組というのはインターネットなどで配信されている低帯域での映像と同様なコンテンツを用意しないといけないだろう。
そんな中CMは存続できるのか。

ワンセグのような携帯端末になると、よほど面白いCMでないと見てくれない。と言うよりもこのサイズでは視聴者にインパクトを与えるのはかなり難しくなる。

新しいメディアには企業側としてはいろいろ期待するのだが本当に浸透するのかちょっと疑問が残る。たしかに渋滞時の車の中でクリアなテレビが視聴できるのは便利だが小さなスーパーが読めなかったり表情が認識できないといったストレスが出てくるのも確かである。

ケータイのインターネットのように見たい情報を見るというのと垂れ流しの放送とはかなり意味合いも違いこのメディアに対する商売もまだまだ研究が必要のようだ。

2006年05月02日

待ち時間のCM-2

ディスプレー広告待ち時間のCM

液晶ディスプレーでの広告や情報の提示は駅や電車内でも最近よく見受けられる。
TVのCMはHDDレコーダー等の普及によりCMスキップ率が格段に高くなったようで日本では540億円の損失を被ったという調査も出ている。
これは昨年の調査という事で現在はその率も額も跳ね上がっているのは明白だ。
中国フォーカスメディア社はエレベーターの待ち時間を利用したCMの広告媒体を作り出し成功している。
ハード的にオールインワンパッケージの製品が日本でも出ていないか調べてみたがPanasonicからHDDをセッティングした大型プラズマディスプレーが発売されていた。
これはIPアドレスを持たせたHDDをストリーミングサーバーにしたもので、インターネット経由で画像をサーバーにアップできるというものである。
蓄積したプログラムの時間割り当てや再生回数も遠隔操作できるようだ。
これの外付けタイプもあるようなのでモニターは自前のものを利用出来るわけだ。
そうなるとウインドウディスプレー代わりに映像等流せるワケで需要があるか、開拓出来るかがカギになってくる。

コスト対効果を考えると病院とか店舗でも二の足を踏むだろうし、ましてや個人レベルの導入などほぼ絶望的な気がする。
ただ、これの面白い所は放送媒体を使わず好きなプログラムを一日中流せるという事だが、それならばインターネットの画面をモニターに出せば良い話で終わってしまう。
しかし、こういう技術をいかに商売に結びつけるのかがコンテンツクリエイターのセンスと力ということで今後の課題として展開を考えていきたいと思う。

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2006年10月05日

ワンセグ

ハイビジョン ワンセグあたらし物好きではあるがワンセグ系ツールを買おうと思ったことがない。なぜかというと、まずあまり外出することがないし出かけても自家用車なので待ち時間などあまりなく視聴時間がない。
見る時間があったとしても昼間の番組を見る気にはならない。たぶん残業サラリーマンが野球中継を見るくらいか?要するに使い道がないのだ。クリアな映像がどこでも見られるというのは興味がそそられるがコンテンツに興味がわかない。
地上波番組で見たいものがあれば録画して家でゆっくり見る。


ワンセグとはちょっと方向が違う携帯映像プレーヤー。クライアントプレビューにどうかなと思ってみたりするがハイビジョン時代にVGA解像度、4~7インチ程度では逆効果になる可能性がある。
何よりも音が悪い。それにしても代理店やクライアントでのプレビュー環境は最悪だ。
VHSからPCでのプレビューが増えてきたようだが画質はVHSよりましなものの画像サイズ、音質などまだまだ劣悪な環境であることに間違いない。

2006年12月21日

ハイビジョンプレーヤー

ハイビジョンカノープスのハイビジョンプレーヤーを見てきた。
canopus HDMA-4000

ハイビジョンプレーヤーと言ってもテープ再生ではなく以前パナソニック製品(当時はSD)を紹介したHDD内蔵のネットワーク対応プレーヤーと同じようなシステムである。
HDMA-4000
しかもこれはUSBのカードリーダーからのデータをリアルタイム再生ができる。
実際カードリーダーに挿入したコンパクトフラッシュからコマ落ちなくハイビジョン映像が再生されるのを見ると別の所で再生しているのではないのかと疑ってしまうほどである。
細かいスペックの説明は省くが、我々コンテンツ製作者はこういう機器で何が出来るのか?という事に疎い。
というよりハードが高価でしかも専門の知識や経験が必要でプログラムを書かな動かんとかなると、鼻から別次元の仕事だと敬遠してしまうのである。
しかしこの製品においては私の知識程度でもどうにか動くのではないかと期待する。価格面でもハイビジョンという事を考えると安い。
そして自社で映像を一元管理し送出時間割当てクライアントにあわせたプログラムを迅速に作る事が出来るなどミニマムな放送局を想定できるではないか。
とにかくネットワークを利用した様々なアイデアで新しい映像展開期待できる製品として今後も注目したいと思う。

<< 待ち時間のCM

2008年01月17日

気になる動画サイト

最近、素人さんが撮影した動画を公開できるサイトが流行っているようだ。著作権などかなりむちゃくちゃに扱われているようだがどこまで広まるのか。
気になるのはケータイのカメラによるムービー撮影。ハンディのビデオカメラでさえ手持ちの映像は覚悟して見なくてはならないのにケータイの映像ときたら揺れるなんてものではない。震度7の中で撮影しているのでは?と思えるものまである。一般投稿ビデオはほとんどが短いものでPCで見る場合小さなウインドウで鑑賞するのであまり酔うほどの悪影響はないが今後デジタルテレビのネット接続で大型テレビでもこういった映像が頻繁に見られるようになれば撮り方も変えざるを得なくなるかもしれない。

