いよいよ本格的に動き出しそうだ。
とはいえ都会発信のシステム、しかもハード優先で騒がれているものだから使い方や効果がいまいち分析されていないのが現実。
そこでローカルメディアとしてどのような形態がいいのか探っていこうと思う。
まずはココ鳥取という土地柄。人口が少なく公共交通機関より自家用車が多いということで交通機関、歩道サイドなどでの設置は効果が薄い。
自動車社会ということで野立看板としてデジタルボードを設置というのも考えられるが規制が多いし設置費用が莫大になるためパチンコ屋さんが敷地内に設置するくらいしか目にすることは少ない。
そういう意味で大型ディスプレイというのは看板のデジタル版ともいえるが費用対効果が合いそうもない。
残るは店内ということになる。店内だと電子POPといったイメージだ。
チェーン店などでネットワークを使って効率的に情報の更新をするというのはメリットがある。スーパーや銀行、ガソリンスタンド…
個店でも設備やコンテンツ制作費がリーズナブルであれば導入は可能である。
理美容院、フィットネス施設、一般小売店、飲食店…
電子POPということでは簡単な更新は店員さんができるようなシステムもいい。
パソコンでワープロ感覚にPOPをデザインし画像にする。
動きまで作るにはそれなりのノウハウが必要になるのでプロに任せる必要がある。
そこで使いまわせる動きのブロックと告知POPの静止画を任意に組み合わせて表示できるような流れはどうだろうか。
デジタルサイネージの場合見る人は動いているので画面内は常に動いている必要はない。むしろ実写などの動画は目立たない。遠くからでも目立つ文字構成のグラフィックとアテンションのモーショングラフィックが効果的だ。
店内はノイズも多いのでBGMやナレーションは逆効果になる場合もある。
そんな場合モーショングラフィックに連動したSEなどが聴覚にも訴え、より効果的になるのではないだろうか。
机上の空論では意味がないのでデモ版を作ってみることにした。
まずはハードウェアだ。低コストということでデジタルフォトフレームの応用がある。
SDメモリーに入れておくだけでリピート再生してくれる。稼動部分がないのでDVDのようなメカ的故障がほとんど起こらない。7インチから10インチ程度のハードがあり価格も1万を切るものからある。サイズもコンパクトなので商品と一緒にディスプレイすることが出来る。こちらは既にテスト済みで実際に使われている場面もある。
今回はもう少し高画質大画面を低価格にと構成してみた。
ディスプレイはテレビというカテゴリーよりパソコンモニターの方がかなり安い。
最近はHDMI搭載で映像表示にも適したモニターが増えてきて選択肢が広い。
今回デモ用に選んだのはエイサーの21.5インチフルHD液晶モニターである。
スピーカー内臓でコントラストは20000:1とハイスペック。
もちろんテレビではないので地デジチューナーは内蔵していない。
その分安いのか価格は25000円ほどだ。
その昔一人暮らしの必需品14インチブラウン管テレビと同じような価格だ。
そして映像プレーヤー。ハイビジョン映像の再生装置となるとHDDレコーダーやブルーレイディスクということになるが最近ではメモリーでもハイビジョンを再生することが出来るようになってきた。バッファローのリンクシアターである。これ自体は記憶装置を持たない。LANやUSB接続のHDD、半導体メモリーなど外部記憶装置のデータをHDMIの映像として再生してくれるシステムだ。本体価格は2万円程度。
実売では15000円くらいになっている。USB メモリーも数千円と格安なのでブルーレイなどより使い勝手がいい。デジタルサイネージでは長くて数分程度の映像しか流さないので1GBもあれば事足りてしまうのだ。
なんとこのセットで4万円である。ちょっとしたPOPのパネルを作っても数千円しようというこのご時勢。中身を適宜更新できて動くPOPである。音も出る。
情報の更新もUSBメモリーを差し替えるだけの簡単操作。
映像はインターネットで送ることが出来る。
とりあえずワンセット注文してみた。実際に使ってみないと操作性や表示の仕方など細かいところがわからないからだ。
サンプル映像はこれから作成してみるつもりだ。
ビジネス的には低価格なハード、効果的なコンテンツ、コンテンツ作成のコストダウンなどが決め手になりそうだ。
もちろん当方だけで展開するつもりはない。ビジネスパートナーを探し中である。
当方はコンテンツの編集が本業である。