こういったサイトの運営はほとんど広告収入によって行われているものと思われるが最近のバナー広告は動画のものも増えてきた。大きなサイズのものではフラッシュなどで凝ったアニメーションのものもあるが200〜300ドットくらいのウインドウだとかなり綺麗な実写動画が流れている。
今後光ファイバーが普及して大型デジタルテレビで放送以外にネットで映像を見る場合こういったマルチウインドウであちこちに動画を配置したような広告画面が登場してくるのではないかと思った。

2008年01月18日

映画配信

アップルが映画配信事業に乗り出すらしい。ハイビジョン画質のものもありブルーレイ、HD DVDの普及に影響を与えるのではとも言われている。
iPodの大ブームのようにこの映画配信が流通したらたぷんディスクによるパッケージメディアは壊滅的だろう。ただ今までも映画配信はいろんなところでやってはいたが全く普及する兆しがなかった。アップルの戦略はどうなんだろう。
ただやはり気になるのは画質で、ブルーレイ並みの画質で見ようとすれば光ファイバーは必須だ。光ネットの普及が待たれる。

またダウンロードをパソコンでやる場合テレビとの接続が必要となる。PCの画面で映画を見るのはどうかなと。PCとテレビの設置場所は意外に離れている場合が多いものだ。となれば普及させるにはテレビの周辺機器として販売するしかない。しかもLAN接続も必要になる。一般家庭ではかなりハードルが高いように思うのだが。
今のところWOWOWやスターチャンネルのハイビジョン放送をHDDレコーダーに録画するだけでもかなりの新作映画を見ることが出来る。
映画配信の場合ダウンロードしても一週間以内に見なければならない、見始めると24時間以内に見終わらないと見えなくなってしまうなどの制限が付く。つまらない映画でもダウンロードしてしまえば料金が発生する。

エアーチェックの場合はいつまでも保存できるし何日にわたってちょっとずつ見ても問題はない。気になる映画はどんどん録画してちょっと見て面白くなければ消していけばいい。こう比較してみるとエアーチェックの方がいいようにみえる。ただ新作をすぐに見たいというせっかちな人には映画配信が良さそうだ。

2008年03月05日

初音ミク現象

「初音ミク」VOCALOID2と言う音声合成(正確には歌声を合成することができる)ソフトウェアの商品名で、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が販売している。
このクリプトン・フューチャー・メディアという会社名、記憶にあるのだが・・
・・!と思い出しました。
十数年前になるけれどもBGMやSEの音源ライブラリーの販売でカタログを取り寄せた事があった。当時は動画の素材も扱っていたようでセンスの良いCGなどもあり今でも音のカタログは捨てずに大事に置いてあった。現在もBGMやSEのライブラリーの販売はあるが、この「初音ミク」は音階と歌詞を入力することで、ボーカルパートやバックコーラスを作ることができる。つまり打ち込みで歌を歌わせる事ができるソフトウェアなのだ。
この「初音ミク」が歌う「みくみくにしてあげる」が昨年、ニコニコ動画やYouTubeで大ブレイクして、ちょっとした社会現象を起こした。
CGM (Consumer Generated Media)つまり消費者が内容を生成して行くメディアと認識したがどうだろうか?

キャラクターはプロの作家が作ったが、楽曲はソフトを使った投稿作品である。ココまではどうってことないが、歌に振り付けしたアニメーションが次々と作られ続け、3Dアニメーションまでも出現した。これらのアニメーションがさらに評判を呼び、勝手に改良版やパロディまで生み、別の楽曲にも新しいアニメーションが出現した。よく出来た作品には多くの「勝手にコラボ」が出てくるのである。
「みくみくにしてあげる」は着うたとして配信されJASRACにも登録された経緯がある。
通常キャラクターが売れると、便乗やニセキャラは排除の方向に向かう。しかし「初音ミク」の場合はけっこう成るがままにしておいたのが結果的によかったようだが後、キャラクターのイメージを損なうような二次創作に関しては、ある程度の線引きは考えられているようだ。しかし、今までと決定的に違うのは、ヒステリックに著作権を守ると言う姿勢ではなく公認し、気に入らないものは適当に消去と言う程度で済ましている事である。
このように最近著作権保有者の方もキャラクタービジネスのあり方を模索しだした。

著作権と言えば絶対触れてはいけないキャラクターの代表として「ディズニー」「サザエさん」があるが、ミッキーマウスをアーティストに自由に描き変えてもらって新しいミッキーマウスを作ってもらったり、手塚プロでは「やわらか戦車」版の鉄腕アトムのというのも企画している。無断で使われる前に積極的に違う形でのキャラクター展開をして世に問うという発想の転換である。「初音ミク」の妹版がすでに発売されているようだが、はたして二匹目のドジョウとなるのか?
いい腕をしたコンシュマーがすべてを握っていると言うのもなんだか変な感じです。

2008年04月15日

省エネ電球大作戦   

green tvは、主に環境関係の映像を世界各国から集め番組の視聴が出来るインターネットのTV局である。
そのgreen tv Japanにこんなプロモーションビデオがあった。
http://www.japangreen.tv/mv/?cat=ch2&fn=21
ちょうどフジのんさんからも電球の話が出ていたのでグッドタイミングですね。
電球がタダとなると、こういう事は一気に浸透しそうである。
発電所と東芝か松下とでキャンペーン張ってやってみる。
こういう企画の便乗は大歓迎!(笑)
我慢とか不便を強いられるというのは生活が貧相になる場合が多いので耐え難い。
何かと置き換えても品質が維持出来て結果省エネやCO2削減に貢献出来るのが望ましい。
経済的な事においても、こういう策が取れないだろうか。
大阪の橋下知事もあれもこれもそれもヤメましょう!じゃ文化が消えて本当に辛い。
優秀な映像の企画屋が居るのだから一声掛けてみてはどうだろうね。

2008年04月25日

ハイスピード撮影

カシオのEX-F1が発売されてwebではこのカメラのハイスピード撮影した映像があちこちで紹介されている。
しかし予想通りというか期待はずれというかあまり衝撃的な映像が紹介されていない。野球のプレー、鳥の飛翔シーン、水しぶきなどだ。
超ハイスピードを撮ろうと思うとシャッタースピードも短くなるので光量が必要になる。屋外の明るいときでないと撮れないという制約もある。室内で撮ろうと思うとかなりの光量が必要でハロゲンランプなどで撮影しようとすれば被写体が熱で溶けたり焼けてしまう場合もあるくらいだ。写真のようにストロボ撮影というわけにはいかない。
というわけでやはり日常的に使えるモードではないことは明らかだ。
映画にしてもよほど狙いがある場合でないとハイスピード効果は使えない。
特撮影画などはむしろハイスピード効果がないと全くスケール感が出ないので多用しているがこちらはかなり難易度は高い。
技術的にはおもしろいと思えるハイスピード→超スロー再生映像なのだがだんだん見慣れてきて感動がなくなってきた。

2008年07月04日

クロスメディア/マルチメディア

せっかく作ったTVCMを地上波テレビだけでなく他のメディアでも展開できないかと思う。というのもやはり電波料はそれなりに高いわけで少しでも多く露出しようとして制作費を削るといったこともあったりする。
もう少し制作物の価値を上げるためいろんな分野で露出しようということだ。
どんなメディアがあるのか。動画と音声があるためある程度限られる。インターネット、街角テレビ、店頭、店内にディスプレイを設置、CATVといったところだろうか。
しかしCM自体を見たいと思って見る人は少ない。雑音の多い街中でいくら目立つディスプレイがあったとしても立ち止まって見る事はないだろう。
店内での動画ディスプレイというのは最近よく見かけるようになって来た。
ディスプレイ装置が低価格でメンテナンスフリーのものが出てきたおかげだろう。
最近流行りのフォトフレームなどでも動画再生機能もあったりして利用できそうだ。
例えば…喫茶店のテーブルの上にフォトフレームが置いてある。
そこには近隣の商店などのCMが繋げてリピート再生されている。
小さな音だが耳を傾ければ音も聞こえる…みたいな。
人々が時間待ちしている時は何気ないものに目が行くものである。
バスの待合、バスの中、銀行・病院・役所などの待合室…どうなんでしょう?

2008年07月07日

使えるフォトフレーム

電子POPとしてどの程度使えるかということでテスト導入してみた。
このサイズで8インチ、800×600画素のパネルを使っているため写真はかなりクリアに見える。ビデオ系の液晶を流用している製品は垂直解像度が240程度しかないものもある中それなりにちょっと価格が高いだけのことはある。フォトフレームということで表面には何のブランドも刻印されてないのはありがたい。
裏面もすっきりしたデザインでどこにでも置けるといった感じてはあるがACアダプターが必要なのですっきりというわけには行かない。
スピーカーも内蔵されているのだが開口部は裏面で音質はあまりクリアとはいえない。
音量にも限界があるのでPOPとして使う場合には外部スピーカーが必要だ。

PC用のアンプ付きスピーカーを店頭で聞き比べ、良さそうなものをチョイスしてみた。
音は良くなったが並べたときのバランスがイマイチなので実際に使う場合はもう少しコンパクトなものがいいだろう。もちろんモノラルでかまわないので一個でいい。
操作ボタンがフレームサイドの裏にある。最近はリモコンが付属しているものが多い中この価格でリモコンがないのはどうかと思う。ボタンはブラインドタッチで操作しなくてはならないが十字キーとあとボタンが三つ、それと電源だ。十字キーは裏面から操作するよう設定されているので画面を見ながら使うと左右が逆になり実に使いづらい。
ホルダー構造を認識し、日本語も表示されるのでいきなり操作してもわかりにくいところはない。メモリースティック、コンパクトフラッシュ、SDメモリーが使えるがなぜか初期不良なのかSDだけ認識できなかった。最近はメモリーが安いのでどれかが使えればそのメモリーを買えばいいので大した問題ではない。

利用目的は動画のリピート再生である。そのあたりを検証してみる。
WMVのムービーでいつもCMのチェックに使っている圧縮レートでやってみた。
640×480、30fps、2Mbpsでスペック的には許容範囲のようだ。立ち上がり1秒程度のブランク待ちがある。ムービーの長さは15秒、3分のものも試したが読み込み時間に大きな差はなかった。問題なのは再生が始った1秒後に上下にスーパーインポーズが入りファイル名と再生時間などが3秒間ほど表示される。CMをそのまま再生すると画面の一部が隠されてしまうのだ。これはまずい。メニューを全部調べたが表示をキャンセルするモードはないようだ。短いファイルを並べて連続再生させるとその都度その表示が出てくるということになるので実にうるさい。実際に使う時はある程度の長さのファイルにしておき頭 5秒くらいにスーパーで隠れてもいいデザインのタイトルを挿入するしかない。
POPであれば3分もあれば充分だろう。
タイマーが内蔵されており時間になったら前回操作していたことが自動実行される。これは店頭に設置する場合便利である。ただ電源を切ってしまうと時計がリセットされるので電源を入れっぱなしの環境がいる。逆に電源でコントロールする場合はコンセントに通電と同時に自動再生されるので電源タイマーを使うのもありだ。

ムービーファイルを3分とするとWMVは約12MBになる。画質はDVDに及ばないもののこのサイズだとオンエアーのテレビ放送を見ているのと同等の画質といえなくもない。
この12MBというのが重要になる。POP用映像をインターネットで配布できるわけである。写真と構成、ナレーション原稿をメールで送ってもらい簡易ムービーにBGMとナレーションを乗せた映像ファイルを当方で作成。これをネットのストレージに置いておけばユーザーはパソコンでダウンロードしてメモリーに移しすぐにディスプレイで再生することが出来る。DVDやVHS方式では出来ないことである。
もちろんメモリー再生のためDVDやVHSのように稼動部分がなく故障の確率は相当低いしメンテナンスフリーという便利なツールとなる。
ときどき量販店などの店頭にこのような電子POPを見かけることがあるが、どうしてもコンテンツ作りにコストがかかるためメーカーが全国の販売店の店頭に一斉に設置といった形式しか取れないのが現状なのだろう。
こういった電子POPを手軽に個店用に作れないかというのが今回の企画である。
コンテンツプランに関してはまた後日。

2008年07月08日

デジタルサイネージ

別名としてダイナミックサイネージ、インタラクティブサイネージ、ナローキャスティング、映像配信、音声配信、デジタルPOP、デジタルサイン、デジタル掲示板、デジタル表示サイネージ、デジタルコンテンツ配信システム、電子ポスター、電子ボード、電子情報ボード、電子ディスプレイ、電子看板システム、電子掲示板システム、電子広告板、流通向け情報配信、コーポレートコミュニケーションテレビなどがあるらしい。
システムとしては以前から存在するもので大掛かりなものは屋外の大型ディスプレイにサーバーからネットワークを使って映像を送り出すといったものもある。
近年、再浮上してきた理由に映像ディスプレイがブラウン管からフラットパネルになったことでいろんなところに展示し易くなった、ブロードバンドネットワークの普及、高画質圧縮フォーマットの登場、メモリーの低価格によりメンテナンスフリーのプレーヤーが低価格で登場してきた。などが主なものだろうか。
公共性の強いもの、大手メーカーが提供するものなどは効果が確実に見込めるのでそれなりのコストが掛けられるのだが個人商店など小規模な展示用には導入が難しかった。
ここにきて数万円規模の表示装置が登場してきて小規模な利用にも現実的なシステム構築が出来るようになった。

最もミニマムなシステムはフォトフレームだろう。安いものだと12000円ほどである。
液晶は7インチだが個別商品のPOPとしては充分である。
更に大型高画質を望む場合はハイビジョンディスプレイを用意してもらう必要がある。
これとて32インチで10万円以下のものもある。これにメディアプレーヤー2万円を繋げばメモリーからハイビジョン映像を延々と繰り返し再生することが出来るわけである。
ここで問題になるのは、ハードは一度導入すればそれ以降電気代しかかからないが、コンテンツはどうするのかという問題だ。
チェーン店など多くの店舗がある場合は一つのコンテンツを作っても多くの店舗で使えるためある程度の予算を割いても採算が取れるが個人商店などの場合は一つのコンテンツで一つのディスプレイ装置という場合も多々あるわけだ。例えばフォトフレーム規模の小さなディスプレイに何十万円もかけた映像を流すというのはなかなか勇気がいる。

そこで当方、ローカルCMを多く手がけるノウハウが生きてくるというわけである。ローカルCMでローエンドのものは静止画だけというのがある。
しかしこれでは電子POPの意味がない。
スライドショーにしてナレーションを入れるというのが最も低予算のパターンだ。
この場合は少しクリエイティブなスタッフがいれば社内でも出来てしまう。
外部に依頼したとしても静止画5枚程度、30秒のプロのナレーションで数万円で構成することが出来る。更に欲を出せばその静止画を写真、タイトルに分けアニメーション化して動画にする方法がある。素材構成はお店の方にやってもらうにして動画化編集、BGM、ナレーションなどをプロがやったとしても10万円以下で作ることも出来る。
このあたりの価格設定が普及の要になりそうだからコンテンツの構成をテンプレート化して更なる低価格なコンテンツが提供できるシステムを考えていこうと思っている。

2008年09月26日

メディアはメッセージかマッサージか?

マーシャル・マクルーハンが随分昔に「メディアはメッセージである」という事を言っていた事を思い出した。
メディアそれ自体がある種のメッセージを既に含んでいると主張したのだが、この (株)ソリッドアライアンスのメディアの出現で今になって実証されその先見性を再評価しなければならない。(ちょっとシャレですが)
この会社は変なUSBメモリーばかり作っているようだが、商品を拝見するとなかなか奥が深くポップカルチャー的要素がベースにあるように思う。

いや、商品にだじゃれも多いがまあそこが気取らなくて良いのかも知れない。
マクルーハンはメディア論の展開で「メディアはマッサージである」とも唱えている。
ソリッドアライアンスの次の商品は是非コンピューター操作で生じるストレスをエネルギーに変えるものを作って欲しい。

以前に携帯電話でのボタン操作で生じる微弱なストロークを増幅させマッサージに応用すると言う事を考えた事がある。
今の技術なら本当に出来そうなので笑っちゃいますが「メディアはマッサージである」が流行語になる日も近いかも知れない。

2009年01月03日

デジタルサイネージ

今年はこのデジタルサイネージシステムを深く追求してみようと思う。情報の氾濫と言われるが広告業は情報を発信しなければ始らない。ローカルの場合電子POPとしてのデジタルサイネージが面白いのではないか。
人件費削減、大人しい県民性などを考えると店頭での接客はあまり積極的に展開しにくい。かといって商品を置いているだけでは積極展開にならない。
そこに電子POPが店員ロボットと化して活躍できるのではないか。素人発想ではあるが…
一方、店内にテレビ画面があっても見てくれるのかという疑問がある。
商品との連動、価値のある情報、注目される画面展開、音声構成など演出面での工夫は重要度が高い。
どんな顧客にどのポイントでどのような情報を提供するか、購買意欲を掻き立てることが出来るか。そして情報更新。いつも同じ情報では見る方も飽きてくる。
いろいろシステムを考えていくと難しい事柄も出てくる。
簡単ではないからビジネスチャンスであるとも言える。
シンプルでコストのかからないシステムでないと普及しない。
こんな不景気のときに何やっても無駄だよという声もあるが何もやらないわけには行かないのは小売店も同じことである。

実はこのデジタルサイネージ、1980年代ニューメディアなどが流行したときにも出てきたものだ。 ここにきてまた再燃している理由は何か。ハードの低価格化、ネットワークの普及、多メディアになりすぎたが最もダイレクト訴求できるメディアなど。
10万円そこそこで30-40インチのディスプレイが手に入るようになってきたのだ。
この価格破壊はチャンスである。
店舗改装しても何百万かかるわけだが壁一面がディスプレイだったら…中の映像が変わるだけで内装が一変するわけだ。
最近ライブのステージやテレビの音楽番組でも背景のセットに大型画面を配置しているものが多い。これは作り物のセットだとイメージ転換するのに大変なコストがかかるが全面がディスプレイだといくらでも背景イメージを変えることが出来るというコストダウンからきている。 つまり変幻自在の大型ディスプレイ。
情報内容もさることながら内装材としての使い道もあるわけだ。
そんなこんなを今年は深く研究してみたいと思う。

2009年03月04日

デジタルサイネージ

いよいよ本格的に動き出しそうだ。
とはいえ都会発信のシステム、しかもハード優先で騒がれているものだから使い方や効果がいまいち分析されていないのが現実。
そこでローカルメディアとしてどのような形態がいいのか探っていこうと思う。
まずはココ鳥取という土地柄。人口が少なく公共交通機関より自家用車が多いということで交通機関、歩道サイドなどでの設置は効果が薄い。
自動車社会ということで野立看板としてデジタルボードを設置というのも考えられるが規制が多いし設置費用が莫大になるためパチンコ屋さんが敷地内に設置するくらいしか目にすることは少ない。
そういう意味で大型ディスプレイというのは看板のデジタル版ともいえるが費用対効果が合いそうもない。
残るは店内ということになる。店内だと電子POPといったイメージだ。
チェーン店などでネットワークを使って効率的に情報の更新をするというのはメリットがある。スーパーや銀行、ガソリンスタンド…
個店でも設備やコンテンツ制作費がリーズナブルであれば導入は可能である。
理美容院、フィットネス施設、一般小売店、飲食店…
電子POPということでは簡単な更新は店員さんができるようなシステムもいい。
パソコンでワープロ感覚にPOPをデザインし画像にする。

動きまで作るにはそれなりのノウハウが必要になるのでプロに任せる必要がある。
そこで使いまわせる動きのブロックと告知POPの静止画を任意に組み合わせて表示できるような流れはどうだろうか。
デジタルサイネージの場合見る人は動いているので画面内は常に動いている必要はない。むしろ実写などの動画は目立たない。遠くからでも目立つ文字構成のグラフィックとアテンションのモーショングラフィックが効果的だ。
店内はノイズも多いのでBGMやナレーションは逆効果になる場合もある。
そんな場合モーショングラフィックに連動したSEなどが聴覚にも訴え、より効果的になるのではないだろうか。

机上の空論では意味がないのでデモ版を作ってみることにした。
まずはハードウェアだ。低コストということでデジタルフォトフレームの応用がある。
SDメモリーに入れておくだけでリピート再生してくれる。稼動部分がないのでDVDのようなメカ的故障がほとんど起こらない。7インチから10インチ程度のハードがあり価格も1万を切るものからある。サイズもコンパクトなので商品と一緒にディスプレイすることが出来る。こちらは既にテスト済みで実際に使われている場面もある。
今回はもう少し高画質大画面を低価格にと構成してみた。
ディスプレイはテレビというカテゴリーよりパソコンモニターの方がかなり安い。
最近はHDMI搭載で映像表示にも適したモニターが増えてきて選択肢が広い。
今回デモ用に選んだのはエイサーの21.5インチフルHD液晶モニターである。
スピーカー内臓でコントラストは20000:1とハイスペック。
もちろんテレビではないので地デジチューナーは内蔵していない。
その分安いのか価格は25000円ほどだ。
その昔一人暮らしの必需品14インチブラウン管テレビと同じような価格だ。

そして映像プレーヤー。ハイビジョン映像の再生装置となるとHDDレコーダーやブルーレイディスクということになるが最近ではメモリーでもハイビジョンを再生することが出来るようになってきた。バッファローのリンクシアターである。これ自体は記憶装置を持たない。LANやUSB接続のHDD、半導体メモリーなど外部記憶装置のデータをHDMIの映像として再生してくれるシステムだ。本体価格は2万円程度。
実売では15000円くらいになっている。USB メモリーも数千円と格安なのでブルーレイなどより使い勝手がいい。デジタルサイネージでは長くて数分程度の映像しか流さないので1GBもあれば事足りてしまうのだ。
なんとこのセットで4万円である。ちょっとしたPOPのパネルを作っても数千円しようというこのご時勢。中身を適宜更新できて動くPOPである。音も出る。
情報の更新もUSBメモリーを差し替えるだけの簡単操作。
映像はインターネットで送ることが出来る。

とりあえずワンセット注文してみた。実際に使ってみないと操作性や表示の仕方など細かいところがわからないからだ。
サンプル映像はこれから作成してみるつもりだ。
ビジネス的には低価格なハード、効果的なコンテンツ、コンテンツ作成のコストダウンなどが決め手になりそうだ。
もちろん当方だけで展開するつもりはない。ビジネスパートナーを探し中である。
当方はコンテンツの編集が本業である。

2009年03月06日

デジタルPOP

いろいろ考えているがやはり鳥取というローカルな環境ではあまり最先端なシステムを提案しても採算が取れないという結論になりそうだ。
そこでデジタルPOPである。やっていることはデジタルサイネージだがもう少しローテクなイメージで(笑)
スーパーの呼び込み販売員も今やラジカセのエンドレステープ。
POPだって手描きから今はパソコンでデザインしてプリントしたものをペタリ。
どんどん省力化が図られているわけです。
今までより安い、環境に優しいなどの売りがないとこの不況の時代に目新しいからとなかなかお金を出してくれないわけです。

2009年03月09日

デジタルPOP 2

今回のシステムである。注文していたものが届いた。
ケーブルはVGA、DVIが付属していたがHDMIがない。
家電量販店に買いに行ったらなんと\4,000もする。
とりあえず一本購入した。
ネットで調べたら\1,500のものがあった…
今回はネットでシステムを購入したのだがケーブルやメモリーを入れると総額約5万円となる。

ハイビジョン動画の再生システムとしてはものすごく低価格であるといえる。
早速サンプル映像を作って流してみた。
液晶は21.5インチ1920*1080ピクセル表示のフルHDパネルなのだが映像制作的なコストと表示サイズを考慮してムービーは1280*720のサイズとした。
見る距離が1.5m以上離れる可能性が高いのでこれで充分である。
適当な写真とコピーを作って動くPOPを作ってみた。音もとりあえずSEだけ入れてみた。
おお!さすがにでかい。今までの8インチデジタルフォトフレームとはまったくインパクトが違う。またCMとは違う表現テクニックを使ってみたのだがそれだけに新鮮でもある。CMの場合は15秒という制限の中でナレーションと連動したりお店の名前や情報を入れるなど制約が多い。しかしデジタルPOPは全く自由だ。
とりあえず作ってみたがこれからいろいろ表現テクニックを模索してみようと思う。
やってみてわかったのだがハード的な制約なのか最初の再生時3秒間音が出ない。連続再生した場合でも1秒間音が出ない。まぁ1秒間なのでそれほど問題にはならないが既存のCMをそのまま流すと0.5秒音が切れてしまうので前後にクッションを入れる必要がある。
このシステムの最大の特徴は
■低価格
■高画質なハイビジョン動画
■連続再生による故障がほとんどない(メモリー再生なのでDVDやVHSのような稼動部分がないため)
■コンテンツが軽いファイルなのでインターネットでやり取りできる(DVDなどは現物を配送する必要がある)
大きなショッピングモールなどで何十台も並べてあるシステムとは全く規模も目的も違うものだがインフォメーション機能としては同じ効果が得られる。
スタンドアローンでの使用が基本であるが複数並べ個々に違うコンテンツを入れることが出来るメリットがある。
これからこのシステムに適した表現方法やコンテンツを低価格で提供出るためのテンプレート化などを探っていくことにする。

2009年03月10日

デジタルPOP ーデザイン篇(コンテンツ)ー

「ダサさがデザイン」?
ビミョーな表現だがこんな視点で考えてみた。
例えばナショナルスポンサーが作るようなCMがこのデジタルPOPで流れているとする。見てる人は「テレビ放送流してるのかしら…」となってしまうだろう。
では静止画をベースにした動くPOPを考えてみる。写真やイラストを豊富に使った凝ったチラシ風の画面…メーカーから提供されたポスターのようなものもやはり親近感が湧かないのではないだろうか…
そんなわけでちょっと手作り的POPみたいなものが「このお店からの情報発信」という感じで受け取ってもらえるのではないかと思うのだ。
まぁ受け取る側もいろいろだろうから全てがそうとも限らないがコスト面も考えてそんなコンセプトのコンテンツも考えてみようと思う。

2009年03月11日

デジタルPOP ーデザイン篇(ハードウェア)ー

ここまで低価格化してくるとまとめてどうだ!って感じになってくる。
どちらかというと中身のコンテンツの方がコスト的にウエイトが高くなってくるので露出も増やしたいと欲が出る。
そこで21インチハイビジョンが約5万円だから複数台置くのはちょっと…ということで7インチのデジタルフォトフレームを一緒に配置するのがいいのではと。
なんと7インチワイドで動画再生対応が\6,000からあるではないか。このサイズ、単体だとインパクトは小さいが大小合わせて5台もあるとこれでもか!ってくらい目立つ。
ローコストゆえにシンクロさせて再生することは出来ないが目立つ動きのデジタルPOPが店内あちこちに配置してあると賑やかでいい。
コンテンツはワンソースマルチユースである。ハイビジョンで作ったムービーをSDワイドにコンバートするだけで済むのでわざわざ作り直す必要がない。

2009年03月12日

現場リサーチ?

打合せと言いながら飲みに出かけた。
居酒屋のカウンターっぽいテーブルに座りいろいろメニューを見ていた。
あまりの数の多さに選びかねていたらよーく見てみると同じメニューが別の分類として何度も登場しているではないか…
まぁそんなことはどうでもいいのだがちょっと広めのテーブル、目の前は衝立格子…ここにデジタルPOPでオススメメニューが登場したらついつい注文してしまうだろうな。
あまり激しく動くムービーはうるさいだろうな。電源はどっから取るか…など飲みながらリサーチしていた。

2009年03月13日

動くチラシ

デジタルPOPがどんどんローテクなイメージに?(笑)
毎朝来る新聞のチラシを見ているとなかなか楽しい。
チラシを見てその商品を買うことはほとんどないのだが見るのは楽しい。
でもこれだけ毎日のようにチラシが入っているということはそれを見て買いに行く人がいるということだ。
チラシのいいところは一覧性だ。新聞のようにパッと広げて全体を見渡す。
目立つコピーや興味のある写真を見つけるとそこに目が行く。
店に行くとそのチラシが貼ってあったりする。しかし店頭でいちいち見ない。たぶん家で見た特売の商品を再確認するため貼ってあるのだろう。
目当ての商品はそれでいい。せっかく店に来てもらったのだからついでにいろいろ特売商品も買って行ってもらいたい。
そこで動くチラシが客引きをしてくれるというわけだ。
チラシで見ていた商品以外にもいいものが…目立つ!限定?ほ、欲しい…となるわけだ。

2009年03月27日

プチデジとしてのPSP(ゲーム機)

今年になってからポータブルゲーム機の国内出荷台数累計が、PSP(ソニープレイステーションポータブル)が1000万台、DS(ニンテンドーDS、DSi)が2200万台を突破している。全世界累計出荷台数はそれぞれ、5000万台と1億台突破である。
私はゲームをしないがPSPを映像再生機としてプレゼンムービーやTVの録画をメモリーにダビングして持ち歩いたりしている。
PSPはゲーム以外に、ワンセグチューナーを取り付けるとTV端末になりGPSアンテナと専用ソフトでカーナビに変身する。
ワンセグチューナーからはメモリーに録画が出来、また音楽データを入れるとiPodのように音楽プレーヤにもなる。また、無線LANによるインターネットやスカイプなども利用出来るようである。
あとこれにiPod nanaやtouchでも映像が再生出来るので、こういうポータブルプレーヤーを持っている人数を考えるとデジタルサイネージ一派として括れる。
そして我々映像屋は何か仕掛けて行く事が出来るのではないか?これら端末は純粋なデジタルサイネージという意味合いでは外れるのでココではプチデジと呼ぶ事にする。
それで、PSPをプチデジの最右翼として暫く追っかけてみたいと考えている。
先日、メモリーカードを買いにヨドバシへ行くとSDカード2GBが何と580円だった。
PSPのメモリースティックは値段が高いが、マイクロSD+メモリースティックアダプターで安く利用出来る。そういえば携帯電話の外部メモリーもほとんどマイクロSDだ。
何が言いたいかと言うと、ますます廉価になるメモリーにムービーファイルを入れて名刺代わりに配ったりできる時代が来るのではないかと。
このバカにならない端末出荷台数の数字を見てふとそう思った次第であります。

2009年07月24日

これは買いである!

富士フィルムから発表されていた3Dカメラがいよいよ発売される。
姿は普及型のコンパクトカメラだがこれはかなりいろんな使い方が出来そうだ。
なんと動画も撮れるし視差の調整が出来たりいろんな機能が満載。
二眼カメラということで遊び心が満載なのだ。
なんといってもディスプレイも同時発売というのがいい。
裸眼で立体視というのは現在このレンチキュラー方式が一般的だ。このサイズのディスプレーでというのが微妙に面白い。
ハリウッドでは3D映画がかなり盛んに作られているが上映は劇場のみになる。
ブルーレイで発売も考えられているが専用のテレビが必要でそこまでして自宅で3D映画を見たいかと言うと疑問がある。
それを考えるとこの3Dカメラはかなり普及しそうな気がする。価格もセットで10万とまだ高価だがそのうちもっと安価なものが出てくるだろう。
しかし僕はその先を考えている。
3Dムービーカメラと3D編集を使って立体広告を作るというものだ。
20インチ以上のディスプレイ、編集ソフトが出てくれば自分で立体広告媒体を作ることが出来る。
これはけっこうインパクトあるんじゃないかと期待しているのだが…
まずはこのコンパクトなセットを入手していろいろ実験してみよう!

2009年07月30日

予想通り大反響

富士フィルムの3Dピュアーが予想以上の注文に発売時期を遅らすという発表があった。
カメラの方は予定通りということだからセットでの導入が予定以上だったのか、あるいは業務用途としてディスプレイだけが大量に注文が入ったのか…
いずれにしてもかなり注目されていることは確かなようだ。
追随するメーカーも出てくるだろうがここでも互換性規格問題などが出てくるのだろう。

2009年10月21日

地上波の危機

視聴率低迷に喘いでいるという。
視聴率が下がれば広告収入が減り番組制作費も減らされる。
制作費が少ないと低品質の番組になり更にテレビ離れが加速するという悪循環に陥っているらしい。
しかしそれだけではなくBS、CSなどの多チャンネル、ケータイやパソコン、ゲーム、DVDなどパーソナルに時間つぶしできるアイテムが増えてきたのも大きな理由であろう。
CMはテレビ番組あっての広告ツール。番組にスポンサーが付かなければCMもないということになる。

スポットCMの場合は多少事情が変わるが視聴者の少ない地上波に多額の電波料を払ってCMを流すかというと疑問の声は多い。
とはいってもまだまだ影響力の大きい地上波、電波料を下げればスポットは増えるはずだがなかなかそのような動きも微妙だ。
CM露出が減れば必然的にCMの制作本数も減るわけだ。
放送に縛られないということでデジタルサイネージという動きも一方で活発に動いてはいるが、これも都会のような人口密度の多いところでメリットがあるというもの。

やはりローカルは紙媒体なのかなぁ…
ハリーポッターのように動く新聞はまだ出てこない?

2010年04月05日

テレビ局を自前で作る!

地上波の先行きが怪しくなるとウチのような弱小プロダクションはひとたまりもない。
ということで自衛策として自前でテレビ局を作ってしまえという発想で動き出した。
まぁ大げさなものではない。いわゆるインターネット放送局である。
動画サイトを使えばすぐにでもできるアレである。
商売にするまでにどのような流れにするかがこれからのテーマではあるがとにかく放送設備だけは格安で作れるのが大きなメリットだ。

CM製作が本業である故、番組製作もCMの延長線で考えている。
10分30分など長尺物はとても手がつけられない。
30秒から3分程度のショート番組ならなんとか撮影編集できそうだ。
もちろんウチはポストプロダクションだから企画はしない。
つまり企画枠と媒体を提供するということだ。
とりあえず危ないものでなければ放送コードなどはけっこうゆるいと思われるので自由なものが作れるのではないただろうか。
まじめな番組は大きな放送局に任せるとして…

興味を持った方はひと声かけてやってください。
システム構築エンジニアは見つかりました。
とりあえずスタートは鳥取の広告主、視聴者もそのエリアがターゲットといところから始めようと思っています。

2010年04月06日

ネット動画改めて…

インターネット放送局だとか言っているが今まであまりネットの動画に興味を持っていなかった。
理由は簡単だ。画質が綺麗じゃない。
一方ではハイビジョンで高画質編集だといろいろ模索しているのに今更VHSより汚い画質の映像?みたいなイメージが強く染み着いているのだ。
ところがいろんなサイトを見てみると画質は様々で1M~2Mクラスの映像を配信しているところはそこそこの画質で見ることができる。一般的にはブロードバンドでないユーザーにも見せようということで200~300kbs程度の画質が多い。
このクラスになるとVHSというより監視ビデオ程度の画質しかない。これは観賞に耐えられるものではない。ある程度の人物アップでも顔の表情が認識できないものさえある。

鳥取は意外にもブロードバンド先進県だと聞いたことがある。
主要市街地には光ファイバーが来ているしウチのような田舎でもADSLが来ている。
CATVも普及しており併設でインターネットが使える環境にある。
そう考えると2Mbps程度の映像配信は問題なく受け入れられるのではないかと。
我々がCMのチェック用にウインドウズメディアプレーヤーで使っているレートも2Mbps前後である。画質的にはDVDより落ちるがS-VHSより綺麗といった感じ。
ハイビジョン画質を見てもらおうと思うと10Mbps以上ないとちょっと厳しい。
光ファイバーなら余裕だがいかんせん普及率がまだ低い。

そんなわけでインターネット放送局構想はSDサイズの2Mbpsあたりが妥当ではないかと思っている。

2010年05月09日

「光の道構想」

総務省は、2015年までにすべての世帯でブロードバンドサービスを利用できるようにする「光の道構想」を掲げている。テレビはアンテナにつなぐのではなく光コンセントにつなぐ時代に。
そして電波を使う放送局はなくなり番組制作会社が光ファイバーを通して直接配信するようになる。
電波は移動体通信のみに使われるようになる。移動体通信はさらなる高速化へ。
そんな大改革がすぐそこまで来ている。

水道やガスが引かれていない家はあっても電気が引かれていない家はない。
光ファイバーもそんなインフラになろうとしているわけだ。
コンテンツの作り方は変わらないが配信方法が大きく変わってくる。
一方的な垂れ流し放送は生き残るのか?
その中で広告はどのように入り込んでいくのか?

変革は面白いがその中で生き残るのは簡単ではない

2010年08月07日

インターネット放送局準備開始

そろそろネクストステップということで外部スタッフの構築も徐々にできつつあるので更なる次の段階へ進めていこうと思う。

あまり大掛かりに夢を広げ過ぎると経費が嵩み継続しにくくなるのであくまでも趣味の延長的なところから始めてみたいと思う。

こういったコンテンツと言うのは面白くなければ見てもらえないわけでシステム先行で始まった新しいメディアなどはどんどん閉鎖に追い込まれている。
なのでお金儲け優先ではなく楽しくやりながらスポンサーに「面白そうだから乗っかってみよう」と思わせるものにしたいと。
YouTubeなんかももともとはそんな感じだったのではないかと思う。

まぁ鳥取に面白いネタが転がっているのかという根本的な疑問はなくもないが、なんでもないネタを面白く拾うのもテクニックかなと。

というわけでまずは手弁当で参加してもいいぞという人募集中!

2010年08月09日

インターネット放送局 基本コンセプト

探してみると動画サイトは無数にあり企業サイトにも動画はどんどん増えいてるようだ。

我々がやろうとしている目的の一つに動画制作能力をテレビCM以外にも生かしたいというのがある。
さらにTVCMの場合スポンサーの意向でなかなか冒険的な企画や映像表現ができないというフラストレーションのはけ口として実験的CMをサイトで発信していきたいと思っている。

もちろんCMというカテゴリーにこだわらず短編番組も展開していきたい。ネットでの映像は短いものに限る。というのも自分が見るのも作るのも短い方が好きだからだ。

まずはこれらコンテンツの充実が先行目標である。
そしてある程度視聴者が増えてきたところでスポンサー集めと言うことになる。
アクセスが増えなければ営業展開に至らないかもしれない。つまり商売ありきではない。タレントと一緒で注目されて売れなければお金にならないという考え方だ。

かといってマーケットリサーチをしてこれを作れば売れるという作り方ができるほど器用ではない。あくまでも自分たちのできるテクニック、やりたいことをメインに展開していくつもりではある。

ただポータルサイトとしての運用なので投稿映像などは広く受け入れたいと考えている。
つづく…

About 電波の次の波

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